2019年06月17日

6月第4週 ローンウルフ週報

このところ追い込まれ気味なのでどうでもよいツラツラ話。


ここしばらくずっと流してた子連れ狼のTVシリーズ。
柳生100本ノックの流れから踏み込んだものの、正直ここまで
ドラマとしてレベルが高いとは想像してませんでした。

本当は阿部頼母のキャプチャーで面白週報にしたいとこですが
今そんな事をやってる暇はないので文字オンリー。



子連れ狼、ガキの頃に見たときは残酷さエロさがあってなんとなく
「見ちゃダメな時代劇」だし「怖かった時代劇」だったんですが
今見ると、際立っているのは封建制度の異常性と理不尽。

確かにまともな君主が土地を管理するのであれば正しく機能したかも
しれない封建制度ではありますが、ゴリ押ししたらもう狂気でしかない。

簡単に言えば、「御殿の為に死ね」「御家の為に死ね」がまかり通る。
そしてそこで潔く果てることが美徳と(洗脳)されてきたのが武家社会。
ただまあそうした風潮、文化性もありっちゃアリですから宗教と同じで
従って満足できる人々が多数いるならそれはそれでよし。

しかしそれゆえに俺は武家社会が好きじゃありません。
侍が好きなのは職業が戦闘、武器がカタナということに尽きる。
道を究めようとするのなら好感が持てるけど、とにかく盲目的に上に従う根性の
人種には嫌悪感しかない。

子連れ狼では異常な柳生(それも権力を手にした個人)の横暴と
それに付き合わされる部下の悲劇で終始話が進むわけですが、
仮に俺が柳生配下にいたら話をブッツリ途切れさせてしまう。

おう柳生烈堂、お前の気持ちはともかくその態度はなんだ、と。
ワシが主君だぞと言われても、テメーがちゃんとしてれば話を聞いてもいいが
論点変えて丸め込めるバカばっかりだと思うなよ、ってことで子連れ狼そっちのけで
俺と柳生の殺し合いにしかならない。


男の生きざまは、誰に候う、侍う(さぶらう)のかって事に尽きます。

従うルールは何か。国や軍、思想や道徳、信条や責任。


守られてない世界、荒野にたった一人放り出されたとき、胸に抱く行動の基準
頼みとする行動の基準は何かって事です。

ズルをしていい時、ズルをする人間もいますし
ズルをすることで己が汚れると考えてズルをしない人間もいる。

高潔とかそういう事じゃなく、これは単純に自己満足の基準です。

マークトウェインは「人間は自分自身の精神を満足させたいだけ」と
明言してましたが、究極的にはその通りでしょう。

問題はその精神が求めるモノ、基準の在り方とはなによ?って話です。




ちょっとだけ造型におけるそんな話があっても俺は同じ事を考えます。

誰に侍(さぶら)って作るのか。

お前にとって作る為のルールとは?

自分を取り巻く世界相手に「個」として胸を張れるのか?


媚びず、退かずと簡単に言うけどこれけっこう難しいもんで
苦笑いや愛想笑いしない仕事で生きていくのは本当に難しい。
たまには煮え湯を飲まねばならないし、飲み下さなきゃいけない。
理想論ばっかじゃ現実でメシは食えないですからね。

そうした毒も含めて飲み込んだうえでなお、問う。

お前は何に侍(さぶら)って作るのか。


幕府か、柳生か。
殺された女房の復讐の為か、奪われた地位への矜持の為か。


荒野でたった一人放り出された時、孤独と逆風の中、
それでも胸に太陽は抱けるのか。

全感覚を遮断されたとして、空気はホルンのように肺を流れ
心臓はドラムのように鼓動し、流れ踊る熱い血で自分の中に
エイトビートをあふれさせることは可能か?

たった一人、何もない裸一貫で荒野に立ち尽くす。

時流や風潮を遮断してもなお、作りたい物がある。
勝ちたい相手がいる。登りたい山がある。

のであれば、まずは安心ということです。

俺は幕府にも柳生にも屈しないで歩いて行ける。
世界を俺の足で歩んで行ける。


ということを子連れ狼を見終えて考えてたという話。
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2019年06月10日

6月第3週 ヘイルツーユー週報

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仮面ライダーXのモチーフがカミキリムシだったのは
有名な話ですが、カタツムリが提案されてたのも有名。


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結果、モチーフ云々ではないメカライダーに落ち着いたわけですが
これも紆余曲折あった中、驚いたのはXがライダーマンの延長だった企画。


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腕からパーツごとに改造していったライダーマンがついには全身サイボーグになり


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真の4号ライダーになる最後のパーツがパーフェクター。


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としての名残があの変身に残ってたという話。
ライダーマンの象徴的だった口を最後にカバーして完全変身を遂げる
というのが実現してたらマジで燃え泣けたと思います。


どっちにしろカタツムリは石森章太郎の大胆な発想力を象徴する
まさかのモチーフエピソードとしてインパクトを与えてくれたわけですが
柔軟なその姿勢はさすがとしか言いようがない。素晴らしい。

と、強引にカタツムリの話にしたのは今日、近くのあじさい公園で
毎年恒例、チキチキでんでん虫さがしレース、を開催したからです。


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あじさい公園



紫陽花の咲く時期、雨上がりのタイミングで朝7時頃という
シチュエーションを狙ってたわけですが、日曜朝5時には雨が止んだので
様子を見て7時に出発したとたん小雨が降り始め、それでも俺は今週
これを逃すともう出かけられないので、そのまま公園突撃。
でんでん虫さがしをやってきたわけです。

まだ雨が降る中、じっとしている虫たち。

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去年のレースは5月23日に行われたので2週間ほど遅いわけですが
さあ、小雨の中というコンディションでカタツムリたちはどうよ?



探してみれば


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いるわいるわ

コンディション最高


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そして今回のヌシ


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大きいの見つけると嬉しいったらないですな。

元気いっぱいな小さいの見てるとつくづく思いますが
この危険な世界で生き残って成長してる姿はほんと素晴らしい。


ちょうど出かける前、障害をもって頑張る子供のドキュメンタリーを
朝から見てしまい「他人んチのガキなんか知るか!」と悪態つきながら
泣けて泣けてしょーなかったわけですが、生きるということに
疑問を抱かない健康体どもはともかく、こちらの呼びかけに
反応してくれるだけでも一生忘れられないほど嬉しい、というキッズもいるわけで。
ましてや笑顔だったら一生頑張れると思ったりするわけで。
これほど笑顔が溢れた世界でありながら、重みがまったく違う笑顔もあるわけです。

本来なら生存不可能が前提の過酷な状況を生き抜いて、見事に成長できた場合
それだけで十分偉業。というか手が暖かいだけですべての救済になるくらい
自立呼吸が出来て生きてられるってことは、本当は素晴らしい。
これにはカタツムリも障害児も差なんかなく、無事成長出来るって
お世辞ではなく奇跡と思うわけです。お前立派だよ!カッコいいぜ!って。




よーし来年も来るからな。


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2019年06月03日

6月第2週 アトハッ週報

すでに次のWFに向けた俺の可愛いお尻には火がついており、
2か月後ながら心のカウントダウンはもう表示が赤。


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迫る影に早くも全開焦っております。


次回WFはいままでとちょっと違う企業エリアでの出展になるところで
判明しているのが 超大手に挟まれるという状況。
冷静に考えようが考えまいが、まったくもって地獄のブース配置が決定済。



こういう事になります


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このユユシキ事態が判明する寸前の打ち合わせでは、近所のオススメケーキを
みんなでつっつきながらお茶しつつ、じゃあダンボールの上にさ、
ホームセンターで切ってもらった板でも置けばいいんじゃない?的な話をして
あとは揃いのTシャツの柄どうする?(俺は絶対着ない)などと
高校の文化祭の準備かっつー能天気な打ち合わせだったんすが


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その直後、両隣に来るとわかったのが、

このレベル。

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ふざけんな、文化祭気分バッサリじゃねーか。
そもそもの開発費の予算なんか3桁違うようなデカいとこ相手に
ダンボールで何が出来るっつのよ。


もはや完全にこの格差


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いや、この格差


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とにかくだ

そうであろうがなかろうが、周囲がどうであろうが次回こそは俺、


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もう絶対に列の案内はしない。

これだけは決定しております。



なぜなら俺は今回ブース内に小さいスペースをもらってオリジナルの展示をやる。

当日CCPにはやまほど新作を納品するからヒャクパー役目は果たしている(はず)。

俺は獲得した小さな可愛いスペースでオリジナルを発表したい。
というかようやくそれをやってOKという状況まで来たんだから楽しくやるんだ!
列なんか案内してられるか!いい歳こいた野郎どもが!自力でちゃんと並べ!




オリジナル造型、オリジナル企画をやる人に言いたいのは
オリジナルを仕掛けるのは厄介だって事です。

常に手弁当で体力(金銭と労力)が要る。見返りは望めない。

自分がやりたいことをやれてる、という自己満足だけが報酬であり
それを商売につなげるのは極めて難しいというのが現実で
体力の低下に従って、オリジナルを仕掛けるパワーは失われていきます。

かといって商売ベースに合わせ誰かの顔色を伺うならそれは仕事。
そもそもそれをしたくないからオリジナルをやりたいわけで
自分の創作欲を全開した納得と癒しに程遠ければやる意味がない。

オリジナルを志す人はみんなそれぞれ方法を模索し足掻いてみても
だんだん巨大な現実の壁の前に、うっすら大事にしていたファンタジーが
手の中からこぼれ落ちていくのに気づき、オリジナルを仕掛けようという
パワーが減ってしまう。

俺もなんもないところからWFに出て、いろいろやってきました。
何をどうしていいかわからないところから始まり
(ただ憧れを作って置き、これ何したいの?とか言われたのが最初)
自分の作風や表現と向き合い、オノレの本質と出会うだけの不毛な旅であったのかも。


ただ

たった一人でも本当に頑張ってれば、誰かが声かけてくれます。
これは必ず。間違いない。絶対と言える。
1回では無理でも10回もイベントに出れば絶対誰かの目に届く。

そうして見つけたわずかな足がかりを頼りに、壁にへばりついて
登るしかないわけです。

次回WFでもらえるわずかなスペースは俺にとってまた見つけられた
小さな足がかり。今までとはまったく違うアプローチで仕掛けます。


たとえ大海原に浮かぶ吹けば飛ぶような小さな城でも

城は城

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やりようによっては好き放題出来る

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最終的には最初に始めた事とまったく同じ事に至るまで足掻く予定。
やりたいことは全然変わってない。

ただ今回はこんな感じでKAWAIく、頑張る!


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黒目のコンタクトは買わないけど。

って、そんな画像作ってテメーふざけてんのかと思うでしょ。
じゃあ聞くがふざけない時があると思うのかっつー話です。



しかしその前に


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仕上げないといけない原型が普通のヤツならボッキリ
心が折れるくらいの量あるんで・・・

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泣きながら頑張るぜ。
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2019年05月27日

5月最終週 ライダーマン週報

えーいよいよ先日、念願の!学研の!図鑑の!

これをゲット。


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お風呂で学べる学研の図鑑ライブ 危険生物バスボール

出てくる危険でカッコいいマスコットは全6種!


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以前の昆虫編では


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出てきて一番うれしい水棲昆虫ゲンゴロウをラインナップ
という天才的な快挙を成し遂げ


恐竜編では図鑑ゆえのマジメさが出たのか
魚竜をラインナップに入れないという水棲感無視の


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凡ミスを犯し


ことコレに至ってはバスボール大手が先なのか
パクったのかパクられたのかOEMだったのかよくわかんないすが


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なかなか魅力的なジャンルをやられて惜しい限りですが
ぜひキン肉マン水棲超人バスボールも出して欲しいですね。


ちなみにキイロオブトサソリかカミツキガメかホオジロザメが欲しかった
俺の風呂から出てきたのは


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コヘビ・・・


イチゴヤドクガエルが最大のハズレだと思ってたけど
2番目のハズレ、キングコブラはサイズからして完全にヒメコブラ。


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こないだ回したプニプニイモムシといい勝負じゃシャクトリムシ感しかない。


という余計な話はともかく

先週は月曜朝イチで週プレも買いましたし


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そこでのソルジャーのソルジャー感に一安心し、
さらに中井先生の仕事場写真でも一安心。


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ついでってわけでもないですが、ガンマンも届き一安心。


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(角折れの皆さま方には申し訳ない限りですが、しばしお待ちを)


新宿東急ハンズにて開催中のマッスルショップにも行き
無事顔ハメ写真もとって一安心もしましたが


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先週最大の衝撃は、やっぱしこれですね。

超人図鑑の到着。


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俺を育てた学研最強の図鑑と言えば「昆虫」でも「昆虫のくらし」でも
「昆虫の図解」でも「世界の昆虫」でもなく「大むかしの動物」


ちゃんと図鑑合わせというか足並みそろえてジャケを比べてもこの感じ。


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そして大問題となった裏表紙も



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フクロモモンガの瞳並にツブラなショルダーアーマーのウォーズマン。

ああ稲坂君よかったね。あーあー、そりゃヨカッタネ。コノヤロウ。
シヌカ?シニテエノカ?イッペン。オウ???


いやもうこんなのさ、家宝じゃん。もう。


実は表紙がこうなるってのはCCPは全然知らず、発売前のサンプルを
送っていただいたのと、俺の納品タイミングが合ったので
ダイナマイト、サイクロン、サンダー同時に見て、全員で声を上げたわけです。

通常版カバーの表紙のロビンがCCPじゃないのは聞いてました。
ボディはCCPのだけど、顔は解像度の高いメガハウス製ってとこまでは。

しかしアトランティスがCCPのでCGのレタッチ入れたヤツとは
誰もわからず、ウォーズマンに関しては完全に不意打ち。

もう1面、カバーの裏表紙にアシュラマンがあるのが竜巻地獄?と思ったら
フルCG!?サンダー、ガビョーーンです。

でもまあ男稲坂は、CCPが一番不安定な時期にダイナマイトを見捨てず
キン肉マンが作り続けられる環境を守って、現場の俺の突き上げと
社長からの心無い打ち下ろしに耐えながら、今の環境の礎を築いてきたので
御褒美として申し分なし。人生のマイルストーンとして刻むがよろしい。

俺はホメられなくても自信満々で荒野を突っ走れるが、君には時折こうした
輝くメダルが必要だろうぜ。

などと!

俺が納得すると思うなよ。俺だって俺の造型をツルッツルの厚手の図鑑の
表紙で使ってもらいたかったんだ!チョー羨ましい。コノヤロウ。
イッペンシヌカ?シニテエノカ?
お祝いで新工房にとってもねえ出前600人前注文シテヤロウカ!

くらいに羨ましがっております。
だいたい俺は君の100倍、本や図鑑が好きなんだぞ。人形と本ってなったら
たぶん本を選ぶんだが、まあ今回は仕方がない。これもまた人生。



稲坂浩臣

掲載おめでとう。今年こそ、裏切り者は殺す。

原型師を代表して。 ヨロイ元帥。

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とにかくコロス。
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2019年05月20日

5月第4週 イモムサズ週報

金曜に見た超人図鑑ショックが凄くて、もう1日早かったら図鑑の話を
書いてたと思うんですが、それはまた次の機会ってことで。

で、先週はちょっと出かけられる余裕があったので
コルビュジェ展に行ったんですが、こっちは特に書くことはねーかなー。


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何事においてもまず源流に触れるってのは大事ですが、源流は
小さな湧泉や小川であったりするので、過剰な期待は禁物。
でも理解の助けにはなり、興味深・・・かったような気がします。

一つ言えるのは、建築は最大の造形物。
そして近代建築における源流の巨匠がコルビュジェ。コルビジェ。

フィギュアと同じように設計思想、ポーズ、ディティール、彩色、量産を見る、みたいに
風景との兼ね合い、内部の使用感、ランドマークとしての意味など、
作家性のある造形物として捉えると非常に面白い作品と受け取れるようになりますので
気にしてられるとお得です。気にしないと建築ほど目に入らないもんもないすが。

あとはそのついででちょっと日本橋に行った時、これを発見。


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なかなか可愛いし夏っぽいので購入。
手ぬぐいばっか増えちゃって困るな。ガシガシ使うぜ。

あとは泣きながらポリパテの硬化剤を買いにいくついでに
千葉そごうまでジェラートを食いに片道3時間近くかけて行ってきました。

当然目当ては「レ・ディ・ローマ プラス」のジェラート。
この店の味に関しては以前の週報で取り上げた通りです。


本当はたくさん人を誘って行く予定だったんですが、
以前の催事の時にちょっと首を傾げる事があったので
偵察がてらまず本当に忙しいみんなに声をかけていいのか悪いのか
俺が急に思いついた団体「房州ジェラート会」の
長距離強行偵察サンダー隊として出動。
ロングレンジリーコンパトロールを行ってきたわけであります。


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アメリカ海兵隊武装偵察部隊フォース・リーコンのWikiに合わせて説明するならば
房州ジェラート会の特殊作戦能力保有部隊であるサンダー隊
(隊長および副隊長の総員2名)。

主任務はその部隊名の通り戦闘偵察であり、日本ジェラート会(実在しそう)では
特殊部隊と公式には認めてはいないが、数々のスイーツ確認の実績ある部隊である。
あくまでも斥候が任務であるが、偵察部隊ではあるものの戦闘能力が高く近距離戦闘、
射撃、爆破、食材の解析、市場調査等に長けており、その実力は
「旨死会」にも匹敵するとされる。

また、さらなる交戦を余儀なくされた場合、彼らには艦砲射撃や戦闘機、
爆撃機を使用した攻撃の権限まで与えられており、加えて油田、船舶への奇襲、
人質救出、敵陣地破壊、生物兵器や化学兵器の有無、産地の確認、添加剤や
中韓および電通の関与などの監視にもあたり冷凍型甘味食材の短時間過剰摂取などの
強襲攻撃型任務も可能である。
これは標準装備の腹巻と途中離脱し1回暖かいお茶を飲んで再度挑戦する
高度な自己判断能力と訓練の賜物といえる。

アフガニスタン、イラクにおいても、フォース・リーコンはグリーンベレーや
デルタフォースなどの部隊よりも先に潜入し、事前に敵地地形や人員配置、
現地の情報収集などを行ったとされ
今回千葉においてもサンダー隊による現地情報収集の後、
関係者に現地催事情報が開示された。

そして最終的に遠すぎて集まるのはクソ面倒臭いから、
各自興味のある人は自力で行けば?的な投げっぱの一斉メールを飛ばして
とりあえずウカツに声をかけすぎた義理をかろうじて果たし
サンダー隊は元々無理な企画だったし、とそっと胸をなでおろしたのである。

というわけで、21日にはもう終了ですが、お近くの方は千葉そごうまで
ちょいとアイスなめに行くってのもありですぜ。
俺は20日の新宿高島屋ハンズのマッスルショップに行くついでに
往復で3時間くらいの圧倒的寄り道してジェラート食ってから新宿に寄る予定。



とまあそんなことはどうでもよくてですね。


ここからが本題です。

冬に見かけたキャラメルコーンの白に、チョコペンで点を打って
幼虫みたいにするヤツ。


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見かけてすぐ「俺もやってみたい!」と思ってお菓子屋に走ったんですが
キャラメルコーンの白はクリスマス限定だったらしく、売り切れでなし。
最初に買ったチョコペンだけ空しく我が家でおかれたまま、

じゃあこれでもいっか・・・


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って違うの買ってはみたもののはしかみたいな芋虫になりそうだが、どうだ?

としょんぼり決めあぐねていたところで

先日ついに発見!

キャラメルコーン、ミルキー味! 白!!


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イェイ!時は来た!

そしてそのついでに発見したのは実はもっと嬉しかった
ベジグラ、スープカレー味の後継種


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シリアルが一番腹持ちが良くて限界時の作業向けだけど
甘いのばっかでウンザリしてるあなたに!これ最高。
北海道限定かと思ったけど、気軽に手に入るようになりましたコノヤロウ!


じゃーなくって

キャラメルコーンですが早速やってみました。



えー、結論から言いますと、

30分で挫折。

頭をコーヒービートを切ってつけ、牙もちゃんと作る。
チョコペンも茶と黒を分け、少し白に黒を混ぜて腹部をデコレートし、
足にはベビースターを6本刺して・・・

とウッキウキしながら材料買ってきて始めたものの

まずキャラメルコーンがそんなに好きじゃないのでよく知らなったんすが
大きさがまちまち。選ぶだけで半分食う。
作り始めると手がベタベタ汚れる、失敗したら食う。
その手をナメる。削れたカケラもお菓子なので、それも食う。
湯煎するのにいろいろ触ると手を拭かなきゃいけない・・・
もうおなか一杯でどうでもよくなるし、周囲はお菓子のカスだらけ。

イライラすればするほどお菓子を食うアホループ。

結果がこれ。


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準備万端の慣れたキッチンでやるならともかく、気軽にPC横で作ってみっか程度で
お菓子加工に踏み込むのは間違いということだけよくわかりました。

本当はこういう事にしたかったの。


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もうやんない。
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2019年05月13日

5月第3週 ヘナジル週報

アメコミ映画に関するネタバレありきで進みますので、
興味のない方、情報を遮断したい方は今回スルーで。



サンディエゴで独立記念日にインディペンデンスデイを見られた時、
シチュエーションに浮かれすぎてレモネードをたらふく飲んでしまい
映画クライマックスで敵母船を爆破する前に俺の膀胱が爆発し、
すぐ終わると思った小便がこのまま止まらないんじゃないかと思う程、
そうだな体感的には6リットルくらい爆ションした体験がありますが、
シャザムのEDクレジットが流れた瞬間、それを思い出すくらい
今年最大級で爆発的に号泣しまして(長い)。


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そこで流れた曲はラモーンズのラストアルバム「アディオスアミーゴス」の1曲目
トムウェイツのカバー曲で「大人になんかなりたくない」


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CJのカウントがなくてもイントロ聞いた途端すぐにその曲だと
わかりました。今まさにポケットの中にあるMP3プレイヤーにも入ってるし
自宅リビングのHDDレコーダーの中にもいつでも聞けるよう
PVが録画してある。だから始まった曲がアイドンワナグローアップなのは
瞬時に理解でき、その電流と同じように、ジョーイ、ジョニーはじめ
メンバーの顔が浮かび、涙が噴き出したっつーわけ。

それはまさしく心の底から
「死んだ婆ちゃんにこの旨いボタモチ食わせてやりたかったなぁ」現象。


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略してババボタモティックフェノメノン。


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叶わぬと知りつつ無駄な悔恨と痛恨のあの人にああしてやりたかった現象。

しかもラモーンズの地元NY舞台だったホームカミングのEDタイトルの
楽曲使用がボタモチ5個程度だったとすれば、今回のは
全長20m40tのアンコ量襲来並の衝撃。


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噴き泣きすぎてED冒頭はほとんどなにも見られなかったほど。



アディオスアミーゴスは95年発売のアルバムで、ラモーンズが解散する
という話がずっとあって、発売日にタワーレコードに走った憶えが。
91年にロコライブというライブアルバムが出てからラモーンズは
俺の中のトップ5に躍り出ました。ロコライブは今までの曲を全部
1分半くらいに縮めた狂乱にして衝撃の駆け足アルバムであり、
燃える曲を早くやってカッコよくするのはバーンスタインと同じじゃん!
とも思ったもんでたぶん生涯で一番聞いたライブアルバムだと思います。

それから数年後にラストアルバム、アディオスアミーゴス。

そしてその期間こそ俺がアメコミにどハマりした時期と完全に一致。
アメコミライフの鮮烈だった時期に常にラモーンズが流れてたわけです。


80年代後半からアメコミを取り巻く環境は変わり、より大人向けの
要素が強くなりました。大人向けと言ってもロバートクラムみたいな
風刺漫画じゃなく、ヒーローに悩みや世界の不条理が突きつけられ、
ドラマの精度が格段に向上したって意味。

もともと社会風刺が反映されているヒーローコミックだったけど、
80年代後半のウォッチメンやダークナイトリターンズは衝撃で、
そこから映画バットマンのヒットがあって90年代の幕が上がると
まさしく一気にコミックブームが来た!って感じでした。

ピッチピチに若かった俺は小学生の時にキン肉マンを(ジャンプを)
買いに走ったように、スパイダーマンやエックスメンの続きを買いに
下北や渋谷に走ったもんです。

当時はまずイメージコミックスの台頭により、クールなコミックとして
スポーンというかマクファーレンが幅を利かせてたし、ダークホースの
インディー路線大爆発はDCマーベル2強時代の終焉を予感させるものでした。
けど、そうなれば刺激されるようにマーベルもDCもイベント、
クロスオーバーを連発して対抗し、もう追いかけ切れないくらいの
コミックを買わねばならず部屋中にリーフを放り出しては踏んで滑って
表紙を破るという感じ。

でも俺はマクファーレンが好きではなかった。
姿勢や主張はわかる。でもアートが生理的に無理。洗練とはほど遠い
クセのあるアンダーグラウンドを気取るような描きっぷりは手元に置いて
憧れたい作風とは大きく違ってた。巧いと思ったジムリーもちょっと違った。
絵は巧い。でもいい話に恵まれないんだなこれが。

アメコミはもっと直球であって欲しかった。
激ヤバ、即ゲットなんて聞きたくもない。クソだせー。
心の底からウンザリの薄っぺらい風潮。寄るな、バカが伝染る!てなもんで。

ヒーローのカッコよさは表面にはない。なにより物語で胸を打たれたい。
不正や苦難、強大な力に屈せぬ姿に燃えたいからヒーロー物が好きなわけで
コスプレの変態を見たいわけじゃないのでございます。

そもそもアメリカにおけるヒーローとは何か?
それを考える者はどれだけいる?日本とのヒーロー観の違いは?
なにを道徳の規範とし、なにを枷として正義の線引きをする?

結論から言えば明白で、俺の中ではアメリカ文学、パルプ小説、
コミックスに連なるヒーロー像はクッキリとしている。
アメリカ文化のそれは「辺境における普遍の真実の維持」につきる。

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ロバート・B・パーカーはヒーローが孤立しながらも守らなければならないものを
「自らが正しいと信じる生き方」とし、くわえてヒーローが信奉し行動の規範とするのは
「究極の伝統的価値観」であり、それはウィリアム・フォークナーに言わせると
「昔からの普遍的な真実、すなわち、愛、名誉、憐憫、誇り、共感、犠牲」だと。

アメリカの場合、そこにフロンティアスピリットが加わる。
試される土地「辺境」において続く苦難に対し、いかに振る舞うかという男の姿勢。
これは西部小説から探偵小説に、荒野から大都市にヒーローの活躍場所が移っても
その本質は維持され多くのアメリカ人にとっての理想の原型だったわけです。
コミックヒーローはそんな理想のもっとも親しみやすい姿だったわけです。

でも90年代のコミックブームはヒネかかっていた。
真っ直ぐなものもあったけど、ヒットした映画バットマンの表面だけを真似るか、
小理屈をコネて事態を複雑に見せかけるもののプロットの軽い
似非大人向けコテサキアメコミも乱立した。日本のアニメ風のタッチも増えた。
なんだかコミック界は難しさをはき違え悪い意味でどんどんマニアックに、
日本でいえばオタク風になって安易で煽情的で狭く先鋭化していく感じだった。

たとえばバットマンは背骨を折られ、スーパーマンは殺される。
当時のアベンジャーズは完全に2流チームで虫の息。時代錯誤と酔っ払いと
アイデンティティを失った神はとてもビッグ3と呼べる状態ではなく、
リブート一直線だった。

そんな中
果敢に「良いものは良い」「コミックスの中に希望や理想がある」と
打ち出し続ける作家もいた。やがて彼らが手に入れたのが御存じアレックスロス。



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コミックとしては異常に手間がかかったハイパーリアルなアートは衝撃でした。
そしてなにより、カートビュシークと組んだ「マーベルズ」は投機対象として
コミックスをミントだニアミントだと金に換算する浮ついた層に目もくれず、
もう一度まっすぐ「コミックを読もう!」と問いかけてきてくれた。
アレックスロスはマーベルズの後、今度はDCで「キングダムカム」を発表。


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これがさらに衝撃的な内容と出来映えで、コミックスにおける良心の維持を促した
強烈な一撃の一つだったと思う。

その「キングダムカム」の中で動いているキャプテンマーベルを初めて読みました。
魔法ベースの子供向けヒーロー。戦前か戦後かゴールデンかシルバーエイジか
とにかく古き良きにして、DCとウィズとマーベルの会社間の争いにも巻き込まれ、
大人の振りに忙しい現状のコミック業界では必要度の低い不幸なヒーロー。
スーパーマンを凌ぐ人気がありながら大人の都合で消されたヒーロー。
それがキャプテンマーベル。


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そのキャプテンマーベルがキングダムカムのキーパーソンとなるわけです。

その活躍ぶりはぜひ作品を読んで味わって欲しい。
もしどれか1冊だけアメコミを薦めるのであれば、俺はキングダムカムか、
マーベルズをオススメします。アートもさることながら内容がいいです。

キングダムカムで描かれたバットマンとスーパーマンとシャザム、
いやキャプテンマーベルの物語は強烈でした。


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毎月刊行されるコミックのムーブメントを追って右往左往した俺の
アメコミライフはそのあたりで一段落。もう作品の内容で選ぶようになり、
惰性で買うことはなくなったわけです。

やがてアメコミ映画のふわっとしたブームが来ても、どれも俺はピンとこなかった。
エックスメン、ライミ版スパイダーマン、ダークナイト、どれだけヒットしようと
関係ない。本質的なコミックヒーローの理想をリアリティの中に敬意をもって
落とし込んでいるものでは決してなかった。

作り手がバカにしてるという印象が上記の作品にある。
他人の理想の本質を理解できず、ゆえに作品が持つ本来の美徳を映像に転化できない
プロフェッショナル未満な作風は耐えがたく、じゃあコミックをだしに
商売すんなよとしか思えなかった。

しかし最強のオタク、ケビンファイギが采配を振るえるようになり事態は激変。
マーベルスタジオのまさかのアイアンマンからの流れは、数々の屍の上に堂々と
コミックヒーローは素晴らしい!と作り上げ、続く作品群は発表される度に
これは奇跡だと思ったもんです。

しかしとDCきたら相変わらずまったく成長しない。
バットマン1作目の成功の意味を履き違えた駄作の2作目以降、
ウソでしょってくらいにハズシまくる。作品をナメてるとしか言いようがない。
(マーベルヒーローとDCヒーローの映像上での描き方の違いについては
それだけで一回書けそうだけど今回はパス)

ご多分にもれずシャザムも最初そんな印象。
先にブラックアダムで役者人気を押さえ、そこからのミスキャストからのクソ宣伝。
これはどうにもならんかもな、と。

でもどうしても子供が呪文を叫んで稲妻を浴びる瞬間をスクリーンで見たい。

それは凄くコミック的で、一瞬でも一生心に残る絵になると信じたわけです。
でも上映が始まってしばらくすると様々な懸念は消え去る。これは・・・違うぞ?と。
リブートされた設定ではあるけど、ずいぶんと肩の荷が下りてる感じがする。
多少ギクシャクしてるもののコミックを読む喜び、80年代の娯楽映画を見るのに似た
カタルシスがそこにはある。名前泥棒のマーベルのキャプテンマーベルは
あんなに酷かったクソ映画なのに、名前を奪われ、負けた、時代遅れの、
ジャスティスリーグにも入れない2軍扱いだったヒーローが、
スクリーンを気持ちよく飛び回ってる。
こんな心地よいコミックな感じは、最初のバットマン以来かもだなと思い、
そういやこの感じ、キャプテンアメリカの1作目にもあったな、たぶんどこか
重要などこかに手が届いたんだろうなと思いながらEDを迎えたところで、
ラモーンズ。

一瞬にしてアメコミと触れあったあの時期がフラッシュバック。
な、コミックはやっぱり面白いよな!と気取ってない誰かに肩を叩かれたような気分。

アランムーアとかグラントモリソンとか大嫌いだ、という俺のコミック観と、
ジミヘンなんか大嫌いだというラモーンズの姿勢は一緒と思う。
ラモーンズはコミックが大好きだった。

リーフを買いまくってたあの頃、同封されてた小さなCDの広告。

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このアルバムにラモーンズの歌うスパイダーマンが収録されてました。


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解散前、確かラストアルバムと同じ頃に出た子供向けTV番組主題歌のカバーアルバム。
ラモーンズもコミックも好きな俺らにとっては、スゲー贈り物。
全っ然ヒネてない。ずーっと子供。クソガキ。

アメリカ国内では最後まで扱いが悪かったラモーンズ。
それがいまやビッグバジェットのアメコミが席捲する映画界でこんなに立派になって・・・
本人達が知ったら本当に喜んだろうなあ、と思うともう涙が溢れて溢れて・・・ってあれ、
これはアメコミへの思い入れじゃなくラモーンズへの、か?

とにかくシャザムのEDはそんないろんな思惑が交錯しつつ、あの頃のからの俺の
アメコミライフが本当に一区切りついたような、そして報われなかったラモーンズへの
最大級の敬意を感じたような涙噴出の映画体験だったわけです。

翌日エンドゲームを見てさらに一区切りつきましたが
呪文と稲妻の衝撃は相当で、3時間の超大作を見た後もまだ同じくらい
胸に残ってました。


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どんな難しく厄介な問題を取り扱ってもいいけど、コミックってのは
絵が基本であり、絵にときめきたい。

ハワードホークスは撮影監督に言ったそうです。
「良いシーンを2つ撮ってくれれば、凡庸なシーン2つと悪いシーンを1つ撮ってもよい」
監督ホークスにとっての興味は良いシーンだけで、観客は悪いシーンは通過してしまい、
良いシーンに拍手を送るものなのだ、と言ってます。

アメコミ映画の良いシーンが、今後も真っ直ぐにコミック的であって欲しいもんです。

400億の予算でフルパワーで作られるアメコミ映画の世界に
日本のクリエイターたちは立ち向かう術がなさそうで、そういう意味では
心折れそうですが、バカにせずナメず、正しく燃えるハートがある限り
まだまだ日本なりのカッコ良さを全然探りだせる。
カッコいい娯楽、頑張るぞコノヤロウ!
posted by サンダーロードスタイル at 00:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月06日

5月第2週 バカン週報

さて先週

月曜
トイフェス・・・は前回書いた。

火曜
死亡。そりゃそうだって。死ぬほど頑張ったもん。


水曜
全然本調子ではないもののいろいろ予定が詰まっている。
のでまずずっと我慢してたグリーンブックを見に行く。

混雑のあまり仕方なく最前列で見たんすがスクリーンがゼッペキ。

座って見上げた段階での俺の表情が


こちら


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昔は最前列を選んで座ってた時もあるくらいだけど、俺史上最強に
スクリーンが目の前にそびえ立ち、見上げたらパースが何がなんだかわからないくらい。

というのを差し引けば非常に満足度の高い、これぞ映画という作品でした。


珍しく昼間に大泉に言ったので目の前の東映アニメーションミュージアムに寄る。
無料なんで刺激どうこうはさすがにありませんでしたが

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受付の中に山下悟空が飾ってありました。


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木曜
まだまだ肉体的なダメージが残っているものの朝イチで銀座のT&J展に向かう。

毎度毎度のデパート催事なので、食い足りない度は予想を超え
センスのなさにがっくりきましたが、ストーリーボードは凄かった。

ディズニーの場合、まず原画の鉛筆線が恐るべき美しさの時が多い。

だけどMGMというかハンナバーベラは全然原画が美しくないどころかすこぶる出来が悪い。
選んで置かれた今回のでこれってことは、相当厳しい状況だったんじゃないか。
名うてのアニメーターの原画は凄いのがあっても総じて他のスタッフのレベルが低い。
でも構わずやっちゃってる。そしてあの結果。つまりあれだけ面白い完成品になってる。

ストーリーボードでほぼ完成形のアニメーションというかキャラクターのイメージを
完全に伝えきっており途中、原画作画が多少荒れたとしても、最終的に間や
色彩バランスが絶妙にフォローしてストーリーボードと同じイメージで結実。
驚きというかプロフェッショナルというか、もう鳥肌。
完成品のクオリティを肌で感じてるからこそ、途中の粗さの意味が分かっての鳥肌。
複数の人の手を経て仕事するって、こういう事だよな。


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展示そのものはもうグチャグチャで愛情も何もなく、フレッドクインビー時代も
チャックジョーンズ時代もワーナー時代も一緒くたになっており、関わった職人達に
対するリスペクトはゼロ。扱いが低くて可哀想です。一瞥だにしないコーナーが
たくさんありましたけど、あのストーリーボードを見られただけでお釣りがきます。

で、それを見た後池袋に行き、気になってたバンブルビーを見る。
興味のポイントは人形アニメで鳴らした人の画面構成と、そうした別勢力が
加わることによって基本的にウンコのトランスフォーマーが少しは見られるレベルに
なってるのか体感したかったわけです。ある意味予想通り酷くて、ある意味予想通り
素晴らしく、劇場で見られてラッキーでした。自宅で見てたら飛ばしてる。

エブリデイマジック、日常に不思議や変化がやってきてちょっとだけ
生活が変わる物語は大好きです。藤子Fのはドラ、オバQをはじめそういうのが多いし
アイアンジャイアントもそう。でも最初に思い浮かぶのはエドワードイーガーの「魔法半分」。
半分だけ願いが叶う魔法のコインを拾った姉弟のお話ですがそういう図式に
スゲー惹かれるわけです。だからそういう意味でも期待してた作品ですが
その点ではクソバカアメリカ感が凄くて無反省。グリーンブックとは対照的でした。


金曜
さすがに疲れて来たのでDVDをごっそり借りに行き、家でおっとっとを食いながら
見損ねてたランペイジを見つつビリケンのメカゴジラを組み立てる。

ちなみにおっとっとは深海シリーズでシークレットのアノマロカリスが3匹出ました。


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で、メカゴジラ


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最高にかっこいい。

俺は原型師としてはハマハヤオさんに憧れております。
最初に買ったGKはビリケンのソフビでした。

ようやくマイソフビと比べてみると・・・


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貫禄の違いが果てしなさすぎる。
胸を貸してもらうという図式がひっくり返ることはありえなさそう。

打倒ハマ造型とはまだまだ口が裂けても言えんす。でも頑張ります。
それにしてもなんつーか・・・ハマ造型LOVE!!!



土曜
雨もパラつき、都心は即位なんたらで人が10万人は増えているので
外出は見送り。

ハロウィン(1978)を見てないツレアイにハロウィン教育を施す。

その間、俺は初めて恐竜に肉を盛ってみたりする。

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日曜
さあいよいよハロウィン(2018)を劇場で!

そしたら新宿は満席、ウソでしょ?
池袋に余裕があったので席を予約して行ってみたら、ほぼ満席!?
マジで?みんなアメコミにうつつ抜かしてホラー映画ナメてんじゃねーの?

しかも中学生みたいな男女の一団がワイワイと前の席1列を占めて
R15指定じゃねーの?いやこりゃうるっせーぞと思ったんだけど、
みんなで長いタオル持って顔を隠しながら、帽子で画面を隠しながら
バッキバキに殺しまくるマイケルの暴れっぷりに右往左往している!

ジョン!!あんたの低予算イモスラッシャーが!
まだまだ世界のティーンを熱狂させてるぜ!!


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そういう意味では本当にターゲットのティーン客がばっちり多くて
それにビタっと容赦ない殺しっぷりを植え付けてもう最高としか言いようがない!

単純に続編としても文句なし。前日に見直しといて本当によかった。
さらに訳が素晴らしかった。誰だかチェックし忘れたけど、最高の仕事でした。

疲れ切ってるんで今日はこのまま帰ってこようって予定だったけど
もう面白すぎて元気出てテンション上がっちゃったんで
このまま新宿でアジトイズムのピザまぜそば食って、ビデオマーケット行こうぜ!
と元気いっぱいで新宿へ。

大井町のアジトイズムの御主人とは、ネジケン展示の時に稲坂君と行って以来
懇意にさせていただいてますが、遠いのと混んでるのでなかなか店に行けないのが実情。
俺の忙しさとタイミングがことごとく合わず、ツレアイを連れていく約束も
果たせないままズルズルきたところで、まさかの新宿ベース開店。

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しかもビデオマーケットのビル!!


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サクッと食ってきましたぜ。そりゃもう大井町行きたいけど、全然OKです。
基本のピザまぜそば頼みましたが改めて最初に御主人に言った感想の通り、面白い!

美味い不味いは人それぞれでなんとも言えないもんで、たいてい他人の
美味い不味いは全然アテになりません。
でも面白いってのは、そこでしか食べられない個性があるってことで、
それこそがまず店に行く動機になるわけです。

ちなみに初めて食ったツレアイは途中の段階で、こりゃリピートあり、と
言いだす感じ。混ぜて食うのに抵抗ある俺らがコレなんで安心して
混ぜ食って大丈夫す。新宿行くお楽しみが1個増えました。


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そして一応ビデマも寄ってから、一応仕事の買い出しで世界堂に筆買いに。

スカルピー馴らし用のいい筆をたっぷり買い込んだので、まだまだ
バッキバキで作りまくれます。

さあいろいろ片付いたから、いよいよアメコミに戻るぞ!
posted by サンダーロードスタイル at 00:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月30日

4月第4週2 シンドッタ週報

全然ヒニチを間違えてて、帰って寝たら週報かーと思ってたけど
2日ズレてたという恐ろしさ。さらば平成。

改めましてキン肉マントイフェスご来場&ご購入いただいた皆様
ありがとうございました。

当日はソルジャー2.0の発売から始まり、各種カラバリや
クジやらご予約受付やらあったわけですが、基本的にそのあたりは
俺は関係ございません。

というのもみなさま忘れがちですが、俺はただの原型師。

CCPが外注するただのチャンバラ好きの原型師でございやす。
どう売ってどう塗るかはほとんどノータッチなのでございやす。

しかし現在、紆余曲折ございましたがダイナマイトとサイクロンが
あっしに造型的放免を与えてくれておりまして、まさかのキャラや
コマを作らせてくれている今、一宿一飯の恩義の元にCCP組に
身を寄せる流れ者という無宿渡世の真っ最中。

先日もこれ以上ない最高の話があり今こそチャンバラキャラを
やってみないかと、とある大親分じきじきのお話をいただきやした。
が「今は渡世の義理にてCCPに加勢の身。お話有り難く存じますが
どうぞこの稲妻街道を見限っておくんなさい」と丁重にお断りし
毎日BGV流して大好きなチャンバラ路線を蹴って

筋肉

を選んだわけでござんす。男だね。
でもホントはチャンバラやりたいね。
たぶん俺がやったら本物が出来るもんね。未練だね。

しかしというわけであっしはあくまでCCPに身を寄せる原型師。
カラバリも販売方法も知った話じゃございません。原型のみ。
ひたすらに原型を作り散らす人斬りじゃなかった人造り稼業。

トイフェスなる例大祭があっても、問題が原型が間に合うかどうかしか
興味ないのでございますし、もうこの書き方は飽きたのでございやす。


つーわけで当日の展示はこんな感じ。
プラネットマンを必死で並べる稲坂君が見切れてますが、まずはこんな感じ。


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そして必死で作った新原型、プリンス・カメハメはこんな感じ。


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ちなみに彩色グレートは会場で見てびっくりしたもので
俺がカメハメと並べるという理由で
「2代目のボディ」に「初代マスク」を付けたあくまで仮のもの。
会場で何度か質問を貰ってしまいましたが、会場展示用の
仮組み合わせで、商品の初代は両手を下げたものになります。


それにしても


期せずして並べたこの陣形は!!


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ふざけんなニンジャ!俺は今日休んでいいと言われた!
今日は売り子がたくさんいるから笠井さんが最後尾の案内なんか
することはありません。とサイクロンは言った。
先月グレート12体を成立させ、今回持ち込んだ原型も7体。
俺は十分すぎるほど役目を果たしてる。案内させられるわけがない。
そりゃそうでしょそりゃそうだもんby小松政夫


ところが!


開場してみればジリジリと人数が増え始め、次第にパニック。
ダイナマイトは整理券を配り、バンバンさんからの応援の方が
声を張り上げて案内するもそれも会場内まで。
別室に流された列を案内する人が必要です、とはっきりこの方が

口にした!

ダンボールの陰に隠れて(マジで)事が終わるのを見てた俺は
それを聞いて仕方なく

「じゃあ俺が最後尾を案内します!」と男気を見せましたコノヤロウ。

見れば会場内では稲坂君も声を上げて案内中。
哀れ稲坂、先日大阪、今日東京、大一番のプラネットを展示すべく
駆け付けた会場でクジのご案内係。しょうがねえ巻き込まれんのは
俺だけじゃねーか・・・

つーわけで「また案内されてますね」という声をかけられつつ
最後尾はこちらです!と右手を上げてご案内。

しかし今回ブースの位置が前回までステージがあったとこだったんすが
実はここが背面は窓。知らなかった。

なので逆光も逆光、大逆光。

前日大阪から引き揚げてきたプラネットマン含む6騎士渾身の展示が
逆光でよく見えない。

しかし、写真撮影不可で現在鋭意監修中のカメハメの友人キャラは
逆光からのシルエットが完璧。

天を味方に出来る出来ないレースの結果の違いを見よ!


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この後、何度かもう帰っていいすか、を却下され
結局死んでも手伝いたくなかった撤収のダンボール積み込みまで
付き合って、半分眠りながら帰宅。

秋葉原と自宅で、今日は3000歩以上は決して歩くまいと誓ってた俺の
一週間の万歩計がこちら。


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いかに一週間歩いてないかがよくわかって泣けてきます。


しかしかくしてグレートとカメハメは御予約も大変好評だったようで
サイクロンと練りに練った甲斐がありました。
グレートからの流れはサンダーサイクロンが先行してダイナマイトが
承認するという新たな流れで40周年を持ち込もうというもの。

会場発表で(当日も問題発生し変更はありますが)
この後「タンクトップスグル」&「万太郎」から年末への
まさかの4体合体「マッスルドッキング」まで40周年を突き進む予定です。
キン肉マンにおけるタッグ、そして特にマッスルブラザーズをリスペクト&プッシュです。

まずは連休開けてカメハメと新たにアナウンスするその友を
御期待ください!
posted by サンダーロードスタイル at 18:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

4月最終週 ワスレ週報

いやー、1日間違えてた。1回寝て書きますはい。

失敬失敬

Chimp Funny Pic.jpg
posted by サンダーロードスタイル at 23:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

4月第4週 シンドル週報

だとは思ってたが毎度毎度のトイフェス前はこんな感じ。



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死にながらでも進まねばならない冥府魔道の残り4日が始まる。
posted by サンダーロードスタイル at 00:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする