2016年11月28日

11月最終週 工芸愛週報 

今週はこれから外出地獄ですが、先週はどこにも出かけず平和な日々。
大泉学園にある牧野記念庭園に行こうと思ってたけど雪降ったしな。

というわけで、近所に散歩して茶飲みながら読書するという
優雅な時間もあったわけですが、当然今読んでるのはクトゥルフ関係。

中学高校の頃、早川と創元推理文庫の虜だった俺は暇さえあれば近所で
一番大きい本屋の文庫コーナーに通ったもんで、財産はすべてそこに
つぎ込んだもんで。
1日1冊どころか最高5冊読んだこともありますが、読むのはすべて
SFかファンタジー。探偵小説も歴史小説も一切読まず。
もう宇宙人とドラゴンと光線銃とタイムマシンと殺し合いしか読まない。
ホラーはまだジャンルとしてそんなに確立してなかったすね。
ハヤカワだとNVの中の怪奇と幻想というジャンル?

で、買うほどでもないシリーズとかは友達に借りても(幻魔大戦とか)
とにかく貪る時期ですからどうしたって読み足りない。
図書館には読みたい本ないし、買うしかないんすがまだバイトもしてないので、
お小遣いには限りがあり、たちまち買えなくなる。買いたい。けど買えない。
次何を買おうか、文庫の背表紙とあとがきをひたすら立ち読みで確かめるしかない。

1611281.jpg

そこで新星堂の文庫コーナーの前に居座り、特殊なウンコの我慢の仕方も編み出して

1611282.jpg

近づいてくる同級生を見かけると、これもんで

1611283.jpg

おう金貸して、30円でいいから、ちゃんと返すって、とチビチビとお金を集め
210円たまったから一番薄いのが買える的な、知的なSFファンとは程遠い
不良カツアゲチンピラ読書ボーイだったようなそうじゃなかったような。

1611284.jpg

そんな時期に経験した作家がラヴクラフト。

ただ当時は読みづらい、という印象が最も強く、ホジスンやブラックウッドに比べ
熱狂度は低かった記憶があります。

思えばそれ以降、読み直した事はないわけで。

読み直した事がないといえば、コナンもゾンガーもファファード&グレイマウザーも
ハロルドシェイやコルムにエレコーゼ、エルリックに戦士ブラクからリチャードブレイドまで
(全部筋肉ダンビラ振り回し系ですが)もまた、全然読み直さず。

なかなか小説なんて何度も読み直すことはないわけで、最初の出会いの印象が
一生続くといっても過言ではないわけです。

そんな中、最初の印象を変える作家もいる。

絵画で言えば俺の中ではゴッホなんか特にそうです。
昔も今も好きな作風では決して、ない。昔は特に嫌いだった。
でも今は、理解できる。何をやろうとして何が出来なくて何にこだわって
何に負けたのか、おぼろげに理解できるようになり、印象は激変しました。
今はもう泣けちゃうくらい感情移入しちゃう部分がある。

ラヴクラフトは今回読み直して珍しく印象を新たにした作家でした。
なんか拒否感があったのは、昔読んだ印象とは違う「作られた神話」感が
過剰にあるなってイメージが強くなってたから。

俺が読んで知ってるラヴクラフトは、堅く険しい日常がキリキリと異変に
すり潰されるような印象。太古の神々も、人知を超えた別系統の生物が
関わってきた自然科学の延長上にあり、理解できないもののそれはそれで
なんらかの法則にのっとった生物的闘争のようなイメージがあった。

でも最近のまとめ本とか読むと、なんか太古の神々が善と悪で、とかだいぶ違う。
あれおかしいなと思って、原典を読んでみれば、そうそう、これがラヴクラフト。
周辺の追従する連中が、いろいろいじくってんすな。この辺詳しい人に
ちょっと話を聞いてみたい。


そうした周辺の事情とか全然知らなかったんすが、生前はかなり不遇だったそうで。
にも関わらず、誰も読んだことないものを書こうと理想に燃えてたとか
非常になんというか、理解できる部分が多い。

クトゥルフの呼び声の中の一節
「内部の暗闇は質量的なもので、黒い物質が充満しているとしか思えなかった」
とかの書きっぷりは、ゾクゾク来ます。

センスオブワンダーってのはこういう部分に宿ると思う。
そう思わせたいという心意気。そう感じさせたいという意志。
溢れ出すイマジネーションをどう伝えようかというたゆまぬ努力。
これぞ娯楽や創作にあるべきものであり、作者の価値でもある。

自分で言うのもなんですが、俺が野良ショゴスの説明を書く時
「ちぎれた塊が、本体に合流できないまま、葉の上の水滴みたいに転がって、
仕方なく小さいまま頑張って生きる」というイメージのもとに作りましたが
そういう事なんですよね。ディティールではなく、そこ感じてよという
本質的な部分がモノづくりには不可欠だと思うわけです。

忠実にアリモノをなぞる。

のひとつ向こうに、創作ってのはある気がします。

トレスには決して魂は宿らない。小手先にも宿らない。

凡庸な表現にも宿らないし、奇をてらうだけの表現にも宿らない。

自然の法則と見まごうほどに確かな想像力を、骨も折れよと振り回して
どうにか届けと幾重にも工夫を重ねて、初めて生まれる物な気がします。

ラヴクラフトにはそういう矜持が感じられます。
その表現は噛み砕くに厄介で、理想は追い難い悪夢に似たものがありますが
味わったことのないものを味わわせたいという欲求には共感できる。

だから結果的にその後に出来上がった様々なものの元になったであろう
イメージが横溢している。いやあ男だねえ、と思うわけです。

そういう意味ではちょっと惚れ直す部分があったかな、っつー話。

創作物ってのは、俺どうよ!じゃなくて、これどうよ!じゃないと
魅力がねーってことですかね。俺どうよ!な作品見ると
テメーなんか知るかバーカ!ペッペ!としか思えないけど
これどうよ、と来られると、ムムムとなるもんな。

俺も私心を封じて、これどうよ!で頑張るぞ。
posted by サンダーロードスタイル at 02:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

11月第4週 エケリリ週報 

まず
先日、出光美術館の仙鴻Jレンダーを頂戴しました。

1611211.JPG

ありがとうございます!御礼は賀状にて必ず!!



さて、

先日は初参加のAKガーデンへ。
お買い上げ&ご来卓いただいた皆様、ありがとうございました。


ブースはこんな感じ。

1611212.jpg


1611213.jpg

ゾンビの作例塗装をお願いしている緒方光太郎さんに
ご協力いただきお店を開いてきたわけですが
当日見せてもらった新しい緒方塗りが


これだ。

1611214.jpg

色数を落とした自称ファミコン風の影バージョン。

的確な色配置と減らし具合に唸らせられます。

ゾンビプラモは本気でリアルを追及するのも一興ですが
こうしてある意味ポスター風に、自由に楽しんでいただけるのも
プラモの気軽さ。こういう作例もガンガン作ってみてください。




さて、

今回はもう一つ、ここしばらく騒いでおりました
クトゥルフ造形踏み込み第1弾としての、ショゴスを展示してきました。

前日、どうにか7体を塗り終え、

1611219.JPG


会場ではこんな感じ。

16112111.JPG


もともとが、ゾるま落としのテッペン用の粘土の塊があったのが
発端で、それなら今すぐ作り始められるし、ダルマ落としも数個
残りがあったので、それでも売ってみるか、と思いついたのが最初。

でも脳天穴開けバージョンだけだとちょっとな、と思ったので
一応穴がふさがった野良ショゴスもこしらえた、と。

1611215.JPG


造形的に言うと、今回は当然ながらこれから挑む大クトゥルフ造形の
前哨戦という意味合いで、自分の特質をつかむ為にやった面があります。

正直なところ、自分にはかなり商業原型師としてのリミッターがかかっており
自由闊達に作れないきらいがあります。それは非常に強く自覚している。

まず近々ではコモダクトゥルフがありますから、これを前にリミッターで
ガチガチの俺は一体どう出るのか、と理解する必要がある。

で、まずはヘラを走らせることとしました。
そもそも1日で完成させるつもりだったので、物理的に作りながら
考えるしかなかったんですが、ダルマ落としという条件の中
俺が出した答えは、ドールアイの使用と新ツールの作成。
どちらも結果的に不可欠な要素になったと思います。

しかし、彫刻に専念してディティールで勝負する気がないという
点も浮き彫りになった感じが。


なにかにつけて問題ってのは「自己認識の甘さ」からくるもんです。

自分の能力を過信する、周囲への状況判断を甘く見るなど
基本的には読みの甘さからトラブルはこちらに導かれてくるわけで
トラブルが存在したとしても、認識がきちっとしていれば
事前にそのトラブルを回避する手を打つことが出来る。

なんたらバイアスをかけずに、まず己の力量を知ることが重要。
それで掛け値のない自己認識が出来れば、それを最適に活用する
方法と準備を生み出せるわけです。備えあれば憂いなし!

という意味でのショゴ作りだったわけですが、なるほど見えたぜ。
俺の長所と短所が。

1611216.JPG

1611217.jpg

1611218b.jpg

本来ショゴスは、地下鉄1車両みたいなドーンという肉塊が
ブニュブニュと器官を形成したり消したりしながら追いかけてくる
存在で、今回のバージョンはその時ちぎれた塊が、本体に合流できないまま
葉の上の水滴みたいに転がってって、仕方なく小さいまま頑張って生きる、
てな感じの造形。

結果的にディフォルメになりましたが、これもまた俺か、と。
塗りに関してはぎりぎりキモち悪くならないよう、一口ケーキのようなというか
寒天で一層コーティングした舟和のあんこ玉を意識しました。

全部終わってから、コモダ造形と比べて見ると、なるほど何が足りなくて
何が勝てる可能性があるのか、よく見えてきた気がします。
勝てる可能性のある部分を伸ばして勝負する。


で、販売した結果、テケリ落としは売り切れず、野良ショゴは早めに完売。
つまり悪ふざけもたいがいにしろって事ですが、バカヤロウ!
諧謔なくして江戸っ子が務まるかい!(←完全北関東群馬土人)

冬WFもこの路線は継続する予定。
posted by サンダーロードスタイル at 12:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

11月第3週 ダンフォース週報

えー、まず告知ですが

きたる今度の日曜日

開催日時:2016年11月20日(日) 11:00〜16:00
会場:東京都立産業貿易センター台東館(浅草)5F.6F全室
AKガーデンに参加します。

1611141.jpg

卓番号は「え35・36」

1611142.JPG

ディーラーリストとかチラっと見たんですが割と
場違いも甚だしい感じで、ほんと様子見でチラっと参加してみます。

メインアイテムとしてはゾンビプラモ「地獄のゾンビ黙示録」の展示販売。
今度こそ会場購入ならではのオマケをおつけします。
前回、さんざか作ってバカが家に忘れたサンダーロードスタイル製
ポストカードですね。もう俺は成長した。忘れないで持っていくぞ。

それと一応、初イベントの参加ということなので新作原型も作りました。

クトゥルフ造形第1弾。
「狂気の山脈にて」の可愛い肉奴隷ショゴス。

からの「野良ショゴス」

1611143.JPG

一応イベントの性格を考え、ドールアイも入れ替え可能。

1611144.JPG


さらに、1/12スケールのゴミ箱にもピッタリ。

1611145.JPG



そしてそもそもの思い付きのきっかけである


ゾるま落としに続く新作ダルマ落としこと

1611146.JPG

「手蹴落とし」


一応キットとしては差異をつけてありますが、基本的に同じです。
単体で飾れるか、ダルマ落としで飾るかの差、くらい。

目は6mmのドールアイですが、
各社によって印象が違うのは写真の通り。
赤目がオビツので瞳が小さめですね。
緑目はつるやウルトラホビー製。


サイズ感としてはこんな感じ。

1611147.JPG

試しなので、アイボリーの手流しで抜けるだけ抜いてみますが
仕事の進行具合次第。基本、通販などは考えてません。


という感じで、次回日曜の見る限りは完全アウェイどころか
ウチなんか出ちゃ行けないんじゃないかっつーAKガーデンで
笑顔でお待ちしてる予定。

複製出来たら改めて告知します。





さて、先週はこちらへ。

1611148.jpg

1611149.jpg

前回の東洋文庫で、自称賢いふりで本質的なバカ団体には
もうウンザリしてたんですが、展示内容そのものに
とても興味があったので行ってきました。

そもそも、浮世絵の凄い印刷が出来るということはその
周辺には相当なシステムが構築されてるわけです。

俺があまり一品物の芸術品にそれほど関心を抱かないのは
文化的背景がなくても成立し得るからです。
一人の天才がポっと出来る可能性がある。

でも大量生産品は違う。作ったらそれを増やす努力
伝える努力、売る努力、場合によっては廃棄する努力も含め
まさしく文化といえるくらい「絡む要素」が増え、派生する可能性には
学ぶべき点や興味深い点がヤマホド生まれる。

浮世絵の版木を作る技術で言えば、エッジ効かせて彫るだけでなく
重度の使用に耐えうる素材探し、それに通用する道具作りから考えなきゃ
いけないし、木製活版印刷ならば、ズレの生じない極めて精緻なベースに
面ビッタシの彫刻を施すという、制限ありありの技術。

燃える。

好き勝手じゃない状況で困難を乗り越えようという気概。燃える。

そういう意味で、昔の筆写ではない印刷書物は興味があったんですが
まあ、前回の? だいぶ金とってカラーコピーのパネルおいてた
ご立派な施設で? さもさもな知性を装う本質的には貧しい感覚の
バカな場所でヘキエキしてたので、まったく期待せず入ったら


ビバ!印刷博物館!素晴らしい!

まず展示物の凄さ。いやもうションベン漏らすかと思った。
浮世絵も状態のいいのが多く素晴らしかったんですがとにかく
所蔵している書物のレベルが凄い!

16111410.jpg

そして解説も的確、開いたページもわかってる!!スゲー!
ここアタマのいい人が運営している!モノの価値がわかってる!!

その後用事があったんで早々に帰らねばならなかったんですが
もう一度行く。そんでワークショップも体験する。絶対。

16111411.jpg

日本の歴史に興味があり、その国民性と技量の推移を俯瞰、理解したい人には
オススメです。

図録の印刷、超レベル高いし、絵葉書も最高。

16111412.JPG

16111413.JPG

ちょっと駅から遠いけど、その価値ありですぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 02:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月07日

11月第2週 とりあえず週報 

もう11月とかアタマおかしいす。
あまりの時間の流れの速さに、去年の今ごろは一体なにを
やってたのなと調べたら、海外マンガフェスタ参加報告や
パウリー発売の感想を爆発させてましたが、それが1年前か・・・
全然成長してない気がするが、困ったもんだな。

さて、他の原型師の方がどういう仕事の仕方をしているのか
わかりませんが、俺は映像を流してないと仕事できないクチです。
仕事場の半分は、ソフト置き場で、常に無線ヘッドホン着用で作業。

音楽だけだとよほどの事がない限り、悪い考えが脳の中で勝ってしまい
まーーー、悪い事ばっか考えちゃう。


だから、適度に聞きながら意識をそちらに引っ張ってくれて
適度に目を上げると刺激になる映像を流してるのが一番いい。

さすがに計算が必要な原型立ち上げ時は無音でやりますが
芯を盛る時は一番いい映像を流せる時間で、贅沢に映画を流します。

そこから煮詰める時は連続性の高そうな海外ドラマすね。
あまり入れ替えず、6時間とか流しっぱなしでよさそうなのを。

本気彫刻の時はドキュメンタリーの宇宙物や歴史物や時代劇とか。
これは顔を上げなくても、内容がバンバン入ってくる。

少し調整したり、粘土だけではない作業が入ってくる時は
特撮やアニメを流します。バタバタするので多少見逃しても
ダメージの少なそうなのを。

複製作業の時は、戦隊。

というわけで、ウチの作業場の映像タレ流し度は相当なもんな
わけですが、先日、レジェンドオブトゥモローとデアデビルを
ごっそり借りてきて楽しく流しまして。

レジェンドオブトゥモローは問題なく非常に楽しく見られました。
このことについて本当はスゲー書きたいけどやめます。

しかしデアデビル。これがいかん。

薄暗い中で無言で戦い、立ち去られたらもう勝ち負けすらわからず
さらに、ラストで2人殺されてたけど、そいつ誰!?出てた??

というわけで、俺のレーダーセンスもむなしく
これは「面倒だけどちゃんと見る箱」行き。

そんな感じでバタバタしておりますので、今週はこれだけ。

文句はオメガマンに言ってくれ。予想以上に厄介なんだぞ。
posted by サンダーロードスタイル at 04:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月31日

10月最終週 コズミックホリブル週報 

まず告知。


アークライトモデルズさんが仕掛ける大型企画

「Creators × Cthulhu Mythos “クリエイターズ×クトゥルフ神話”シリーズ」

16102311.jpg

に、参加させていただくことになりました。

大畑晃一監督のデザインを立体化させていただくことになります。

大畑監督と言えば、有名なロボデザインや特撮怪物デザインなど
されておりますが、自分にとっては映画の兄貴であり、古い映画から
最新作まで、唯一映画の話をリミッター解除でできる超映画好き大先輩。

以前、お仕事でも何度かご一緒させていただきましたが
今回お声がけいただき、超嬉しいす。なんつーか、今なら
大畑デザインを見事に形に出来るくらい俺も仕上がってる気がする。

こちらでデザインも発表されてますが

クトゥルフ世界を理解した上でのこの大胆アプローチを
キッチリ形にできればと思ってます。
原作ファン納得の、それでいてまだ見たことない、それでいて
これを見たかった!今日本が発表するならこれ!ってのを
やらせていただく所存ですぜ。

日本最強クラスのビッグネーム達相手の俺の死に・・・いや
戦い様見とけ!



そして、地獄のゾンビ黙示録、第2弾パッケサンプルが到着!

16102312.JPG

16102313.JPG

さすがのミヤジーワークス。もう素晴らしいったらない。

顔圧ニコケイナイトもチラシばっかりはけて、チケットが苦戦という
デザイン人気先行の無暗やたらな宣伝効果を生み出す男
ミヤジー・スコリモフモフスキ氏の本領発揮のパッケージとなっております。

憎いところは随所にあり、たとえば、

16102314.JPG

紙箱ってビデオを引き抜いたら、潰されやすく、背表紙に縦折れが入るんですよ。
ダメージとして。レンタルでプラカバーが出来たんはだいぶ後ですかんね。
その傷が今回少し長めになってたんで、第2弾は回転率がよかったって
ことかなと想像してたんですが、ウェイトレスの7泊8日部分が破れてるのは
ちょっと理由が一瞬わからなかった。アクセントにしては今回の目玉である
女の子の顔を消すというのもちょっと置き所が違うのかなとぼんやり考えてたら
「この女の子の顔を確認するために、よくお客さんに手に取られるから
そこから破れたんじゃないの?実は人気の証拠」と言われ、なるほどそれか!と。
1作目のヒロインでそれやったらやりすぎだけど、2作目だからこそできる
攻め!いやー、憎いぜ。そんでレベルが高いぜミヤジーワークス。
いつかデザイン秘話もきっちり聞きたいですね。

にしてもなんかもう、いい仕事ばっか関わらせてもらって俺、幸福。

そしてさらに幸福なことに、現在発売中のアメイジングフィギュアモデラーでも

16102315.JPG

また取り上げていただいております。

16102316.JPG

俺の説明も書かれてるんですが、やっぱクレイジーだそうです。

16102317.JPG

おうおうクレバーの間違いじゃねーのか、と思いますが、
完全にクレイジーサンダーロード。



で、クレイジーサンダーロードと言えば

これが届きましたぜ。本物の

16102318.JPG

クラウドファンディングでデジタルリマスタリングしたブルーレイ。

だが、ブルーレイのディスクは何枚も買っているが
俺んチにはまだブルーレイプレイヤーが・・・

ない!(コラ)

だって壊れたDVDデッキが溜まってて4台処理しなくちゃいけないし、
現行でVHSはまだ2台現役だし、エッチデーデーも入れると
映像機器が8台稼働しており、新機種の入る場所なんかねーの。
というわけで、しばらくはまだDVDで見るんでございます。
(狂い咲きDVDはTシャツ同梱のスペシャル版持ってるし)



さて、ここからは告知ではないんですが、
造形天下一武道会7に稲坂君が出場するそうです。

16102319.jpg

これは一般応募枠で、己の判断で出場を決意し、
枠を勝ち取ったそうで、俺はすべてが決まった後に
報告を受けて驚いたっつー感じ。

先輩として俺はちゃんと言ったぜ?

なぜ、自分から死にに行く!?と。

でも本人が行くっつーんだからしょうがない。
男子たるもの遊びでも死ににいくもんだし
腕試しを避けて通るようでは男子たりえず。

頑張るだろうから頑張れとは言わず
死ぬだろうから、骨は拾ってやるとは言いました。

とは言うものの、どこにも所属しない野良・・・いや一匹狼の
原型師である俺にとって造形王出場経験は、結果的に原型師人生を変える
出来事でありました。その経験はオススメできる。

重要なのは、自分ベースの発信ではなく他人のペースで
情報発信される中に組み込まれる事だと思います。
ある意味、自分発信だとどうしてもうまく補正がかかる。
ところが他者の手にかかると、自分補正が容赦なく取り払われて
思いもよらなかった自分をさらけ出される事と向き合うハメになる。

そんな立場に追い込まれた時、人間性がよく出ます。
企画を理解するもの、しないもの、自由な立場がとれるもの、とれないもの
商品で語る人もいれば、原型で語る人もいるし、プロセスを重視する人も
いない人もいる。それらをすべてひっくるめて、こういうコンペってのは
出場者の立場と性根がよく出るもんです。それが面白い。発見がある。

そしてそこを通過することで、新たな立ち位置や視点が獲得できる。
間違ってなかったと思えることや、認識が甘かったと思い知ることなど。

野狐禅になりがちな俺にとっては、いい冷や水となり、今後の
自分の立ち位置を確認するいい機会となりました。

なので、大会はどんな形であれ盛り上がって欲しいし、継続して
欲しい。やる気のある人にそんなチャンスがたくさんあれば
いいなと思ってます。

応援してやってくださいなんつーのは、超キモチわりーので
絶対しなくて大丈夫。

参加者や、男稲坂の挑みっぷりをとくとご覧じろ。
造形物は、言葉以上にその人物を物語りますぜ。楽しみに見るぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 00:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月24日

10月第5週 モアジタキョウエイ週報 

先週、太田記念美術館の国芳展の後期に行ってきたんですが、素晴らしい。
後期の方が展示内容が好みだったかな。今回図録も素晴らしいし
状態のいいのも多く、かなり満足度の高い展覧会。ビバ、太田記念美術館。

最近は、混むのが嫌で開館と同時に入るようにしているので
午前中には見終えてしまい、特に他の展覧会も映画もないので
なかなか行く機会がない美味いピザ屋、王子のラッコズまで出張る。

1610241.jpg

基本的に食い物のことはツベコベ言いたかないんですが
ここはねえ、美味いんですよね。派手じゃなくシンプルながら
ジャンクじゃなくきちんと美味い。ちゃんと小麦粉の味がする。
粘土会の時にこのピザをみんなに食わせてやりてーなと思うんですが、
面倒だからいつも見送り。

というわけで滅多に来られないので、たらふく食ってしまい
腹ごなしに散歩でもすべく、駒込で見かけた六義園に行ってみることに。

どういう場所か知らないけど、街ブラよかマシだろ程度のつもりで
行ってみたら、入口にこんなポスターが!

1610242.JPG

1610243.JPG

なに!?

こないだ東海道五十三次をやっと通しで見て納得行ったけど
名所江戸百景の方が好き。高校の時読売新聞の全図オマケ欲しさに
泣いて頼んでサンケイから乗り換えてもらった覚えあり。

というわけですぐ近くにあるらしい謎の東洋文庫に行ってみたんですが、

なんかその名前に聞き覚えはあり。
昔、本をだいぶ買った記憶がある。そこの親玉か?


で、到着してみれば

1610244.JPG

1610245.JPG

おおー、スゲー建物!なにこれ、全然知らなかった。

で、中に入ったら900円。ということは、だ!

結構な展示数あるぜ!状態がいい名所江戸百景をやっと見られる!

今まで黙ってたけど俺は浮世絵にはチトうるせーんだぜ。

よーし、とテンション上がりまくって入ったら





1610246.JPG

冗談抜きで、名所江戸百景、展示これだけ。

いやほんとに。


あとは文化祭みたいなカラーコピーのパネルと、
デジタルでペラペラめくれるどーでもいいディスプレイのみ。
いや、マジで。他にもあるにはあったけど目当てに関しては
この1冊だけ。


って、ウソでしょ?

クソみたいなトリックアートみたいなクソ展示や、
クソみたいにヘタクソ漫画の説明映像流して実物はなし、とか、
クソに次ぐクソ。全体数もミミクソレベルで激少ない。
おかしいな、確か普通に金取ってたよな?
俺まだエントランスの無料エリアで迷ってるわけじゃねーよな?
ここマジメな施設だよな?
現存最高峰の美しさを誇る江戸百景のがあるんじゃねーのかよ!
なのに飾るのはカラーコピーのパネルって、これ完全に

1610246b.jpg

六尺のオオイタチじゃねーか!

インチキ!このインチキ!


こんな金かけて、材料揃ってんのにバカマルダシな施設に
ウソ看板で俺は誘いこまれたってーのか!!

そんな道理が




1610247.jpg

ベトナムで通用すると思うか、胸に聞いてみろ!
東洋文庫コノヤロウ!



つーかここ、なんの息がかかってんの?展示もロクスッポねえのに
自由に読んでいいと置いてあるのが、よくわかる儒教?ナメてんのか。
テメーの東洋は特定東洋かよ?バカ!

調べたら俺が買って世話になってた記憶の東洋文庫は、

1610247b.jpg

平凡社のシリーズ名。

じゃ、全然関係ねーじゃねーか。


で、施設の沿革を読んで納得がいきました。

どうもここは岩崎(三菱)財閥のもの。

俺は、岩崎弥太郎からの三菱の性根が


大ッッ


1610246c.png


ッッッ


1610246d.png

ッッッ嫌い。

宇宙開発における三菱重工の努力は好きですよ。
でもそれは三菱の性根とまったく違うもので、宇宙開発に挑む
技術者特有の努力が眩しいだけで、基本、三菱は敵。

もうそのさもしい根性が気にくわん。任侠道の真逆。
金にいやしく社会に無責任。
テメーん家さえ潤えば他はどうなっても構わず、政府や戦争を
利用できるだけ利用する。アクセサリー程度のミニ金玉だって
ブラ下がってねーんじゃねーのかっつー男度ゼロの堂々たるクソ系譜。
だから俺は渋沢のエーちゃんを支持してんだ。


なるほど、この施設経営における知性や感性の欠落ぶりは
そういう事か、とすっかり幻滅しましたが、外に出てもまだ腹はパンパン。
そりゃそうだ、カロリー消費するような展示じゃなかったもん。

しょうがねえ、六義園散歩して帰るか、と行ってみたら
ここも徳川将軍の庭を岩崎弥太郎が買った場所だっつーじゃねーか!
テメーこのやろう。

散歩はしたいけど、もうクソ方面にビタ一文払いたくねえ。

と、

くるっとソッポを向いたら、そこに


1610248.JPG

ふ、フレーベル館!

日本のマーベルがここに?六義園の真正面!?

しかも


1610249.jpg


バカヤロウ!それを早く言え!

とにかくここのチェックが最優先事項だ!と一直線。



で、買ったぜ、ダイキャストもぐりん!

16102410.JPG

さすがプラ製とは塗装が違う。
完全鋳造粉体塗装版出して欲しい。

あと、これも買った。

紙芝居。

16102411.JPG

最後のオチ画像は、額縁に入れそのまま飾っておける。

ありがとうアンパンマン。

16102412.JPG

ありがとう、やなせたかし。

こないだ復刊ドットコムで出た、月刊いちごえほん版の
アンパンマンは、店頭にはなかったです、買っといてよかった。

16102413.JPG

ありがとう、復刊ドットコム。

ちなみに、中はこんな感じ。

16102414.JPG

16102415.JPG

16102416.JPG

ファンならマストバイだ。



そしてやっぱり、ブタみたいに食ったから動かねばならないし
すっかりご機嫌にもなったので、しょうがねえ六義園に入る。

で、荷物預けようとロッカーの近くの
チラシ置き場を見たら、このチラシが

16102417.JPG

おおー!JIGOROU−SENSEI全身!
講道館での嘉納治五郎生誕祭のもの。

最高格闘ジジイ資料!この立ち姿、作りたい!





あんまり嬉しいからもう



16102418.JPG

額に入れちゃう。

俺もう、すぐ額入れちゃう。

ついでに線香も上げて話かけちゃう。

打撃も含めた方向に柔道を進化させられなくて
残念でしたけど、最近、ロシアで銅像立ちましたよ。

先生、いや師範から黒帯を授与される姿をイメージしたそうで
愛情タップリの見事な像でしたよ。

16102419.jpg

スポーツとしても総合格闘技としても柔の道は
まさしく縦横無尽に世界に行き届いておりますよ、と。

「柔道とは、心身の力を、最も有効に使用する道である。
その修行は、攻撃防御の練習により、精神身体を鍛錬し、
その道の真髄を、体得する事である。そして、是によって、
己を完成し、世を補益するのが、柔道修行究極の目的である。」

世を補益するのが目的!お見事!そうでなくっちゃ。

おかげで道端のイヌグソ文庫の事は忘れられるぜ。
あんたらにはそれが足りねーんだよ、岩崎!
あと毛も三本足りてねーよ。まったく。マジメにやれバカ。
posted by サンダーロードスタイル at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月17日

10月第4週 ハーダーホースカム週報

先週は、この忙しいのに実家の群馬に帰省。
無駄に出かける時は仕事をやり貯めなくちゃいけないので
移動時間が貴重な睡眠になるものの、ここに来て読まなきゃ
いけない本がありすぎるので、気合入れて目を振り絞って読みながら移動。

1610171.jpg



とはいうものの、やはり眠いと読書はキツイ。



実際はほぼこんな状態で移動。

1610172.jpg

頭に入ったのか全然自信なし。
眠気が消える方法はないもんか。ポンか。ポンしかねーのか。



それはともかく、当然ながら遠出した場合、可能性さえあれば
ご当地博物館にはぜひとも足を運びたい。

というわけで夏にリニューアルしたっつー
群馬県立歴史博物館に行ってきたわけですが

1610173.JPG

博物館は大別して、冷静に歴史を俯瞰出来ている所と
ハッキリ言って売国的展示に終始してるところとがあり
さてグンマはどっちかいな、と思ってたんですが
完全に後者でガックシ。ある程度は覚悟してたものの
そこまでバカとはお笑い草。その状況からのチクリという返しもない。
宝の持ち腐れもいいとこです。



大体、高崎に降りてすぐ駅前を大規模開発してたんですが
まずそこで見たのが

1610174.JPG

1610175.JPG

この素晴らしいネーミングセンス。
千葉は流山の会社だそうですが、なんでこれが出来ねーんだグンマ。

八州とは相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸、下野、上野の
8カ国からなる関東八州を指し、八州廻りというのは関東取締出役の通称。
房州や武州よりも上州は八州廻り取り締まりの影響を濃く受けてます。

1610176.jpg

というのも当時の文献にハッキリ残ってるそうですが、すぐ勝負に打って出て
人生を博打としてマジメに百姓をやらない上州気質。
質素倹約を奨励して民衆管理をすべく広域警察として機能していた
八州様のいうことを、全然聞かないのがクソ上州。
基本的に癒着や賄賂で腐敗の温床であった八州廻りに対して、
いろいろと関わり深い状況になっちゃってたわけです。つまり八州は敵。
で、それに真っ向から抵抗してた勢力が侠客達でありその代表が
仮面ライダーの起源のひとつチュージクニサダなわけです。

幕末から明治の動乱の中、薩軍に抵抗し、明治政府にも抵抗した世直し運動の
上州の博徒達は概算で200集団、実に10万人いたそうで、関東の中でも
極めて異質で御し難いという報告があったそうで。
そしてこれに手を焼いた政府は新たに据えた県知事にフィリピンの大統領並みに
強硬策をとらせ、親分衆の首をハネまくり河原に並べたそうです。
証言をそのまま載せれば「チョキンチョキン」と首切って並べられたんだそうで。

なもんで、宿場町街道沿いとして最先端文化流入があるけど
マジメに働きたくない連中が多い土地としてのグンマは数々の
時代劇、任侠映画の舞台とされて、英雄的にしろチンピラ的にしろ
とにかく言う事聞かないヤツの宝庫とされてきたわけですが、
そうした反抗的な気質が…全然出てねーんだよ歴史博物館。犬かよ。

玄関トコで電子音鳴らしてプロジェクションマッピングじゃねーよコノヤロウ。
発想が博徒じゃなくて水呑み百姓だっつの、矜持がねーのか矜持が。
大前田栄五郎と相澤先生に土下座しろバカ。そっち方面に尻尾振るなら学問名乗んな。

という意味をすべて含めた上で、駅前の開発と称して弱った土地に入りこむ
イオンが出来上がるという現場に八州名前の土建屋がガンガンに働いているという図式。

歴史は繰り返す、というか、簡単にナゲーものに巻かれやがって
骨のあるヤツはマンナンライフしかいねーのかグンマという面白さがありましたぜ。
ゆえに燃えるんすけどね。



しかし


良い展示もあり。

なんと上毛かるたの原画展示!

1610178.JPG

10年以上前、鯉口シャツを自作プリントした際もまず
これだと思った柄が、上毛かるたの「ら」

1610177.jpg

その原画ですよコノヤロウ。
アメコミの原画見られるのかっつーテンションの上がり具合です。

初めて見た!!!

かつて米軍の統治により、思想統制に近い状況でGHQから日本の歴史や
地理を教えぬようと制限されてた時に生み出されたのが上毛かるた。
郷土の偉人や地名を組み込んで、日本人、上州人としての意地と誇りを
失わないよう、情操教育が途切れぬよう、メリケン指示に対しこれまた
極めて反抗的に普及されたもんです。
そして第1回のかるた大会は、なんと敗戦の3年後。
よくまあその混乱期に退かず挫けずやったもんだと心の底から敬服します。

まさしく侠客の時代から連綿と受け継がれる、骨のあるヤツがいた証拠であり、
そうとは知らず俺の性根を育ててくれたもの。

で、飾ってあったのがこれ

1610179.JPG

他県の方には完全にナンジャソリャですが、群馬県人にはこの原画
たぶんモナリザ以上にポピュラー。
もう感動しちゃった。小さかったのね。原画。

旧版も初めて見た。

16101711.JPG


帰りに絵葉書買っちゃったもんね。

16101712.JPG

ちなみに「よ」は小学生が触れられる数少ないヌードとして
とても「俺」に大切にされ、勝敗に興味はないが試合において「よ」は渡さず
「よ」さえ取れば、俺の中では「よ勝ち」であって、あとはもう
バカみたいにカルタしてろや、的な思考しかしておらず、みんなが
必死で覚えた配置を邪魔する為にカルタの上を転げまわるとかしか
してませんでしたが、30年経ってもまだ温泉のネーチャンを
作ろうとしてるんだから、当時から正しい判断だったわけですな。
(同数勝負の場合「つ」を取るものが「つ勝ち」となるのが本当ルール)


ちなみにその後ろにあるゴッホの夜のカフェテラスのはレンチキラーで
なんかすごく出来がよかったもの。
奥行きのあるこの絵は抗いがたい魅力がありますな。


で、ついでに海洋堂のご当地ガチャを見つけたので回してみたら

群馬じゃなくて長野は松本城が出る。

欲しかったのは、これなんだけどなー。

16101713.jpg

イカスぜ温泉猿。斬新。俺も作ってみたい。


しょうがないので、出た松本城は我が家の千年雨蛙に襲わせてます。

16101714.JPG

というわけでまた来週。
posted by サンダーロードスタイル at 00:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月10日

10月第3週 ジンノエ週報 

まずNYCCにて、Geccoブースでは
ゾンビプラモ第1弾〜第3弾まで展示されましたぜ。

1610100.jpg

1610101.jpg

第1弾と第2弾にはジオラマ風台座が!

1610101b.jpg

原型の進行は知ってましたが、完成品は俺も今回初見でちょっと驚き。
俺が関わったのは…ウェイトレスの台座のポスターのデザインだけ!

1610102.jpg

やはりモノがモノなだけに情景となると、グっとドラマが感じられますな。
どういう形で販売するのか不明ですが、GKでという話もあるので
決まりましたらこちらでもお知らせします。楽しみ。


で、第3弾も無事展示。

1610103.jpg

実は一番悩んだのがこの弾で、たぶん一番時間かかった気が。
いろいろな細かい設定や判断をお知らせするのが楽しみ。


他にもGeccoブースでは、赤尾さんタナベさん山岡さんの
俺が正規軍と呼ぶ恐怖の凄腕達の鬼原型が展示。

1610104.jpg

そこにポールコモダもプラス。サンディエゴではエリックソーサだったし
もうマジで勘弁して欲しいす…

詳細なレポートはこちらの 豆ブログ にてご確認を。



そんなNYCC真っ最中の時、遠く日本の空の下
ゾンビプラモのイモ原型師は、危機感もどこ吹く風で




花粉ガチャを回して喜んでました。

1610105.jpg

こんなスーパーくだらねー商品を出されて、回さないわけがない。

ちなみにブタクサ花粉が出ましたが、電飾入れてもそんなに
面白くならず、まだ遊び方保留。

1610106.jpg

ボイジャーに出てきた巨大ウィルス的に遊びたい。


1610107.jpg



という無知性話はともかく、先週はこれらを見てきました。

1610108.jpg

明治工芸展は、金工にほんのり期待で行ったものの
陶芸の輝きの前にはまったく見せ場なし。焼き物凄い。

中でもまさしく息が止まるほど吸い込まれたのがこれ。
ちょっと理解の範疇を超えてました。

1610109.JPG

調べたらこれを作った太田甚之栄(おおたじんのえ)は
明治13年に赤透(あかすけ)の釉薬の開発に成功した人。 
金を混ぜ溶かしたガラス質の原料をさらにもう一度低温で焼く事で
透明な赤が出せる事を発見したんだそうですが、写真ではまったく
伝わらない、一種異様なレベルの美しさにクラクラきましたぜ。



仙高ヘもっと作品多くていいんじゃないのと思うくらい
あっという間で見応えあり。人間がマジメでありきたりの
発想から自らを由とする思考を入手して化ける過程を
まざまざと見せつけられました。
なんつーか、やっぱ作品は技巧ではなく、人なんだな、と。
一番衝撃的だったのがこれ。

16101010.jpg

小共(こども)

ここまでディフォルメを進めておきながらチンチンは残すという英断。

70過ぎたジジイの仕事としては、エッジが効きすぎ。


そういう意味では明治の技巧も、人柄を感じる技巧は
心技体一致というか、知行合一というか、きちんと伝わるもんに
なってるけど、意味なく表現と乖離した技術は、やっぱ見てて退屈。
しかし越えるべき壁を前にした技術は、やっぱどう見ても勇猛果敢。
作ったもんはよく語るなあと再確認。


そして、これにも行く。

16101011.jpg

楽しみにしてたグッズを買い

16101012.JPG

16101013.JPG


世界でひとつの、らん丸Tシャツも作る。

16101014.JPG


なに、らん丸を知らない?

10年前の俺の日報を見ろ。
まったく成長しない人間もいるっつってるだろ。



そして敬愛する猫目小僧大好き大先輩の為に

プレゼント用のTシャツも作る。

16101015.JPG

トモダチ!ボクタチ、トモダチ!

こりゃ喜ぶに違いない。要らないって言われても渡す。



そして自分用には当然、これをゲット。


16101016.JPG

んー、あんま反射しない・・・自分で反射塗料塗っちゃおうかな。




真悟展でなぜか係員の人が話かけてきたんですが
よりにもよって、この俺に、警戒色を出しているつもりで
ノーフレンドリー感爆発のとっちゃん坊やのはずなのに

「みなさん、わたしは真悟は傑作と言いますが、自分には
その面白さが理解出来ないのですが…」という話をし始める。


知らねーよコノヤロウ。なんだ、殺されてーのか。それとも死にてーのか。

たぶん、恰好や振る舞いから察するにあくまで仕事で
そのイベントの担当を任されただけで、それほど人気があるような
作品なら読んでみるか、と読んではみたもののまったく理解できず
気の弱そうなKAZZファンを見つけてはヒマつぶしに
半分バカにしつつ質問している感じがしましたが、俺は善人なので
ちゃんと相手しましたぜ。意外と殺さねーんだ、俺。

俺、イノチ、ダイジニ、スル。

デモ、ツギハ、コロス。
posted by サンダーロードスタイル at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

10月第2週 紐育漫画祭週報 

まず告知ですが

ゾンビプラモ第2弾
「地獄のゾンビ黙示録 - Day 1, 午後1時27分 ダイナー 」
の予約がまず、GeccoDirectより開始です。

1610031.jpg

今回のパッケージも素晴らしい。

1610032.jpg

安心のミヤジーワークス。

混乱のフリーウェイから脱出した彼女が、助けを求めて向かった先は
フリーウェイ沿いのダイナー。しかし当然そこで待っていたのも・・・
という第2弾ですが、発売は12月予定。
長いぜ。もうサンタさんに届けてもらうしかねーな。


ちなみにサンタの原型となったクランプスはこんな感じで

1610033.jpg

これほど届けてもらうにピッタリの人材もいまいという
そんなクランプスが活躍する去年公開されてクリーチャー山盛りの
映画クランプスもやっとこ本日発売だそうで。



1610034.jpg

遅いっつーの。もうバカ。ずっと待ってたんだぞ。


続きまして

ゾンビプラモ第3弾、
「地獄のゾンビ黙示録 - Day 1, 午後4時42分 ショッピングモール」

その原型をニューヨークコミコン2016(10月6〜9日)
ゲッコウブース#1768にて展示予定です。

1610035.jpg

詳しくはこちら。Facebook

第3弾ではパンデミックを甘く見たストリートギャングが自業自得のゾンビ化、
住民を避難誘導しようとしたマジメな警察官もゾンビ化。
阿鼻叫喚の地獄と化したモールにたどり着いたヒロイン。
生存者と接触し、事態が展開しますぜ。


第2弾がようやく予約開始で、それも出てないのに
もう第3弾かい、と思われましょうが、出来ておるのでありますし、
飾ってしまうのであります。

1610036.jpg

いやーそうなると都合9体の可愛いマイミニゾンビ達がNYCCご出席。
なんだかんだでいろいろ感慨深いです。
去年の今頃はなにやってんだろーなー、とか思ってましたが
いろいろまさかな状態になってるもんで、来年がどうなってるのか楽しみ。

というわけでまずはNYCCのレポートを楽しみに漁るとしましょう。




さて、
先週と打って変わって今週は一切外に出ず。

というわけでインプット不足の週でしたがその分

フラッシュにどっぷり。

ここから先は毎度不評のアメコミ話なので

・・・とフラッシュ論をだいぶ書いたんですが、カット。
いやいいんだ別に。

最近、こういう事を言ったり書いたりすることが
自分の整理のためには有効でも、他人に聞かす意味はあんまねーなと
思うようになってしまいまして。

俺が泣いたり怒ったり真剣に接する温度と、他人が大事にする
温度の差がありすぎて、なんかもうどうでもいいやと思っちゃうように
なってきております。
アルティメットルミナスとかもそうだけど、ダメなもんを
ベタボメするドテカボチャどもを見ると、こいつらうんこでも
宣伝してたら食うんじゃん、とか思っちゃうというか。

つまり個人の解釈を日記的な意味で他人に伝えるのはなー、と。
俺らは作品が言語ですかんね。そっちに重きを置きたい。

ただそれは俺の温度が冷めたのではなく、他人に説明するパワーを
こちらの作るパワーにしといた方がナンボか意味あるな、って
温存話でもなく(実際、ヒかれるくらい書き散らしましたし)
距離感ってことですかね。なんか変わりつつあるのかもしれないすが
まだよくわからんす。

というわけで、股来襲。
posted by サンダーロードスタイル at 17:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

後回し

そんな書くこともないので、ささやかな告知も含め、明日週報更新。
posted by サンダーロードスタイル at 17:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする