2019年08月19日

8月第4週 ダクショ週報

昔はずいぶんと本を読んだけど一時期からパッタリと本を読まなくなりまして。
40過ぎると本を読まなくなるよ、と言われてて、まさかと笑ってたものの
実際にかなり読まなくなりました。
そう考えると10代はもうSFとファンタジーばっか読んでて
20代から30代は世界の名作やらなにやら基本的なもので知らないものが多すぎて、
そういうのを追いかけるだけで精一杯だったのが、一段落ついて読まなくなったのが
その時期なのかも。

すっかりネットで本を探すことを覚え、欲しいものにたどりつく効率が非常に
上がったのはありますがなんというか、ゆらぎがなくなりましたなこれ。

目当ての本を探している途中でふと見かけてピンと来る本との出会いみたいなのが
全然なくなってしまったわけで。
例えばアマゾンでオススメで出てくるのは「でしょう?」というある種の
安全パイばっかのつながりで、知的好奇心に着火されるような事がない。
効率は上がっても進化を促すのはエラーやミューテーションであって
順当な推移は現状維持しか生まない。それはイコール退屈でしかない。


ので、最近は出来る限り書店の実店舗に足を運ぶようにしてます。

つっても落ち着いて見られるのは何か月に1回ですが、ネブるように見て探してみると

久しく味わってなかった「アレ」があるんですな。

一生を共にする本と出会った時、数行読んだだけで走る電撃に似た
ああ間違いなくこれだ!というアレ。あの感覚。

ほんと昔はよくこの感覚を味わった。人生を変えてくれる!ってくらいに
俺の知らない世界の扉が開かれる予感を含んだあの感覚。
まさに扉の重さ。これを押し開けたら凄い光が待ってるという確信が
背表紙か冒頭の数行を読んだだけで伝わってくる。あの、間違いない!感。


最近それを味わったのがこの本。


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出先でちょうど手持ちの本を読みつくしてしまい、少しあった時間で
本屋に飛び込んでなんとなく、本当に考えなしに近づいて出会った本。

鬱陶しいからすぐカバーをひん剥いちゃうんすが、久々に見たハヤカワ生表紙!

ハヤカワで育ったくせにそういやずいぶんハヤカワを読んでなかったなと
思いつつ読みだしてみれば・・・素晴らしい!


本の作用は基本的に2つしかありません。

知らない事を教えてくれる もしくは
考えを整理して確認してくれる、です。

この本に関しては完全に知らない世界を教えてくれたんですが
同じ情報でもただの知識で終わるものと、広範囲に応用可能な
「知恵」に直結するものがありますが、一生を共にする場合
知恵を授けてくれる「考え方」を示唆してくれるものが嬉しい。

おかげで読んでる最中はもう完全に興味は樹木の事だけになり
何を見てもそうにしか見えない。

先日久々に外に出たのでこのところ近所で信頼できる数少ない
アイスというかフローズンヨーグルトを食べさせてくれる店を
ハシゴしてバカ食いしている最中、発見したのがこの匙。


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ROKUMOKUのスプーンだそうですが、みかんが50年働いた後
だんだんとつける実が減ってくるので切られてしまう。
しかし丁寧に育てられ守られてきた木は肌がキレイでキメ細かいんだそうで。
そんなお役御免の木材を利用して作ったんだとか。


上述の本に書かれている林業の現実と原生林の差は過酷です。
日本で言えばブナ林の意味、広葉樹林がもたらした文化と環境の意味を
踏まえたうえで、そうした林業の廃材を使ったスプーンが
いくつもの樹種で売られてたわけですが、非常に個性豊か。
間伐材やそうした端材を再利用するのはよくある話ですが問題は
俺と出会ったそのタイミング。


この

このシャジで



アイスナメたい!!

というわけで迷わず買ってその場で洗ってもらって即使ってみたわけですが
(俺が選んだのはカリン。プラムと最後まで悩んでカリンに決定)

なめらか!美味い!あの熱伝導シャジ、クソ以下!
あんなもんは匙じゃねえ工場切り出しの鉄板だ!

と思ったのでもう死ぬまでこっちを使おうと思っております。


どうしても創作、仕事でバタバタする人生になっちゃうわけですが
小石を見ても最大級の芸術と同じくらい好奇心と感動を引き出せるように
なるには、やっぱり平たい意味で知識が多くないといけないし
それを応用できる知恵がないといけない。

つまんないヤツはつまんない造型をするし、バカが作ると
やっぱりバカが作った造型に見える。知恵の浅さがモロに出る。
面白い造型はやっぱり考えて作った造型で、魅力は知恵や判断から生まれる。
そう思ってるもんで、男の責任としても出来るだけ知恵者でありたい。


そんなサポートをしてくれる本に出会えると幸福だっつー話。


ちなみにその直後に、文庫でこれを発見。


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単行本は買いましたし読みましたが、文庫化にあたって
1章を手直ししたというので読んでみましたが、相変わらず素晴らしい。

創作、というより、独立。
本当に一人で戦おうと思ってる人にはオススメです。

こちらは「考えを整理して確認させてくれる」系。
posted by サンダーロードスタイル at 01:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月12日

8月第3週 スパンクロス週報

とにかくまずは予約してくれたお客さん優先で、俺へのサンプルは全然
後回しで構わないと言ってあるので商品サンプル受け取りは「まとまったら」で
いいとは言ってあったものの、一気に届いた通路をふさぐこの量。3箱。


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業者相手じゃなく一般の家庭にコレを予告ナシで送る神経、どうなってんだ!と
言ったらサイクロンは爆笑して4カートンじゃなかったんですね、と。
確信犯ですコノヤロウ。送ってもいいけど予告しろっつの。
最初、家に入らず外に置いておいたけど雨だったらどーすんだまったく。


って騒ぎはともかくとして

届きましたマッスルスパーク。



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いやー、素晴らしい!

ソフビでこれって、素晴らしいとしか言いようがない。

造型が良いだ悪いだはともかくとして、この量感!手心地!

造形物のカタマリとしての満足感の高さ、触ってこそ伝わる
この組みあがり感!くー!たまらん!!って感じ。



まー個人的にですが他人の仕事が気になることもあるわけです。
近々で言えば豆魚雷のエイリアンとか、いろいろスゲーわけで
俺にはできない事のオンパレードで気持ち的にはある種の敗北感でいっぱいです。
でもそのこだわりやオペレーションを高く評価しつつも
俺にとっては畑違いもいいとこなので、果たして製品スパークを手にした時
我が家で一人で手に取った時、いかなる感情を抱くのか楽しみでした。



さあ俺の仕事は・・・



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どうよ!

てなもんで一安心。マジで安堵。

俺に期待されてるのはこれで、きっちり仕事したな、と。
カッコいい男フィギュアで、踏み込んでない領域。
単純にして明快。素朴にして骨太。
カッコいい以外の言葉が必要ない世界。



成型に関してもよくやってくれてます。バスター同様
いろいろこれも組み上げるためにウソついてる部分が多く
特にこのフェニックスの首回りは苦労したんですが


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文句なし!

ふくらはぎの肉厚でアゴをホールドしようとする感じが
よく伝わってくる。

いやもうカッコいいったらない。

嶋田先生が「この角度からのスパークは見た事ないな」と
興味深く見られていたとの報告を受けて涙モンでしたが
ぜひ皆さんも見たことない角度を探してみてください。




一応、CCPに行くクレームや質問などはサイクロンと共有してますが
今回聞いたのは、白目のフチが塗ってないんじゃないか、という話。


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彩色はお任せしてますが、これはフチナシで正解です。

目の下のへこみは造型上のシワ表現のへこみ。
タンポが決定してたので、目はスミ入れナシでいいようにちょっと
立体的にしてあるのがそう見えてますが、ちゃんと造型に
従ってペイントされてますのでご安心を。

彩色はノータッチな分、間違いが起こりづらい造型を心掛けてる部分が
あります。デコマスで塗ってあったのに製品でなくておかしくなってる!
ということであれば問題すが、製品確認する限り問題ナシと思いました。



それよか気になるのは台座。


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触った感じポリスチレンかなと思う素材的な弱さが気になります。
しかも軸受けが浅い。なのにトップヘビー。

6角穴にむりやり鉄棒を押し込む形でホールドしているので
抜き差しを何度もやるとアウトと思われます。
ちょっと気をつけたほうがいいですね。たぶん。




そして届いたもう1種の大物

サタンクロス!


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いやー、これまた感慨深い。

もうホントこれを作るのは大変だった。


あの時期を思い出すのも忌まわしいくらいに厄介だった原因は

ダイナマイト延藤。

普通に作れば問題ないところ、想像だけで検証しないアホみたいな
意見で延々と食い下がってくるのでマジで相手するのが大変でした。
確かに気持ちはわかる。そういうこだわりでCCPをやってきたのも。

しかしそれはそれとして、だ!

さっきから言ってる意見を取り入れるとコンパチ出来ねーってのに
コンパチは欲しいわ3本足で立たせたいだわ、で・・・
成り立つわけねーだろ!この・・・×××が!!
大も小もってそのツヅラはもう持てねって言ってんだろッ!!

とイライラしているところに、さらに上を行くノータリンが現れ
そうした連中を相手にそれでもトイフェス会場で予約はしなくちゃならず
何種も一人で用意しなけりゃならず、本当に本当の地獄でした。


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でも「わかりませぬか」感が出てていい。
あの状況でよく成立させたもんだと自分をホメたい。


顔の仕様に関してはこれまたさんざか余計な仕事を増やしてくれた
仕様とはまったく別に成型になってて後ろに倒れましたが、
結果全然OKだと思います。


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工場に苦労かけたんだろうなあ・・・あの調子で・・・と工場に同情。


そして実はミラクルシーツを製品化する話も出てたオーバーボディ版。


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腕輪を全部外せる仕様にしたり、発表後も原型修正が地獄でしたが
苦戦してるというメッキ版がうまくいけばいずれそれも報われましょう。



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「ほんとスゲー苦労した、いやさせられたよな!」
「なー!」
って感じ。

でも、最初の頃の感じから順当に進化してるのが実感出来て一安心です。
お買い上げいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
今回取り上げたのは決して安い商品ではないので、踏み切ってくれた方々には
感謝しかありません。ぜひ無駄に周囲に自慢してやってください。
posted by サンダーロードスタイル at 00:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月05日

8月第2週 遠来の伝説週報

いまさらこの作品のネタバレを書いたところで影響はないとは思いますが
一応、未読で気になる人はこのままオチまで書くので読まないように。


リチャードマシスンの「地球最後の男」という小説

原題は「アイアムレジェンド」


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伝説のはずだった吸血鬼が蔓延しまくった地球を舞台に人類最後の男が主人公。
生き残る為に吸血鬼を殺しまくってたけど、人類と吸血鬼が逆転して
吸血鬼が社会を構成するまでになった時、一般大衆(吸血鬼)を殺して回る
伝説の怪物になったのは自分だった、というタイトルにオチるという秀逸な話。



俺が小学生の頃、平日昼間に自転車に乗ってウロウロしてすぐ怒るオッサンで
口癖が「バッキャロメが!」というバッキャローのオッサンというのがいた。
前ハンドルに肘を乗せて突っ伏すような独特の姿勢で自転車に乗るんすが

そんな前傾姿勢もロードバイクなら絵になるものの


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坊主頭の目つきの悪い、酒飲んでるのかラリってんのかよくわからないオッサンが
ママチャリでやってるからだいたいこんな感じのが近づいてくるわけです


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ブツブツ言いながら、要所要所で「バッキャロメが!」と言うのですげー怖い。
近所でも有名な要注意人物。


夜の月の観察会を同級生とやってた時、夜なのに俺らの前にフラフラと現れた
バッキャローのオッサンは一番貧しいT君を捕まえるとしばらくジーっと
涙目の小学生をにらみ下ろしたあげく


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「乞食め!」と吐き捨てて去っていった。恐怖。笑ったけど。


でもそれから何十年もたって、俺もまた結構怒る人間になりました。

ケチな弁明、姑息なズルをする、性根の薄汚い人間が多すぎる。
どうして仕事に敬意を払えない。どうして屁みたいな目先の損得を優先する。
どうして努力もせずに保身に走り、平気でクソみたいなやっつけが出来る!
もう一生コイツとは関わり合いにならんわクソが!と吐き捨てる事は未だ多い。


でも、どうか?


気づけば大人になっても車は欲しくない。移動は自転車。しかもママチャリ。
平日昼間こそ買い出しタイム。

いい年こいて帽子を後ろ向きにかぶって自転車乗って、平日昼間に鼻歌まじりに
材料買いに行ってついでにガチャガチャ回してダブリ地獄に
「ふっざけんな!このアソートにメーカーの良心はねえのか!」と怒ったりしてるが

あれ、この感じ。

仕事に行かないでフラフラしてるこの社会不適格な感じ。


ああ、俺はバッキャローのオッサンだ・・・アレになっちゃったんだ・・・

ってこないだ気づいた


アイアムバッキャローのおっさん。


追われ狩られる側に・・・なる前に、モンスターとして完成して
人間食いまくってやると思っております。
posted by サンダーロードスタイル at 19:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月29日

7月最終週 WF週報

先日WF無事終了。
足を運んでくれた皆さま、お買い上げいただいた皆さまありがとうございました。

今回は初めての企業エリアでの出展。
ディーラーエリアと違って、机もなければ椅子もない空間貸しなので
とにかく全部やらないといけない面倒な場所。

アホみたいに予算割いて建込するならともかく、そんな気はサラサラない
テキヤやる気マンマンのフィギュア王×CCPなもんだから
机はレンタルしても

椅子がない!

ウソだろ!

到着した時点でクッタクタなのに!

ここまでは望まないにしても


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ちょっと休みたかった!
別にデカい椅子が欲しいわけではなく


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どんな小さいのでもいいから必要だった


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なんで何時間も立ちっぱなしで行けると思ったのか。
普段座りっぱなしの俺が立ってられるわけない。


もう次回はディーラーエリアに戻ろうぜ!!

とフィギュア王編集長とダイナマイトに猛抗議するも
全然次回も企業エリアでいいそうです・・・



正直俺は電飾全開、モニター&コンパニオン全開エリアの中
学芸会みたいなクソダセー手作り展示をするのはもう恥ずかしい。
ちょうど後ろでメガハウスのPOPのモニターが大音響で歴史を流し
あ、俺それ作ったってのが流れるのを横目で見る中、

悲惨すぎる今回の展示


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いや、これは仕事なので全然悲惨ではない。

この文言こそTB造型の礎。ロビンとの対戦はこれに限る。


じゃーなくって、TBを終わりにした後に急いでこしらえた
俺のオリジナルの方が、


これ

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貧乏か。

写真までボケてます。

金欲まみれるビカビカの企業エリアに迷い込んでる哀れがまた悲惨
予想とサイズが違った上に3日しかなかったし、などと言い訳すまい。

100円ショップに1回行きゃなんとかなんだろ的ないつもの考えで
へらへらとデッチアップしたクソが読み誤っただけ。猛省せよ俺。
100円で買ったもんは100円にしか見えないんだからな。
そのさもしいハートは20円の価値しかないぞ。豪省せよ俺。

次回はもうちょっと頑張らないといけないんだろうけど
ま、それはディーラーエリアで出ても同じか
じゃあ次回はガッツリやってやるかんな。忘れるな俺!


さて、そういうわけで企業エリアは知り合いも少なく
お客も全然少ない感じ。
かといって売り上げが悪いわけではないので、ふわーっとした
無目的な流しの客層がそんなにいないって印象。

自分がディーラー参加してる時は、仕事展示の要件以外
望んで企業エリアに行くことはなかったんで、まあ普通に
造型好きはあんまこないわな、って気もしました。
商品に期待する人がメインで来るのは当然っちゃ当然で。

しかしまあいろいろあるのがイベントで、キン肉マン関係の方々とも
そうでない方々ともそれなりにお話出来たわけですが、
人ってのは面白いもんで、これだけいろいろ人と会って経験しても
全然読み切れない事がヤマホドある。

今回も俺の引き出しにはまったくない才能に触れ
その意味ではオリジナリティ飛び交うはずのWFを満喫できました。

1回、昼メシ食いに行きましょうと誘われ、え?え?とついてったんすが
何年も幕張来てるけど見たことない食堂に連れていかれ、そこは長蛇の列
まさかブースほっぽり出して並ばないだろと思ったら並ぶっつー。
???と思いつつ並んでメシ食ったんだけど、その背徳感たるや尋常じゃない。
いつもはブース内で隠れるようにしてなんか腹に押し込んで終わってたのに
食堂で座って皿に乗ったメシくってる罪悪感。
これは不倫だ、不倫ってこんな感じだ。全然集中できない。

ブースに誰か来てたらどうしよう。わざわざあんな遠いとこまで俺目当てで来てる
人をほっぽらかしてるなんて・・・もう無理だ!俺もう帰る!!(←完食済)
と急いで店の外に出た途端、

ソフトクリーム?

んーーーーーーーーーーーー

ま、せっかくだからちょっと食って帰るか。

と買ってペロペロなめたもののクレミア系のダメソフト。
ビッグサイトの安っぽいのがうめーんすよねー、植物脂肪のやつで、とか
ウンチクこいてヘラヘラしてたら電話が鳴って呼び出され我に返り。走って戻る。

って感じの1日でした。

とにかく、カラベベデビュー出来てよかったっす。

次は・・・コミコンか、WFか、です。


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posted by サンダーロードスタイル at 16:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月22日

7月第4週 アトイッ週報

2019WF夏 フィギュア王×CCP 2−12−01にて

お待ちしております



新原型などCCP仕事関係はサイクロンよりイベント前に告知があると思いますので
そちらでチェックを。もろもろご期待いただいて大丈夫・・・なんです



ただ今週はちょっと国家規模でいろいろイレギュラーな事が重なり
相当CCPもバタバタするらしく告知のタイミングは最速でも
金曜くらいかと思いますので、そのあたりお察し願います。
少し話を聞いたんですがここにきてそりゃねーだろって感じなんで
ちゃんと説明しとくべきですよ、とは言っておきました。


で、

当日はサンダーロードスタイルオリジナルコーナーの一角を
フィギュア王×CCPブース内で用意していただく予定です。

毎度毎度いろいろ忙しくなったり、問題が起きたりで確約はできないんですが
一応、年末か来年か、サンダーロードスタイルのオリジナルソフビを出す予定です。

フィギュア王にもCCPにもご協力いただいて進めることになると思うんですが
今回はそのチラ見せ展示。



アイテムはこちら。

鉄腕ルチャ探偵の肩にいる能力の源の


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「カラベベ」

念願のカワイイ系。



ソフビ用原型を飾ろうと思ったんですが、いろいろCCP作業が厄介で間に合わず
展示できるかどうか微妙。奮闘中。


なのでギリギリまで原型も進めつつ、押さえの企画として
俺が手をかけなくてもできるその場しのぎ的売り物として準備したのが

Tシャツ。

全部で4種。


こんな感じ。



「リスペクト」柄

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「レリック」柄

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「ルチャリブレ」柄

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「ジャガーゴッド」柄

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の以上4種。
用意するのは極めて少数ですが、各M/Lサイズともに ¥3000


あと、女子力アップ間違いなしのミニタオル


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20×20cm こちらはお求めやすい¥1000

を販売品として御用意する予定。

予定というのは、まだモノが届いてないので間に合うかどうか
怪しいっつー感じ。今週はちょっと物流関係が厄介なので要警戒です。
マジでオリンピック鬱陶しい。

でもかつて侠骨クソ握りTシャツとか、マジの越中フンドシとか売ってた頃に比べれば
ミニタオルとかすげー平和で素晴らしい。WFでフンドシ売るヤツは頭おかしい。


まーそれはそれとして今回はカラベベがどんなキャラなのか等、
触りの説明として展示する予定なので
仕事原型以外の俺のオリジナルKAWAII路線にご興味がある方はぜひ。


ちなみに個人的な野望としては順当にこのカラベベを展開させ、
その勢いで家族全員作る予定の鉄腕ルチャ探偵一家を
草津の山奥の温泉まで引っ張ってきてハンマー芸者とロケット仁義と組ませて
巨大サイボーグ猿軍団と戦わせて猿を温泉に沈めるまで頑張る所存です。

しかしまずはとりあえず、カラベベ周辺を仕掛ける予定。


そのカラベベが能力を与える鉄腕ルチャ探偵立体物「パドレ・クラネオ」は


デコマスラボ 6−16−01 にてGKの販売&ご予約受付中と思いますので


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ぜひ。
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2019年07月15日

7月第3週 アトニ週報

毎度のことながら結構厳しいスケジュールの中
あるとおもった時間が一週間吹っ飛んだので予定全狂い。
死ぬ気で頑張り中。

サンダーロードスタイルとしての告知は来週として
CCP仕事としての告知はこちら。 2−12−01


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いろいろありますが俺的に目玉はやっぱり金&黒スパークです。


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買って即その場で開けてグリグリに手の中で回して欲しい。マジで。



展示に関して一切興味がないCCPというかダイナマイトは
手間かけて展示するのはバカバカしいくらいにしか思ってなくて
クジの邪魔くらいにしか思ってない。

ちゃんとした展示を約束し、1週間前確認し大丈夫、一応2日前に確認すると
ああ、あれは無理ですと簡単に言う。コロス。ブッ!ころーーす!と
バッキバキに怒っても改善の余地なし。

俺はせっかく作った原型なんで、どうにかカッコよくデビューさせてやりたいと
厳しい原型スケジュールの中必死に時間作って、じゃあ俺がやるから!と
手弁当で展示の手伝いをしてたわけです。

というわけで
一昨年WF夏はヒストリアジオラマを手作りし


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去年WF冬はガンマン展示を手作りし


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去年WF夏はスパーク展示を手作り


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背景画像作ってパネルに貼って、回転台持ち込んで、とか片手間でやるには
非常にキビシー作業で命削ってマイ原型デビューを守ってたわけです。



今年WF冬はようやく抜け駆けジオラマの援護で置くだけで済んだものの


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そうなると気のせいか展示する原型の量が増えてる傾向があるようなないような


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けどついに今夏!

俺はCCPディスプレイノータッチで、関係ないサンダーコーナーを用意。

60cmもあればいいすよ、と言ってたのにこないだ打ち合わせに行ったら
180用意してますっつーので、そんなにいらねーす。というか
原型スケジュールが押してきてるので、俺不参加も考えといてもらいたいと
言いだす状況ですが、とにかくもうノーギャラ展示手伝いはなしです。
まさしくこのスペースは頑張って勝ち得た信頼のタマモノと言えましょう。

でも今マジでこんなもんを書いてるヒマないんで、とにかくまた来週。
posted by サンダーロードスタイル at 08:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月08日

7月第2週 アトサン週報

WFまであと3週というところでございます。

もう。

ってまた「もう」か。

なんでだ?バカなのか毎回毎回?


もろもろ面倒なんで個人ディーラーで出ることはもうねーかなと
思ってますが、オリジナル関係をやめる気はサラサラないどころか
やる気マンマンです。

というわけで、フィギュア王×CCPブース 2-12-01 の中で
サンダーロードスタイル卓を用意してもらい
そこでいろいろやろうと思ってんですが、いかんせんその前に仕事。

仕事量的にはこれ以上なんも出来るわきゃないって状況ですが
合間見てオリジナル作業もチマチマ進めてます。


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ゴリゴリのマッチョ造型は仕事で、オリジナルはKAWAII系で進めます。
どこまでやれるかは不明。出来て原型展示。他はなんかTシャツでも
作ろうかと思ってるくらいなんで冷やかし程度で来てもらえば。
くらいですかね。


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とにかく今は作業作業。
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2019年07月01日

7月第1週 ニードパワー週報

結局締切を伸ばしてもらって迷惑かけまくった先週。
ようやく発表になりましたスグルヒストリーですが、これを
「ま、2週間くらいで出来るんじゃないすか?」ってたいして考えもせずに
安請け合いしたハナホジ原型師が全部悪い。
予定されてた格安受注期間が減ったのはひとえにこのアホのせいです。すみません。



つーわけで金曜にどうにか一段落したところで土曜はダウン。
日曜アサイチの吉祥寺で念願の映画を見に行ってきましたが・・・これがハズレ。
終わってすぐ、よしもうこの映画の話はしない!と見なかったことに。

ひさびさの吉祥寺だったので、グループ展を見たりフローズンヨーグルト食ったり
またしても無駄に女子力アップ。


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そういや女子高生の匂いがするボディソープを面白いから(もしくは臭いから)
使ってみろとツレアイは言ってますが俺は一生分の石鹸を買ってあるから女子高生いらん。
石鹸の匂いがする女がいい女だと信じておりますので俺は石鹸を使う。

じゃなくて男の肉体は石鹸でゴシゴシ洗わないとセクシーには育たない。
タレみたいな汁石鹸でヌルヌル体コスって男が磨けるか!そんな乳首が出せるか!


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はともかくとして、
上京してからこの方、自分は武蔵野にしか住んだことがありません。

大岡越前で江戸所払いの処罰で小金井村に追放と聞いて江戸からだいぶ
離れたところに住んでんだな、と思った先週。
でもじゃあ江戸(都内)や千葉や神奈川寄りに住みたいかっつーと
まったくそう思わず次に引っ越ししても武蔵野方面だと思う。

なんでそう思うのか理由はわからんすが、以前、吉祥寺にも
10年近く住んでました。


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その頃の吉祥寺は模型屋が多く本屋も古本屋も多い。アメコミ新刊も買え
俺には非常に住みやすかった。
クセのある茶店も多く、雑貨なんかも個性的チョイスが強い。
このクセってのが独特で、なんと言うか一言で表現するなら「手強い」

多国籍臭がしつつ、ギリギリおしゃれな範囲内に踏みとどまって
生活を破壊するほどではない我儘の絶妙の吉祥寺臭さが
街にふんぷんと漂ってました。
言ってみればこだわりの強い厄介な自称「通」が多い感じ。
妙なアジア雑貨があれば米ハッピーミールのオマケも揃う幅広さ。

でも今は大手販売店の吉祥寺支店みたいな出店で構成された街になって、
すべてが予想の範囲内。
いろんな店が増えたようで実は個性がなくなっており、ゆえに
手強い部分がない。すなわち刺激がない。
個人の古本屋が全部ブックオフになっちゃったようなもん。
何かにこだわる人々が減ったわけです。少しシモキタ感とでも言うような
「こちらが知らないことに固執する自称アーチストの面倒臭さ」的な
サブカル以上ファインアート未満な感じがなくなった。

ちなみに下北は行き過ぎで、あれは生活を犠牲にして道に踏み込む
歯止めを失った人々が集う街。若く自暴自棄な時期じゃないと無理
吉祥寺でミルクティを頼むとちゃんと煮出したロイヤルミルクティが
出てくる可能性が40%あるけど下北は100%チャイ。みたいな


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まあクセのある茶店よりはスタバが儲かるわけで、これは時代の趨勢。
定食屋もなくなるし、お好み焼き屋もなくなる。代わりに目黒と同じ
カフェが出店してくる。そりゃしょうがない。

しかしその意味で吉祥寺は文化度が下がり、魅力と個性の低い街に
なってしまった。その分、表面上の扱いやすさは増えたのかもしれないすが
少なくとも俺が足を運ぶ機会は激減しました。


にしても、あの厄介だった人たち、どこに行ってしまったのか。

たとえば怪獣特撮ファンは年老いてどんどん死んでいってる。

じゃ死んでんのかなーと思ってたら



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西荻窪に多数生息してました。

というか西荻が昔の吉祥寺みたいになってて驚いた。
いや、昔からこっちがこんな雰囲気だったのかな?

厄介な人がまだ多く生息し、個性的な店が幅広く立ち並び
こだわりの品が街中でハバを利かせて、モール内のショップに
置き換えられるようなおさまりの良さが全然ない。

適度な不便と適度な主張。少し歩いて交差点で人とすれ違う時でさえ
ん?なんか吉祥寺臭い?と感じたほど。

絶滅した種が意外なところで繁殖してた、みたいな
それでいて活き活きと増えててほんと驚きました。
イオンモールの中などでは絶対に生息できない繊細かつ面倒な
固有種を多数生存確認できたわけです。

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作品でもなんでも、個性的であるのは重要です。
無理に突飛である必要はないけど、他とは入れ替え難い何かが
「価値」に直結する。

売りやすさとか扱いやすさは価値のようで価値ではない。
あなたんトコじゃないと味わえないんだ、というのが重要。
便利さは一過性のもので5年も持たない。
それっぽい雰囲気で騙せる客も多いけど、そういうお客は
他に風が吹けばすぐそっちに流れる。


しかし「価値」「個性」にこだわったところでそれが評価される保証は
まったくない。けどこだわりがなければやる意味がない。
しかしあまりこだわりすぎると周囲はついてこられない。


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微妙に魅力的でありつつ、微妙に先を走ってる厄介な感じが
気になって仕方ない状態を呼ぶんだと思います。
このへんのサジ加減は本当に難しい。

生き残る固有種は、淘汰の波の中、色を変え場所を変え
食べるものや争うものを変えながら、しぶとく手強く抵抗したものだけが
生き残る。
いやもう完全に人の生活って自然の法則だな、と西荻を歩いて思いました。

厄介でシブテー個性、頑張って欲しいもんです。
そして俺も淘汰されないよう、シブトく抵抗しよう。

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posted by サンダーロードスタイル at 13:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月24日

6月最終週 ポスケップーロク週報

結局締切を伸ばしてもらって迷惑かけまくりの現在。
ずっと籠って作業中。よって、先週と状況はまったく変わらず
流している時代劇が「子連れ狼」から「俺は用心棒」に変わっただけ。

子連れ狼が時代劇として10点満点で10点だとすれば
俺は用心棒は24点くらい与えたい。



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これはロードダンセイニが原案(ウソでしょ?)という映画で全く別の作品。



こっちの用心棒。


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全く信じてもらえないすが、俺は基本的にチームの一員になりたい性格。
いつも言うけどオーケストレーションで何かを作るのが理想。

なんとなく主張が強く協調性が欠けてる野郎と思われがちですが、
協調性なんかスゲーあるよコノヤロウ。死にてーのかバカ。

他人の意見はちゃんと聞くし、自分の意見も静かに伝える。
なれ合いが大嫌いなだけで、仕事はちゃんとする。

たいていの無能どもは協調性となれ合いを混同してて(バカだからしょうがないすが)
ベタベタすることがチームワークを維持できることと思いたがる。
目的を見誤って、無駄なプライドを誇示して、迎合や妥協が打開策だと思いこむ。

違う。

正しいチームワークは、右からの敵を引き受けると約束したら
何があっても右を死守するのがそれ。

右を任せられたからこそ、左も前も後ろも安心して仕事に専念できるし戦える。
全員のポテンシャルを発揮するには、まず己が責を果たさねばならぬ。

背中を預けられてこそ信頼であり、預けられた意味を正しく理解するのが
真の協調性なわけで、そこになれ合いもクソもあるか。
肛門の匂いを嗅ぎあって満足してるワリに敵を追っ払えない犬ッコロじゃ
話にならんし、そもそも現場に言い訳するガキはいらん。

独立独歩で考え、状況を理解したうえで的確に振る舞い、互いをカバーできる。
これこそ正しいチームワーク。

俺はそんなチームワークの中、専門の腕利きとして現場を守りたいわけです。
あいつにそれを任せておけば安心だ、と思われたいわけです。

おそらく最大の理想像は彼でしょうね。



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リーダーがこの場所を守れと言ったから守る。
たとえ相手が最強でも守る。
相手はこれだけ手強いコイツのさらにリーダーがいるのか、と心折れるほど
断固自分が任された役割を果たす、男うさぎビグウィグ。


とかくクソ屁理屈ばっかコネて責任から逃げまくったモン勝ちのご時世ですが
そんな風潮、俺には関係ねーし知らねーし興味もなし。
男は言った事や約束は守るし、任された場所を守れてこそ一人前。

一人前の腕利きとして役に立つ連中に信頼されたい・・・という意味で
チームの一員になりたいっつーわけです。


さて、そんな関係性の理想がこの3人。


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結束信二の脚本の素晴らしさは、その構成ももちろんですが
抑制の効いた人物描写にこそその特徴がある気がします。

一言で言えば大人。誰も感情的にならない。だが仕事する。

例えば、おのれ貴様ら死ねい!!と理不尽にも敵が刀を抜いたら


栗塚「とんだ言いがかりだが、振り掛かる火の粉なら払うまでだ」
と迷わず斬る。

左右田「黙って斬られるわけにもいかんしな。どれ一仕事するか」
と容赦なく昏倒さす。

島田「抜かずに済むならそうしたいところですが、そうもいかないですね」
としぶりつつ、斬る。

いずれにしてもお互い相談はなし。すぐ同じ結論に達し淡々と仕事をこなす。
これぞ男、ハードボイルド。とにかく斬っちゃおうぜ敵。

多くの宇宙開発がそうであるように、目的に対し冷静な姿勢をもって
黙々と役割をこなすのはカッコよろしい。かくありたし。

つーわけで、俺もカッコよろしくなりたいなと思いつつ、全然引き受けた仕事が
終わらないのでもう泣きそうなのであります。
なんでゴールがどんどん遠ざかるんだコノヤロウ。

人は自分にないものを追い求めるんだ、というのはともかくとして
あと俺の中の週報離れ問題というのもともかくとして
今週こそカッコよく終わりにして映画見に行くんだ絶対。
posted by サンダーロードスタイル at 18:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月17日

6月第4週 ローンウルフ週報

このところ追い込まれ気味なのでどうでもよいツラツラ話。


ここしばらくずっと流してた子連れ狼のTVシリーズ。
柳生100本ノックの流れから踏み込んだものの、正直ここまで
ドラマとしてレベルが高いとは想像してませんでした。

本当は阿部頼母のキャプチャーで面白週報にしたいとこですが
今そんな事をやってる暇はないので文字オンリー。



子連れ狼、ガキの頃に見たときは残酷さエロさがあってなんとなく
「見ちゃダメな時代劇」だし「怖かった時代劇」だったんですが
今見ると、際立っているのは封建制度の異常性と理不尽。

確かにまともな君主が土地を管理するのであれば正しく機能したかも
しれない封建制度ではありますが、ゴリ押ししたらもう狂気でしかない。

簡単に言えば、「御殿の為に死ね」「御家の為に死ね」がまかり通る。
そしてそこで潔く果てることが美徳と(洗脳)されてきたのが武家社会。
ただまあそうした風潮、文化性もありっちゃアリですから宗教と同じで
従って満足できる人々が多数いるならそれはそれでよし。

しかしそれゆえに俺は武家社会が好きじゃありません。
侍が好きなのは職業が戦闘、武器がカタナということに尽きる。
道を究めようとするのなら好感が持てるけど、とにかく盲目的に上に従う根性の
人種には嫌悪感しかない。

子連れ狼では異常な柳生(それも権力を手にした個人)の横暴と
それに付き合わされる部下の悲劇で終始話が進むわけですが、
仮に俺が柳生配下にいたら話をブッツリ途切れさせてしまう。

おう柳生烈堂、お前の気持ちはともかくその態度はなんだ、と。
ワシが主君だぞと言われても、テメーがちゃんとしてれば話を聞いてもいいが
論点変えて丸め込めるバカばっかりだと思うなよ、ってことで子連れ狼そっちのけで
俺と柳生の殺し合いにしかならない。


男の生きざまは、誰に候う、侍う(さぶらう)のかって事に尽きます。

従うルールは何か。国や軍、思想や道徳、信条や責任。


守られてない世界、荒野にたった一人放り出されたとき、胸に抱く行動の基準
頼みとする行動の基準は何かって事です。

ズルをしていい時、ズルをする人間もいますし
ズルをすることで己が汚れると考えてズルをしない人間もいる。

高潔とかそういう事じゃなく、これは単純に自己満足の基準です。

マークトウェインは「人間は自分自身の精神を満足させたいだけ」と
明言してましたが、究極的にはその通りでしょう。

問題はその精神が求めるモノ、基準の在り方とはなによ?って話です。




ちょっとだけ造型におけるそんな話があっても俺は同じ事を考えます。

誰に侍(さぶら)って作るのか。

お前にとって作る為のルールとは?

自分を取り巻く世界相手に「個」として胸を張れるのか?


媚びず、退かずと簡単に言うけどこれけっこう難しいもんで
苦笑いや愛想笑いしない仕事で生きていくのは本当に難しい。
たまには煮え湯を飲まねばならないし、飲み下さなきゃいけない。
理想論ばっかじゃ現実でメシは食えないですからね。

そうした毒も含めて飲み込んだうえでなお、問う。

お前は何に侍(さぶら)って作るのか。


幕府か、柳生か。
殺された女房の復讐の為か、奪われた地位への矜持の為か。


荒野でたった一人放り出された時、孤独と逆風の中、
それでも胸に太陽は抱けるのか。

全感覚を遮断されたとして、空気はホルンのように肺を流れ
心臓はドラムのように鼓動し、流れ踊る熱い血で自分の中に
エイトビートをあふれさせることは可能か?

たった一人、何もない裸一貫で荒野に立ち尽くす。

時流や風潮を遮断してもなお、作りたい物がある。
勝ちたい相手がいる。登りたい山がある。

のであれば、まずは安心ということです。

俺は幕府にも柳生にも屈しないで歩いて行ける。
世界を俺の足で歩んで行ける。


ということを子連れ狼を見終えて考えてたという話。
posted by サンダーロードスタイル at 16:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする