2019年11月11日

11月第3週 ノーマネジメント週報


この時からずっとどころかまだ毎日毎日俺をイライラさせる
椅子問題。



穏やかな俺も静かに激り続けてます。


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を、先日まさかの解決。

低反発クッションではなく低反発枕を敷いたら死んだ座面を救ってくれました。
たった500円で解決。初めてお値段以上の結果を出したぜニトリ。


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それまでクッションを2重にしたり、3重、4重も試しました。
組み合わせも変え位置も変え、それでもずっといい具合がなかったのに
別の目的で買ったそれをたまたま敷いてみたらピッタリ。

一応冷静に状況を考えたつもりでいろいろ試したりはしてましたが
その実物を手にするまで、あれ?使えるんじゃね?と思うまで
まったく予想してなかった展開と解決。



簡単に思ついてもよさそうなのに、なぜ思いつかなかったのか?
もっと言えば、解決できなかった根本的な理由は何か。

結論からですが

おそらく



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「怒ってた」んだと思います。

ゆえに判断が鈍ってた。

これはこういうクソ椅子だ、だから俺はイライラさせられる、で
心情的にはほぼ完結してたんではないか、と。
クリアすべき問題として意識する前に怒りを置いていた。


いわゆるこの状態。


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「認知的不協和」。

なに?いいんだよこの画像で。検索かけたら出てきたんだもん。

認知的不協和とは複数の矛盾を抱え、それを処理できず混乱するってアレですね。
タケー銭払って今までで一番いい椅子買ったのに、道具箱の上に
座布団敷いて座るよりもイライラさせられるっつーこの感情を
冷静に分析することができなかった。って状態。

だって強力な仲間になると思って買ったバカ高い椅子が
まさか俺の敵に回り毎日イライラさせられ集中を妨げる存在になるなんて
思ってもみないもん。
ある種、想定外の「脅威」を部屋に招き入れた状態と考えられます。


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生物は脅威に対して「闘争」か「逃亡」しか選択しません。
本能的、つまり無意識にその場で闘うのか逃げるのかを判断する。

そして脅威が強くなるほどその反応は強まる。
その強さは、瞬間的な脅威もあるし、持続的な脅威もある。
今回では毎日接してるから、かなり持続的脅威に接してたと考えていい。

俺の本能は縄張りに侵入した脅威に対し、闘争を決意します。

すなわち、この腐れ椅子を俺の小さな屁みたいな無に等しい
労力で乗りこなしてやる!という決意です。

しかしこの決意が問題。
偉そうに言ってもそれは単なる「エゴ」。

予想外の脅威に対する反応から、認知的不協和の状態に陥り
その結果怒りに任せて勝利を得たい。
この縄張りの支配権が俺にはあると主張し、椅子の開発者より全然賢いと
思いたいだけ。バーカバーカ!と言いたいだけ。

そうなると
俺がやっつけてやった!と思わない限りクソ椅子に対するイライラは
解消されず、そのエゴを満たすことこそが目的、問題解決の目標とになってしまう。
受け入れ難い座面製作の判断を軽く上回ってやったという達成感が欲しいだけで
論理的な解決とは程遠い状態を欲してるだけ。

この状態を平たく言うと「怒りで目が曇る」であり
エゴに支配されてるわけです。まさしく「自縄自縛」。
ガキです。



冷静な問題解決には、常に開かれたグローバルな視点が必要です。
自己や常識なんぞにとらわれてはいけない。

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怒りのコントロールは本当に難しい。

大人の男に必要なのは常に「問題を解決できる能力」であって
その為には常に冷静に自己分析出来てないといけない。

正しいセルフスキャンをかけ、エンジンに負担をかけていい時か
メンテナンスタイムに入るべきか、的確に自己判断した上で問題に
対処し、かつ解決できないといけない。エゴなんかどうでもいい。
宇宙開発の技術者たちに憧れるのは、彼らが一直線に目標を見上げ
その為のたゆまぬ努力を惜しまぬからです。

宇宙はエゴなんか通用しない。というか物理にエゴなんか通じるわけなく
すなわちそれは世界に通用しないという事です。
通用すんのは神様のいる精神世界だけ。そこにはユニコーンだっている。
でもそこは俺の戦場ではない。だったらエゴなんかどうでもいい。



現実の問題ってのは準備してても意味なくこじれたりするもんですが


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冷静に自己分析し、冷静に対応すれば解決法が得られる。かもしれない。


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そういうわけで椅子の座面に厚めの枕をクッションとして置いた時
結構考えさせられたっつー話。

普段俺は枕を使用しないので枕購入という発想がなかったり
頭を置くものを尻の下には敷けないという因習に近い思考に
とらわれてたりしてたゆえに発想が貧困だったと考慮しても

今回は俺のエゴによる無駄な闘争反応が問題解決の
邪魔だったんだなと思い至れたってのは収穫でした。

まあ本当はその闘争に勝ちゃいいってだけなんですけどね。

今回は俺がお値段以下でございました。
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2019年11月04日

11月第2週 ブレイクスルスル週報

本日『キン肉マントイフェスティバル2019 OSAKA 』ですよ。
俺が宣伝すべき抽選商品はこちら。


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他に彩色原型の展示や予約、限定品に蔵出し品などいろいろと。


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関西勢はクーポン使える今年最後のチャンスだと思うので
ぜひ足を運んでその目で御確認下さい。もちろんクジもやってます。






さて、仕事関係の宣伝はここまでとしてここから個人話。

先日この画像を見かけて鼻で笑ったので人類史の話。


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面白おかしく作った画像相手にマジ突っ込みが野暮なのは承知だけど
空白って、目の前に御馳走あるのに料理来てない!って騒ぐキチガイか。


任侠道、正義の味方とはなんなのかと考えると、主義主張ではなく善意に行きつく。
しかし生物の行動における善意となると社会性や協調性では片付かないものが出てくる。
となると、猿レベルですら優しさと善意があり、それがどうなって
本能と区別され、社会性のある善意、つまり道徳や美徳まで成長したのかを
探らないといけない。猿の本能みたいな正義で俺の心は打たれるのか?
それを考えると、どんどん人類史をさかのぼってしまうわけで。

特に俺が重要視する美徳、和風の美徳の本質は何かと考えると先週取り上げた
天皇制云々の古事記や日本書紀程度の時代の話はもはや近代であり
そんなものは渡来由来のどーでもいい捏造話であり、そこに日本人の本質、
つまりアニミズムに代表される共感性や互助精神はない。
ルーツを探るならどうしてもそれ以前、と考えてしまうわけです。
というわけでその空白は俺の興味の的。


で、あてはめてみると、こう。


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まず
簡単に言うと猿状態の人類の祖先は400万年前に登場。ウキー、レベル。
で、250万年前に原人が登場。これはウホ、くらい。
60万年前くらいには旧人と新人が出始めウホからウホホ?くらいに。

石を道具として使い始めた証拠は260万年前だそう。
35万年前くらいから石器は高度化を始め、火の日常的な使用痕が見つかったのが
12万年くらい前。でもそれ以前に使ってたであろうとは推測されている。
ちなみに自然火かどうか不明だけど加熱調理の痕は100万年前のものも確認されている。

てことは、最低でも12万年前で自在に火を起こして調理し、火を囲んで
生活出来たと考えるのが自然。

雷や山火事などももらい火じゃない自力で起こせる火の存在ってのは
革命的どころじゃなかったでしょう。調理だけでなく、道具の加工や
集団としての在り方も変えるパワーがあったはず。まさにブレイクスルー。


で、さっきの図ですが、日本でも12万年前の石器が出雲で発見されている。
今でこそ旧石器時代が日本にあるのは自然ですが、以前は大陸様が文明を
持ち込むまで日本には人間すらいなかったレベルの認識でした。
まあ天孫降臨が現実として教えられてたんだからしょーないすが。

でも3.5万年前の群馬岩宿遺跡で世界最古の磨製石器が発見され
あれ?これはおかしいな、と。

実は4万年前の長野ではナウマン象を狩りまくってその骨を加工したものが
山ほど出てきてます。

さあ、象を捕まえて食うとしたらどれくらい組織的な狩が必要か。
まずウホホレベルでは無理。かなりの意志の疎通どころか
作戦が立てられないと追い込むことさえできないはず。
ライオンなどの本能の追い込み型狩猟とはちょっと違う。
だって決め手となる牙や爪がないわけですから。

日本は土壌や湿気などでモノが残りがたい土地柄ですが
その段階で槍や斧だけでなく、音を出す鳴り物や武器そして罠、毒に
高度な戦略による狩猟がすでにあったと考えるのが自然でしょう。

6万年前のヨーロッパの洞窟での壁画が発見されてるのは
有名ですが、その抽象的なスケッチから2万年後の4万年前で
同じくヨーロッパの洞窟に一定の記号が発見され、文字の
原型ではないかと言われてます。


実は7万年前、
人類の脳は飛躍的に進化したという話があります。

7万年以降から文化的創造性が発見されているという事実で
その時に「想像力」を得たのでは?という話。
記憶の中の事象を関連づけてイメージする能力で
「前頭前野統合」と呼ばれ上下、前後関係を把握できる。
つまり目の前に起きてる事だけではなく、関連づけていろいろ
考える「想像力」を手に入れた、これによりホモサピエンスは
真の意味で現代の人の祖先へと進化したという説。

会話や安定した生活、火や武器による安全のおかげで
比較的落ち着いた子育てや、食料の進化もそれを後押ししたんでしょう。
想像力の獲得への進化は素晴らしいブレイクスルーでしょ。

ちょっと戻りますが
おそらく言語による意思疎通が完成していた後での文字の発明。
模様だけひっかいたりしたものならさらに数万年前のが発見されてますが
意図した意味を伝えようと工夫した結果ってのには、胸躍りますな。

すでにこの段階で想像力を得ていたのであれば、いろんな道具の意味が
変わってきます。もはや猿が振り回す便利なこん棒ではない。
優秀な誰かが使った憧れの立派な道具が生まれたりするわけです。

そして文字から少し後には楽器。ドイツでは笛が発見されてますが
仲間の呼びかけや自分の位置報告などでただ音を出すものから
それなりに音階で変化をつける楽器が登場となると、ここでも
文化というか人間関係の進化が伺えます。感情の表現も生まれたでしょう。
誰かを思い出して泣いたり、元気を出したりもあったかもしれない。


そして2万年前では土器が。
1.2万年前では漆器加工が発見されてると。
(ウルシ加工に関する面白い話は今回カット)

実は狩猟民族は農耕よりも先に保存用として土器を作成
使用していたというのは今では当たり前の解釈。
2万年前くらいまでは大きく考えて遊動生活だったと。


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でもそれが終わってから、定住が始まり農耕も栽培も
さらに選択栽培も行われ品種改良まで始まる。

定住することにより文明はより地域性を強め
宗教や習慣がどんどん生まれる。

というきっかけとピタリリンクするこの青いラインは氷河期です。
これが終わって数百年で一気に日本、とくに本州は暖かくなった。
植生に大きな変化が生まれ、収穫に影響を及ぼしたわけです。
なので前述した変化が生まれたわけです。

それまではサバイバルに必死な環境だったと言えますが
それでも文字や音楽、道具といった技術革新を繰り返してきました。

面白いのは赤いラインで、これは今の人類、つまりホモサピエンス以外の
旧人や原人が共存してた時代です。5万年前くらいまで実は複数の人類が
生きてた。そして争いも進化し、武器も進化した。
巨大人類もいたし、ミニ人類もいた。
仲良く共存してた痕も残ってますが、激しい殺し合いの痕も残ってます。

なので4万年前の投槍器の発見ってのは個人的にすごくロマンを感じます。
いわゆる「アトラトル」ですが、これは100m以上の敵に当てられ
現代の大会でも130mが平均値だそうです。


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弓に頼る場合、基本的に材料工学が発展しないと無理じゃないすか。
剛性を維持するような組み合わせや方法を探しても
盗まれれば、落とせば終わり。おそらく狩に出る場合
個人の資質をかなり重要視したと考えられます。

肉を焼いて食えるようになって、咀嚼時間が短縮され
結果摂取する栄養素は増え、考える時間も増え
槍や武器を通常で使用するだけでなく工夫し、パワーアップさせてた。

ドシュっと見えないところから飛んできた槍。振り返れば丘の上に
あのシルエット!まさかあいつが投げたのか!?みたいな。
最初のアトラトルでの長距離攻撃は、もうグレートマジンガー登場並みの
燃える展開だったに違いねーっつーの。

というわけで・・・と言いたいとこですが、ウソかマコトか
28万年前の槍先がエチオピアのガデモッタ遺跡で発見されました。


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もう人類がアフリカ出たと言われてた時代を上回っちゃうわけですが
歴史の認識なんてそんなもんで、証拠が出てないだけで出ればどんどん
変わってしまう。28万年分、また考え直しかっつー。
7万年より前の創造的痕跡が出て来たらどーすんだっつー。

別に他人がどう思おうと俺には関係ないし興味もないすが
他人が軽く言うその「空白」も俺には面白い事ミッチリ詰まってる
宝の山にしか見えないって話。
整理がてら考えてみて、やっぱし面白かった。さあオリジナルやるぞ!
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2019年10月28日

10月最終週 アテナクナイ週報

面白い人とつまらない人がいる。
好感を持てる人と持てない人とはちょっと違う。
嫌いだけど面白い、興味を持てる場合がある。

食わず嫌いじゃないと思うけど基本的に毛嫌いしている作家がいたが
対談集を読んだらとても面白かった。非常に頭がいい。
議題の数手先を読んで質問し、3段下まで情報をカバーして話を膨らませる。
俺も相当アタマいいなと自分で思ってるけど(バカ)俺が10なら
200くらい頭がいい感じがする。すげーな。俺は人を見る目がねーな
と思ったら
後半その人の意見が出てきた途端、やっぱこの人の著作は
一生読まねーなと思った。結局嫌っちゃった。

いったいどこが分水嶺だったのか?何を俺は嫌ったのか?

途中までは事実に基づく推察や考証だった。
そこに個人的見解があったのかというと、あった。
妄想や希望的観測も含め。事実への考察80%に対して意見20%くらい。
非常に興味深く、刺激的に読めた。

では嫌悪を感じた点は?というと、妄想というか個人的な意見が
70%を占め、事実は情報というより身勝手な知識となり
その結果論点からズレた個人の意見になってしまい
テメーのだっせー能書きなんざどうでもいいよコノヤロウ、で終了。
開きかけた扉は再びガッチリ閉じて鍵までかかったわけです。

おかしいな。他人と話す時面白いのは「個人の意見」。
その人ならではの考え方に触れるのが楽しい。
なのになんでこうなっちゃうのか?なんで嫌いになっちゃうのか。

本来であれば知的であったこの人の意見が最後に炸裂してビシっと
決まるターンなのに最後でぶち壊す、まさに台無し。

その理由をずっと考えてまして。

これって造型とおんなじだなとも。


結論から言うとたぶん
論点に対して、探求目的の私的な「見解」から
利己的な「主張」に変わったのに反応したんだと思います。

目的が、真実を明らかにする為の歩みではなく、
己の意見を主張する為の道具と化した時、
その浅ましさに嫌悪を感じたんだと。


人を嫌うって場合、いろいろ種類があります。
面白いことに、無実の動物や子供相手でもハッキリと
好けない、もしくは合わないのが存在する。

環境や状況を考慮したうえでなお本能的に合わない場合の
ほとんどはやっぱり他者を差し置いて主張する
ワガママ状態な時。これにはやっぱり嫌悪する。
でもそれは当然。まだ飲み込める嫌悪。


出来れば何事も嫌悪なんかしたくないけど、どうしても耐え難い、
ワガママとは別に、遭遇すると気持ちの整理がつかない嫌悪もある。


アイアンジャイアントのブラッドバードは尊敬する監督で
少なからず関わりというかいろいろあって非常に
近しい思いで感じてました。
しかしツイッターで昭和天皇を揶揄してる時があって、
それを見た途端に彼の創作物すべてがイヤになってしまったわけです。

別に天皇制がどうこうという気持ちはない。興味もない。

ただいろんな話で出てくる昭和天皇の人柄に関しては
本当に尊敬すべき人物だと思っており、一個の男として
応じた様々な状況を思うに、これほど優しく強く潔く立派な人格は
なかなか生まれまいと思う。ただそれが環境が生み出した部分も
あって人間としてその重みにとても同情もする。そんな穏やかに
重圧と戦った立派な人物をヒトラーと一緒に笑ってるような人間の創作物を
途端に受け入れられなくなった、俺の狭量。

でも最後に見たトゥモローランドは名作と感じた。
本当の意味でウォルトの願いを形にした、クソ商売のディズニーではなく
希望を切り開こうとしたディズニーを受け継ぐ真っ直ぐな
金儲け目的ではない真の意味でのアトラクションの映画化、と思ってた。

どうにか気持ちの折り合いが付き始め、あれほど嫌悪してたが
トゥモローランドを少しずつ見直してみると・・・
やはり、素晴らしい。叶わぬ夢を追ったディズニーがここにある。
同じ方向を見上げようとした後続がここにいる。
その素晴らしさには俺の狭量や嫌悪の入る余地なんかない。
これを拒絶する俺だけがバカで損している。

何年間、俺は嫌悪に負けてこの作品を遠ざけていたのか。
良いところだけ見ればよかったではないか。
別に監督が昭和天皇を嘲笑おうとも、作品は作品。
俺が尊敬していれば誰に何を言われようとも・・・いややっぱり
それは腹立たしいな。でもやっぱり気にするべきじゃない。


そう考えて、まだ折り合いつかぬとしても
迷って受け入れられなかった年月を、と劇中の子役(上手)が
どんな風に育ってるのか、役者をやってるのか調べてみたら


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嫌悪だなんだとどーでもいいこと言ってる間に、子は育っちゃう。

タバコも覚え、カツアゲもする。人も殴るしバイクも盗む
・・・感じに育っちゃうかもしれない。


容赦なく時は過ぎて行くのに

人を嫌ってるヒマなんかないんだぞ。と昨晩思い付きました。
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2019年10月21日

10月第4週 サムシンググリーニーディスウェイカムズ週報

レイブラッドベリの「何かが道をやってくる」


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原題は「 something wicked this way comes 」
何か邪悪なものがこちらにやってくる、でシェイクスピアからの引用です。

その映画版のポスター。


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デビッドグローブの手によるもので、カッコよろしすぎてますよ。

ドリューストルーザンの正確さと
バーニーフュークスの感性を併せ持ってて素晴らしい。

他の作品はこんな感じ。


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でも言いたいのは週報のタイトル、
何かグリーンっぽいものがやってくるって話で、

やってきたのは


こいつだ


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アリガトウ・・・ライダー・・・


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リライブタンクによる自己修復機能とか
モトクリスタルとか名前からして超うらやましい。

俺もネンドクリスタルの力によって驚異の造型力を発揮するのだ!
とかでありたいけど、実際にはご飯を食って発揮してますし
動いてるのはただの心臓で頭のテッペンはハゲかかってきて
自己修復機能はございませんコノヤロウ。抜けたきゃ抜けちゃえ、毛め!


このちっこいグリーンはずいぶん前に買ったもの。


本題のグリーンは


こっちだ!


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SHODO−X(掌動駆)バトルホッパー

旧サイクロンを買い損ねたのが未だ悔やまれる掌動駆シリーズで
ジャングラーを差し置いて商品化された憎い、いや可愛いヤツ。


の!

後ろに映ってるグリーン

「夢に向かって挑戦するお山のお相撲さん」


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が、今回の主役、哀しみの王子(違います)「こまき山」だ

人の事を一流だなんだと(マジやめれ)気持ちのワリー事を書きまくる
狂信的サンダー崇拝者(しっかりしろ)カルト稲坂浩臣率いる罪なき工房
STUDIO24が企画、製造、販売するご当地キャラのソフビ化。

ふるさと納税の返礼品として格安で、それ以外でも通販可能なものですが
無彩色含めそのへんのコマケー話はSTUDIO24のサイトでご確認ください。


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俺は容赦なく、製品のレビュー。
販売での枠組みや仕掛けなど難しい事は興味がないよくわからんので
普通のソフビ商品としてご紹介。


まず、

原型見せてもらった段階でもホメた手の造型は思いきってて
気持ちがよい。


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手のひらや上腕のディフォルメは絶妙です。

いきなり本質ですが、ソフビはこのリアリティをいかに気持ちよく
単純な面構成に落とし込むかがキモと言えます。極論、これ。

100の情報量をいかに効率的に、また独自の感性で
約分してヒトケタに落とし込めるかが、一般的なソフビ化の評価部分。

作り手としてはまずここが思案のしどころだと思うので、
その点で造型的に気持ち良いのは非常に好感が持てます。


そして素晴らしいのが足の分割。


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前からはマワシの陰で隠れ、後ろからは尻のラインを保持しつつ
思い切ってザックリ切った分割ラインが素晴らしい。


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ちょっと邪魔でよく見えないのが残念ですが、なかなかの
正解ラインだと思います。



そして肝心の頭にある



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小牧山城


この石垣部分。彩色が丁寧。ツヤがまた気持ちいい。

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小牧山城については、別にこんなちっちぇー城普通にイモ造型だろと
もっとマシなもん乗っけろよイナサカよー!とバカにする
失礼なヤカラが出てきてもおかしくない。

彼は言い返さないので、俺が代わりに言ってやりますが
城でいいに決まってんだろ!他に何乗せるっつーんだ!クソどもが!


見ろ


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城の真逆。オシャレなピンクのテントを乗せたところで似合わねーし


もっとKAWAIIはずの屋根のある鳥小屋をピーチク乗せたとしても

ほら


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ダメだ。

いいんだよ城で。なんでそこ気にするかな。
他にいろいろ乗せてみたけど特に盛り上がらなかったから城で正解なんだよ。
なんでもかんでもイチャモンつけやがって(つけてません)


さて話は戻りますが
我慢しなくちゃいけない事が多い制限多数のソフビ造型において
気持ちのよい「ヘラ運び」が見えるのがこの

髷(マゲ)


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いいんじゃない?
流れるように楽しんで作ってる感じがナイスです。



全体的にこの堂々たるたたずまいは、


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工房の未来を背負って立つに十二分な風情であります。


さあ


そんじゃあ、どうやって飾ろうかなって話になった場合


グリーンのキャラかあ・・・

俺グリーン系にあんまり縁がないんだよなー



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まあやっぱり飾る限りはジオラマとまでは言わないまでも
ちょっと演出できる背景なんかがあるといいんじゃないか、と
思うんですよねー



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基本はNYの地下が舞台だからもうちょっと光を絞って
飾った方が雰囲気よさそう。
後でちゃんと汚しも入れたいけどとりあえずは


よし


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これで決定。

カワバンガ!




ちなみにもっぺん載せるけどこれが


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プラネットマンの最期


頑張れSTUDIO24。敵は手強いぞ。
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2019年10月14日

10月第3週 アクロポリス週報

先日金曜、激闘を終え休みたい体にムチ打って
上野はヤマシロヤ、マッスルショップ上野に
出来立てホカホカの原型をならべに行ってきました。


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毎度の事ながらテキトーなトリッキーな予約のCCP。
毎度バタバタで原型を落ち着いた状態で見せられることが少ない。

原型を飾るタイミングは基本的に1DAYイベントでの展示
ってのが毎度のパターンでしたが、今回は監修で許可が下りれば
3日間は展示可能!長期間イベントならでは。

よーし週末に合わせて頑張って作る!やった!許可も下りた!
ありがとうございます!さあ展示だ!!

ってところでの台風情報です・・・。

稲坂上京計画も流れ、セールも危うい。でもこればっかりは
どーしょもないので3日飾れるはずのそのうち2日は諦めるとしても
まだ、本日14日月曜最終日が残っております。

ぜひ皆さまお誘いあわせの上、蔵出しセールのついでに
万太郎とミートくん原型をその目でご確認ください。


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青スーツは幼さ残り、奮い立たせるやる気頼みな
まだ少し戦いなれてない万太郎。

赤スーツは戦いに集中できるようになった万太郎。

その差はわずかですが衣装だけでなく頭部の形状、髪型、
表情、拳など微妙に変えてあり、若いながら戦いの中
成長していく姿を作ったつもりです。

そして膝立ちの戦闘服。立ち姿のスグルとのコントラストで
選ぶのであれば、キービジュアルでも常に引き合いに出される
この膝立ち戦闘服しかないでしょう、と。

2世に関してはいろいろ俺も意見がありますが
2世大好きなサイクロンと相談の結果、あの当時2世を追い続けた
ファンに満足してもらうべく定番で攻めさせていただきました。
ケビンと、そしてスグルと、ぜひ並べていただきたい。


で、ミートくんに関してのみ原型監修中であります。

20世紀ミートはまだ商品化の予定は未定です。
2世ファンに向けてはブレインアクセスミートしかないと俺は信じました。
初代とのつながりを作るならこのブレインアクセスミートしかない。

2世シリーズをやる限りは、初代と同じリスペクトをもって
同じ熱量で掘り下げを行う所存であります。

で、この半透明ブレインアクセスミートをやる限りは当然
初代ファンに向けて普通の鉄板ミートを出さないわけにはいかんので
作ってありますけどとにかくまだ商品化は未定です。




今回のセールでは条件付きですがクーポンも使えるようなので
イベント入場料ナシでクーポン使用はお得と思います。
ぜひそのへんも含め、ヤマシロヤ最終日に足をお運びあれ。
その目で確認してくりゃれ。

俺も行こうと思っております。


というのも!



ひさびさのオモチャ屋なのに金曜はちょっとしかいられなかった。

ヤマシロヤに到着し、原型を展示すべく6Fに向かう前に
原型もったままとにかく即、1Fゾイドコーナーで

グソックをゲット。


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再販待ってたぜ。


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今回もパーツがメンドくさそうだけど、組み立てると
感心するんだよなーゾイド。


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復元の書という盛り上げもお見事ですが、マジでこの
説明書ないと組み立てられないからな。
説明書作るのも大変だし、一工夫入れるところは共感できるぜ

と思って引っ張りだしてみたら


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すー・・・

スパイデス!?

グソックのじゃないの?今回お前復元しないんですけど!

ってまさかの説明書封入ミス。

そもそもスパイデスは復元させたことあるっつーの。
間違えるならせめて他のと間違えてほしかった。

いやー、袋にザラっとパーツ。なかなかこれは厄介だぞ。
と子供だったら完全にお手上げだろうけど、



大人をナメんな


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屁でもなく組立ててやったぜ。よかったぜ大人で。

相変わらず鬼のようによく出来てて感動しました。


で話はもどりますが

グソックを買ったら、いよいよ大事な原型を展示に

6Fへ行くぞ!

と思ったその足は、真逆の地下1Fに向かう。

原型展示はどうしたサンダー。仕事しに来たんじゃないのか!

うるっせーな心の声テメーコノヤロウ。まずこっちが優先に

決まってるだろがい!と地下に降りて売り場一直線。


一番欲しかったこれを買う。


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顔でかモンチッチ。

お手玉みたいにボディがクタクタのビーンズ状で猛烈にKAWAII。
クソみたいに可愛い。もう最高。なんなら俺死んでもいい。


我が家の毛生え軍団の仲間入り。


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つーわけで、他のオモチャをまったく見てられなかったので
じっくり見るべく14日最終日も足を運ぼうと思います。

みんなは6Fに行け。

俺は他を引き受ける。
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2019年10月07日

10月第2週 ジンセイ週報

年末まで遊びの外出の可能性は皆無(くらいの)スケジュールでも足りないところ
やれ病院だ、やれ打ち合わせだとクリアランスをガンガンに削られてくる今なのに

ジェラートを食べに横浜まで出張る。


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正気か?


3種盛りのを2個連続で食ったら体が冷えて鼻水が出始めたので、近くの茶店で
暖かい紅茶を飲んで休んで、腹巻を締め直しもう1個3種盛りを食ったところで
ようやく満足する。


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実は先日都内のオススメジェラートを聞いて、寄ってみたものの
満足までは程遠い感じ。素材はいい。材料は贅沢。だから風味もいい。
でも空気の含有量とかが雑で、結局アブラ食ってるみたいな舌にしつこい
甘みや脂肪分が残り、調味は悪くないけど調理出来てねーなーと。

その点、横浜まで食いに行ったジェラートはやっぱり違った。よく出来てる。
全部が全部じゃないけど、やっぱり定番はもう圧倒的によく出来てた。

たぶん興味ない人が食えば、その違いは特にないんだと思う。
好みという言葉で逃げる方法もある。正解なんかないのが現実。

でもそうした荒野の中、ウチは他と違うんだ!これがいいんだ!という
作り手の明確な意図、目指すものを感じ取れたりもする。

目指すもの。すなわち理想や目標。

それに触れるのはヒジョーに楽しい。新たな発見、触れる甲斐がある。
こういう発見こそ最上の娯楽であり知的好奇心を満たせる瞬間。
好悪を超えた、技術の発展がそこにある。


理想への工夫や努力が見える時、その「物」の背景が、
支える背骨が、肉がついた意味がくっきりと浮かび上がってくる。

同時に、苦労も見える。時には足枷すらもハッキリ見える。
思い通りにいかないと足掻く姿まで見えることもある。

往々にして人生は過酷で残酷であり、容赦のカケラもないのが常。
何も悪くないのにどん底に突き落とされてしまう不運もある。

しかしそのどん底を全然どん底じゃないと思える人もいる。
何をするわけでもないけどハートの強さで周囲を鼓舞出来る人がいる一方
どう見ても幸福なのにギャーギャーわめいて周囲のテンションを下げる
永遠の未就学児童もいる。


なんでそんな硬軟、陰陽、白黒考えるかというと
ここ最近でまったく他ジャンルの話で考えさせられるものを結構聞いて
腕組みして考え込むことが多かったから。

で最終的に出てくる言葉といえば


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じゃなかった




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平坦も波乱万丈もどちらも人生。
懐が豊かだったり心が豊かだったりその逆だったりもまた、人生。
思い通りにいかない事で傷つくことがあっても、結果的に良い方向になったり
「予定」や「願望」が人生におけるベストの選択とは限らない。
流れの中で見つけた光が一生を決める場合もある。

そう思い至った具体例を書きたいとこだけどそういうわけにもいかないので

チョーどうでもいい話。



子供の頃、お年玉かなんかで宇宙戦艦ヤマトのシングルレコードを買った。


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すげー嬉しかったけど、ヤマトって赤いロゴを見ているうちに
なんかどうしてもその文字の中心線をたどりたくなり(?)

マジックでロゴの中央をなぞってみた。迷わず。


再現したのがこちら。

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そんでハっと我に返って、なぜ書いた!?
なんでこんなことしちゃったんだ?ジャケットに落書き…
そこそこ決意の買い物だったのに…と死ぬほど後悔。
バカバカバカバカ俺のバカ。



人はなんの結果も生まない光に、ああ!と突き動かされる事もある。

何十年経とうとそこに答えなんか全然ない。人生とも関係ない。

思慮の浅い行動、子供の落書きとはそういうものである。
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2019年09月30日

9月最終週 ヨドホシ週報

先日土曜、激闘を終え休みたい体にムチ打って

秋葉原ヨドバシは、マッスルショップAKIBAに。

つくづくですが、こうしたイベントはすべてサイクロンが
吹き荒れることにより成立しているものです。


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(販売商品以外にもサンプル展示など盛り沢山)

なかなかサバイバルが厄介な昨今、中堅メーカーの商品を
手に入りやすい状況まで持ち込むのはかなりの苦労があります。

手に入りやすいということは、たくさん商品を作らねばならない。
たくさん商品を作ってもそれを売ってくれる場所がないといけない。

通販オンリーの決め打ちの賭け買いには限界があるわけで
誰でも目の前で見て納得して買ってもらえる状況がもっとも理想的。
しかし一見簡単に思えるそんな状況が、実は相当に厄介なわけで
作ったところで売ってくれる場所がなければどうにもならない。
商品を簡単に手に取りやすい環境するには多くの人の協力が不可欠。

だから、タッグを組んでキン肉マン40周年を盛り上げていただける
各社には本当に感謝しております。いや本当に。


そういう意味でヨドバシカメラのPOPの愛情は頼もしい限り。


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この裏どうなってんのかと思ったら


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裏だった!

売り場担当の方もキン肉マンへの愛情溢れる方で一安心で
POP担当の方もまたキン肉マン大好きだそうでさらに安心。
面白がってくれてるのがよくわかるし、そういうのを見ると
こっちもホっとします。楽しんでくれてるな、と。

俺は初めて見たケビンポーチと
未購入だったアシュラTを買ったんですが


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いい。

アパレルやグッズ以外、当然フィギュアも充実してますし


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プラネットマンもばっちり揃ってますのでぜひ


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いうタイミングで、我が家にも届きましたプラネットマン!


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いやー、なるほど。

容赦なくレビューするとは本人に言ってありますが
正直、商品としては文句のつけどころがないくらい
気遣いが素晴らしく感心。

なんつってもこれ。


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このリング用パーツの完璧ぶり。

素材強度、ソフビとの接合角度、保持力など
きちんと知恵を巡らせて、ユーザー目線で用意したのが
よくわかります。

行き届く。一事が万事商品への姿勢がまさにここに出てる。

実際この決め込みは相当厄介だったろうと組み合わせた瞬間
ガックリ来たくらい。あまりのしっかりぶりに。
精度と角度の検証と決断、推して知るべしです。

そして成型。

リング含む、明確な差異として成立してる大枠の造型もそうですが


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これね。透明からの彩色。


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実物見ると、薄いソフビ厚に落ちる影が実に見事で
ある意味やっつけ仕事になっておかしくない惑星が
これでもかっつー表現場所になってて、見てて飽きない。

サンプルではそんなでもないなと思ってたんですが改めてじっくり見ると
相当スゲーす。手にしてこそわかる。
この厄介さに挑戦した決断もまた素直に評価できますね。

だって同じ造型で通常彩色がこうなのを


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成型塗装の工夫でこうですからね。


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キャラクターや造型抜きで、普通に見てられる要素を
加味しているというのは素晴らしい。製品ってのはそういう
厚みが満足度を加味、倍加させてくれるもんです。

中でも個人的に感心したのはこれ。


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さすがにただの球で終わらせていいんだこんな部分は。

なのに透明、シャドウ、パールと組み合わせ、一見して地味ながら
これはソフビの工夫でしか出せない妙味みたいなのを
見事に出している。え?って2度見する。バカ手間です。
ガレージキットの作例か。


造型発表時、いろいろ言われてましたが
俺が言った意見は、左腕の部分にケレンがあっても
いいかも。でも惑星が成型で化けるならこんくらいで
いいんじゃないの?みたいな話だったと記憶してますが

結果


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顔も

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デコマスじゃなく製品で十分ここまでたどり着けるという
ビジョンがあったのなら素晴らしい領域に踏み込めてんじゃないすかね。
この商品が秘めてるポテンシャルは相当なもんだと思うので
スタジオ24の未来はなかなか明るいと思います。

ごくろうさまのお疲れさん、よくやりました。
スタッフもよくぞいろいろ乗り越えてここまでたどり着いた。
次回作、楽しみです。



我が家でも


完璧なディスプレイで飾らせてもらおう!




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2019年09月23日

9月第4週 ノンクボ週報

相変わらずのド地獄中。

こんな感じの


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急所マルダシ状態でも頑張ってます。死ぬぜコノヤロウ。





告知的には
キン肉マンの総合POPアップストア


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マッスルショップAKIBA 始動!

開催日程:2019年9月21日(土)9:30〜2019年10月6日(日)まで
場所:ヨドバシカメラマルチメディアAKIBA店 6Fホビーコーナー

CCP×バンバンビガロ×ヨドバシカメラの強力協力体制で
フィギュアはもちろんアパレルやグッズなど盛りだくさんだそうです。

限定商品はニューレトロスパークだそうですが


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導入時期はまだ未確定なので、サイクロンのツイッターや
インフォブログなどで各自チェックしてください。

個人的にサンプル見せてもらって気になった


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こちらのスパークもそろそろ情報出るらしいので気になる方は
要チェック。


さて、全然話は変わりますが一応俺も現代人のハシクレとして
SNSはやってますが、積極的に他人のページを見ることは
ありません。どころか、他人の日常を覗き込むのはどうにも
居心地が悪いので見ないようにしてます。
仕事の一貫としてCCP肉タグはチェックしますけど、それもなんだか
精度に欠け、拾えないのもある。そういう場合はもう知らん。

つーわけでツイッターの知り合いは全員ミュート。
FBは赤ポチが出てる時だけ確認するっつーくらいのもんですが
以前仕事でお世話になった大先輩が昔の写真をアップしてて
そのお知らせ赤ポチが来まして。

で、見せてもらったら20歳くらいの俺が!
他の写真も見せてもらったら知らない記念写真とかもあったり。

そこでハタと思い出したのが

実は最近、20歳くらいの俺にそっくりな天気予報の若手が
TVに出てんだけど、と言われてまして。


まさかーと思って見てみたら


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なるほど




で、今日見せてもらった20歳頃の俺。


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だから

この気象予報士が急に座右の銘ふっ飛ばして

「やまねえ雨だってあんだよコノヤロウ。
全球凍結がある星住んでて何甘ッチョレー事言ってんだ
チキューなめんなバカ」

とか言い出したらそれは中身が怪しい。

「テメー泣かしてその雨やまなくしてやろうか!あー?」

とかさらに言いだすようなら
焼いてないスカルピーとか投げ与えてください。

にやにやとコネ始めたら・・・入れ替わった俺確定。

あまり麻酔は効かないので、タオルケットを与えて
シメキリノビマシタヨと呪文を唱えると5秒で気絶して
捕獲可能になります。

ただ雨戸に60サイズの箱を投げつけたかのような
台風の爆音にはまったく動ぜず寝てても
ポテチを開けるバリバリ音を聞きつけると
途端に目覚めるのでご注意ください。
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2019年09月16日

9月第4週 過労生週報

なかなかに追い込まれ中

今月いっぱいはまずこんな感じ

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2019年09月09日

9月第3週 ジョンブリかけ週報

原型師に限らずフリーで活動してる・・・えーなんつーのかな
デザイナーとかイラストレーターとかフリーランスの個人請負業務。


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アーティストなのかクリエイターなのかよくわかんないすが、
容赦なく言うと、下請けの業者。

下請けの業者でもランクはあり、認められる下請け業者と
ないがしろにされる下請け業者があるわけです。

長く業界で生きていくには認められないと厳しい。
ないがしろにされてもどうにか生きていけるのは若い時だけ。

認められるには他の業者では決して頼めない個性、
いわゆる圧倒的な商業的価値を見せつけて否が応でも
認めさせる力技を身に着けるしかない。
でもこれはなかなか難しい。実力があっても運が悪い人は多いし
その運が容赦ない場合も多い。差異を見せつけねばならない時は
ステージも上の方なので実力はあって当たり前だし、
そつない実力程度ではやっぱり埋もれてしまう。

もう一つ認められるには癒着。様々な方法でクライアントと仲良くして
実力関係ナシで仕事を手に入れる認められ方。
これは一見ズル臭く、創造性の角度から見るとクソっぽく見えますが、
頼む方からすれば便利で確実、仕事を計画通り進めるにはもっとも効率的。
現実的には一番多いパターン。頼みやすいし相談しやすい人は
扱いづらい1年1度のホームランバッターよりよっぽどマトモ。

たいていは水準以上の実力を備えて、なおかつ仲良くできる
クライアントを見つけ、お互いに補完し合う関係を維持できれば
理想的ですが、問題はそこにたどり着くまで。

フリーの下請けはまずなにより選り好みせずなんでも仕事を請け、
安く、早く、確実に仕上げてまず小さな信頼を勝ち取る。
その小さな信頼を積み重ねてようやく発言権と交換できる。
これがいわゆる下積みでほとんどの人が通るパターン。

ただこの下積みのフルイが厳しい。8割は認められる前に脱落していく。
原型師で言えば、美少女やメカを作れなきゃダメだし
男キャラも可愛いキャラも怪獣も似顔絵も作れないとダメ。
個性や意見なんか必要ない。注文に対して確実に応えるのが仕事。
クライアントも4.5社は用意しておかないとダメ。
1社に頼ってたらその1社がダメになった場合死ぬことになる。
でもしばらくすると、その「便利さ」+「α」が求められるように
なってくる。スケジュール通りの納品じゃなく、会社の看板を
背負えるような商品が望まれてくる。要求される器用さに合わせて
時間を浪費し、ついつい個性を磨き損ねると「α」が出せない。

かといって「α」を求められないのが仕事のほとんどなので
仕事以外で己を磨かない人には致命的な差異が発生してしまう。

結果、便利さだけなら安くて早い(無理を聞く)若手に振られ
哀れ器用のみの老兵は去りゆくというフルイもまたあるわけです。
ほんとフリーランスのサバイバルは当然ながら過酷です。


ということを前提に。

オサム。


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デザイナーとして卓越した能力があるのは結果が物語ってますが
その初期、イラストレーターとしての絵柄は10種を使い分け
あらゆる依頼を選り好みせず引き受けこなしたそうです。
可愛いものに頼らず、そうじゃないタッチも開発してました。

彼にとっての可愛いものはあくまで「仕事」であって
イラストは「商売」。その商売で見せるのはあくまで「芸」であって
自分はアーチストではなく芸人、つまり「エンターテイナー」で
人の喜ぶ顔がみたいから、と言い切ってます。

しかし凄いのは、実は彼は中学の頃から抽象画家になりたかった。
そして60になって、仕事を引退し1年の半分を島のアトリエで
過ごして抽象作品の制作に使った、と。

それは売るためでなく(!)人に見せるためでもなく(!!)
作品に名前もつけずただひたすら自分が描きたいものを
描くためだけに時間を使ったそうで。

幼い頃恩師から教わった、画家になるには?との問いの解答
「働かずに描いていけるなら」を本当に実践したわけです。

プロとして着実に仕事をこなす為の冷静な向上心で
下積み時代を泳ぎ切り

プロとして他にない個性を商業性に生かす判断力を
見事に発揮し時代を作り上げ

プロとして可能性を閉じないために進化する努力を
惜しまず見識を広めつつ自分を見失わず

そして画家として満足な環境で作品と向き合う為に
自己満足ながらもそれ上等と最高の状況に身を置く
決断力と実行力を発揮した、と。勇気ある決断です。

自由とは自らを由(ヨシ)とする。誰の判断でもない。
まさに自由を手に入れたわけです。


非常に優しい作風ではありますが、オサムは強烈に男らしく
作り手として雄々しい。
実力、理解者、後援者などいろいろあったとしてもそれらを
断ち切って己と向き合う人生を選んだというのは、モノを作る側の
人間としてはとてつもなく高い山に登ったように見えます。

などと、

オサムになりたすぎる俺


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そして少し話はズレていきますが


オサムの好きな映画は地下鉄のザジ。
俺はこのテのヨーロッパ映画はチョー無理。
オサムはアメリカンなポップカルチャーテイストもモノにして
日本の和の面白さもモノにしている。そして本筋は
抽象表現という豊かさ。

オサムの引き出しが100とするなら俺なんかせいぜい20にも
足りないと感じますし、己の狭量を恥じ入るばかり。

俺の中で英国趣味(うさぎと殺人鬼)は一通り落ち着いたと思ったので
最近はさほど英国に反応することはなくなってましたが
ツイッターでも書いたように百貨店の英国展に行ったのは
そうしたチャンスがあるのに狭量ゆえに出渋る(デシブル)ことが
ないようにと見えないオサムに肩を叩かれた部分もあるわけです。

そして行ってみれば、なるほど知らない事がいろいろありましたが
驚いたのがフィッシュ&チップス。

本場で食う事はおそらくないだろうけど、下町の料理方法を見る限り
まあ美味いことはないだろうな、と思ってた英国ジャンクフード。

出展してた店はオリジナルのフリッターとタルタルでモルトビネガーは
どっちかわかんないすが、とにかくタラも身が締まってて日本の
タラとは調理方法が違うのか、マスみたいな美味さ。
正直、え、マジで?と思いました。屋上で出してるフィッシュ&チップスも
食ってみたんですが、こちらは想像通りの味。これを最初に食ったら
だろうな、ともうリピートはしなかっただろうなと。
でも英国展のそれはまったく別次元。

当たり前のことですがどんなジャンルでもそれぞれに磨くべき
道と技があり、それをきちんと乗り越えたものは天に通づる。
と思い知らされ、己の狭量を諫めるには良い機会でございました。はい。

ああ、なんにでも興奮する男になりたい。
posted by サンダーロードスタイル at 00:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする