2019年02月18日

2月第4週 OFF週報

WF後ばったり寝た後、気になってた用事を済ますべく1日だけバカンスを敢行。

余計な事をしてきました。


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にしてもオッサンの休日なんか完全クソ話なので
今のうちに言っておきますが今回は読んだら損する。

全然読まんでよし。

また来週。






さて


まず最初に行ったのは吉祥寺の富士そば。
なにも休みにわざわざ立ち食いソバを?と思うでしょ。
バカヤロウ、そういう貧しい考え方しちゃいかん。
何を食いに行く価値があるのか?値段でもブランドでもない。
そこでしか食えないからわざわざ行くのでございます。



ここで出しているのがポテチそば。数店舗限定だそうで。


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以前ポテトそばはありました。フライドポテト乗せたヤツ。
でもそれだと違うんだな。後に理由は言いますがそれは食指が動かなかった。

今回、そこから進化したのかと思いきや、大きく後ろに下がって
最近聞かないレベルのアホ足し算だってのが凄い。

経営者がほぼ大学生の個人店がふざけてやる程度ならあるでしょうけど
何店舗かオペレーション組んでやる事じゃねー、と普通は判断します。



行って注文してみるとなんとその場で芋揚げるんでお時間を、と言う。
ここにきて市販やセントラルキッチンでの冷凍を使わぬまさかのこだわり!
揚げたて!必要?カッコいいなコノヤロウ。

で、届いたのが


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味で言えば、青のりが効いてて厚めの湖池屋のり塩チップスを
乗せた感じだけど、これがまた微妙に汁を吸って変化を開始。

いわゆるコロッケそば論的な話とこのポテチそばの狂気は
根本的に違うのがここ。あれは汁への溶け具合が問われます。
ポテトそばもそういうこと。沁み込みへの期待に近い。

しかしポテチそばは完全に独立採算制。ジャガイモ大地に立つ!
くらいハッキリした皮つき厚切りポテト。あくまで具。
パリッパリからシナッシナまでジャガイモ好きのハートをつかむ。
変化はあっても融合ではない。蕎麦も芋もキッチリ味わえる。
この差をどう判断するかは、グチャグチャに混ぜるのをよしとするか、
最後まで白飯を維持するのをよしとするかの差とも言えましょう。

で追いポテトなる追加トッピングでパリパリ度再襲来。
いやー狂ってる。発想が小学生。ジャガイモ好きなら完全に一本取られます。

にしてもすぐ飲み物で口を漱がねばキツイほどしょっぱい。口がしぼむぜ。
だが他ではなかなか味わえない面白さと、ある意味の旨さあり。
さっと食ってさっと立ち去るジャンクはこういう面白味がないとね。

えー狂気のポテチそばは現在富士そばで店舗限定でやってるので
各自調べてください。



で、コーヒー飲んで一息ついてから実は東京来てここにくるのは
初めてじゃないかっつーギンレイホールで「500枚の夢の束」を見る。


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スタートレック好きの自閉症の娘がシナリオ持って旅する話。
でこれがショッパナから100点中、10点と5点の間をずっと
ジリジリ低空飛行で、まーーーーーー出来が悪い。つまらないじゃなく
単純に出来が悪い。適当なご都合、適当なカット。スタートレック度もない。
完全に障害者とトレッカーをダシに安易で愛もリサーチもない脚本で
マジでせっかくのオフにこんな映画選んで損したなーとしか思えない。
のに、ほぼ満席!ビッチビチにお客が詰まってて便所は長蛇の列。
こんなのジョンカペナイト以来。

一瞬クリンゴン語が出た時だけスタートレック好き感がありましたが
それ以外はまったく要素ナシで不快以前に、だろうな障害者映画でした。

じゃあもうこの映画は見なかったことにして、すぐ近くのペコちゃん焼きを
買いに行くも、なかなかにこれまたどうして


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2017年の紙に8貼って18にしたものの、今年もう19です、な
テキトーぶりがちゃんと味に出てて素晴らしく、香料のついた糊のような中身が
非常にフジヤチックってウソでしょ。俺のペコちゃんへの気持ちを糊で?!
頼むからマジメに仕事してって感じで二連敗。ぬう。

でもまあスタンプラリーの2個目も押せたからいいか、と次は東京駅に。

最初の目的はアイス。

それも新幹線で車内販売している固いアイス。

というのもWFでカイさんが帰省時に食ったら懐かしい味がして
子供の頃に食べたレディボーデンのようなちょっと普段よりも
格上の印象があった、と聞いたから。

いまやだいぶ舌も肥えてしまい、あの最高だったハーゲンダッツさえ
イマイチに感じてしまう俺ですが、子供の頃に感じたレディボーデンの
格上感は理解できる。たぶん今の普通アイスを基準になんか少し
美味しいんでしょう。で固い、と。

問題はそこだ。きた、ついに。

俺の手元にはアイス用の熱伝導スプーンがあり、
これはいろいろ比較研究した人によると、実にコストパフォーマンスの良い
熱伝導スプーンの中でも良品だと評価の高い「貝印」製。
敵、いや固いアイスを探してたんだぜ。


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でアイスは車内販売オンリーの商品だが、東京駅でも取り扱いありだと聞き
ヘラヘラと新幹線乗り場に踏み込んだわけです。

入場券買ってカイさんが使ってるであろう東海道新幹線ホームに行くも
キオスクで尋ねると「いえ、扱っておりません」とバッサリ。
でもまあね、ちゃんと聞けばわかるでしょと詳しく説明してみるも
「ホームごとに管轄が違うので、あちらのあのキオスクならあるかも」
と隣のホームを指さして結構テキトーな情報。

了解、じゃ行ってみますと改装中でエスカレーターの使えないホームを
えっちらおっちら下って隣のホームに行ってアイス欲しいんだマイサンっつーと


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「ああありますよ」というから喜んだらダッツ。
「いや、ハーゲンじゃなくスジャータの」
っつーとこういうときに出てくる、早口で全部あたしが仕切ってます的な
押しの強い店員が「東京駅で取り扱ってる場所はないですよ」と言い切る。
マジで?いや、情報見たのは古かったのかな。
「あれは新幹線の中だけの販売なんで」とだいぶ強気。

うそつけ、って横見たら、あ!


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E5はやぶさカッコいい!すげーカッコいい!!

とか喜んでる場合ではなく、なんですと!?です。

こうなったらもう検索だ!そのクソズマホで調べるんだ!
だいたい調べてから来いっつー話ですが。

そしたらそこから全然離れた18,19番線のホームの中央で
売っている場所があると判明。どんだけあるんだ東海道新幹線。

いってみればひかりやこだまのあるホーム。
じゃあさっき間違って行かなきゃはやぶさ見られなかったのか。ラッキー。

で、ついにたどり着く(この段階で汗だく)


そして


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ついに


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ゲット!


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なかなかのクエストだった。

でホームの椅子に座って食べ始めるも、けっこう風がビュービュー吹いてる。
まだ汗で熱いくらいなので、アイスも美味い。
さすがに新幹線内のおそらくドライアイスみたいなカッチカチではないけど
スプーンも絶好調。


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ストレスなくグイグイ食える。
なるほど、確かに幼い頃食った1ランク上のレディボーデン感というのは納得。
美味い。他のも食いたい。

しかし食べ終わる頃には汗も冷え、腹も冷える。つーかホーム寒すぎる。

まあこんな事もあろうかと冬でもアイスを食う時は腹巻してるんですが
だいぶ冷えて若干の尿意も感じてきたわけです。

じゃあ便所へ、と行く頃には実は焦って探してたから気づかなかったけど
結構な尿意だったということに気づく。

で、トイレに駆け込んで可愛いマイサンを出そうとするが


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あれ?

い、いない!?

いないというのはどういう事か言うと腹巻と股引にパンツだシャツだが
何枚も複雑に重なって互い違いに布が覆い合ってる。


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用があるのはその覆い合いの奥。

しかしジーンズのチャックからいくら指をいれてまさぐっても衣服の端、
つまり最上面のとっかかりそのものが見つからない。
どこがどこだか肌にたどり着ける入口がない。ずーっと布面をこすり続ける俺の指。

いや必ずそこにはあるはずだ。俺知ってるもん。

なのに、どこが布の最後の部分?
これもんで指突っ込んでグリグリやってもなーんも引っかからない。

あれ?こんなに服着てたっけ?さっきよか増えてない?


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どこだ?どこが服の端っこだ??どこをめくれば先に進むのか?




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俺自身はすでに便器の前に立ってのこの迷子っぷり。

すると

この位置に来たら自動的に出してもらえると思ってるコイツが

状況を何も理解していない、顔すら出してないっつーのにコイツが

「あ、もう出しちゃっていいすかー?」

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いやいやいやダメダメダメ!!ウソでしょ?


「もう出ちゃいます。はいバルブ開きまーす」

待て待て待て!  もはやなりふりかまってられんと
一歩下がって腰を引いて、ズボンのチャックに
手を拳ごと突っ込んでグリグリやってようやく服の端を探し当てると

めくってめくって奥の奥までたどり着き





いた!本物のキノコ発見!


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寒さで縮こまってなくなっちゃったのかと思ったぜこの野郎。


という20秒ほどの騒ぎがその日最大のピンチだったっつー話。

その後、もう一つの目的だった築地大否定の俺の東京駅寿司話もあったんすが
長くなったんでもういいや。俺の休日は終わりました。

な、読んで損したでしょ。こうして数少ないご婦人の読者も失うし
いい事なんかなんもない、と言いたいすが少なくとも俺はスッキリしたね。

では今度こそ本当にまた来週。
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2019年02月11日

2月第3週 WF週報

WF2019冬無事終了しました。
サンダー関係商品をお買い上げいただいた皆様ありがとうございました。

CCPブースでは渾身のディスプレイで強力チームが展示できて
ガンマン、スパークと展示で苦労させられたのがウソのよう。
一発で文句なしの展示ができました。
ジオラマ台座を製作していただいた「抜け駆け!!男塾」さんに大感謝です。


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9日10日と2日連続でのイベントをこなしたスタッフもお疲れ様。
通関問題以外トラブルも少なめで、フィギュア王くじも即完売。
いい感じだったんじゃないでしょうか。


一方、456ホールの対角線上にあるデコマスラボまで
往復すること3回。

覆面ルチャ探偵「パドレ・クラネオ」のキット化、販売
彩色までやっていただいたんだから、こんな距離、屁でもないぜ。


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なわけねーだろ。遠いぜ。
2か月半散歩してなかったからもうケツ筋が痛い。痛くて昨日はもう
週報なんかどうでもいいや、と寝てしまいましたすいません。


しかしその遥か彼方のブースに行ってみれば
デコマスラボ広瀬さんは開口一番「普通に塗ればよかった」と
攻めすぎた配色を後悔する発言。
「最初に塗る色じゃなかった」と言うものの、


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いや!男が攻めないでどーする!攻め色や良し!


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そんな事より、だ

背景の展示布が紫茶色なのが激ダセー、黒がよかった
なんで黒にしなかった、という点を責め立ててやりました。



広瀬さんに追加していただいた台座の製作は初見で意図が見えなかったんですが、
色がのってああなるほど、影!と驚いたわけです。台座でキャラクターを
こういう形でサポートするという発想、手強いっつーか、賢い。
センスある+αは新鮮でした。


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俺はと言いますと、まーどっちのブースに逃げても

寒い。

寒気の流れ込んでいるルートがこちら。


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逃げ場なし。エアキャップにくるまって縮こまる始末。
しかし先日豊洲で氷点下レベルを経験したCCP軍団は
昨日より全然暖かいと言いだす始末。


という話ではなく、実は今回、新作としてある原型を作ってまして。

それは造型およびデッサン参考用、サンダー筋肉人形。


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自分自身、造型するときよく過去の自分の作った人形を参考にします。
もちろん解剖図、筋肉写真、他の立体物も参考にしますが
いわばそれらは素材。しかし俺の作るのは料理。加工品。

これは理由があって、アナトミカルな解釈に従って造型しても
それは動いてない筋肉の位置情報しかなく、連携した流れや
伸びや攣れは入らない。人体の構造を理解している人なら解剖図から
想像で情報を補足できるけど、時間がかかるし初心者には難しい。


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さらに解剖図の上の層、つまり表皮の表現になると脂肪層の厚さが
大きく影響してくる。ので、そもそも筋肉作るったって
脂肪と皮膚で覆われた筋肉表現が必要となる。だから本当は表皮から
筋肉の位置が判断できるのがもっとも手っ取り早い。

さらに作ってるキャラクターの鍛え方で、筋肉はそもそも千差万別。
働く人と戦う人、ボディビルダーではこれまた違う。
肥大させれば強そうってわけでもなく、発達部位は人物で違う。
じゃあこれがあったら筋肉作れるのかっつーとそうでもないでしょ。


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というわけで、気軽に参考にする場合
解剖学的なものではなく表面に内部の筋肉情報が出ているのが最も望ましい状態
ってのが俺の結論です。適度な脂肪層がありながらカットも入ってる。
でもそんなの現実にはほとんどない。

ので、気軽に見やすく加工した理想の筋肉配置人形を作って
参考にしてもらおうというのが、もともとの発想でした。

彫刻の先生がやれば、それはそれでまたいいんでしょうけど
俺のはあくまで娯楽担当。カッコいい燃える筋肉。
色気と力強さとが備わった、けれんみたっぷりの見てて楽しい筋肉像。

を作ろうというのがきっかけでした。

で、この話を同じ原型師のカイTKさんに相談したところ
永字六法という言葉があり、永という字にはハネやトメ、ハライなど
書に必要な基本が一通り詰まっている。そんな感じで
曲げ、伸ばし、ヒネりなど、簡単なはずなのに作るとすぐひっかかっちゃう
人体表現のポイントを混ぜ込んだポーズでやればいいんじゃないか。
人体永字六法。そしたら机上の参考モデルはこれ一つで済む。

でもともとカイさんはシワが上手い。異常に上手いので
俺は以前シワがヘタクソすぎて、当時担当だった広瀬さんから
カイさんのシワを参考にしろ、と教材として与えられたくらい。

じゃあじゃあ、俺が細マッチョの筋肉作るから、そこにカイさんが
服を着せてシワを造型するっつーのは、どう!?
きちんと服のシワメイン人形があったら、これも超参考になる!
おお、いいじゃん!永字六法人形で行きましょう!!

なーんて盛り上がったのが去年の末くらい。

じゃあ次のWFでまず俺が筋肉像を、なんて言ってたんすが
いざ曲げ、伸ばし、ヒネりなど、いろいろ組み込んだら
どう考えたって導き出されるポーズが・・・


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ふざけてんのか。解剖図よか参考になる人形だっつってるのに
サンダーふざけてるだろ、としか思われない。
いやふざけてねーに決まってるだろ!こうなっちゃうんだ、逆算すると。


まあ俺にも欲しい部位があるわけです。いつもここを参考にして
ここを押さえておけば作業が早いという人体の部位が。
それを組み込んで、曲げ、伸ばし、ヒネりなどとたどり着いたのが
今度は


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まあこれならいいんじゃない?
と思ってカイさんに相談したら、いいかもしれないですけど
シワを作る場合重力の方向がとても大切だから、それが・・・


確かに。


だいたい空飛んでるスーパー男に服着せたってピチピチタイツしかねーし。
あと、机の上にスーパー置きづらいし。

もっと基本のポーズがいいんじゃないですか、ということで
少し歩きだすとか少し振り返るとか、動き以前に参考にしやすい人体ということで
基本でやりますわ、という話に落ち着いたわけです。

さあ忙しく2か月どうにもならない時間を経て、ついに作業可能な
WF前1週間を手に入れたものの、疲れ切ってなかなか進まない。

そもそも俺の造型を人体作画の参考にしていただいているというのは
ワンパンマンのアニメスタッフの方から伺ったのがきっかけ。
キン肉マンフィギュアをみんなで買って、とか教えていただいて
嬉しいやら恐縮やらではありましたが、俺の目論見では当然こうした
アニメ、マンガ作画の方々にも買っていただきたいという野望があるわけです。

そうすると、ちょっと緊張して、もちょっとちゃんと、もう少しここを、と
いじくり続けてなかなか答えが決め込めない。
見やすくて参考になる教材レベルの筋肉を1週間はちっとキツイかなと
心が折れそうな俺の前のモニターでは、


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これは悪役の中でも一味違う、小田部通麿だ。


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最高。

じゃなくてとにかく、眼前でチャンバラが展開しているわけですが
そうなるともう影響受けまくりで、これからどう染めるか迷っている
人形がマイチャンバラ色にしか染まらなくなってくる。

細マッチョ、次にカイさんが服を着せる。これは決まってる。
なので最大厚でもこの薄さの胸板にしないと、と思ってても
いやこんなヒラメみたいなの欲しくねーし燃えねーし、
もうちょっとだけ盛らせて・・・と盛った結果


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小田部通麿もびっくりのムッチムチ。

でも待てよ、この方向性良くね?

このまま十兵衛っちゃった方が、カッコよくね?


って、ところでツレアイにウキウキと
どんどん十兵衛っちゃってる話をしたら
それを今寝ないでやるべき事なのか、カイさんと約束したのは細マッチョで
時代劇要素なんか一言も話してなかったんじゃないの!コンセプトは!?
とひとしきり怒られる。


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反省してます。ちょっと仮眠もします。
でも1時間だけ作業させてください。

の結果


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十兵衛の顔を完成させる。

よーしこれを明日、カイさんに見せてやろ!

というわけで当日見せたら

服着せるから細マッチョにって話だったのに
パンパンに盛りマッチョでしかもチョンマゲついて
あれ?俺この次何を作ればいいんですか、
どんな服着せたら・・・と言われ


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間違いなくおっしゃる通りでございますな!

まったくもって困ったもんです、と思ったっつー話。


まあまずはカイ屋の旦那様


一先ずはこの作りたい放題のマッチョ十兵衛の体が出来上がってから

おいおいこのサンダー屋めとご相談させていただきたい次第でございます。
なにとぞおはからいのほどを。

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ほんとゴメンなさいでござりまする。
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2019年02月04日

2月第2週 WF前週報

えー先週、2か月に渡る戦いに区切りがつき
ひとまず無事チーム造型コンプリートということで
WFでは強力並べが見られると思います。

作るには作りましたが

無宿渡世に怒りを込めて、口の楊枝がヒューと鳴る


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噂のあいつがション次郎
展示に関してあっしは一切関わり合いござんせんので、
どうなるかは当日のお楽しみっつーことで。


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「フィギュア王×CCP」ブースは 4−01−03
随分とお達者でお越しくださいやし。





さて、続きまして前回WFにて
デコマスラボこと広瀬さんのとこで展示していただいた

黒い鉄腕 覆面ルチャ探偵「パドレ・クラネオ」のキットが

デコマスラボ 6−15−01 で予価8000円販売予定でございます。
 

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これが

こう


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素敵な台座を作っていただき、臨場感ばっちり。
買い物中に銃撃されたナイスタイミングを活写しております。

設定などはこちら。


ひさびさのサンダーロードスタイルのオリジナル造型。
このルチャパパを皮切りに、ルチャ娘2人、爺さん&犬まで
造型する予定でありますので、まずパパを買っておくべきです。

なんつっても、アメコミ風オリジナルキャラをやろうという
この企画はデコマスラボに色塗ってもらえるという望外な特典付きで
色乗るのが楽しみでしょーないす。

温泉ハンマー芸者や他準備中のサンダーオリジナルとも
がっちり連動しますので、お楽しみに。



で、それとは別に

キット化は間に合わないと思うので原型展示して
後に通販だと思いますが、もう1体オリジナル作業に本日から
入ってる予定で、一週間もありゃ出来上がる予定です。

こちらは出来上がってみないとなんとも言えませんが
造型する人、デザインする人なんかに役立つモノで
非常に実用的なものになる予定です。

さあ、手元にはスタートレックディスカバリー1シーズン。
柳生十兵衛関係100話以上。
途中で止めてたフラッシュの4thシーズンの残り半分。

つまり


WFまでは一週間。26時間眠った。DVDは満タン。ガムは1ケース半。


真夜中。サングラスもかけてる。















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posted by サンダーロードスタイル at 00:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月28日

1月最終週 ツルリラ週報

今度こそ鬼の1週間が始まるわけですが、ここしばらく俺を支えてくれてた
心の友こそ


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15部まであるらしいすが、俺が録画してあったのは4部の前半まで。
そして3部でとりあえず一区切りつき、4部から多少の設定リブートがかかる。

で、当時3部放送の後TBSでスタートしたのが「江戸を斬る」シリーズ。


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遠山の金さんの話と思いきや、第1シリーズだけは「梓右近隠密帳」として
将軍の異母弟である保科正之の双子の弟という微妙な設定の主人公が
江戸幕府転覆を企む由比正雪の陰謀と戦うというバトルシリーズ。

大岡越前から竹脇無我、高橋元太郎、松山英太郎、中村竹弥、志村喬、
大坂志郎、片岡千恵蔵の実に七人が続投し、あげくに大岡越前のテーマ曲を
劇中のオルゴールで流したりとワケがわからぬパラレルになってて
ぐいぐいと混乱させてくれますが、それはまあいい。

越前が八代将軍吉宗時代に対し、梓右近は三代将軍家光時代。
柳生宗矩が出るし、十兵衛も出る。
直径の子孫である柳生博が出てきて、柳生十兵衛を叱るという
新たな混乱も仕掛けてくれて見てるこっちがこんな顔になりますが



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まあいいとする。



問題は柳生十兵衛を演じる


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GOワカバヤシ



ついつい十兵衛の当たり役だと思いつくのが千葉十兵衛。


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この担いだ構え、笹の葉隠と呼ぶらしいですが
柳生の剣、新陰流とはちょっと毛色が違う。

新陰流の動きは質実剛健、近衛十四郎が見せたように
左手を起点に切っ先を自在に動かすべく、柄を身に引きつけた


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実務的な剣なのに対し、ハッタリ感爆発の笹の葉隠の導入は


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ちょっとソニーチバ流の演出が入っている。



思ってました。

ところが、千葉十兵衛が生まれる数年前に登板したこの若林十兵衛が


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その動きを梓右近の中で見せてるわけです。

え?ここが発祥!?

しかも若林豪は柳生新陰流のビデオだか雑誌だかに出てる。
ちょっと調べてもよくわかんなかったけど、もしかすると
きちんと考証した結果、この構えが出たってこと?

近衛十四郎はやってなかったと思うのでだとしたら
若林豪、偉大!

こりゃ今年は柳生関係を見直すしかねーな。

あと江戸の牙も見直そう。


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で、話は全然変わりますが先日、珍しくツールを買いまして。
ツイッターでも言いましたが、クロスワークス製竹谷スパチュラ。

この6角差し替えシステムは俺も考えてて
1回試しに100円ショップのドライバーとパテで作ってみたんですが、
すこしガタついたんで失敗。これは差し替えはねーな、と。
その点、クロスワークス製はキッチリしてて素晴らしい。


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ただ俺には柄が少し長いのでなれるのに時間かかりそう。

もはや死んだジャンル感あるスカルピー作業ですが
たまにはツールのご紹介もしてみましょう。

俺のメインウェポンはこれ。


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全部自作。でも十分これでいける。

これとクレイシェイパー数種が常に登板してますね。
ノコギリワッカツールも。


あとはこのへん。


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オレンジのは編み棒を切ったヤツで、下の2本は
筆の柄を切ったヤツ。けっこう使います。

あと原型製作において、非常に重要なのがカッター類。

デザインナイフ系だけでこんな感じ。


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このほかに普通のカッターを数種用意してます。

あと仕上げや計測に欠かせないのはこのへんすね。


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珍しい、たぶん俺しか使ってないんじゃないかってのは

これ。


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マグネットを付けたビーズレンズという指先ルーペを


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手元でのツール維持に使う。

まあ基本道具は道具でしかないので
上達するのに必要なのは「脳」であり「認識」だと思います。

何かを失ったらもう出来ない、作れない!とかいう状況に
陥らないよう、道具には頼らないようには心がけてますかね。

常に男はワンパクであれ&原始に帰れ、です。
posted by サンダーロードスタイル at 00:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

1月第4週 カゼヨフケ週報

まあ、喋んない。


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電話?

しない。俺からは絶対かけないし仕事以外かかって来ない。
たいていメールで事足りる。証拠残るし。長電話は耳煮えちゃうし。

外にも出ないで、先週唯一の発声はチキン梅巻きカツくださいの一言だけ。

「最初にソースをかける前、何もつけずに梅の味をお楽しみください」
と言われたので「おー、ありがとうございます。楽しみ」くらいは可愛く言ったか。
ガッサガサの声だったけど。

というわけで言葉を発せぬ先週でしたが脳の中で会話はする。すごくする。


前回ルーザーズを読んだところで刺激され、ずっと我慢してたこれを買いました。


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我慢してた理由は、他人の思い出話は現在の俺にそんな必要でないな、と
思っちゃう事。他に読まなきゃいけないもんが多いので本当の意味での
好奇心的な事は後回しになってしまう。しかし優先順位が低いだけで
興味がないわけではなく機会があればこうしてふんぎりがつく。

内容はというと吉田聡の自伝的漫画。
全6巻買って、ゆっくり1日1冊ずつ読みまして。


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実に特殊な漫画で、読む人を選ぶどころではないけど
俺は胸に来るものがありました。

漫画家を目指し、どうにか漫画家になれるまでの
20歳前後の頃の話。

当然その頃の自分、俺自身の事も考えます。

実家を出発した朝や、最初の一人暮らしの夜。

今でこそ原型師やって粘土いじってますが、その頃は・・・

あ、粘土いじってたか。


俺の中で吉田聡は日本でトップ10に入る漫画家。

理由はもう「スローニン」に尽きますね。

ここでもちょっと書きました。



鬼のヒデトラ以降はちょっと心が離れてますが
今でも昔の作品は大好きです。
それはたぶん、多感な時期に読んだからではなく
やっぱり名作だったんだと思います。


7月の骨はほとんど詩かと思えるほど、最初の巻なんか
俺は一体何を読まされているのか?と首をヒネるほど特殊。

正直、これが商業的な意味を持つかどうかはわかりません。
じゃなくて、商業的にはダメだと思います。ヒャクパー。

でもそれじゃ失敗作かというと全然そうではない。
俺らの通常カテゴリーに入れづらいだけで、真心の料理です。
こういうマンガがもっとあるべきかも、と思います。
たぶん俺はこの作品の事をこの後も頻繁に思いだし、考えるだろうとも。


ついつい俺らは店が用意した気軽なランチセットを注文しがち。
ランチセットを中心に考え、ドリンクがついてる方がオトク。
100円安いからオトクと思考しがちです。

食べ物に限らず、すべての面で、ですね。


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売り手が売りやすいセットを目の前に出されたから
じゃあ、って選ぶ時も確かにある。全部が全部そんなに
大切な事ではないですからな。

でも生きるために食べる「価値」を考えることはあるのか?

なんでも食やあ、腹に入りゃあ同じなのか。
オトク度が高い方が、満足度も高いのか?

誰かが自分のために心を込めて作ってくれた普通の飯は
高級料理に劣るのか?

自分にとってそれがどれほどパワーがあって有意義なものであるかを
吟味するよりも、まず他人がつけた無根拠な価値観をつい参考にしがちな日常。
それ、どうなの?っつー話です。

それを判断する個々の「錨」のようなものがどんどん薄まっていく世の中で
(作品に触れる前にまず評判を気にしたり耳に入ってきやすくなってきた中で)

己にとって揺るぎない「価値」を生み出すにはどうすればいいのか。

己が人生を賭け、命を張るに値する「何か」をどう手にすればいいのか。

熱中すべき対象とどう向き合えばいいのか、どう育てればいいのか。


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そんな青臭い問いの答え、吉田聡なりの答えがこの作品には
書かれていると思います。
それを自分の言葉に出来る口語の人、吉田聡は凄い。

生きて行くのは厳しく、好きな事をやって生きて行くのはなお厳しい。
それでも自分だけでなく誰かにも必要とされる価値を身に着けるために、
創造性と大衆性のバランスを保つ為に、みんな命削ってんですな。

というわけでこの作品はオススメしません。

が、本当の意味で創作し続ける意味、に疑問を抱いた場合は
先輩の与えてくれるちょっとした指針となるやもしれません。

なるほどなー、ヨッちゃんさすがだな。と6日間対話を続けた気がします。

でツイッターを見つけてちょっと読んだけど、そっと閉じました。

もう作品とは違うところで立派な作者を嫌いになりたくない。
ブラッドバードに小林まこと
十分、大好きだった作者をSNSでの発言で失ったのを思い出したわけです。

自らの努力で憧れと尊敬を大事にする、てのも重要す。


だから俺もなるべくツイッターやこういうところでの発言を
よくよく吟味しようと思い・・・

そうになるわけねーだろ

俺の場合は嫌われてまったく構わないので、全然気にせずゲップし続ゲーップ

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全員敵、って状況を腕一本でひっくり返せるかもってところが面白いんだぜ。
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2019年01月14日

1月第3週 ドビンソン週報

すっかり一人暮らしを満喫しておりますが、最大の変化は

布団で寝ない。


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バカ言うな。こんな風じゃないぜ。こんなの敗北だ。


布団はかけとくと蹴っ飛ばして結局冷え切って死んでから
目を覚ますので、どう転がってもいいようにたっぷり着込んで寝る。

演繹的、論理的帰結の末の、科学だ。


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暖房を入れなくたって、外に出てる顔を引っ込めれば


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全然平気。

ってさすがにこれは盛り過ぎですが
実際にウチの中でも俺はこういうのを被ってます。


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で、ほぼこんな感じ。


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暖房なんかいらないぜ!

と数日一人で暮したら、料理だなんだと相当の熱を発していたらしい熱女房を失った
家の基本温度がウソみたいに急降下。木枯らし。

いよいよ手を出してたらかじかみすぎて作業が出来ないくらい冷え込んだので、
結局暖房入れてます。



その結果がこれ。


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あったけえー

暖房は素晴らしいよな。というか熱って凄い。


なので風呂のお湯のありがたさも格段に上昇したんですが、
先日風呂場で読んでちょっと泣けたこれ


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漫画アクション創刊に向けての物語なんですが、実に丁寧。
この作家さんは他にない表現を手に入れてるなと感心します。

そうしたマンガ表現の切り口もさることながら、内容が熱い。

黎明期、開拓期に臨まねばならなかった人たちは雄々しい。

もちろん当時青年向け漫画誌というムーブメントは
誰にも思いつかないアクションだけのもの、ではなく
まさしく潮流として生まれつつあったとしても・・・熱い!
その苦悩の様を「伝わるように」描いているのが凄い。

いまやサラリーマンだって保証があるわけじゃないですが
それでも組織に所属してまず居場所があるというのはデカい。

ところがテメーで何かをやろうと考える我儘ボーイズたちは
望む自由と引き換えに、すべての食い扶持を自分で探さなきゃいけない。

当然世間は甘いわけがなく、ジャンルはどうあれ多くの作家希望の
若者たちが、我を押し通せず、世の重圧、生活の重圧に屈していくのが
現実なわけです。

だからみんな限られた残された体力の中でどうにかしようと、
背水の陣で臨む。

これがダメだったら食えなくなる。これがダメだったら仕事を変えなきゃいけない。
もしこれがダメだったら・・・という恐怖感と焦燥感の中、それでも
結果を出すために戦ってそして出さなきゃいけない。
凹んだり迷ったりしてるヒマなんかない。
今しか自分をぶつけるチャンスがないんだ!といういわば青春の輝きです。

でもこの時にガムシャラでぶつけようとした「熱量」は俺は
その人の中に宿ると思ってますし、感じてます。

劇中、今、何読んでるんだ?という会話が何度も出てきますが
リサーチだけでなく「お前はどう向上しようとしてるんだ?」という確認でもある。
時間つぶしの作品なんか読んでるヒマはない、まずは名作を読みまくって
世界に触れなきゃいけない時期ってのは、けっこう長いもんです。

そういや俺もそんな時期があったし、そんな会話をする人がいたなあと。
どんな名作、どんな作家の貴重な作品、著書を読んだか教え合う敵が。

もちろん今でも「今、何読んでる?」と他人に対して思いますが
もう聞く事はないす。
聞いても返ってこないのがほとんどで聞かなくなった。

でも俺はいつも準備してます。今、これ読んでるんだ!と胸張って言えるよう
今、こんなに気になることがあるんだ、と、いつか誰か、同じような熱量を持つ
存在にあった時、一歩も引かず、愛想笑いもせず、ごまかさず、すぐにでも
創作の話が出来るよう、フルスロットルを出せるよう備えてます。
他人には求めなくなりましたが相変わらず自分の中では燃えてるわけです。

これは若い頃に経験した熱量の維持なんでしょうね。

体裁でも手順でも結果でもなく、熱中もまた財産になる。

あの背水の陣の中、捨てなかった向上心と反骨心は一生燃え続ける熱を
残してくれるんだろうなあ、とルーザーズを見て思ったっつーわけ。

で、それはそれとして前出のスモースーツを探している間に見つけた

欲しいスーツがこちら。


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向上せよ!と言われたら、誰に言ってんだアッタリメーよ!と返せる
極東の小僧の熱は健在。そういう意味ではスタンの親爺も一安心。
まだまだティーンのように向上するぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 06:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月07日

1月第2週 アケマシティング週報

あけましておめでとうございます。
なんつってもう一週間が過ぎてます。ハエーなコノヤロウ。

7日からツレアイの帰省に伴い、毎年恒例の一人暮らしに突入ですが
正直この日が来るまではもう楽しみで楽しみでしょうがない。
ああこれやるぞ、あそこ行くぞ!勝手にあれ食って、好きに寝て
TVつけっぱなしの仕事もしっぱなしでもうやりたい放題やっちゃる!!



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思ってるのは始まるまでで、実際にそうなるとメシは面倒だから
あまり食わなくなり、外も面倒だから出なくなる。
仕事も終わるわきゃないっつースケジュールの真っただ中で
シンクの三角コーナーにはコーヒーガラしかたまらず
NYの探偵のオフィスかっつーくらい生活感が失せる。

結局ムチャなんかひとつもせず、一言も喋らない2週間が終わり
最後、ちょっと痩せてるってのが毎度のパターン。




190172.jpg(現実)


ヤツが帰ってくる前にタラフク買い食いしよう!と思いつつスーパーに寄っても
もはやゴミが増えるのすら面倒臭いという巨大な壁の前に、判断力停止。

前回最大のムチャが、別に普段食いもしない(つまり特に食いたくない)けど
できるだけ大きい菓子パンを買う、というのが精一杯の悪行でした。


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子供か。


まあでも今年はキビキビ頑張るぜ。


さて、今回の年末年始は年賀状を書かなくなったのとWFに参加しなくなったことから
実に静かに仕事出来る状況でしたが、2日目にしてハラワタが煮えくりかえる状況となり
喜怒哀楽のすべてを2日にしてフルパワーで経験し、人間として一回り・・・縮みました。

驚いたのはお笑い番組がことごとく面白くないこと。
なんとなく流してても全然幸せにならない。

なんというか、寄り目でガニマタにして体をゆすったら面白いでしょ?的な
笑いが増えてて、シチュエーションコメディ的な知的な面白さが減ってる割に
ふんどしチョキチョキクイズみたいなノリノリでバカ丸出しなのも減った。
いやー、世の中とどんどん乖離していくな、という危機感とも安堵感とも
言えない複雑な感情の中、録画しまくったのは




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プロレス。

それも70年代のをメインに。


そもそもですが、俺は全然プロレスが好きでありません。

子供の頃も熱狂しなかったし、周囲に好きな人もいなかった。
我が家で流れる格闘技はボクシングで、プロレスはショーという認識だった。

タイガーマスクが現れると、周囲にも一大ブームが巻き起こり
ちょっとした道場に通ったりする同級生も現れましたが、依然俺は興味なし。

格闘技は好きなので、そっちから情報を探るとやっぱりどうしても
プロレスは好きになれない。

それを変えたのは「ホウキ相手でもプロレスができる」という言葉を
知ってからだと思います。狂乱の貴公子リックフレアーを評しての言葉だそうですが
俺は上田馬之助へのホメ言葉だとずっと思ってました。


プロとして活動を始めると、アマチュアとの大きな隔たりを感じます。
対象への好きな気持ちは変わらない。作業も好き。仕事そのものは全然好き。
作る姿勢においてはプロもアマも関係ない。

ただ責任感の有無が発生する。これが最大の差。

俺がやりたいからやるんだ!から、これに汗水たらして稼いだ金を払う人がいる
という「見える世界」の違い。プロフェッショナルには責任が発生します。

俺はボクシングが大好きで非常に熱狂してたんですが、一気に冷める事件が
あって以来もう格闘する人を無責任に応援出来ない気持ちになりまして。

ジョー世代にとっては拳闘ってのはつくづく一人で登る山であって、
すべてのリスクを一人で背負う。それが時にキツすぎる時があるわけです。

じゃあプロレスが背負わないか、というとこれまた背負っている。

誰かが作ってくれた会場に入って試合をするだけじゃなく、地方を回って
自分らでリングを組み立て、客をさばいて、マットの上で血を流す。
1試合にすべてを賭けるのではなく、明日も明後日も試合しなければならない。

俺にとっては愛すべき見世物小屋の延長であり、そんな中で出来る限りモンスターであろうと
声を張り上げるおじさん達が、いまやヒーローにしか見えないわけです。プロの。

80年代手前までの試合映像を見ると、客層もおじさんばっかし。
背広着て、揃いの帽子を被った(たぶん農協とか町内会の)結構な年配の
オッサンたちが、リング脇で暴れまわる怪物レスラーに逃げ惑う姿はほぼ怪獣映画。

怪物であろうとするレスラー達。よせばいいのに見に行ってわざわざ
トバッチリを受けたいオッサン達。お互い楽しみたいし楽しませたい。
その関係性にいろんなものが垣間見える。まさしく興行。


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ところが80年代に入ると観客に子供が増え、レスラーは怪物度が下がり
なんつーか、ロボットアニメみたいになってしまう。
そしたらもう全然興味が出ない。登場人物全部ガキじゃん、って。怪物出ねーのかよ。

そういうわけで、娯楽ってのはプロが見せる、金を払うに値する
ショーであるのが大前提。それを思いださせてくれる昭和プロレスが
しばらくは俺の救いでありそうですって話。

さ、今年も頑張るぞ。プロの端くれとして。


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2018年12月31日

2018最終週 アルケミング週報

ゴ・ベミウ・ギ


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仮面ライダークウガに登場した最強等級ゴの集団の一人で
超低温にしたムチの先を相手の心臓に直撃させ心臓麻痺を起こさせる。




ダ・ベンザ・ガ


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我が家の2階にある俺専用の便器で、カバーもなければヒーターもなく
ホカホカの俺の可愛いお尻をプリっと出したところに、キンキンに冷え切った
プラスチック製の面で直撃させ心臓麻痺を起こさせる。

ということを便所に入るたびに考えさせられる冬。

全然俺は仕事中。特に問題なく追い込まれております。
進み具合は遅れるし、余計な仕事は増えるし、で。

先週はいろいろ出張って人と会いましたが、人間ってのは不思議だなと
つくづく思います。なんで他愛もない話を話すのか、話したいのか。

壁を乗り越えたり、危機を乗り切るために必要な話ならわかるけど
知ったところでどうにもならない噂話や意見なども聞きたがる。

好奇心なのか野次馬根性なのかわからないけど、俺が思うに
何度も交わす言葉のやり取りの中に「親和性」を見出そうとするのが理由でしょうね。
平たく言うと仲間かどうかの確認。

相手の本心や考え方や情報を探り理解するために、自分が判断できる
ワードや基準を引き出す工程。それがコミニュケーションの本質なのかな、と。
確かにどうでもいいやって人相手になんか質問することなんて全然ないもんなー。

あとはこれは俺個人の場合ですが、話を引っ掻き回したいというのがある。
マジメな話にチャチャ入れる事ばかり考えるわけですが
これは一番楽しい。情報も仲間も敵も関係ない。ただただ猫がセミを
ナブリゴロスが如く、話の腰が折れるまで頑張る。これは折れた時に
非常に達成感があります。こういう手合いは喋らんでよろしい。

まあどっちにしても、相手を確認したり自分の好奇心を満足させたいって意味では
他愛もない会話って動物でいうところの肛門の嗅ぎ合いだなと思いました。


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てことは、言葉とはすなわち肛門腺の匂いと言い切っていいでしょう。



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あんま興味本位で突っ込んで行くと相手に迷惑なこともあるし

逆にウェルカムな人もいるので、匂い次第で臨機応変でなければいけません。


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なににつけホドホドに。


ちなみに時間さえあれば、俺はどんな人と話すのも好き。

今日も明け方、仕事の合間に朝の市場に海苔を買いに行ったら

休憩所で俺の横にあった応募箱を見つけたおじいさんが「これ入れといて」と
応募券を渡してきたので「当たりますよーに!」と祈って入れたら
もうじいさん気を許して市場の情報を教えてくれて愚痴の一つもこぼして
初対面なのに実にステキなやりとりして去っていきました。
じいさんの教えてくれた店に行ったら手作りくりきんとんが2000円で
一箱あったけど、短時間でそんなもん食ったら糖尿になるので買いません。

でも言葉のやり取り、特に世辞の入った粋なやり取りは
素晴らしいなと思いましたぜ。一日いい気分になるもんなー。

切って投げつけるような程度の低い文字列をネット上ではよく見かけますが、
平和で粋なやりとりが増えるといいすなー。




さて、今年もこれにて終了ですが今年出たマイ錬金造型は

こんな感じ。


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ねずみ色の粘土が金に化けるのは魔法ですよ、まったく。

しかも全部ちゃんとした商品ですからたいしたもんだと思います。

金色の魅力。

で、来年はもっと頑張ります。はい、では良いお年を。
posted by サンダーロードスタイル at 00:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月24日

12月第5週 バートアイ週報


いよいよ世紀末来たる。

ビギニングオブジエンド。終末の兆し。終わりの始まり。

ついに最後のキャッツアイの封印を解く。



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って1回も読んだ事ないすが

普通は皆さん、キャッツアイと聞いて思いつくのはこっちですね。


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ウソでしょ?

いまどきドリューバリモアのキャッツアイを引っ張りだす?

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発想がイモ過ぎない?

火星から来たデビルガール並みにチョーダサくない?

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ねえ?

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火星から来たデビルガール 1956英
キャッツアイ       1997日


じゃなくて、サングラスのキャッツアイの話ですコノヤロウ。


俺のずっと使ってるグラサンがいわゆるキャッツアイ型の
シルバーミラー、もしくはミラーレンズなヤツなんですが


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目が大きくなるプリクラが出た頃より


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錦えもん作ってまだ山村聰に似てた頃より


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ずっと前から使ってた必須にして定番装備。

正直、外出する時、電話は忘れてもグラサンは忘れてはいけない。

原型師になってから、夜型になったせいか目がすっかり弱くなり
直射日光が目の奥を叩くように痛い時が結構ある。
なんか怖いんで毎年きちんと眼底検査はしてますけど、とにかく
グラサンは必需品。

で、お気に入りの型をずっと使ってるんですがこれが何故か
左のレンズだけビシビシと割れる。ヒビが入るんですな。
(乱暴に扱うからですバカタレ)

なので、ずいぶん買い足してきたわけですが


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ここ1年くらいでハタと供給が止まる。

眼鏡屋に聞くと問い合わせてんだけど生産中止っぽいと。
で秋口に聞いたら完全に生産中止だ、と。

困ったな。

一応ストックもあるにはあるけど、もう2個しかない。
のうち1個がまた割れまして、ついに最後の1個に手をつけたと。


2018年の記録として

ついに最後のキャッツアイに手をつける。と記しておこう。


ちなみに2018年、買ってよかったNo1商品は



コクヨの鉛筆シャープの1.3mmです。マジで。


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いやもうこれ鉛筆を超えたと初めて思ったし書くだけで
幸せがビンビンペン先から溢れる超絶の逸品だと俺は思います。
なんというか、脳のイメージが滑り出る感じ?
わかるかな、なめらかな書き心地ゆえにペン先で止まらないの。考えが。
これはでかい。すごくでかい。

デザインでもメモでも書くことを改めて幸せに感じる奇跡。
コクヨ、ありがとう!コクヨ、最高!開発スタッフお見事!
他の商品あんま知らないけど以後注意してチェックします。

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つーわけで今年もあと1週間かー、

という気持ちは全然なく

あと4日で1体上げないとカッコいいスケジュールから外れるけど、
仕上げてる未来が見えないし、それがズレるとその後の地獄が
本格化する恐怖しか見えないので必死で年末感を口にしても
むなしい限りの恐怖山盛りです。頑張るぞ。
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2018年12月17日

12月第4週 コフデドール週報

本日はスーフェスへ。

すっかり蓄光ソフビに目がギラギラしてしまいますが当日限定の
1種は実物見たらガックリきて見送り、1種は売り切れで残念無念。

目に止まったのを買ってみましたのが

これ


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日本で最も立体化で厚遇されてるサラリーマンにして

狂気の県で疾走するバスまで乗っ取り


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活躍に次ぐ活躍の水木マンガの脇キャラ



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サラリーマン山田のブロンズ像消しゴムフィギュア。


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なるほど、堅実な造型に好感が持てます。

水木ロードの像優先と思いますが、
水木ファンを自負するならここはひとつ





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地相眼を!

また地相眼かじゃねーぜ。俺、お気に入ってるんだぜ。


山田(子)も殺るこの信頼感もな。



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にしても山田は殺られっぷりがよいなー


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目と鼻から毛が生えてきちゃったみたいだな






って

遊びに行ったのではなく、始まったばかりのビッグボディチームの
キャンペーンの打ち方について、全然話がちがうでしょうが!と
猛抗議に伺いまして。
それに関しては毎度の如く、あ、そうだった、訂正しときます的な
爆笑一発でチャラにしようとするダイナマイトの明るさに免じて
とりあえずは任せて一件落着としとく、として、

会場をもうちょっと回ってこれも買いました。

お知り合いディーラー、Bird Ark製 「フライングフレンチブルドッグペンダント」


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金属製のペンダントトップで他にパグとかもありましたが
いいなー、小さい金属。俺もやりたい。

手の平に乗っければ、ああーいい子だねー、と
無駄に俺の中のイワゴウが火を噴き始めるほど。


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買う時に聞いたら、オスとメスがあるんだとか。

こんなちっこいのに?

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じゃあオスだぜ。

オスちょうだい。




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なんだこの可愛くねえ子犬チンチンは!足ピーンじゃ、ねえ!

不良の落書きの大人チンチンみたいじゃねーか!!

もっと子犬のチンチンは、先が筆みたいで可愛くなってるのに!


えーと、



こんな


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ビジョーーーー。



昔あんまり可愛いんで子犬チンを指でクリクリいじってたら
そんなとこで遊ぶんじゃない!と親にひっぱたかれた俺が言うんだから
確かだ。

リードのストラップ部分のステッチまでやるんだったら
子犬チンももっと愛情持って造型しないと。

見えないお宝に捧げた魂の量が、お客に届くんだぜ畠山君!



参考までに、本来の筆先の魅力が伝わるgifを挙げとく。


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という筆先三寸なスーフェスでした。
posted by サンダーロードスタイル at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする