2016年04月25日

4月最終週 モンパリー週報

まず告知ですが、現在発売中の「映画秘宝」6月号にて

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ゾンビプラモの読者プレゼントが掲載されております。

そして同じく現在発売中の「フィギュア王」No219にて

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なんとミヒラキにてゾンビプラモのご紹介。

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加えて読者プレゼントあり。

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ミヒラキの2P後ろには、CCPより発売の最新サンダーキン肉造形の
キンソフ黒バッファ限定発売情報なんかも載っております。

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俺が担当したものとしては、この後アシュラマン、そして先日納品した1体が続いてます。

その時CCPにて打ち合わせをしてきましたが、稲坂サンダータッグをより強化した体制で
こちらのワガママを押し通させていただく話にもなっております。
つまり、俺の望んでいたニンニク臭いスグルを作れることに!

ゆで原作フォルムで、CCPレベルの密度で、サンダー造形で!という感じですかね。
狂ったような高額路線も結構ですが、やっぱオモチャは気軽に買えないとな。
そういうラインで企画ごと、延藤稲坂サンダーチームでビシっと動かす予定。

ちなみにそうは言っても俺の発言権はどれくらいだ、と思われましょう。
そこはほら、軍艦頭のクレイジースカルプターですから
ダイナマイト延藤に「もう特撮禁止!肉集中!」と言ってのけるくらいの
腹を割った関係まで持ち込んでおります。

正直なところ、キン肉マンという漫画の成長率というのを、
俺は心の底から尊敬しております。奇跡か、と思うくらいに。
10歳のガキを喜ばすマンガが、これほどまで成熟したのかという驚異。
内容、画力のレベルアップ、理想の再燃。作者コンビそのもの成長と努力が
今、これほど結実している漫画もない、と本気で思ってるわけです。
そういう原作リスペクトの思いを造形でぶつけられる状態まで持ち込めたので、
ファンの皆さまお待ちあれ。
そうだ、これが欲しかった!というのをお見舞いしてやるぜ。



さて、話は戻りますがモンスターパルーザ、小報告。

パッケージも出来上がり、現地では先行販売されたようです。

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ブースもばっちりで、いよいよ開幕。

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このゾンビプラモの企画が上がってから、当然ながら他の人が作った
ゾンビフィギュアを調べました。

その中で、コンセプト、インパクト、造形力のすべてにおいて
群を抜いていたのが、サイモンリーの作品「地獄の門にて」

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いやいやいや、こんなの相手にすんのゼッテー無理でしょ。

しかし間違いなく、仕事としてやる限りはこれに勝てなくてはいけない。

でも相手は世界最高のスカルプターの一人ですから、まず普通に考えて、絶対勝てない。




しかしだな、

サイモンリーとの勝負は、実は俺、1回経験済。

ショウリンカウボーイを作る時、他に立体物がないか調べたら

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おのれサイモンリー!やっとるやないか。

どういう形であれ、これに勝てなきゃ俺を信じてくれた人に申し訳がたたない。

上等だ、相手にとって不足なし、っつーか、その胸貸していただきます。
なんつー感じで、俺なりに戦った結果が、こう。

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そんで、今回またゾンビで見かけたサイモンハードルの高さ。ハードルというかもはや壁。
ゼッペキ。

正直これとやりあえと指示されたら、並みの神経だったらゲボ吐いてます。

でも、こっちにはこっちのやり方がある(はず)。こっちのやり方を最高に
攻めまくったら、それはそれで太刀打ちできる(かもしれない)。
俺には俺の味が・・・あったっけな?いや、ある。なきゃ、絞り出す!

よーし上等だ、相手にとって不足なし、っつーか、またもその胸お借りします。
てな感じで作ってたゾンビ、今回のモンスターパルーザがデビュー戦。

そしたらフェイスブックでサイモンリーにほめられてるよ、とのご報告が。

慌てて見てみたら

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サイモンリー氏、Geccoブースにご来卓いただいて、パチリの図。
なんつーか、この絵面で胸いっぱい。あんだけ恐怖を感じた巨人が、そこに・・・。

いやー勝ち負けはともかく、嬉しいったらねーですぜ。

スゲー基準、スゲー目標、スゲー先人があったからこそ俺も頑張れてるな、
なんて思いました。
企画、成型、デザイン、宣伝、つくづく皆さんのおかげでやれてるんだなーと実感。

俺はたかだか原型と文章だけですが、任せてもらえる限りいつもいつでも
世界のテッペンとやりあうつもりで頑張ります。
たとえ、極東の片田舎にいても、だ。
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2016年04月18日

4月第4週 ポタジワ週報

まず

GeccoさんのHP、月光通信にて
モンスターパルーザ出展情報アップされてます。


とにかくここがデビュー戦。

いろいろ準備は万端だそうですから、結果が楽しみです。
いやー、行きてーな。さすがにちょっとパサデナ遠いから行けねーすが。

というか、カリホルニア以前に近所に散歩でいいから出掛けたい。
ちまたではスーパーマンとバットマンが殴り合ってるらしいすが
ほんとかよ。この目で見るまで信じないぜ。
カリホラなくていいから、今週こそは片づけて出かけてやる。コノヤロウ。



さて、ゾンビプラモ関係の他の告知事も出揃って来ているんですが

手元に来ないと本腰入れてご紹介出来ないんで

もうすぐ発売するんで、要チェックということしか言えませんが


まず、衝撃の

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Amazing Figure Modeler 最新号。

くー、これについては後で書く。


それと今週発売予定の「映画秘宝」と「フィギュア王」は要チェック。



あとこないだ細かくご紹介いただいた豆ブログもチェック。
「Gecco新シリーズ、ブラックラベル/ 地獄のゾンビ黙示録
-Tales from the Apocalypse-1/16プラモデルキットシリーズの
テストショットが到着!組み立てて遊んでみました。」



テストショットを組み上げていただいております。

プラモ感をこれで確認してみて下さい。
スミ入れだけでも十分絵になると思いますぜ。


さて、すっかりゾンビゾンビで、今作ってる他の作品もミイラと
死体造形三昧で幸福な限りです。去年のショウリンカウボーイからすると
かれこれ18体くらい、死体造形を続けているような気が。
こんな贅沢な原型師が他にいようか?俺が嬉死ぬぜ。



で、先週の思い出話の続きってわけでもないですが

俺がゾンビを作るとき、ついつい思い出す造形があります。

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ナイトオブザコメットというC級ホラーのゾンビ。
映画の内容はまったく覚えてないけど、ゾンビメイクは覚えてる。



いろんなゾンビが当時すでに出回っており、このデビッドミラーの造形も
言ってみればパチ造形に近い、リックベイカーが作ったフォーマットを
踏襲したものでした。


おそらくここまで眼窩の骨格を押し出したゾンビメイクは
これのインパクトがあったからこそでしょう。

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で、なによりコレがあったからこそ、スリラーが完成しているわけで

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さかのぼって追いかけるに、この感じの眼窩くぼみの元ネタは、
溶解人間とかではなくそのずっと前に作ってたコレなんじゃないかな、と思ってます。

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こうしたリックベイカーの努力で切り開かれた荒野に
ワーと無責任な開拓民が流れ込んだわけですが
ブレイクスルー的な表現のあと、それを少しずつ押し広げる表現で
技術ってのは進化するもんです。

本家と比べて全然上手くはないんすけど、
このナイトオブザコメットのゾンビのメイクでは
眼窩のここに、少しシワが彫ってあったんすね。

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それはコーンポタージュの膜みたいな、
内側に多少水分残ってるけど、表面は乾き気味の肉が
引き攣れてつくるシワ表現だったわけです。

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映画やゾンビ全体はともかく、このポタージュのシワ表現
(わずか2・3本のテキトーシワでしたけど)は衝撃でした。

うわークダラネー、だいぶ楽しんでやってんなー、と。
こういう感じこそが、御馳走だと思うわけです。


今回のゾンビプラモで言うなら、個人的には

ここ。

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太ったオッサンのヒジの肉ジワ具合。ニクジワグワイ。
彫り終えて、満足としか言いようがない。
俺もずいぶん表現の幅を身に着けたな、とご満悦。


なんつーどうでもいい話でまた来週。
posted by サンダーロードスタイル at 01:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月11日

4月第3週 怪物講週報

WF問題解決。
おかげさまでいろいろ手配し、足場は整いました。
世界はやさしさで出来ているんだなー。
ご協力いただいた皆さま感謝しております。

御礼に、最近買ったばかりのこのDVD貸してあげます。

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遠慮すんな。

期待通りの中身だ。

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というわけで、あとは俺が気合い入れるのみ。頑張りますコノヤロウ。



さて、もう一つ。
個人的には夢だったイベントに参加させていただく予定です。

俺が、ではなく、ゾンビプラモが、であり、つまりGeccoさんが、
ということですが、気持ち的には全然、俺が、です。

どうしても遊びに行きたい4大イベントっつーと、
サンディエゴのコミコン、モンスターパルーザ、ワンダーフェスト、
そしてNYコミコン。

直接俺が行けなくとも、手塩にかけた仕事が行くのであればそれでいい。
サンディエゴとNYのコミコンはもう経験したので、次なる目標は、と
参加したくてウズウズしてたのが

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22日から3日間、パサデナでやるモンスターパルーザ

これにゾンビプラモ引っ提げて参戦です。
素晴らしい。日本発売より前に、本場にまず殴り込むという気概。

ちょっとピンと来ないと思いますが、ここはゾンビで食ってる
その筋のプロが渦巻く、世界でも屈指の「そのスジゾーン」。

コスプレでさえこんな感じで

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会場はこんな感じ。

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ゲストなんかこんなの呼ぶしね。

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さすが底辺がでかいだけあって、三角の先っちょの純度が高すぎる。
浅草のコンピューター占い師の言葉で言えば、ジュンドがタカシュギル。

一方、ゾンビプラモ側も毛色の変わった面白プラモを出してご満悦ではなく、
真顔でその本物連中にぶつけてみる最初のステージがここだっつーんだから、
試されるったらねーす。死にに行ってるのかっつーくらい。

だが相手にとって不足なし。俺は最初っからそのテの人が喜んでくれる事を
チョー意識して作ってたし、勝つ気でやってたんで反応が楽しみです。
待ってましただぜ。結果は後程お知らせするぜ。

にしても、失禁ものの豪華ゲストリストに縮み上がっちゃいますが
日本からもゲストで若狭さんらが参加されるようです。

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自分は特殊造形時代の最後の方、若狭さんの工房でお世話になりました。
2時間近くかけて福生の工房に通ってましたぜ。

こんなの手伝ったりして。

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鬼役が、あの新堀和男さんだったんすが、あのニイボリさんですよ。



あの!

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あの!

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くー、サインもらえばよかった。

撮影時にはコンタクトレンズの係だったんすが、ニイボリさんが
イテー!と怒るので超キンチョーしたのを覚えてます。

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あと逃げ惑う科学者役でちょっと出させてもらった記憶も。

つくづく青春の日々だった、あの頃の事、昨日のように思い出せるぜ…
と思ったんですが、ん?モモタロー大魔界いやモモタロウ魔界戦争じゃない
モモタロウ伝説?と、実はタイトルまったく思い出せず。
実際正しいタイトル見て、あれこんなタイトルだったっけかな?です。
ま、記憶なんてそんなもんだぜ。

このあたりから造形ヤメて、脚本の方に行って、そんでいろいろありすぎて
現在、造形と話作りの勉強がどっちも無駄にならない企画に
参加させていただいてるわけで、それが本場で勝負なんて贅沢すぎて
もう涙ジョージョンストンですよ。



ちなみに、鬼と化してない通常の新堀さんがこれ。

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通常状態でこの迫力が、カチン!と来て、もういい、貸せ!
と自分でコンタクト入れてました。

震える俺がションベンジョージョンストン。

やー、恐怖と記憶は密接なんだな。そこハッキリ覚えてるもん。
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2016年04月04日

4月第2週 デビルズリジェクテッド週報

WF初落選。

長らく参加してきたWFですが、実は今回事前に落選させられるだろうという
情報が入ってきてまして、サンダーと一緒だと落とされちゃうっつー事で
いつも共同出展しているグレイクレイ、ホビーホースモデルズ
デコマスラボの皆さんには先に説明し、別申請をしてもらってました。

で、グレイクレイとデコマスラボは無事当選だそうで、とりあえずそちらは一安心。
まんまと俺は落選したという次第ですが、俺がお人よしだったら共倒れだったぜ。
というわけで次回はそれぞれ、別個での参加となります。

サンダーロードスタイルは、まず「リアルフィギュア応援団」枠にて
参加させていただく事が決まっております。
これはその名の通り、リアル系スケールフィギュアの腕利き揃いの集団で、
こちらもちゃんと当選してます。非常にレベルが高いので、緊張。
持ち回りで卓に立つ予定です。

それに加え、どこか、それも各所に寄生させてもらっていろいろ展示販売する予定。
結局、普通に参加するどころか場合によっちゃ規模拡大してますんでご安心を。
どこに何時に滞在してるかは事前にお知らせします。

さて、それはそれとして

先週最大の衝撃は、


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カシューナッツ。








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うそーん!?


マジで?全然知らなかった。

リンゴのウンコかっつー状態ですぜ。

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こういう発見を即座に共有できる時代の素晴らしさよ。


なんでも、果肉部分は偽果ということで
種子を保護するような形とは別にあるという意味では
イチゴも同じ偽果なんだそうな。そういやタネむき出しだしな。

という素晴らしい発見をもって今週の週報はおしまい。

やることいっぱいあるから、クダラネー事書いてる場合じゃ
ねーんでございます。仕事するぜー。

posted by サンダーロードスタイル at 00:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする