2016年06月27日

6月最終週 ワクラバー週報

先週ひさびさに太田記念美術館に足を運ぶ際、勇気をもって原宿の裏道に入り込み
近道を発見する。これで少しは人気のないルートで美術館に行ける。

見てきたのは広重展の後期分。前期は行けなかったので東海道もほぼ静岡以南(以西?)
だったけど、こうしてシリーズを俯瞰できる機会は非常にありがたいわけです。

ちょい前に行ったサントリー美術館の広重展は非常に展示が稚拙でひどく
見づらいったらなかったし、文化村でやったクニヨシクニサダ展は毎度の
BUNKAMURAクオリティで狭いったらなかったんですが
今度、神戸でやる巡回展の会場を見たら

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くっそー、いいな広くて。ああもっぺんゆっくり見たい。



それ以外は非常にマジメに仕事をしておりますが、

なんと

今月いっぱいでアシュラマンの予約は締め切りらしいので

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迷ってる方がおりましたら、決断の時。

原型通りならば、通常版は腕輪のところと首の計7か所は動くはず。
意外に微妙な味付けが出来るはずですので、いずれにしても決断の時。
だがもしそこ接着されてたらすんません。でも首回るのは確実。
それにしても予約締切が早いったらないな。



さて、そういうわけで、キン肉系はビシビシ作業してますが、
WF用のオリジナルもジリジリと作業してます。

とりあえず、温泉モンキーに続く、くじのハズレとして
温泉腐り人。

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まともな温泉キャラをなかなか作らずこんなのばっかですが
いずれまともなのもやります。というかもう、すぐにやります。
準備は出来てるので、すぐやるっつの。

さらに、ひさびさにバストをひとつやろうと思って進め中。

地獄のゾンビ黙示録と絡められる、原型師発信のGKものとして
なんかできないかなと思ってたんですが、

3体を一発でディスプレイできる台座と、それに組み合わせられる
ゾンビのバストを、と考えてます。

バストは単体でも成立する方向で進めてますが、
要はカッコいいヤツで味のあるヤツ。

題して「シガーマン(仮)」

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毛は生やします。今は電球アタマを作ってみたいだけ。
こっから死体方向に一直線。
実は葉巻も指とコンパチ可能の予定。

サイズはこれくらい。

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温泉たまごクジとは別で用意出来ればと思ってますが
まあ、仕事次第。

そういう事とは別に、とにかく現在頭の中を占めているのは
縄文時代の戦闘方法で、藤蔓を武器にした説にたどり着き、コーフンしております。
仕事どころじゃないっつの。毒と縄。麻痺と捕縛。解毒と罠。これだ。

でもあんましそんなことばっか考えてないで頑張るぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 12:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月20日

6月第4週 発売製作勉強週報

いよいよ発売されました、ゾンビプラモ「地獄のゾンビ黙示録」

我が家にも届きましたが

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いちおうこれでも関係者。

特権フリカザシの権利フリマワシてなもんで、

海外版と日本語版のサンプルを送っていただいたんですが、

これがまー改めて、良い。ヨシュギル。

見よ。

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パッケばっかでアレですが、やっぱしこの衝撃はでかい。
今回このパッケに至るまで、結構な紆余曲折がありました。
企画ってのは生き物で、状況に応じて刻々と変化するんですが
その変化に耐え切れず、潰れてしまうのも多いわけです。

しかし今回は耐えきった、それどころか立ちはだかるトラブルを
ことごとく血肉にして、よく育ってくれまして、見事タワワに実って
戻ってきました。リッパ!

こんなに絵になるんだもん。ウレションですぜ。

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御尽力いただいた関係者の皆さん、ほんとお疲れさまでございました。


んが!


まだ第1弾。やっとこスタート位置。

関係者一同、シリーズをゆっくりながらも大きく、
しかしカッコよく育てていければと思ってますんで、
模型&ゾンビファンの皆さんはバシっと買い支えて下さいませ。
その期待に応えるだけの準備は出来てんだぜ。




そして、話は変わりますが

毎度バカみたいに長いサンダー製作日記をご期待の皆様お待たせしました。

「アシュラマン2.0 製作日記(サンダー&稲坂)」が
CCP延藤社長、魂のブログにて公開しております。

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俺が個人的に発表するのと違い、社長コメント、稲坂追記と
豪華三種盛り合わせとなっておりますので、
どんな意図で作っていたか、購入の参考までにぜひどうぞ。

いちおうCCPは超人が実在したならば、という方向で
アレンジ、ブラッシュアップした造形を試みてますが
読んでいただけばわかるとおり、出来上がったモノ見て
俺が最初にまず見てもらいたいな、と思った人物がアシュラマンですかんね。
そこ実在してる気になってるっつーのはどうなんだと後で気づきました。
原型師まで10歳に引き戻すキン肉マン。

あいかわらず昔の話は何度読んでも振り回されるばかりですが
現行のエピソードは毎回、胸を打つものがあります。今週もグっときた。

こういう真っ直ぐな感性、いつか造形で出せればと本気で思ってます。
語り継ぐべき大事な事が物語にある限り、立体も受けて立たなきゃいかんのです。


さて、さらに全然話は変わるんですが
先日、ずっと足を運んでみたいと思ってたけどなかなか
機会がなかった近所の郷土資料室に行ってきまして。

うちの近所周辺には関東最大級の縄文集落があったそうで
中島飛行機の跡地周辺で、防空壕を掘ったりで発見された遺跡は数多く
かなりの宝の山のようなのです。
1万6000年前から4000年前程度の遺跡群らしいんですが
農耕は当然ながら、巨木を育成管理し造船して千葉や伊豆とまで交易してたそうで。

係の方が熱心に説明してくれたんですが、これがまたなかなかの手練れ。
こう言えばこう返す、こう斬ればこう返す、と実に楽しく
知性溢れるトークの応酬ができまして、大変感動しました。

俺の縄文殺人術検証説もぶつけられるくらい。
対する返答も実に興味深かったです。



さらに驚いたのは、この近所に日本初の民族学(民俗学ではない)博物館が
存在してたということ。
しかもアチックミューゼアムの資料、アイヌや奄美の建造物を再現保存してた、と。
(なんとその郷土資料室の最後の部屋にて特集展示)

アチックミューゼアムというのは俺のエーちゃんこと渋沢栄一の孫、渋沢敬三が
東京・三田綱町の渋沢邸の物置小屋屋根裏に動植物の標本、化石などを集め、
民族学的研究などを行う為に立ち上げた民具収集研究屋根裏団体。

先日、佐倉の歴史民族博物館で心を打つ言葉をメモったらそれが渋沢敬三。
エーちゃんの孫と知らず、戻って調べてびっくり。

というわけで、廃校になった学校を使った小さな展示室でありながら
いろんなパズルがバチバチとはまる体験ができたわけです。もう驚き。
まあ元々いろいろ知らないヤツが少し勉強すりゃ、そらバチバチはまるわな、ですが
こちらとしてはいい誤解で親近感を抱き、勉強意欲に火が付くってもんだぜ。


最後に、展示してある子供相撲の写真を撮ってきましたぜ。

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なんたるバランス。完璧。創作意欲も火が付くっつの。
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2016年06月13日

6月第3週 ドルーリー週報

こないだ読んだこのエッセイ。
JAXAメールマガジン第233号
航空技術者:立花繁さんが書いた「コーヒーと変数分離」


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俺は変数分離という言葉を知らないし、そもそもいままでヘンスウなんて言葉を
人生で一度も口にしたことないわけですが、まったく同じ考え方と取り組み方で
コーヒー研究を1年くらいやりました。
種類、温度、抽出時間、挽き方、煎り方、道具をひたすらノートにつけて
店では飲み比べをしてコーヒーを理解しようとしてました。

その探求の1年で、俺が手に入れたのは美味い豆を扱う店リストではなく、
どんな豆相手でも美味しさを引っ張り出す技術。というか理解。
自分なりの分析結果は、豆の状態を理解し、温度や時間を工夫することにより
かなりな確度で美味しく入れるだけの直感をはぐくむベースとなったわけです。

だからってコーヒーに執着してマニアックになるわけでも飽きるわけでもないすが
日々、納得の行く美味いコーヒーを確実に飲む技術を得たってことは、人生において
かなりの財産となってます。当時はコーヒーの飲みすぎで顔が茶色くなりましたが。


こないだの粘土会で出た造形話。

このツールをこう使うと効率いいよ、とか、造形とまったく無関係なこの道具は
こんなに便利に応用できるよ、とか。

そんな情報交換の中、唯一引っかかった話が参考にする資料のこと。

というのも俺があんまし教えないというか、話題にしないんですが
それにはきちんと理由がある。


資料ってのは、たとえば魚図鑑であって、釣り方を教えてくれるわけではない。
ぽいっとその資料を渡したところで、使い方がわからなければまったく無意味。
あの店に行けばその魚売ってたよ、という情報は便利なようだけど、
その瞬間だけしか役に立たない。
さっきのコーヒーの話で言えば、ただチラシを渡されただけ。

その魚はどのへんに棲んでてどうやったら捕まえられるという情報なら
教える意味がある。

仮にそれを理解した場合、売ってた店に入荷しなくなっても、
店そのものが潰れても、場合によっちゃその種が絶滅しても、
その魚の特質を理解してれば応用が利く。

情報を与えるというのは、上に登る能力がない者に梯子を与えることに似てます。
すぐ行ける可能性もあるけど、失敗したら落ちて死ぬし、梯子を失ったら途方にくれて
別の手段を探せない。スタート位置、つまり梯子を受け取る前の地面に逆戻りです。

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だから面倒でもピラミッド型に経験や知識を積んで上に上がるのが
対リスク管理においては圧倒的に、安全かつ効率がいい。
失敗しても蓄積があれば一段落ちるだけ。すぐ復活出来る。

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けど世界に蔓延る宗教と同じで、たいていはムニャムニャ拝めば
簡単に効果がある魔法があったり神様がいると、信じたがる。
なんたらバイアスだか知らないすが、とにかく受け入れるのがラクチンな情報、
その本質関係なくウワッツラをすぐ欲しがるのが人類の愚かさなんですな。

科学や論理、人類の知恵と努力、克己心と向上心を信じる俺からすると、
経典のように資料を渡すことにすごい抵抗を感じるわけです。

もちろんプロ同士であれば、あの本いいすよとか簡単に言えますし、前回は俺がまとめた
人体資料ファイルを持って行きコピーしたかったらどうぞ、という感じでしたが、
造形始めた人とかに一番参考になる本は何ですか、と聞かれると
あー、また考えないバカを一人育成してしまうんでは・・・と恐怖してしまうわけです。
いままでそういう人がとても多かったもんで。
そこまで本気じゃないとか、そういうのは知らん。俺は本気以外、知らん。


ちなみにですが造形の本質ってのは基本的に「腕前」であって、
小賢しいテクニックではないわけです。
チョンボできるテクニックにいくら長けても下手なヤツはずっと下手。

だから、上手くなりたいのであれば知識豊富なヘタクソとして小手先の技術を
たくさんコレクションするのではなく、明確に「上手くなる為の努力」が
必要になります。

では上手くなるにはどうするか。

実はこれ簡単で、上手いと下手を理解できるようになれればいい。
自分フィルターはともかく、客観的に判断できる審美眼を備えればいいだけ。
そんで自分の下手なポイントが理解できれば、おのずと対策は見えてくるので
それを克服すべく努力すればいいだけ。

そのポイントが自分の「眼」や「判断力」モチーフへの「理解力」なのか、
はたまた「彫刻力」や「仕上げ力」そのものなのかはその人次第ですが
そういう弱点を克服していかない限り、絶対に上手くはならんわけです。

俺らプロがそれなりに上手に作れるのは、アマチュアでは想像もつかないほど
容赦ないダメ出しと作り直しを鬼のように食らって、常に弱点を攻撃され続けてるから。
自然とその部分に対する防御や強化が進み、結果的に欠点の少ない造形になってるとも言えます。

ただ、例えば解剖学的に正解ではあるけど、死んでる造形はやまほどある。
欠点がないだけで取り柄のない造形のなんと多い事か。

逆にまったく整合性がない間違い筋肉だけど、すごく伝わる造形もある。
ので、上手い下手だけでは、作品の良し悪しと直結しないですけどね。
ましてや愛されたり感動を呼ぶ造形は、上手い下手を超越しないと無理ですが
最初にまず越えるべきハードルとして上手そうに見えると、理想的ですよね。



とさんざかヘボ理屈をコネたところでアレですが、せっかくなので
粘土会があったら間違いなく話していたであろう有益な情報をお教えしましょう。

先日、ちょっと必要になってこんなのを作りました。

2Fの作業場と1Fのリビングをツール持って往復することが増えたので
安心できるツール立てが必要になりまして。

長いツールを入れるヤツ。

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で、これが移動で落ちず作業用の鉄板にくっつくよう、中に磁石を入れ込みたい。

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底に磁石を固定するのに、何かを注ぎ込むつもり。

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ツールの先を保護出来るような、柔らかいものがいいんだけど

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シリコンだと時間かかってちょい面倒なので、これを使います。

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これを1分チンして流し込めば、もうばっちり。

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ところが注ぎ込んでみたら、泡がゆっくり浮いてくる。

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そりゃそうだ。粘性の高い液体だもんな。
もし泡の隙間があったらネオジム磁石の固定が確実じゃなくなる。
ガタガタ振動で泡を出したいけど磁石が固定されてないのでズレちゃう。


ので

溶けてるうちに泡を取り去るのであれば、方法としては

まあ、これだな。


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一番手っ取り早い減圧方法として思いつくのは


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少し吸ってやったら、泡なんかすぐ上がってくる。に違いない。

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というわけで、くわえて吸おうとしてみたら、このコンポジモールドが
思いの他、香りが強くて、なんつーか食欲を刺激されたのかなんだか

自分でも驚くほどの大量のヨダレが中に!




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ぎえー!おじさんのヨダレ層が! おえー・・・


もう地獄。これ、けっこうな地獄。




皆さんクックパッドへようこそ。

マニアもドン引く、おじさんのツバゼリー2層仕立て
コンポジモールドの出来上がり。

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わー、浮かせたミントが美味しそう、さあ召し上がれ。




って、死にてえのか俺コノヤロウ。



つーわけで、最終的に何を言いたかったかというと
下向き作業の場合は大量のヨダレにお気をつけろっつー話。

いやー、今回もタメになる話だった。
posted by サンダーロードスタイル at 00:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

6月第2週 ノーチキン週報

これを書いている時点で、米国ケンタッキー州ルイビルにて
開催中の、世界一レベルが高いどーしょもないSFホラー模型の祭典
ワンダーフェストにGeccoさんが参戦中。

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赤尾慎也、ポールコモダの隣にゾンビプラモという
なんともこそばゆい状況ですが、健闘してくれ手原型達!

ちなみにポールコモダは悔しいかな、この原型スゲーな誰?
というと、またあんたか!という情報無用の凄腕。
最近、ダーコモ造形を1個手に入れました。

可愛いタコ助。

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違った、こっち。

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複製する人を人と思わない完全な人でなし造形で、抜ける抜けないの
シリコンへの考え方が変わっちゃいそうなテーパー地獄。
もう、スゲーんすよ。裏とか。
これみると、普段自分がいかに萎縮して作ってるのか思い知らされます。
いやー、上はキリねーな。


今回会場でも販売し、GeccoDIRECTでも取り扱っているのが、

これの親みたいなこちら

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GeccoDIRECTでは赤尾さんの(俺のイチオシ)カエルデーモンも扱っているので
買い逃した人はぜひ。


ワンダーフェストというとあまりご存じない方も多いと思いますが
俺の認識だと世界最大のGKやプロップのお祭りはこちらの方。
そのスジでは基本の基本。俺らがケンタッキーに行くと聞けば、鶏肉食いに行くんじゃなく
ホテルでやる世界一くだらないコンベンションに行くんだろうな、と思うわけです。

見よこの地獄というか天国というか、やっぱ地獄

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日本のWFは世界最大ではありますがまったく興味のでない
美少女をナシにすると9割は縮小しちゃうと思うので、
実質、小さいながらも純度100%でモンスターだエイリアンだ
クリーチャーだと騒ぎ続ける大人げない連中の濃度はこちらが上。
参加するデブったおっさんが全員キャラTに半ズボンという、やっぱし地獄。
よく考えればそのミニサイズが俺だしな。


そこのコンテストで1位を取るというのが世界一ですし
矢竹さんとか、バッチリ1位を取ってます。

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この不毛な熱気がたまらんわけです。ってどんな客層だよマジで。
心底大好きキャリア50年の猛者どもを相手にしなきゃいけない贅沢。



ちなみにその矢竹さんは、ひさしぶりに新作オリジナルGKを
発表されてますが、

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非常に気になる点がいくつもあるんですよね。
ペイント主眼で考える原型が、どう意図してそこをそう処理したのか
御本人にはぜひ伺いたいと思ってます。早く塗られたのを見てみてーな。

やっぱりそうしたきちんと「考えてる」原型は、商業、アマチュア関係なく
好奇心を刺激され実に興味深くていい。そういうのこそずっと見てられる。

造形ってのはそうでなくっちゃという路線を俺も行くのであります。
そしてそう考えたマイ造形が、現在戦闘中。結果はのちほどご報告です。



さて。



食えないと言ったら食えない。



どーしても食えないまま、半年近く放置している

星の王子さまチョコ。

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この物語を読んだ人間が、たとえ印刷された王子さまとはいえ
平気でこれをパクっと食えるとか思う神経がどうかしてる。

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ケース含め、俺が喜ぶだろうと思って買ってやったのに、
いい年こいて食える食えねーだとぐずぐず言いやがって
とっとと食えコノヤロウと言われてますが、全然無理だねバカヤロウ。

キャラ物への思い入れがその程度だったら、こんな人生送ってねーだろが。
なんならオールタイムベストワンの小説にしてやろうか。また読んで泣くぜ。

という俺の気持ちを救ってくれるオモチャを発見。

これ。

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なかなか深く考えさせられるアイテムを出してくるなメディコム。
思いついても実行しないぞこれ。

チョコ食って代わりにこれ入れとけば心の重荷は少ないような気がするが
王子さまを食うってのは普通の神経じゃ無理なので、やっぱし食うのは先です。



なんつータワゴトはともかく


先週CCPに原型チェックとラインナップの打ち合わせに。

そこで、そういえばいっこうに掲載されないアシュラ製作記。
社長に確認してみると知らないとおっしゃるじゃないですか。

いや、受注かける前に少しでも購入判断の要素になってもらえれば、と
俺が発信するより、CCPから発信した方が混乱なく、ファンに伝わりやすいと言うから
じゃあ早めに書いて送りますって、送っておいたでしょーが!
発信見たら5月12日。別件も含めてタイミング見て送ったので書いたのはもっと前。

を、知らないとキョトンの延藤社長。問いただすとエヘヘ、あれおかしいな?くらいの
感じなもんだから当然、俺は

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そしたら18000件のメールの中で埋もれちゃったかもしれないとか言うので
ユーザー対応のメールと俺らの仕事メール一緒にすんな!そりゃ埋もれるわ。
もはやあれからいろいろありすぎて微妙な製作記事になっちゃったっつの。

という話から、なんとなくソワソワし始める社長。
聞けば今日娘の誕生日なんですよね。というわけで帰る、と。

「おー!稲坂君聞いたか!君が遠路はるばる来て俺も同席の
貴重な機会が、娘の誕生日の前に吹き飛ばされる瞬間だぞ!」

とはいえ、娘ないがしろにするような人物だったらこの場で
お付き合いをやめなきゃいけない。ケガ人続出のバッファローマンのトゲの上に
正座&説教間違いなし。当然大事にしていただかないと俺らも悪者になる。
ま、いちおう打ち合わせも終わりが見えたことだし、しょうねえかとなるや、
じゃあ!とダッシュで帰る社長。

しかも自転車。

元格闘家の動きでスゲー勢いで俺らを追い抜いて角を曲がっていく姿は、
もはや漫画。つーか中学生。少しフォームもいいし。って立ち漕ぎ!

天然も天然のど天然で完全なるファイト一発系。
しかしあまりに気持ちいい元気なバカすぎて腹はまったく立たない。
なるほどね。いろんな対応は極端だけど、根がこんな感じなら
しょうがねえな。というかメソメソしてなくて上等。

娘の為に立ち漕ぎ自転車で走り去る後ろ姿を見て
こんないいオチつけられたら、俺らが知恵絞って頑張るしかねーな、と
顔を見合わせるサンダー稲坂タッグでした。



という話の翌日

今回せっかく稲坂君が上京しているのと、みんなが忙しくなる前に
ということで、再びデコマスラボ工房を借りて、夜通し粘土をいじって
技術交換する会を開催。

そう呼ぶと嫌がるけど、レジェンド原型師松浦さんにも参加いただき
一緒に粘土いじりながら、ツールを借りたり貸したりあーでもない
こーでもないという集い。結構発見が多いんですな。

飲みの席だとここまで素材に専念できないんで、非常に貴重な会合でありますが
言えない話も多いので、あんま詳しく書けない。ですが、本当、贅沢かつ勉強になります。


俺はスカルピー技術を中澤さんに教わったし、中澤さんは松浦さんに
便利テクを教わったりで、割とみんな技術を共有できるのは
向上できるいい機会だと思います。もっと頻繁に開催出来ればいいんですが
それぞれ展示会や締め切りに追われてタイミングが合わないので貴重。

途中一人死にかけたり、統率がとれず作ったものを最終的に拒否されたりと
なかなかこちらもいいオチがついて、朝8時で解散。

個人的に興味深かったのは椅子話。
いまやガムテープでひじ掛けに板をぐるぐる巻きにして背もたれ代わりにし
しょうがなく横向きで座ってる俺の壊れ椅子の後継する椅子はもう選んであります。

いろいろちゃんと座って試した結果、このメーカーのこれ、と決めたんですが
聞けばなんと松浦さんもそれ使っているという。
おおー、じゃ選択としては間違ってなさそうすね、とデコマスラボで椅子を見たら
それもその椅子。疲れやストレスはないですよと、いうことで


俺が今度買う椅子は、これだ!

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リクライニングして仮眠しまくってやるぜ。

じゃなくて、

これを壊すくらい、作り倒してやるぜ。

ちなみに初めて凄腕原型師の会に放り込まれた稲坂君は
刺激が多すぎて、こんなになってました。

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ダイジョブです、って言ってたけど全然そう見えなかったぜ。
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