2016年09月26日

9月最終週 出たり見たり買ったり週報 

まず、One-Stepさんより、シガーマンの受付が始まりました。


169261.jpg

改めてご説明ですが、シガーマンはGeccoさんより発売されております
ゾンビプラモ「地獄のゾンビ黙示録」の第1弾3体と連動している、
組み合わせ可能な台座にして胸像のガレージキットです。

で、今回量産と販売をOne-Stepさんにお願いしております。

価格はWF販売時と同じ5000円。ご購入に関してはこちらへ




そもそも完全に好き放題やらせていただいてるゾンビプラモでありますが
こちらはGeccoさんのブラックラベルというカテゴリーで販売されているもの。

169262b.jpg

今後、ブラックラベルはGeccoプラモレーベルとして発展する予定ですが
元来ゾンビなんてもんは、集めてなんぼ、数あってナンボの世界なので
プラモもGKも垣根を越えて、この世界観でいろいろ出来るといいですね
なんてー話が持ち上がってました。

そこで、同じ世界観のガレージキットをわかりやすくする為に
提案したのが、これ、ブラッドラベル

169263.jpg

ブラックラベルの路線と組み合わせて遊べる、兄弟レーベルみたいなもんです。

たとえば、1/16スケール、もしくは同じ世界観のオリジナルゾンビや台座や
ストラクチャーなどを、皆さんもやってみませんか、という参加マーク程度の
意味合いで考えてます。

その第1弾ということで、ゾンビプラモ原型師である俺が提示したのは
素組プラモのままでも飾れるコンパクトな台座となるこの連動バスト
シガーマンだったというわけです。

今後、サンダーロードスタイルとしてもブラッドラベルとして
バストシリーズや同スケールのキャラをオリジナルGKとして出していきますが、
俺もやってみたいなんつー方がいましたらこのレーベルを使用していただいて
連動してもらったりすると面白いかも、という試みすね。

別にそんなマークなんてなくてもいいっちゃいいのかもですけど
あったら今後まとめやすいかもしれないので、一応設定してみましたという話。



さて、続きましてですが、

それらを売ったりする主戦場のひとつたる
WF2017Wへの参加も確定しました。

いろいろありましたが、全部リセット。元気に参加するぜ。

しかも今回は2カ所用意します。

ゾンビオンリーとなるであろうサンダーロードルイタス


169265.jpg

ではなくサンダーロードスタイル卓(2卓)




ゾンビ以外のオリジナルをやる場所としての、新たなる2卓

169266.jpg

での参加となります。

ついでに言うと、リアルフィギュア応援団にも参加するんで
テメーまた3卓掛け持ちで、ウロチョロすんのか!ということに
なってしまいそうですが、前回は不測の事態がいろいろあったが
今回は万全で仕掛けますんでダイジョウビ。


そしてランラーローロ卓は、
オリジナルクリーチャー系サークル『Sculborns』さんと共同出展となります。
後々ご説明はしますが、知る人ぞ知る腕利き造型集団。

奇しくも今回は、自分ももともとクリーチャーを1体作る予定だったので
若い衆に負けずにカッコいいの作るぜ。

ちなみになんでランラーローロかというと
こいつだったらそう呼ぶだろな、と思っただけで他意はなし。

169267.jpg

アメリカ名物にして地獄日報名物の、狂気の舞台化画像はこちら

169268.jpg

タイツが生々しい。



さて、

というわけでやっと先週の話。

このところ、仕事のスキみて展覧会に足を運んでますが
今週はこの4件。

169269.jpg

中でもアンビリーバボだったのが、ウサギ展。

俺のナショナルトラストへの信頼と、湖水地方への憧憬と
ポターのセンスに対する崇敬は、筆舌に尽くしがたい。

1692611.jpg

レイクディストリクト。ああ、アコガリの湖水地方。


俺のイギリスったら、愛憎渦巻き過ぎてよくわからんすが
女王陛下のユリシーズ号と衝角駆逐艦サンダーチャイルド
あとは切り裂きジャックとヘリオット先生でほぼ全部。

そこにドクターフーとのねずみチュウチュウ奥さんが入る。

本質的に英国人に根差す感謝のなさと横暴さにはうんざりですが
ヒルトップ農場からウィンダミア湖まで、美味いチーズと紅茶持って
のんびりピクニックなんかにトラヨン流しながら行けて
人生の今後とか一切考えずに鳥の声聴きながら、3日4日
ゆっくり読書できたりしたら、俺、全然英国に文句ないね。

1692612.jpg

行くの無理ならジオラマ作ったろかい。



そんな俺のあこがれを一気に引き受ける象徴がアニマルギジンカー、
ポター。天才おばさん。

原画もそうすが、ラフの絵とか悲鳴が出るくらいに感動的でしたぜ。
特に、自分が好きな動物への優しい目線は、素晴らしい。
観察ってのは愛情そのもので、たぶんこれ、造形も同じだと思う。
ウサギや池の生物に対する愛情と比べ、猫への興味なさも凄い。

いろいろグッズがある中、散財してきましたが立体物としては

これ購入。

1692610.jpg

2人いるのがいいすね。ボーイミーツガールの基本話です。



だいたい、本国にあるポター記念館のピグリン展示はこれで

1692613.jpg


お土産品がこの始末

1692614.jpg

ポター以外、可愛いっつー感覚が全員欠落してんのかエゲレス。



つくづく全部そろえといてよかったぜ、ダカラのピグリン。

1692615.jpg




オサムグッズは、特に思い入れはないんですが、そうは言いつつ
毎日使ってるミニマグはオサム柄。気にすることなく血肉に
なってるんでしょうね。この人の面白いのは、さほどデザインに
愛情が感じられない点。全部が全部借り物臭く、ニセ臭いけど
絶妙なところでファンシーグッズの王道で、オリジナル。
一人でコントロールしている分、根っこがなくても一本スジが
通っているって感じ。その可愛さの本質は、収斂進化の結果なのに
爆発的にツボを直撃してくることがあるんだよなー。不思議。
というわけで、そんな思い入れないとはいえ、たぶんオサム論を
かなりハイレベルで語れるくらいですが、全然、思い入れないぜ。

1692616.JPG

国芳ヒーローズは前期と後期でほぼ全点入れ替えってことなので
まず前期。水滸伝にもまったく興味がないので、純粋に浮世絵として
のみ楽しんできてますが、武者絵ほどスイッチは入ってないです。
仕事感がけっこうあって、まあしょうがねえのかな、と。
久々の太田記念美術館図録は、大変頑張ってますので水滸好きもしくは
国芳好きにはオススメです。


六大絵師の競演は、保栄堂版の初刷りを揃いで、しかも題字も含め
東海道五十三次を一気に正しく俯瞰できるチャンスであり・・・
ましたが、状態悪すぎ。というか、こないだのボストン美術館所蔵を
見てしまったらもう後に戻れない。あれが正しい発色かと思うと
もう、素直に絵を見るより古物としか見えないのが悲しいところ。
でもこないだの六本木の広重展よりは、よかったかな。
おかげで気が済むまで見られたような気がします。
本当は名所江戸百景を通しで見たいんだけどなあ。


そして、これを書いている日曜

10年ぶりくらいでスーフェスに行ってくる。
仕事がてらも含めつつ、実は駅数個しか離れてないと知った
緒方さんと一緒に行ってきたわけですが、こんなのを貰ってしまいました。

1692618.JPG

1692619.JPG

サンダー造形に興味を持っていただき、前回のゾンビプラモの塗りを
お願いさせていただいたんですが、まさかの塗りで返してきた
本業イラストレーターの方なんですが、またしても見事なこの塗り。

ビビッドな色の配置の妙が実に面白いんですが、正直この塗りを楽しむには
キャンバスが小さい。というわけでいろいろ相談した結果、次回WFでは
緒方塗りでもう少し大き目のものが見られると思います。


スーフェス会場では、スゲー気になってたけどなかなかお話する機会が
なかったアクロさんやスパイスシードさんと話してきましたぜ。
入ってすぐ、同じく前回ゾンビプラモの塗りをお願いした土門さんと
バッタリ会ったり、アクロさんブースではゾンビプラモパッケ塗りの
アンドウさんとバッタリ。知り合いにばったばったとまー、せわしなかったです。

CCPブースでもバッファやアシュラ、スグルやイワオ、キン骨マンなど展示してあり、
次回は腹くくってこのブースの中にいた方がいいんじゃねーかと
ダイナマイト延藤社長とも相談してきましたので、次回も顔出すかも。

で、戦利品はこちら。

1692617.JPG

アクロさんの高木ドラゴンとサンガッツさんのブヨブヨ。

今月は椅子だなんだと出費が重なって無駄遣いを一切できなかったので
もし普通の状態だったら5万くらい平気で散財できるっくらいに
欲しいものがあった。あれ、スーフェス、こんなに面白そうだったかな?
とにかく俺にソフビの可能性を見せないで欲しい。
どんどんそっちに惹かれて行くのが怖い。
posted by サンダーロードスタイル at 01:32| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

9月第4週 カーテン週報 

まず、先週大騒ぎした、椅子問題。
若干改善されましたが、その功労者は無印良品の低反発シート。

以前近所にニトリがあって、低反発ってどんななの?と思って選んだものの
さすがお値段以下ニトリ。悪気はなく安かろう悪かろうでまったく無意味。
・・・だったので低反発?無駄だろと思ってたんですが、無印のを教えてもらって
買いに行ったら、全然触り心地が違う。値段も違う。
これならいけるかもと使ってみたら・・・いける!
2晩使ったけど全然いける。

問題はサイズが小さいのでいちいち位置調整が必要ですが
能力はまったく他の低反発とは違いますね。というかこれが
普通の低反発なのかな。よくわからんすがまずはこれで
しばらく作業してみようと思ってます。
尻、気にならないで作業できるってのは改めてすごく重要。


そして次にワンステップさんより、シガーマンのテストショットが
上がってきましてパッケのシールやら取説やらをやっております。
俺が販売したのより、若干豪華になるかもです。箱入りになるんで。
こちらは後程改めて告知します。


さて、ここから

肉のカーテン製作記。

えー、今回は書かなくていいかなと思ったんですが、先日漫勉を見て
やっぱり創作現場を覗けるのは俺にとってすごく面白いから、
情報出せる立場にいるならちょっと出しておくか、と心変わりしましたので
軽く書きます。途中経過写真はほとんどないので、文字ばっかですが。



今回の肉のカーテン。造形的には今までと一番違うのは
キャラではなく「技」を表現するという事になりますね。
これ同じようで全然違います。ポーズの立体化ではなく、技の立体化。

技となると「決め絵」だけでなく、技が始まる前や、技が決まる瞬間、
決まった後まで含めて技のイメージはできてます。
それを表現できなかったら、ただのポーズ人形になっちゃうわけです。

ある意味「動き」を立体化するってことなのかもですが
動きってのがいわゆる「躍動感」かっつーと、それまたちょっと違う。
ジャンプしてピョーン、派手ー!ってんじゃ、なんつーか、ねえ。
そういう意味での「技」は前後の流れを感じさせるもので
ポーズというよりはシーンの立体化に近いかもしれません。


肉のカーテンはあまりに有名な、それでいてシンプル極まりなく、
誰でも作れそうなポーズでもあります。どころか、たぶん誰でも出来る。

設定上でも、修練が必要な高度な技ではなく、真弓がこうだと見せたものを、
一目見てこうか!と(血族的本能のサポートがあったとしても)
真似できた単純なもの。小学生も真似できるものなわけです。

しかし、

例えば素人がファイティングポーズとったところで、一目見て
これはダメだとすぐわかるのと同じように、同じ格好だとしても
小学生のポーズじゃダメなわけです。
本物の超人のポーズ(技)と小学生のポーズ(真似)の違いを
一見して感じさせられるようなのが、理想。

と頭ではわかってますけどね、動かせるパートはわずかしかない。
曲げた前腕ガードと背筋、立ち方・・・くらい?

簡単だけど、簡単ゆえに説得力を持たすのは難しい。

しかしそれゆえに挑み甲斐もある。
ということで、シンプル技相手のゴングはなったわけです。


まず第1のハードルは初期ゆで絵の落とし込みです。
これが出来てないと、技もくそもない。
しかし毎度のことながら難しいわけです。

例えば肩。原画では丸く印象的。ですけど、リアルを追及すると
その形状にはならない。

リアルに寄せるのは簡単です。
正しい人体にそのポーズをとらせればいいし、人体をトレスすればいい。

でもそれではキン肉マンにはならないんすね。ただの人体が出来上がる。
なので正しい人体を作ることはハッキリ言えば不正解です。短絡的。
俺がCCPの造形に興味が出なかった理由の一つがそこにあります。
美しいしカッコいいけど、キン肉マンじゃねえだろ、マンガの立体化じゃねえだろっつー。

でもリアルさを真っ向からキン肉フィギュアに落とし込んだのも
CCPの英断であり、そうして蓄積したものは、まさしく功績であり
敬意を払うに足る要素でもあります。
こうだ!という解釈を真正面からたたきつけるという方法は
本来商品に不可欠な要素であり、本当なら形はできて当たり前なので
「その独自の解釈、姿勢にこそ金を払う価値がある」ってもんです。

だから買った人が今回の肉のカーテン買っても「ほらCCPすげーだろ」と
人に自慢できるような仕上がりじゃなきゃ、これまた失敗。


というわけで、頭部のバランスや表情の情報。
CCPが積み上げたものの上に乗せつつ、積み上げたものを破壊する。

そうしてフォルムが完成したら、いざポーズをつけて技に昇華させます。

169191.JPG


169192.JPG


169193.JPG

というわけで、だいたいのポーズをつけたところから
悩む時間が始まります。

先ほど書いた本物の超人のポーズ(技)と小学生のポーズ(真似)の違いを
一見して感じさせられるような表現のハードルを、いかにして超えるか。
いかにして単純なポーズに説得力を持たせるかのハードル。高い・・・。


で、


そこを超えるべく出した結論というか方法論は

「俺が肉のカーテンを攻略する」


この辺は、稲坂君に説明した時も一瞬で理解されなかったんすが
要は、3日間攻撃を耐えられたこのポーズ。

169194.JPG

(スグルが脇腹を即ドボっとやられたのはご愛敬として)基本的にまず
攻略不可能な鉄壁の防御でなければ肉のカーテンではない。

ので、ポーズつけた原型に対し、ヘラでひたすらペチペチと
いろんな角度から攻撃を加えながらスキを探し続けるという造形方法を
編み出しました。

まさかの人間VS粘土。直撃格闘造形により正解を模索したわけです。

そうすると、少し顎を引く、少し脇を締める、でも敵の動きを
見ないわけにはいかないからガードは閉じすぎない、
でも最初の絵はヒジを締めてるな。てことは可動する腕で
カバーできるのはどこまで?前からの攻撃の勢いをどういうスタンスで止め、
どこで下半身に力を入れる?横からの揺れには、半歩開かないと。
腹筋にこう力を入れないと、前攻撃は耐えられないけど
そうすると背中はこう丸くなる。でもただ丸めただけじゃなく
力が入ってないといかん。肩甲骨は前に出るけど、隙間が出来たら
弱点になるから筋肉を固めたまま前に動かすと、アレこの部分も力が入るな

などと見えてくるので、粘土相手にひたすらヘラで攻撃を加え、
ガードポジションや足の開きを説得力あるところまで調整したわけです。

169195.JPG

しかし理論武装は頭デッカチになって本質を見失う事も多い。
基本、どんだけいじっても原画に立ち返って、そのイメージを
補完する形で進める。
イメージとしては真弓に教わったばかりのスグルそのもので
こうか!こうか?あれこうかな?いやこうかーっ!とひたすら。

おかげで最終的にスキは埋まって、俺には攻略できない
鉄壁のガード感がやっと出た気が。

169196.jpg

169197.jpg



さらにこっから造形説明というより個人的な感想ですが

作ってる最中、これはただのポーズフィギュアじゃねえ
キン肉マンの魂が宿るものにならなきゃいけないと考えてまして。
これが誰かの枕元にあれば不幸や逆境も吹き飛ばす
勇気を思い出させてくれるあの少年漫画の熱意や、
奇跡の逆転ファイターと信じさせる可能性が宿るものに
ならなきゃいけない、絶対!と真剣に考えてました。

他の超人の場合、ここまで考える必要はないんですが
やっぱり主人公ですからね。造形側としては一歩たりとも
退くわけにはいかんと。

俺らオモチャ業界は、世の中に不可欠なわけではない職業であります。
環境汚して、資源消費して、他人様に迷惑をかけて仕事してるなと
思う事は多々あります。
でも人間が生きていく場合、娯楽は不可欠でもあるわけです。
心の救いや癒しであったり、勇気や元気の源であったり。
過酷な現実に立ち向かう、ちょっとした燃料になるわけです。

他人様に迷惑かけてる分、わざわざやる限りは、よくやった!と
思われたい。
無責任な消費に加担するんじゃなく、やる意味があった!と
思われる仕事を目指すべきだし、キャラを預かる限りは
作者の思いを引き継げなければスタート位置に立つ資格もない。

何度も言ってますが、数ある少年漫画の中で俺が次の世代に
読ませたい、読ませるべき内容を備えた漫画の一つが
キン肉マンだと思ってます。現行の新章を読めばその意味は
言わずもがなでしょう。

そう思わせる作品の主人公の不屈さと闘志を立体にするわけですから
そりゃ力も入るっつー話です。

結果、170円握りしめて本屋に走った少年の時の俺の目を
輝かせるに足る、10歳児が、すげえ!カッコいい!って
思ってくれるような人形が出来たんじゃねーかな、と思います。

たぶん肉のカーテンを作るのは一生に一度と思いますが
この真剣さと本気が、俺がキン肉マンから学んだ物でもあり
ゆでたまご先生への恩返しとも思って、マジメにやりましたぜ。
大人はちょっと元気のない子供に、このカーテンスグルを
プレゼントしてやって欲しいす。こんな顔だけど、ここから
耐えて逆転するんだぜ、なんて教えてあげてくんねーかな。
歯を食いしばって耐えているこの時は、防御だけじゃなく
攻撃でもあるんだぜ、という事を教えてあげてくんねーかなと。


つーわけで入れ込みの甲斐あってか、俺の手ごたえとしては
誰でも出来るポーズフィギュアじゃなく、ちゃんとした
肉のカーテンの立体化として成立したんじゃないかと思います。
ケチ臭い小細工造形ではなく、俺が望む「備えた造形」と「伝える造形」に
どうにか届いたんではないかなー、と。

今月中の予約らしいすから、ぜひ買ってねコノヤロウ。
posted by サンダーロードスタイル at 00:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月12日

9月第3週 チャンスイ週報

今週は人と会う週で珍しく外出が続く。

という話の前に、だ。

椅子。イス問題発覚。

コノヤロウ。

ずいぶん前に背もたれがポッキリ折れた椅子に
無理やりミニ机をくくりつけ、どうにかしのいできたものの
ついに限界。
そして精査に精査を重ねたまさに選りすぐりの椅子を購入。

ほぼ600$。

これが買えますよ。

169121.jpg

それなりの散財だからもちろん自分でも試しに座ったし、
同じ椅子の使用者の話も聞いた。綿密なリサーチをしたつもりだった。

のに、だぜ!

忙しいのに予告なしでいきなりクソデケー荷物が届いて、しょーがねー
ヒーコラ2階に上げてエッチラ組み立てて、さあ作業すんぞと座ってみて
40分したら、


致命的欠点発覚。


早いぜ、早いったらねーぜ。


これは今後、作業椅子購入の検討をしている人の為に説明してやります。

若い原型師たちよ。俺の屍を越えていけ。


俺が買ったのはこれ。

169122.jpg

いろいろ多機能かつ、リーズナブルという点で選択しました。

だが、まったく見逃していた点がひとつ。(←偉そうだが基本、ザル)

それは




座面がメーーーッシュ。

169123.jpg

要は、金属枠に網張って、そこにお尻をのっけてるわけです。

一枚の網に座ってるわけ。

どういうことかと説明してやりますぜ。



そもそも空間というものは、だ


重力の影響をうけてゆがむわけです。


169124.jpg

アインシュタインも言ってるかんな。

創作意欲に燃える俺の熱いケツがそのメッシュの
座面中央に長時間居座る。

169125.jpg


すると、空間の歪みとも言える座面における「無理」が
尻縁を直撃してくるわけです。尻のふち。シリブチ。

金属枠近くの伸びないメッシュ部が、この月軌道上のラインで

169126.jpg

尻の外側に圧をかけてくる。真ん中が低くなれば当然圧も上がる。


本来高級、いや中級椅子であればフワッフワの良い革でカバーしたり

そうでないならこれくらい科学的根拠で俺のお尻を優しく包んでくれるはず。

169127.jpg


しかもオジサン原型師ときたら、自宅作業ですからゴテゴテのズボン履いて
作業するわけもなく、短パンイッチョで気軽に座るわけですから

現実問題として科学無縁の

これくらいの無防備さで


169128.jpg

ほぼムキダシの尻を椅子に預けてるわけです。信頼だ、信頼。



で、そのまま40分も座って集中してたら、可愛いマイオシリは


こんな状態に



169129.jpg


ディストリクト9のパワードスーツスタチューと同じ価格で

人体工学ウンヌンを抜かす椅子ですぜ?どうして俺を苦しめる?


人体ウンヌンならこれくらいのケツディフェンスがあって当然なところ

1691210.jpg

使用した俺の状態といえば



1691211.png


その結果、素晴らしい原型を作ろうという

創作意欲あふれる俺の40分後の姿は




1691212.JPG


マージーでー・・・

ふざけんな!!

イテーんだよメッシュコノヤロウ!テメーちゃんと座ったのか開発者!

ヘラヘラ2.3回座って、おおいいね!とか言ってただけじゃねーのか!

がっちり体重が真ん中に集中して、生地が伸びない
フチ周辺に乗ってる尻がイテーったらねーっつーの。

で、調べたらこの商品、評判悪いじゃねーか。メッシュ座面は嘲笑の対象。
かーーー、マジかよ。

しょうがねえ、だったらここはもう可愛い尻が痛くないくらいの
クッションを入れるしかない。


んだけど、座面に芯がないもんだから薄いクッションでは結局
真ん中にどんどん吸い込まれていく感じで、足りない&足りない。

1691213.jpg

にっくきブラックホールをふさぐべく、

どうにか痛くならない分までクッションを積み重ねてみたら・・・


1691214.jpg

座面がスーパー高くなっちゃったじゃねーかコノヤロー!
座布厚がすげーから、お呼ばれ感がすげーっつーの。
自分の作業場なのに。毎日が誕生日か。
ザブアツとか考えさせるんじゃねーよ。


そしたら今度は新たな弊害発覚。

机の作業位置が低くなっとる!かつての膝かってくらい!


1691215.jpg

そらそうだ、椅子だけ高くなっちゃってるかんね。

原型作りづらいったらねーでしょが。集中できねっつの。


ん・・・





169216.gif

あ”ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!


仕方ないので、机の作業台を15cmほど高くする
作業テーブルを作るハメに。イス買って組み立てるだけでも
クソめんどくさかったのに、さらに余計な仕事が増えたじゃねーか。

169217.JPG

ちょっとフンパツした買い物くらいに思ってたけど
もう椅子は2万くらいのを、どんどん買い直すことにする。

つーか座面メッシュを選ばなきゃいいんだな。くそ、学んだぜ。

本当は今週、亀人形祭りをアップしようと思ってたのによー。

もういいぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 00:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月05日

9月第2週 タトパ週報 

先週はこの夏最も期待していた、亀2を見に行く。

16951.jpg

前作は亀そのものがあまりに巨大化したショックで劇場で観損ねたものの
DVDで見たら全然面白かったので、2作目にスゲー期待してたんですが

劇場に入ってみると…

16952.JPG

どういうことだ。

東京でこんなことあんのか。

信じられん。


信じられんと言えば、このカワイイ未成年突然変異忍者亀
ツレアイは生理的に無理などと、ふざけた事をぬかす。

確かに、0課の女を見せた時嫌がったのは理解できた。

16953.jpg

拷問シーンとか酷かったしな。


宇宙猿人ゴリとラーに対する嫌悪感も理解できる。

16954.jpg

人間踏み潰して、頭を胴体にめり込ませたりするからな。



だが、亀を嫌うのはどういうことだ。まったく理解できん。


実際、映画冒頭で大スクリーンに映し出された
可愛い末っ子甘えんぼ亀、マイキーの顔は



こうだ。

16955.jpg



さらに、こうだった。

16956.jpg


いや、確かに亀はキモすぎたとしても、今回一気に寄せてきた
敵キャラはそんなでも・・・

16957.jpg



まあ、手下はキモくてもしょうがないとしても、ボスキャラなら・・・

16958.jpg


というわけで、生理的嫌悪感180%で構成されてる亀2でしたが

小さい頃は可愛かったんだぞ。

169511.jpg

という視覚的難点はさておき、映画としては500点。
もう、泣いて笑って拍手して、最後盛り上がり過ぎて俺の血、逆流。


俺の周りでもあんま、亀イエー!ってのはいないんで
静かに喜んでますが、いちおう大人の為に

こんなコスプレ商品もあるぜ。


16959.jpg


ハロウィンも近いしな。


169510.jpg

みんなでこれ着て、プラのバットで殴り合いしようぜー
posted by サンダーロードスタイル at 05:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする