2017年03月27日

3月最終週 ドーデモ週報

このところ考えることが多く、いろいろまとまらーず。

仕事が忙しいのはともかく、トロフィーに着手出来ないのもともかく
そういう事とは関係なく、夏のWFは申請しませんでした。

イベントに振り回されてる事自体俺の中ではもう疑問がマックスで、
それが冬で爆発。頭冷やす為にもちょっと1回休もうかな、と。

ちなみに全然関係ないすが、こないだのWF当日朝5時、

駅の券売機の異様な光り具合を見てマジで驚く、ピュア俺。

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なんだこの光は、ロボットレストランか。

じゃ、完全に頭おかしいじゃねーか。

つーわけで、夏WFは遊びに行くだけにする予定。



さて、先日ちょっと考えさせられる文章を目にする。

男性はモノに優劣をつけて主観を語る、という内容。
いいとか悪いとか傑作とか駄作とかつけて面倒臭いという女性側からの意見。

なるほど、考えたこともなかった。

確かに偏った主観を押し付けられるのは、幼稚でうっとうしい。
俺は他人と作品の話をほとんどしないけど、それが理由だと思います。

でも同時に、強烈に、作品に優劣はあると感じてもいるし信じてもいる。
見るだけで泣けてくる、恋心を抱くような感情が湧き出してくる作品があるわけだし。
作り手の本気を感じた時、輝きが数倍になり眩しくて見てられないほどの
作品が存在するわけです。

今期、3回見逃してた漫勉。先日やっとながやす巧の回を見ました。2回。

その中で、ちばてつやに対する憧憬を口にし、数ある作品の中から
ジョーが最高だと言う。
議論の余地はない、その人の主観による最高。

くだらん相手だと、何が最高論とか無駄な話になるのかもしれないけど
そういうことじゃない。
これは相対的に何が最高に位置する作品かという話ではなく
この人物が心の支えや規範としている基準が何か、理想や目標が何か、
つまりこの人の魂が見上げているものが何か、という話です。

そうなると、もう圧倒的に聞きたい。知りたい。

何を考えて作ってたのか、作ろうとしているのかを強烈に知りたい。
自分にとって傑作と感じる理由、恋心を抱く理由を知りたい。
人が、何かに魅了される話は本当に面白い。そこに人間の魅力がある。
だからそれを知りたい。

ブルースウェインも言ってた。「私は謎が嫌いだ」

俺も自分の内部に謎が存在するのが嫌い。
なぜそんな感情を抱くのか理由を見極めたいと強く思うわけです。

そしてそれはなぜ俺が作ろうとするのか、という理由の探索でもあります。

時間潰しの手慰みなのか。過去からの蓄積がそうさせる惰性なのか。
他人の気を惹きたいツールとして利用しているのか
それとも、目を潰され、手を失ってもなお挑みたい本懐なのか。

今なお、そういう事で猛烈に悩むわけです。
ほぼ答えは出た、俺はもう仕上がりつつある、揺るがない、と思えたような
気もしましたが、まだビュンビュン揺らぐ。大木には程遠い小枝のまま。


もうけようと思って始めたことじゃない、とながやす巧は言ってましたが
確かに。

社会通念や習慣でついつい自分の進む道を既存路線に設定しがちですが、
それは正しくない。
自分が本当にやるべきと信じる道はなんだ、という話であり
俺の大地は俺の足元から広がってるのであって、世界の広さや知識に流され
今の足元や一歩をもっと強く、確かに感じなきゃいけないわけです。
じゃないと前に進めない。目標を睨めない。
情報の波に心地よく身をゆだねて翻弄されて、さもその情報が価値あるような気に
させられてますが、俺のポイントは波じゃなく、そこに流されてる俺なのに
波がさー、とか平気で言ってる狂気。テメーを見失ってるにもホドがある。

一点の曇りもない結晶になるのは、どうすればいいのか。

ちょっと最近、世間に流され続けてたけどそれを思いださせてもらいました。
そんなこんなで、最近すごく考えているという話。

そして当然、結論は作品で出す。俺を問うぜ。
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2017年03月20日

3月第4週 メンフィス週報

1950年代、アメリカは人種差別が激しく現代から見れば
狂気とも言える風潮が根付いてました。
知らない人は公民権運動で調べるがよし。

そんな中、アメリカ社会は特需景気の影響で少年少女の小遣いが増え
新たな欲望と市場を生み出したわけです。新たな購買層、いわゆる
ティーンたちは新鮮で強烈な刺激の元を、社会が否定しようとしている
黒人文化の中に見出し始める。黒人文化の持っていたリズムです。

しかし、それを素直に受け入れられる若者はまだまだ少なかった。
若者の奔放さ闊達さをもってしても偏見の壁は厚かった。

そんな頃、黒人のリズムで歌える白人のシンガーが現れる。
ラジオで彼は黒人と思われたくらい、本物のリズムを持っていた。
それでいてカントリー&ウェスタンの匂いも備えている不思議な若者。
彼は軽々と人種の壁を乗り越え、偏見も差別も意に介さず、
やりたい音楽をやってのけた。
些末な事に騒ぐ世の中に、彼の歌は突き抜けて届いた。

その成功例にあやかって、ショービジネス界は黒人文化を取り込んで
白化させようと策を打つ。黒人のリズムは金になる。
だから白人による黒人ナンバーのカバーを出せばいい、と。

しかし白が歌えばOKというクソみたいな流れに、当時の若者たちは
きちんとNOをつきつける。白でも黒でもどうでもいい。
ただ、本物が聞きたいと。その結果、ヒットチャートに黒人が上がり、
もはや若者の間で人種差別は激減。
彼らは大人の思惑と関係なく、新しいリズム、新しいメロディーを求めた。
激しいものから甘く優しいものまで、リズムパターンではなく
文化としてのロックンロールの繚乱がそこに生まれていた。

大人達は容易に御せないそんな風潮に恐怖し、ロックンロールを
悪魔の音楽として糾弾、非難し、メディアごと封殺しようとする。

数々の不運も重なりやがてグッドオールドロックンロールの時代は終わる。
偽物の代替品である粗悪なポップスが乱造され、市場は満たされた。
だが、ロックンロールは扉を押し開いて倒れた。
そのエネルギーには生まれる意味がちゃんとあった。

その後、世間に対する反骨心の象徴としてロックという言葉が残るが
ロックンロールの本質は反骨じゃない。
心の弱い人間が社会に対して意地を気取る為に使う道具じゃない。

形を成す必要がないくらい、幼く、まぶしく、素直にリズムを
ただただ明るい未来を求める純粋な気持ち。

さあ行こうぜ!ってのしかない。

ゴツイ黒人ドゥワップから優しいメガネの青年や可愛い少年まで
すべてひっくるめてロックンロールだった。
恋する気持ちに共感し、湧き上がるパワーの扱いに悩み、見えない未来と
行き先に迷う気持ちに対して、せめて明るく立ち向かう元気を勇気を
与えようとしてくれるのがその本質だった。

ロックという言葉に破壊的な衝動や意味合いを感じる人もいるけど
違うんだな。ロックンロールってのは。


社会的生物、人類の手に入れた文化的な美徳として
義理、人情、ロックンロールはとても重要。
その素晴らしさは一生かけて俺が体現する。


善くあれ。

その通りだぜ。

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2017年03月13日

3月第3週 ザエモン週報

先週土曜、仕事が一息つけたので念願だった弥生美術館は平田弘史展へ。
あまりの忙しさに前期を逃し、しかも今回行けるのが人の多そうなサイン日。
本当は誰もいないところでゆっくり見たい自分には、なかなか腰が引ける。

そもそもサインが微妙。

もちろんサインをもらうのは超嬉しいす。
ただ仕事をやるようになって、そう単純に「ファン」の姿勢を出すのは
難しくなるようになってまして。

というのも、同じく仕事している立場である先人相手に、ファンという
享受一方の立場を表明することは(そんなことを考えるのは俺だけかもしれませんが)
先人が開いた地平にオンブにダッコで甘えたガキのままです、という
宣言にも思えるわけです。
憧れを表明するのは全然いいです。しかし同じ土俵を目指す現代の俺らは
先人からよくやったな、と肩を叩かれねばいけないのであって
目を輝かせて尻尾ブンブン振ってるけど、まだ仕事は全然出来てませんでした、
では許されないと思うのです。つーか完全に許されない。

だから尊敬している人には、どうしてもファンではなく同じ志を持つ
「人」として会いたいというのが俺の願い。

しかしそれとはまったく別に、人生そっちにドップリ浸かるくらいに
作品が好きでたまらないからカタギじゃない生活しているわけであって
世間一般よりも遥かに巨大なファン部分ってのが芯にあるわけですから、
そっちはもう犬状態で尻尾ブンブン、クレクレクレクレクレクレと
サインがもう、超欲しくてたまらない。
使ったペン先もらえたら一生笑顔でいられるもんな。わかるでしょ。

なので
創る側が負うべき責任と矜持 VS 通常を遥かに超える病的なまでの愛情。

そのせめぎあいの中、先日の谷口ジローですよ。



俺がプロになるべく最初に作品を持ち込んだ一人が高柳祐介さんでした。

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以来、上京してから何度も仕事でご一緒させていただく機会があった
俺の中では永遠の師匠に当たる人物です。天才の一人。

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その工房に谷口ジローの事件屋稼業の深町の絵が入った名入りの色紙が
あったんですよね。「うわすげえ!」と本気でうらやましがる俺に、
最高だよな事件屋稼業、いいだろこれという話はずいぶん盛り上がったもんで。

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当時、失敗するとファーック!と言ってたのは高柳さんと俺とサイバーブルーだけで
アメコミと同時にブランカの話ができたのも高柳さんだけ。
ナックルウォーズが如何に胸に来るか話せたのも。
俺も原作者関川夏央の講演会聞きにいったりしてましたが周囲で
そんなジロー最高話で盛り上がれたのは高柳さんだけでしたから、
やっぱサインの意味と価値が違う。
しかも宛名も高柳さん江というよそよそしいものではなく、確か高柳君へとあって
それがまた近しい感じがあって、東京ってスゲーなーって感じでした。
こんな作家と知り合えるんだ、書いてもらえるんだーって。



その高柳さんだけでなく、谷口ジローさえもこの世にいない。

あれだけ盛り上がった自慢のサインは、あれほど喜ばせた主を失ったサインは
今頃どこでどうなっているのか。

人が死ぬのは自然なことで、別に悲しむ必要はないけど
とても寂しくはあります。

一度でいいから谷口ジローの人となりを、この目で見て感じたかった。
高柳さんはずいぶん一緒にいたんで、死んでも死んでない。
会ったからこそ、声が聞こえるようで俺の中ではそんなに寂しくない。
いまだに造形のダメ出しをよく食らう。

でも谷口ジローはもう知るチャンスないのか、もう作品を読めないのかと思うと
体調に響くくらいショックと喪失感がある。マジで泣けてくる。
稲見一良の作品やシートンを同列に扱える作家が如何に稀有か。
失ったものが大きすぎて、まだ受け止められないくらい。


作品が出れば必ず買う漫画家。
それくらい惚れ込める作家ってやっぱり貴重なわけです。

だからその人を生で感じ取れるチャンスがあるなら、そう簡単にナシにしちゃいけないと
痛感した矢先のこの平田弘史サイン会。

俺のクソみたいな面子なんざともかく、平田弘史だもん。やっぱ行くしかない。
ファンでミーハーでいいじゃないかと決意。
伊豆への土産に、こんなに人が集まったんだぞとご家族に誇れる数字の一つとして
そこにいさせて貰おうじゃないか、と思ったわけです。


まず

前日夜2時に、サインってどうやってもらうのかなー、色紙とか用意していかなくちゃ
ダメなんかなー。筆は向こうが用意するだろうけど、ペンとかも用意した方が…と
ブツブツ言ってる俺に「サイン会の概要チェックしてないの?」と驚くツレアイ。
ウソでしょ?と言われながらHP見てみると、確かにいろいろ書いてある。
基本、そこで買ったもんじゃなきゃダメなんだって、と言うと
「普通そうだって普段自分で言ってたくせに、なんで自分の番になると忘れる!」
と呆れられる。なんだよコノヤロウ、それくらい俺だって

「指摘してなかったらバカみたいに自前の色紙持って駆けつけて、
書いてもらえない色紙持って、一人だけションボリって事になってたぞ!」と脅される。

さ、サイン会怖ぇ・・・!

わざわざ足を運んで貰えない可能性がある!?  チョーこえー!

しかし冷静に考えればそりゃそうだろうよ、そんな脅かしが俺に効くかよ。
貰えるように早めに行けばいいんだよタリメーだろ。
とにかく俺のテンションを邪魔する一般論をのたまうウルセー外野(こら)は無視するとして、
雲の上の人に会うのに帽子は失礼なので散髪して身なりを整え、現場に向かう。

会場到着は整理券配布開始の30分前だったけど、もう列が出来てる。
おじさんの列が。(後でわかったけど最初の人は朝7時からいたそうで)

9時半到着の俺で30番。で、美術館入ってサインもらうための
画集かポスターを購入するんだけど、

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一番欲しいこのポスターはもう持ってるし、実はそこにサインももう入ってる。

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画集も、もう持ってる。

持ってないのは武者ポスターなので、それを買うけど、これどこにサイン書くのかな。

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で、もろもろ手続き済んだので、いざ念願の作品を見始めると・・・ん?

んんん???

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まったく胸に響いてこないぞ?おかしいな、あれほど大好きな作家の原画なのに?

前日原画を見る意味について少し話してたんすが、以前にも書いたかもですが
原画って、すげー浮かびあがってくるんですよね。その筆致や傷から創作の苦労が伝わる。
ペン先の抜重や運びに、作者の感情を感じられる。やっぱ原画じゃないと伝わらない
事ってスゲーあるんだな、と思うのが常ですが、それがない。
本来すごく最強に原画にパワーがあると思える作家なのに。

来る前にマンガを読み直して、本当に平田弘史は凄い!信じられない!と思ったばかりで
この感覚が出てくるのはちょっと不思議で、いまいち受け止められない。
先日のオサム展の方が手ごたえあったぞ?

今となって落ち着いて考えてみると、漫画原稿の展示や回顧という点では
ちょっと食い足りない感じだったのかも。

どうも平田弘史の周辺は、この人を侍アイコンか何かと思って軽々しく扱う
俺とはまったくソリの合わない輩が実に多い。
実際の表現云々を問わず、その価値や発想を問わず、不勉強な自分基準の
ただただ凄いのモノサシ、技巧や姿勢の尺度としてしか扱わない連中す。
展示の構成にそういうのがハバ効かせてたんかなあと。
だから漫画家としての技術や姿勢よりも文化的な背景込みで展示しちゃって、
作家の息遣いや汗や涙に無頓着だったのかなあと。
あと展示の距離もある。物品向けの距離。
でも伊藤彦造ん時はそうでもなかったしなあ。つくづく響かないのが不思議。

もしくは原画が印刷に変わっても、平田画のパワーは損なわれてないという事か。
損なわれづらく書いているのか、ちょっと今回の展示だけでは俺には
わからなかったですが、そんな感じもしました。
いずれにしても大好きな作家の原画を前に、輝きを感じられない
しかしパワーは感じるという新鮮な経験で不思議体験に近かったっす。

ちなみに北島サブちゃんが目の前で歌って、1mmもハートに響かなかったのは
音楽というもののとらえ方が違うからだとすぐわかりました。
ああ、この人は根本からダメだという爆発的失望というか異人種感とは、
今回のはちょっと違う。不思議ではあっても失望はない。ほんと不思議って感じ。

で、11時には見終えてしまったので14時まで仕方なく時間潰しがてら
秋葉原まで出張って色を買い、戻って来たらもう説明開始中。

先生はご高齢なので無理はさせられない。ご本人はやると仰ってるけど
その辺りはお察しください、サインは名前だけで、と。

そしていよいよ先生ご登場。

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思ったよりお年を召されておられます印象でしたが、80だもんな。当然です。

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まず震災への黙祷があり、それから準備開始、サイン会が始まりますが
サラサラ、ポイ!じゃなく、一筆一筆、唸り声さえ上げて書かれております。

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30番の俺の順番が来るまでサイン会開始から約1時間。
その間、ツーショット写真から握手に応じ、気合を入れて書く先生。
もうこれは時間がかかってもしょうがないけど、体が心配。

だって整理券だけで80枚配ったって言ってたけど、これから数時間この調子で
やるわけ?ウソでしょと。
スタッフは墨書なのでドライヤーで乾かしたり、進行番号貼ったり、写真撮ったり
落款押したりと大回転で頑張っており、先生もずっと座らない。
ある種こんな状況をそれなりに的確に捌いている弥生美術館もすごい。
特殊なサイン会ぶりが、これまた新鮮で不思議。


いよいよ俺の番になり、無事サインをいただきましたが

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目の前で動く、筆運びから生み出される情報量に衝撃。

ああ、これだ。これが平田弘史だ。

老いて、しかも痛めた右手に筆を持ち、しばらく場所を見据えて
一気に筆を下げる。たっぷり含んだ墨が、みるみるその世界を生み出す。
弘の弓ヘンで一瞬つまづくように見えたところから見事に流れが生まれ、決着。
史の払いが長い!カッコいい!落款の位置を指示して、そこに打てと!
ああ俺のもらったサイン・・・一番いいかも!!(バカ)

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まさに魔法のような、しかし濃密な数秒でした。

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基本、書だなんだと言ってる連中は興味の範疇外。
TVで出てくる書道家見ても、中学生みたいな自己顕示欲以上の要素は
感じられないしあれだけ騒がれた榊バクザン先生だって、俺から見たら
別に字に人生賭けてないけど上手く取り入った高級メロン。
仏像の中にそれ入れる?後世で開いて笑われんじゃねーの?って感じ。

しかしこれほど雄弁に弱々しくも力強く、ゆっくりながらも勢いのある
文字を生み出す様を目の前で見せられ、己の狭量と不勉強を恥じるしかなく
平田筆の濃密な背景に、猛烈に感動しました。
これは表現に値する1ジャンルだな、と。なるほど、みんな望むわけです。

そしてなんとその後130名近くもサインされたとか。
終わったのが18時過ぎだそうで。

実際、傷めてないご健在な左手で握手していただいたけど、その力強さは
生命力というか、生物としての芯の強さが感じられ、実に頼もしかったです。

なんつーか、想像通りスゲー爺いって感じ。カッコいい。
俺らがガキの頃に見た老人たちはこんなだった気がします。
年を重ねることをマイナス情報として喧伝する現代ですが、そうじゃねえ。
上手くジジイになることはこんなにも尊敬を集め、こんなにも手に負えない感じで
こんなにもカッコいいんだと。

朝から、今日はファンに徹する、ミーハーに徹するぞと言い聞かせて
行ってきましたが予想以上の収穫と衝撃に感謝感激でしたぜ。

サインはそれに意味があるんじゃなくて、もらってる瞬間こそが
大事なんだなー、と今更学んだ次第であります。
いやー、一つ大人になっちゃった。
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2017年03月06日

3月第2週 マメギョタ週報

先日1日、ついに地獄のゾンビ黙示録「コンペ・オブ・ザ・デッド」の結果発表。

各部門の優勝は以下の方々となりました。

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WF会場での票から、関係者票を加えたところで、サウンドトラックオブザデッドが逆転。
実は合算しなくても関係者票だけでも優勝となってたので、底力を発揮してましたね。
作られたドモンさんとはリアルフィギュア応援団の留守番で一緒に並んでたんですが
顔作ってもらいてーなー!自分の人形もっと欲しいなー!と言っており
(この時点で自分の人形売ってんですが)まだタケシ人形が欲しいそうで、ナイス煩悩。
どうなるか俺もまったくわからなかったんですが、結果見事優勝を勝ち取りましたね。
改造レベルや塗装もそうですが、着眼点からの展開のさせ方とまとめ方が見事。
おめでとうございます。念願通り、俺が殺して差し上げますぜ!

そして彩色ではQ−KONさんのウェイトレスさんがごぼう抜きで優勝。
実はWF会場での票はギリギリというか普通でしたが関係者の評価が高かったですね。
模型業界の人の評価も高かったんでこちらは玄人受けした、という感じでしょうか。
自分から見てもさすがのまとめ方で、お見事と思いました。おめでとうございます。

実際、会場で見るのと写真で見るのでは作品の印象はかなり違い、実物ならではの
アピール力をもった作品というがあるんだな、と他人事のように痛感しました。
凄く精緻で細かくても賞レースという点ではさほど問題にならない場合もあり
その辺りは微妙ですよね。運不運も大きくあります。ま、世の中そんなもんす。

自分が賞レースに出た時は、正直自分が一番スゲーと思ってはいても
賞や票の顔色を伺うのは恥と思っちゃうわけで、俺が今回出場してたら
すごい出落ちで笑われて終わり、という感じだったんじゃないかと思います。

その意味では、優勝作品に独特の華がありますよね。
賞を狙って取るのもよし。納得を狙って我が道行くのもよし。
みなさんそれぞれの楽しみ方で気楽に結果を見てもらえばと思います。
予選なんつー生意気な感じでくくりはしましたが、そこに選ばれなくても
評価が高かった作品もあるんですよ。
そのあたりはほんとに寸評ながら、全作品にコメントさせていただきましたので
後程、地獄のゾンビ黙示録イベントサイトなどで御覧くださいまし。


さて、先日は打ち合わせで久々に出張るついでで、優勝トロフィーの
準備というか材料を買いに。
そんなんアリモノで十分じゃねーのか?と思われましょうが、

バカは黙ってろい!

7個もあるんだぞコノヤロウ。しかも既製品木製台座探したらそれだけで
ウン万円かかっちゃうっつーの。さらにその上にはVHSだぞ。
加工も含めたら自作が最短だろうがい!いやもう言うな。考えるより手を動かす。
頭使って効率よくやってやらい。仕事に合間にだけど。

ちなみにニコ生での優勝者発表用のこの封筒。

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前日朝4時に、幼稚園児よろしく真っ赤な絵の具を手に塗ったくってパターン考えつつ
4種の手形封筒作って厳選した結果の(アングラ臭を出すなというダメ出し食らいつつの)
使い捨て一発封筒だったんだからな。
期待している人がいるならなるべく応えたいと考えるのが男。
一瞬の煌めきに常にフルパワーで挑む。男の生き方ってのは、そういうことよ。
無駄にバカ度で勝負するならまだまだ全然戦えるんだからな。


さて、そんなこんなの先週。

ついに、

つーいーにー

ファンコのクイントが豆魚雷より到着しましたぜ。
ニコ生ん時はまだ入荷してませんでしたからね、わざわざ送ってもらったわけです。
どこまで世間に迷惑かけるんだクイント。

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言っちゃなんですが、たかがこんなモンに一体どれだけ無駄に待たされたか、
一体だれが悪いのかよくわかんないすがとにかくご到着。
もう後ろのオルカ号タオルの方が1万倍価値があります。マジで。


しかしブリスターパックファッカーズ主催としましては、写真撮ったら1秒で




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出しちゃう?



って



てめーを注文して届くまでの間にー!


我が家にどんだけのー!


インチキエイリアンがー!


届いたとー







思ってんだー!!

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すぐ遊んでもらえると思うなよ!遅刻野郎が!

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気持ちよくサメの口の中に入ろうなんて、10か月遅せえ!!




だいたいもうサメの中には先客がいるんじゃい!


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つーわけでもうブロディ署長が海に撒いたワタ樽の中身扱いですクイント。

予定してた遊び方をしない、こんな複雑な思いになったオモチャもねーな、まったく。


で、そんなにオモチャを買うわけじゃないんで豆ギョポイントシールはいらないと
言ってあったんですが、ちゃんと入れてもらってました。

ツレアイが貼っていい?というので、いいぜと言うと
向きは可愛いコックさんみたいな方?と言うので
本当は豆って字の形だから違うけど、そうだ可愛いコックさんの向きだ、
と言ってやりました(悪)。

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結果、これはこれで可愛く並んだのでやっぱマジメにポイント集めてみるか、と思い中。

なら、もっとインチキエイリアンをハイペースで出すがよい。ネカ。
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