2017年05月01日

5月第1週 サンダリン週報

先日のキン肉マントイフェスティバルにてトークショーにお越しいただいた皆様
ありがとうございました。
だいぶ時間が押す中、強烈なライトの向こうを見る限り結構な人数に残って
いただきまして本当にありがとうございました2。

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左から天下一稲坂、サンダー俺、ダイナマイト延藤社長そろい踏み。

企画や調整を稲坂君がして、俺が作って魂宿し、延藤社長が生産管理した結果の
アシュラマン2.0。実は彩色した製品を見たのは、俺も稲坂君も昨日が初めてで
パッケージに入った状態を見たのは延藤社長も初めてと言ってました。
全員、初めて見て、おおー!と感動。原型段階で取りこぼした要素も
製品時にきっちりカバー(腕輪とか)2重3重の愛情体制。こうでなくっちゃ。
いやー、いい商品で一安心です。

さて

当日まで俺の方がどういう動きだったかと言いますと
トイフェスで6騎士サンシャインを展示したいという話が出てたので
それに合わせて超特急で作業してまして、当日展示したのがこちら

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完成度80%。

サンシャイン話、いずれ書くかもしれませんが
今回のトイフェスを外したくなかったのは、アシュラ2.0を買った人も
サンシャインを欲しがってくれるように、というアピール場所として
理想的だろうな、という事から。

技発動前、キャラの内面、忠実な再現度など、2.0としていろいろ考えて向き合うと
6騎士サンシャインというのは、実は出番が少なく、絵も情報も安定もしてない。
でも、ものすごいインパクトがあったわけですから「何か」があるわけで
それを今回出さねばならない。2.0として。

その答えがこの砂地獄。

後の友情を思えばこそ、この2人は一緒に飾ってやりたい。
もちろん単体で立ちポーズにもなりますし、単体での砂地獄も
十分絵になるようにしてあります。

しかし、加えて、もしもアシュラと並べるなら
当時アシュラと一緒に戦線に出たとすれば原作にはないけど絶対に
サポートしたかったろうなとの判断での砂竜巻台座つき。
(ちなみに砂竜巻台座は数日前まで延藤社長も稲坂君も知らない
完全俺判断なので製品化するかどうかはまったくの未定。)

そう思って作って、まさしく作業場を砂地獄にしながら作ったわけです

が!

前日

明日についての連絡は一切来ない。仮にもイベントスケジュールに名前を載せてる
それなりにその場にいないといけない人物であるはずの俺に、明日の情報が全然来ない。

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しかし原型の進行具合がマジでそれどころではないので、マジメにサンシャインに
砂をまぶし、その後考えることにする。



当日

自己判断で現地集合という流れだな、と理解した大人の俺ですが
一応開場1時間前に行ってみればすでに稲坂君到着。

準備をする延藤社長率いるCCPスタッフと合流し、いざ開場。

となったのはいいんすが、俺、物販イベントは初めて。
売る気マンマンの場所にいたことがないんすが、開場してみて驚愕。
CCPくじの列がすごい。結論から言うとそれから数時間
くじの在庫がある中、まー、人が途切れない。最後まで途切れない。

俺が出るイベントは「作品を見てもらう」を前提のイベントがほとんどで
「買う」という気のある人よりも「見たい」人についてしか考えてません。
だから買う気がある人々がブースに押し寄せる状況に、繊細な原型を
並べるのはあまりに危なすぎる。くじが終わるまで展示を見送ることに。

俺は展示するために来てるわけですから、そうなるともうやることがない。
売り子の手伝いは出来ないし、椅子もないので会場をウロチョロするしかない。

おかげでスパイスシードの原型やってる松浦さんとも久々にゆっくり話せて
それなりにエンジョイできましたが。
ちなみに松浦さんは俺が尊敬する原型師の一人で、稲坂君の師匠筋にも
当たる言うまでもないレジェンド級の腕前。稲坂君にも言ってますが
軽く俺の6倍上手い。胸を借りる相手としては文句なしの大物凄腕原型師。
その原型師同士の間では、スパイスとCCPはまったく問題なく楽しい関係が
結べているので、交流戦みたいなこともしてみたいですね、なんつー
話をしたりします。人気超人だけでなくマイナーでも味のある超人を
補完するのであれば、どうしても独力では無理ですからね。
立場は違えど楽しくお互い切磋琢磨やりましょうという話でした。

で、ようやくくじが終わって、一般販売が余裕が出てきて2時過ぎになって
そろそろ原型出せますかね、なんて感じでやっと展示出来た次第。

ツイッターにいい写真が出たんでお借りしますが

こんなイメージで作ってました。
アシュラ側から見たらこんな感じ。

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しかし今回の主役はあくまでサンシャイン。アシュラさえもかばってやるくらいの
圧倒的包容力とパワー。彼が後ろにいるから、安心して前に出られる、みたいな
感じが出るよう、原作の砂地獄発動ポーズに準拠しつつ一工夫。

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ジェロニモ戦1試合のみの6騎士サンシャインに思いを馳せた結果
こういう判断になった次第であります。
後のパワーアップ進化や製品化時の成型も考え、体形にはかなり苦労しました。
でも、文句なく6騎士時代が出来たんじゃないすかね。
みんなが見た最初のサンシャインはこれだろうぜ!って感じで。
いずれタッグ編の2人が出たとしても、この時代の2人も愛情込めて
並べられるのは間違いなし。青春の1Pなわけです。

で、砂粒も本物選んで使用しているわけですが
砂っつってもいろいろありまして建築模型や情景模型用に各種サイズがある。
その中から0.2から0.7mmくらいまでのサイズで6種くらい厳選し
テストしつつ使用しております。

たとえば本体から崩れた段階と、広がるに従って粒子が細かくなっていくのを
表現したり。

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で、いよいよトークショーになりますが

この段階で進行が押しすぎてて、ちょっと裏側は焦ってます。
開始時間を過ぎてもまだチャリティ販売の発表が30人分残っており
会場の時間はケツが切られている。もう顔出して挨拶だけで終わっても
しょうがないんじゃないの?という状況でのスタート。

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このトークショーを行うにあたって、実は事前に俺は質問事項を
稲坂君の方から文書でいただいてます。

というのも

稲「あの原型のあの部分、どうやって作ったんですか?」

俺「ん?えー、どうだったかな。覚えてねえな」

稲「じゃああそこのテクスチャーはどうやって」

俺「ん?あー、それは君の気のせいじゃねーの?」

ということで記憶力が弱い分際で、さらに説明を面倒臭がる
アホ原型師にトークさせるという危険を察知した稲坂君が
こういう質問しますよ、ちゃんと読んでくださいね、と
送ってきたのであります。稲坂偉い。


メールを受け取った俺は「オホー、マジメ!」くらいの半笑いでしたが
トークショーはきっちりその内容に従って進行することに。

そして彼が朝からホワイトボードだ、マグネットだと騒いでいた理由が
開始早々明らかに。

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キャラクター造形とは何か?

と突如書きだす稲坂先生。

人が変わったかのような流暢な喋りから、ほらこの黒板見ろ!的な
豹変具合に、俺びっくり。

どーしたんすかあれ、と延藤社長に小声言うと、彼は教員免許を
持ってるんだとの事。

ええ?先生だったのか!


じゃあ・・・







敵じゃねえか!

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(先生と呼ばれる存在に対しての基本的な俺の態度)

焼き入れられてえのか先生コノヤロー!
ちょっと早く生まれたくらいでエバってんじゃねーぞー!

という本性はおくびにも出さず、他人のつば臭いマイクに耐えつつ
それなりに答えましたぜ。大人になったな、俺も。

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途中「マジメか!」とか「ホメすぎやめろ!」とか3回くらい
叫びそうになりましたが眩しいライト越しに会場をみる限り
「ふざけんな稲坂先生よぉー!」という仲間はいない感じだったので、
お行儀よくしてました。

なんか会場ならではの蔵出し画像みたいなのはないか、ということで
顔造形の変遷写真や、パーツ分割写真とかを出したのと
会場でのネジケンの発表とかがサプライズ。

どうにか無事、急ぎ足で終了。
たぶん予定してた内容の半分くらいになっちゃってたと思います。
細かい説明とか全然できなかったし。
わざわざこの為に足を運んでいただいた皆様もいたようで
ありがたい限りです。次回あれば、余裕をもって行けるよう
今回の反省を生かしたいと思います。

しかしそれにしても喋れる男稲坂には驚きました。
立て板に水だったじゃん!と褒めときました。

そして本日から俺は真の地獄に突入します。
まず、砂の片付けか・・・
posted by サンダーロードスタイル at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする