2018年07月30日

7月最終週 WtF週報

先日のWF、ブースにお越しいただいた皆様
ご予約、ご購入していただいた皆様、ありがとうございました。

以前はブログ読んでます、という挨拶だったのが
ツイッター見てます、というのに変わったなーと思った先日。
全ミュートしてるのもご理解いただけてるようで何よりです。

さて、どうにか軸一本で空中維持できたマッスルスパーク。


またしても手弁当でやった俺の回転展示を見よ。


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背景のセンス。どうよこのやろー!



で、当日朝、意外に準備がはかどって余裕で出発したものの
準備中、ツレアイが先日買ったばかりのワークブーツにミンクオイルを
塗っとこうか?と言う。いや、いらん。
男のワークブーツなんかガシガシに硬くてスレた方がカッコいいんだ!
そしたら出発前、ツレアイがバンドエイド数枚を渡してくる。
なにこれ?
いいから持っていけ

で、WF会場に着いたら、カチカチのワークブーツの靴擦れでもう、



予想もしてなかった足首がスレて傷になったので、到着して最初の仕事は
泣きながらバンドエイド貼る。そういやおろしたてのブーツは何度か
試し履きしとけ、と言ってたのをメンドクセーな!とイキがって拒否してた
ダセー男がいましたっけ。

結局終日足が痛くて、少女のようにメソメソ泣く。

という話はともかく、バンドエイド貼ってどうにか泣き止んだ俺を待っていたのは
CCPブース、総員2名。

え?

マジで?

あの狂気のクーポン発行して、くじ2回やるんでしょ?
そのあと限定の物販なんか、この人数で出来るわけないじゃん。って言うと
あと稲坂君が来るという。彼はまだ接客の経験があるかもしれないけど
俺は一切ないかんね。ということは実質3人で今日を乗り切るとのこと。

くじの段階ではまだどうにかなったけど、予約は予約で続いてるし
これで物販に入ったら・・・ゾっとする中、物販は何時からですか?
と問われるダイナマイトは「13時からだけど、まあ今売れないって
わけでもないんだけど」と曖昧な答えをお客さんに言ってたが
余計な事言うな!13時ったら13時なの!線引け線!と怒られる。俺に。

そんでいよいよ物販が始まったら、もう30分前から集まった人々が
ジリジリうずうずし始め、列が出来始める。そしたら隣のブースとかにも
かかってきたので、計算や接客出来ない俺が列形成の為に外に出て
手前に貼ってたチラシを剥がして急遽目印にして掲げ
「CCP物販の最後尾コチラです!」と案内を開始。

もともと背中が痛くて、しかも足元は少女のように痛い。
けどそれから1時間、気を抜くと横にはびこる列を何度かヘシ折って
調整しつつ、もう座りたい、腕痛い、背中痛い、足痛い。

どうにか落ち着いたのでブース内に戻ると、嵐の後の充実感が
あると思いきや、どうも俺に対する視線に若干のトゲが。

あれ?いや、俺販売始まって逃げたんじゃなく目の前で人員整理してたでしょ!
チラシ掲げて声出してたの聞こえなかったの!?



「正直、販売が始まってバックれたと思ってました」稲坂浩臣談

コロス

この期に及んでまったく信用されてないという事実に驚愕しましたが
日頃の言動と素行では致し方ナシ!という結論に。くそが。くそどもが!


というわけで、どうにか乗り切ったわけですが
ガイドブックすら一度も見ず、知人の卓にはどこも行けず。
アメイジングフィギュアモデラーの新刊があると聞いたら
RESTOREさんとこ行きます?と誘われたのを足が痛くて
やめとくと断ったその尻で、小走りに走り出す少女。

4から7まで走ったものの、新刊は売り切れてました。天罰テキメン。

ただ帰りに少しデジタル話になってちょっと意識に変化が。
もうスカルピーやってるのはイモだ!もうデジタルだ!と
騒いで戻ってきましたが、俺はイモ野郎なんでまだまだ粘土です。
ただオモチャとして手をつけようとは思いました。えー、後で。


で、デコマスラボさんで展示していただいた


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黒い鉄腕 覆面ルチャ探偵「パドレ・クラネオ」

一生懸命書いた設定がこちら。


ルチャレスラー家族、トルネオ一家は
2人の娘「リリオ」と「セレッサ」の姉妹。
老獪にして反則が得意な老父「アブエロ」と
ドーベルマンにも襲い掛かる恐怖のペット、チワワの「トルエノ」
そしてそれらを束ねるクラネオ一家の長こそが、彼「パドレ・クラネオ」

そして彼は地元警察の諮問探偵として、銃弾をかいくぐって犯罪撲滅に力を貸し、
路上でもリングでも活躍する、正義の覆面レスラー探偵でもあるのだ。

レスラー相手でも、犯罪者相手でもほとんど無敵を誇るクラネオ一家だが
その強さの秘密は、一家に代々伝わる秘石「ジェマ」の与える能力。
ジェマによる超人的な特殊能力は、彼らをさらに強くする。



マヤ・アステカ文明よりはるか昔、南米には多くの文明が存在していた。
そのすべての伝説に共通しているのが9つの地下世界、地獄とも呼ばれる階層の存在である。
名称や言い伝えは様々ではあるがそれぞれの階層世界に神がいるとされていた。
神々は地下の石に自らの力を宿し、その石を地上に持ち出せば
石を通じて神の力を人間に分け与えられるようにしたという。


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石の精霊であり神の赤ん坊である「カラベベ」の宿る神々の宝石
その宝石を加工したジュエリーこそが「ジェマ・デル・ディオセス」
ジェマを持つ者は神の力を扱える。



パドレの能力は硬質化。自らの肉体を自在に変化させ銃弾をはじき
刃物を通さない。黒曜石のジェマの力。


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彼の苦手はただ一つ。
服を着たまま能力を使い、服をボロボロにした事を娘に怒られること。
「パパ!いつもジャケット脱いでから戦ってって言ってるでしょ!」
だが、彼はすすんで銃弾の前にその身を差し出す性分である。

彼らの力をつけ狙う悪の覆面ルチャ軍団デド・セルピエンテと
果てしない戦いを続けながら、ルチャ家族ファミリア・デル・クラネオは
今日も試合と街のパトロールと、たまに世界巡業に出るのだ。



という設定。温泉に現れたサイボーグ猿を相手にハンマー芸者が
ピンチの時に、草津の山奥の木を踏み台に、ラケブラーダで猿を
たたき伏せる謎のルチャドーレスが、このパドレの次女セレッサ。

最初にセレッサを作ろうと思ったんですが、全然上手くいかないので
1週間で出来るパパの方を作りましたという次第。
今後の展開は、まあゆっくりやります。



さて、そんなWFでしたが
個人的には、泣けるくらいグっと来たことがあり、それだけでも
行った甲斐があったんすが、長くなりすぎたのでこのへんで。
posted by サンダーロードスタイル at 13:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月23日

7月第5週 デッチアップ週報

先週書いてた大物仕事が思ったよりも早く発表されましたが
技フィギュア第2弾、マッスルスパークでした。


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ツイッターでも言いましたが、これは完成度80%くらいで
まだいろいろいじる予定であります。が、とりあえずイベント発表用で
まずは無事監修を通過出来まして一区切りで展示という感じ。


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会場特価で先行予約が行われると思います。

というわけでWFのCCP卓で展示される予定なんですが、
卓の番号から何から現段階で俺まだなーんも知りません。

一応、全方向見てもらうのに、回転台用意するから
複製1個増やしておいてくださいとはお願いしときましたが
毎度毎度果たしてどうなることやらです。

本当は、天のキメっぷりをご理解していただくには手の中で
転がして見てもらいたいくらいなんですが、その喜びと発見は
商品化まで待っていただくしかないすね。。
裏や下からとかもカッコいいんで、実物での構成具合を
ぜひ会場展示でご確認を。



で、そのWF。

6−15−01 デコマスラボ卓にて、
久々のオリジナルキャラクターを展示予定です。


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これはアメコミ風オリジナルキャラを作ろうという
デコマスラボ広瀬さんの企画に便乗して、俺のキャラを
こしらえて塗ってもらおうと参加を表明しました。

しかしその段階ではエポパテで女性キャラを作るつもりだったものの
どうにも効率が悪く、その製作を断念。WFに間に合わすには
まずスカルピーでそのキャラのお父さんを作ろうと方針変更。
この1週間でこしらえました。

レスラーで探偵のお父さんです。


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遅れに遅れたので、複製や彩色は間に合わず次回に持ち越しますが
4人家族なので、じりじりと4体作る予定。


デコマスラボでは毎回彩色相談をやってるそうですが


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途中俺も在卓させていただいてる時は、スカルピー造型相談受けてもいいですぜ。
チギナゲの一刀両断でも死なない程度の根性のある方しか無理と思いますが。

そんな感じ。
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2018年07月16日

7月第4週 ナキガエル週報

大物仕事を軽くひとヒネりして、全開余裕マルダシの俺

と言いたいとこですが、本人の知らぬところで相当負担があったようで
やっと寝られたその夜中に、アリガバリに殺されかけたライダー子役
五郎ばりの声で「うーん、うーん」と棒読みで唸ってたそうで


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そんな弱々しい睡眠をとった翌日、東京は37度だったそうですが
会期終了も近いので、ヘロヘロながらビリケンギャラリーへ行ってくる。

目当てはこれ。


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80年代後半から90年代にかけて、マンガは非常に活気があった気がします。
週刊誌が売れてるのもそうでしたが、とにかく「妙」な作家の作品を
雑誌に掲載するし、書下ろしで大判単行本化したり、輝いてた時期。
まさしく多様性にあふれてました。本当にいろんな個性に簡単に
触れることができていろいろ勉強になった気がします。

そんな時代に、凄い作品を繰り出してきたのが高山和雅。


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緻密な絵はまだ系統を多少予測できるとしても、発想が素晴らしい。
諸星大二郎の突飛さと、星野之宣の論理性を備えながらも
石川賢の幼児性も備えているのにやっぱりそのどれでもない
病的な要素をきっちりもってて、不思議かつ小気味いい。

田中政志のフラッシュなんかも載せちゃったりして
俺の中ではモーニングKCデラックスというブランドは
首輪をつけられない作家を保護する場所と思えてましたね。

そんな作家の初の個展なので貴重な機会で大変ありがたいなと
思いながら見てきたんですが、ちょっと期待してたのと違い複雑。
技術的な事だったらまさしくビンゴだったんでしょうけど
俺が触れたかった世界は思考の過程だったので、その点を強く感じられた
絵が少なくちょっと残念でした。
ただ理由を聞いたら、仕方ない感じなのでなかなか難しいもんです。

こないだマンガ編集者の番組見ましたけど、ほんと編集者嫌い。
凄くお世話になったし賢い人がいるのも事実ですが、業界的にというか
職種的というか作家に対する誠意の無さには腹立たしさしか覚えません。

まーそういう事はともかくさすが高山和雅と思える、他では見られない
突出した個性と作風、作品への気遣いはサイン本にも出てました。


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普段サインを書かないんで、急きょ、色と女性の目を入れて
書いてくれたんだそうですが、素晴らしい!ささやかながら
この少ない情報の中でもその繊細さと的確な判断力にゾクっと来ます。
この行き届いた感というか知性がカッコいいんだよなー。手強い。
返す返すも奇相天覚の原稿が見てみたかった・・・


でも原稿並みに気になったのはビリケンミクラスのソフビ実物。
ん?膨らんで見える?いやー、聞けばよかった。


その後、用事のルートとして池袋に行くか、吉祥寺に行くかで
コース取りを決めあぐね、どっちも行ける新宿に立ち寄る。

そこで武蔵野館の前を通ったとき、あれ、カリコレが週末からだったなと
思い出し、カリテに行ってみたら、



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え?



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あーーっ!

とちょっとで

コールドスキンやるじゃん!

俺の心の疲れた五郎も


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身を乗り出す。



つーわけで、途中で寝そうな予感はしつつもせっかくなので
見てみることに。

そもそも、これ、原作があったわけです。


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なんだかクリーチャー色に染まってない素朴な地方の人が
独自の感性で他国出版までこぎつけたクオリティっぽい
カエル人間との死闘を描いたもの。そりゃちょっと期待しますぜ。

ただ、牙じゃなく肌って言ってるあたりで
こういう要素に対する不安はある。


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異種婚姻譚っちゃ聞こえがいいですが、罪名でいえば鶏姦罪。
フィッシュファッカーなんかどうでもいい。


俺が期待しているのは


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サーティーデイズナイトみたいな、30日間朝がこない
逃げ場のない圧倒的不利な状況で襲い来る、絶対に
話が通じない本能マルダシの怪物どもとの極限サバイバルバトル。

燃えるぜ。

だって発表されてた絵はこれだったもんね


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相手の習性を研究、熟知、逆手にとって戦う知恵こそ
狩人の魂が燃える。さあ来い、カエル人間。
群れによる攻撃力に人間ごときが耐えられるわけがない。
でも一人でも多く倒してモモ肉食ってやる!と意気込む俺に対し

展開した話は



まさかの


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この展開・・・



マッジでふざけんなっつー。
スタッフ全員プラバットで滅多打ちの刑だぜ。

フィーストのスタッフにやらせるべきだった。
あいつら、半ズボンにマンガTシャツでデブ、社会性ゼロだったかんね。



見終わった俺はもうこんな感じ


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クリーチャーに興味がないヤツはクリーチャー出すなっつのよ
美人女優の全身型を取りたかっただけなんじゃねーの?
チャウシンチーの人魚以下ってどういう事よ。あっちふざけてんだぞ?



まあ過ぎた事はしょうがねえ、カリコレにはまだこの作品があるさ


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このブドウこそ、甘いに違いない。




かくして、冷静に見れば結果がわかってると思えるのに
またしてもカブリ物をしている怪物映画というだけで
騙されて貢いでしまう場末のスナックの悲しい言いなり女みたいな
状況が続くのであります。
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2018年07月09日

7月第3週 ノートンペイ週報

たしか結構な余裕があったはずなのに順調に追い込まれておりまして
WFで新作のオリジナル、と思って準備してたものは
もはや夢のまた夢で、とりあえずは今週のヤマを越える事で
精一杯という体たらく。

ま、本業新作そのものは稲坂プラネットマンと並び立つ予定でバッチリ
新作展示できると思いますが、そういうわけで現在は難航してるわけです、はい。



そんなノー外出、ノーインプット、
オンリーアウトプット、ファッキンバーフバリの中



本日最大の衝撃



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ちあきなおみ特番で号泣。




人間、年取ると涙脆くなるって言いますが、経年劣化で
パッキン傷んで液漏れしてんじゃねーの?って思うでしょ。

違うんだな。

他人の人生が、良く分かるようになるんす。

いろいろ経験したおかげで、今まで思いもよらなかった
他人の苦労や悩みが容易に想像できるようになる。

若い頃には知りえなかった社会構造がわかってくる。
こうすりゃ簡単だろ、と思ってたことが、そんなカラクリがあって
思うように出来ないのかと知ったり、そこは頑張れるだろと
思ってたことが、そんな理不尽が密かに罷り通っていたのか、とか
不条理や不公平に翻弄される過酷な現実が年を取れば取るほど
見えてくる。努力ややる気だけでは乗り越えられない壁の存在を知る。

そしてそれに膝を折ってしまう人の弱さもまた理解できる。
その悔しさもまた痛いほどよくわかってしまう。

そんな経験の蓄積によって、他者への共感は深くなり、
他人のエピソードがつくづく染みるようになる。

当然、屁でもねーだろ、と吹き飛ばしたり立ち向かう力も賢さも
つきましたけど、他人の痛みにはどんどん敏感になる。



そんで、ちあきなおみ、である。

日本が誇る希代のシンガー。

その中でも最も有名な「喝采」のヒットから2年後
ワンマンリサイタルをやったそうで。

それ用に作った曲が「ねえ あんた」

7分の歌を本日初めて聞いたんだけど、もう俺



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染みるったらねーぜ。


歌の表現、歌唱方法はいろいろあるけど、ちあきなおみほど
歌唱力のあるシンガーはなかなかいない。

歌唱力だけならともかく、表現力となるとこれまたなかなかいない。

さらに歌詞の切り口が丁寧なうえ、それをモノにした歌い方が凄い。


しばらくして落ち着いて、よせばいいのにもっぺん見てみようと

軽い気持ちで再生したら




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顔が尿漏れかっつーくらい、泣く。






というわけで、ちあきなおみリサイタルの中から

ねえ あんた

お聞きください。





さ、涙を拭いて筋肉彫るとするか。


気分転換にまたガマギラーのセスナが爆発するシーンでも見て元気出してな。
posted by サンダーロードスタイル at 05:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

7月第2週 バーニッ週報

先日のイベントで連載初期、氷上デスマッチの頃の
残虐時代ラーメンマンの展示があったそうで。


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写真は借り物。あ、今日イベントだって時は
アテにしてますギガトンさん撮影。


彩色や発表は知らなかったけど、造型自体は最初から
予定してたもので一番右のポーズのすね。


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サイクロンが担当して俄然更新ラッシュが始まったCCPインフォの
ブログは俺も知らない事が多く、あ?そうなの!?マジで?という感じ。

CCPインフォメーションブログ


正直、他人事のように新情報が判明するのは楽しいす。

で、この画像も見たことなかったんで、俺が補足しときました。


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もともとダイナマイトが野生の勘で生きるタイプなので
CCPにおけるシリーズのくくりはもうメチャクチャです。
2.0はただの焼き直しではなく、コンセプトが違うはずだったのに
テキトーな色替えまで2.0になったりしてるし
ヒストリアも当初の予定とは大きく違ってしまったところ
まさかのラーメンマンが次回ヒストリアで、と聞いてたのに
ニューレトロというシリーズが立ち上がる。

彩色の違いなんでニューレトロカラーとしておけば混乱がないところ
シリーズって言っちゃうもんだから困ったな、と思ってたら
ラーメンマンは通常彩色で出してないバージョン発表なので
ある種新造形でシリーズ発信力高し。もう何がなんだか・・・


しかしまあ、平たく考えれば別にシリーズ名の名札書いて並べるわけでもなし
名称やシリーズ名はどうでもいいでしょ、と思ってます。
というか思うようになりました。

最初はきちんとしたいとは思いましたが、ダイナマイトに首輪をつけるのは
ヒャクパー無理なので、まあこれはこれで行きあたりばったりでも
いいんじゃねーの?と。男が小さいこと気にしてもしょーねーぜ。

問題は造型や彩色がどうか、という点。

そこで納得行く商品を選んでもらえばよい。



現在CCPでの造型のタイプは、大きく分けてアレンジと原作があります。

わかりやすいのはこないだ発売になったサンシャイン。

アレンジがこれ。

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原作がこれ。

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で、ダイナマイトも言ってましたが実は売れるのはアレンジを入れた方で
今風のカッコいい処理、まだ見ぬ処理を入れた方が喜ばれるという事実があります。

原作の嶋田先生もアレンジ強めの方が面白がってくれるらしく、
目新しさや刺激、可能性や創造性を探るならアレンジあった方が楽しい
という事なのかもしれません。実際ダイナマイト判断の過去商品がキン肉マン本編に
反映されているという事実もあるので、アレンジの魅力、恐るべしです。

一方、昔から読んできたりTVを見てともに育ってきたファンは、その時、その絵に
忠実にあってくれ、と望みます。俺もそっちなので、出来る限り当時の原画に
合わせて、と考えて造型するんですが、実は原作に忠実だとアレンジ強めより
売上的には弱いという現実が出てくるわけです。

え?原作合わせがアレンジに負けるの?ウソでしょ?って俺なんか思うわけですが、
まーこれは単純に、フィギュアを買う層が本編を熟読したり、TVを何度も
見直したりする層とは必ずしも一致してないという点があるんでしょうね。

立体物での情報量や魅力を高額な商品に乗せる場合モチーフがなんであれ
単純にそのまま作ってはどうにもならん時代になってきてるという事もある。

特にキン肉マンは40年前からの連載なわけで、その当時の情報を
現代に持ち込む場合、どうしてもアレンジ、もしくは情報の付加が
不可欠になってくるのかもしれません。



だとしても

いや、誰がなんつって世間の流れがどうであろうと

俺は原作が好きだし、スゲー魅力があると思ってますんで
原作寄りが欲しい。作るんだったら原作に合わせたい。

だから読んでない人には原作を読み直したくなるような企画立てて
マンガそのものの魅力を再発見してくれ!と思って稲坂君と立ち上げたのが
ヒストリアです。

俺らはもうじっくり練って作って、どうよ!って感じで出したものの
売上的には決して、よしシリーズ継続!とはならず、様子見しつつ
慎重に進めましょうという事に。ダイナマイトも実は原作造型が
大好きですし、実際ヒストリアやバスターはベタ褒めでお気に入りですが
会社の経営を任されるとすると、売れるものをきちんと出して行く
必要もあるわけです。

かといって造型を増やせばその分、直接金型代に響いてしまうので
どうにかパーツ差し替えとかで工夫しないといけない。

だから彩色でも工夫できることを日々いろいろ試してますが
その一つがニューレトロだった、と。
たしかにこれは初めて見せてもらった時、面白い!なんすかこれ?
となったんで、こういう工夫で別の購買層を開拓できるのであれば
大いに歓迎。ここはダイナマイト&サイクロンに期待している部分です。

俺には想像すらできなかったアプローチですが、もしこんな形で
初期の原作寄り造型が伸びるとなれば、またこの方面の造型も
需要が増えるって事でそうなると俺も嬉しいす。

現状では

CMCシリーズ、始祖編シリーズ、2世シリーズ、ヒストリアと
各シリーズが続いてますが、ニューレトロが今後どういう形で
絡んで展開するのか、たぶんダイナマイトも読めてないと思います。

ガンマンをテカテカにしたら意外にハマった!とか実際にやってみて
大発見なんつーことになったら、それもやりそうですしね。
いずれにしてもなんでも試して、挑戦して欲しいす。
サンシャインもどうなるか試してみて欲しいしケンダマンとか
モロにオモチャ系なのでツルテカ状態を見てみたい。
ま、ネジケンに関しては稲坂君をそそのかすしかないんで
余裕が出た頃でちょっと水向けてみます。

というわけで
ニューレトロは実際に見てみないとわからない謎の魅力もあるので
今後増えるイベントなどで、ぜひ実物確認してみてください。


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posted by サンダーロードスタイル at 00:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする