2015年09月21日

9月第4週 トリモドッス週報

どうにか仕事が区切れたので調整時間を利用し、懸案事項をいろいろこなす週。

まず映画。

ピクセルと恐竜見たんすが、恐竜のつまらなさに絶句。
最近思うけど、なに?みんなバカになってんの?
口開けっぱなしのウスノロのスマホ野郎が増えるのはともかくとして
大作映画の基本的な設定のハードルがどんどん低くなりすぎだろ。

設定がバカなのはいい。大嘘けっこう。どんとハッタリかまして欲しい。
ハイブリッド恐竜はいい。何の遺伝子使ってもいい。

実在する現行の科学者がこれなんだから。

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劇中の研究者はこれくらいやってなきゃ、不自然だし

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パークの従業員だってこんなんでいい。つーか、これ希望。

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たまに従業員同士で喧嘩してくれたら最高。


納得させられ、一瞬でも騙してくれる設定ならオカルトだって構わない。

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生まれてくる恐竜に福音も与えるし、宗教脳の恐竜ってのも生存本能を
制御して予測不能の行動したりして面白そう。
いずれにしても、ちゃんと振り切るのであればなんでもいい。
でっかいハッタリを成立させるだけの裏打ちさえあれば、ウソを楽しめる。


のに、だ。

過去にあんだけ惨劇を招いた設定を受け継いだ4作目っつーのに、だ。

ショッパナから改造恐竜脱走対策が、

塀を高くするかどうか飼育員に聞くってのは、ど・う・い・う・了見だ。

空き地裏のハゲオヤジの盆栽防衛計画じゃねーんだぞ。
1m高くすれば手塩にかけた盆栽が安全、となぜ思う。

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後手後手の尻拭い慌て話はもう、どうでもよろしい。

規定エリア越えたら内蔵してるGPSに連動して強制麻痺になるとか
防護ガラス割れたら、自動的に穴部分に電流網が出るとか、
追跡時フォーメーションが崩れた場合は、フェロモン噴射で一瞬ひるませ救助とか
そんだけ先読みして手を打ってるのにそれでも手に負えない!ってのが
4作目で必要なレベル。

しかし実際の映画の中は、普通に1枚ガラスのドームが割れたら
鳥恐竜、逃げ放題の飛び回り放題。外には無防備なエサ2万人。
しかもそのうち1万人が短パン。モモ肉2万本。
人間食い放題の阿鼻叫喚かと思いつつ、割と人間も逃げ放題。なんなんだ一体。
食うのか食わないのかどっちかにしろ。つーか食え。

あのさー、管理してたはずなのにそれでも連鎖崩壊した風桶の1作目の説得力、
ちっとは参考にしなかったの?見たのは俺らだけなんかな?

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4作目にもなって、ヒャクパーこうなるとわかってるのに手を打たない
ウスラ人間を見たいわけじゃねーの。いやもう、さんざか見たよ、そのうっかり。

人間が知恵を尽くしたのに、なおそれを凌駕する自然の脅威が見たいの。
ついでに言えばCGだって豪華に進化したのが見たいの。軽くて下手なのは見たくないの。
バカを描くにしたって、もっとピタゴラ的な方法とかあるだろ。

ジュラシックパーックったら、ジジイがアイス食い放題のアレでしょ、
とかふざけた事で喜んでるからこんなヘッポコが出来上がったんじゃねーのか?

だったら今回20年前のチョコバーを食いまくる餓えた兄弟と、
その後の悶絶腹痛シーンをなぜ入れん。

便所での攻防戦で8分はアドベンチャーできたはずだ。

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いまや子供服だって、コレくらい工夫してる時代に

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この4作目に対する精一杯の工夫はせいぜいこのベクトル

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だったらもうこっち重視のアサイラム式でいいっつの

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無駄な残虐描写は入れるのに、チャンネーのパイオツは入れない。おかしいだろ。
シリーズで忠実に受け継がれてるのは、可愛くないおばさんヒロインの系譜という闇。
ピンヒールで難局を全部乗り切れるって、そこだけ材料工学が発達しすぎ。

そんな丈夫なヒールなら、恐竜相手にコレ決められただろ。

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他にもなんでだよ、という点を上げたらキリなし。アクビの連発。
監督は映画、全然好きじゃねーんじゃねーの?と思いましたぜ。


つーわけでただただ2時間苦痛。提灯レビュー見るとホメてるのが多いけど
だからアテになんねーんだ他人。どんだけフシアナのハナチョウチン揃いだよ。
気付いてねーだろうけど、お前が目玉がついてると思ってるのは足の裏だよコノヤロウ。


一方、

ハナチョウチン連中に評判最悪だったピクセルは全然面白かったっす。
アダムサンドラーに対し、基本的な許容レベルが高いのを差し引いたとしても
映像的に思い切ってるのは全然こっち。タイミングというか間の取り方が格段に上手い。

俺はドンキーコング1回もやったことないし、ゲームはまったく興味なしで
不良のたまり場としてのインベーダーハウスに親の金盗んで通ったという
ゲーム部分以外の記憶しかないので、レトロゲームへの思いいれアドバンテージはないわけです。

しかしまあ80年代アドバンテージはあるので、ダンエイクロイドがトゥナイト!と
言っただけでちょっとジンときて、心のクラクションは鳴らしました。ええ鳴らしましたとも。

というのを差し引いても、全然こちらの方が映画として、映像として楽しめましたぜ。
爆発的じゃないけど、ニヤついて時間を損した気にならない、きちんとした娯楽。
特にセンチピード戦は気持ちいいくらいに都市怪物特撮バトル。
同じ内容がないにしても、これこそオリジナルの忠実なブラッシュアップです。
お見事。


というわけで、恐竜に怒るのに無駄にパワーを使ってしまったので
本当は書きたかった東山魁夷に関する話とか、買ったオモチャとか
次回参加イベントの話とか、教育と建築の見学話とかはもうパス。

でもさー、期待してたんだもん。無理して時間つくったのにコレなんだもん。
こんだけ文句タレても納得いかないぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 00:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする