これ見てきました。

CGに傾倒するようになってからちょっと興味が薄れたものの
リチャードコーベンやヘビーメタルなんかの優れたイラストと
日本の漫画を直線でつなぐ偉業を成し遂げた寺沢武一。
センスオブワンダーとしか言いようがない初期仕事を生で見られるのであれば、
ナニがなんでもこの目で確かめてみるしかないわけです。
会場には地獄の十字軍編の冒頭原画がありますが、もうビシビシと
才能が伝わってきました。いやーやっぱしすげえ。
俺はこれを読んで育った、教育されたんだって感じ。
自分で何かを作り出すようになり、自分の体験の原点を探りなおす事が増えました。
これは懐古趣味というより、原点を探ることによってナニに感動したのか
調べなおす意味が多いんですが、総じて過去の作品から学び取れるのは
純粋さ、ですかね。
ブイチ寺沢の洋モノへの憧れと、その習熟ぶりは見事としか言いようがない。
今となっては絵柄は古臭いという事になったとしても、発想と着眼点は
まったく色褪せることなし。原画からはそうした工夫やこだわりが伝わってきて
なかなかの幸福感でした。
ちなみに会場では物販もありましたが、マイ仕事はなし。くー残念。


でもこのコブラ作れて良かったです。描き直し版のイラスト合わせだったんですが
まだ挑戦したいと思わせるキャラだなーコブラ。
で、場所が銀座だったので帰りに博品館に寄ってみると
なんとこの商品が!
日本で欲しがってるヤツは俺だけだと思ったけど、出会えるもんだなー。
もう今週はこのユニコーン動画で週報ネタは稼げるなと思い
期待して開封。
しかし、だ。
実際指にはめてみれば
パッケの可愛い子供の指と違い、
オッサンの指、全然可愛くなし
ポーズつけても空しいだけ
加えて、走らせようと指を動かしてみるものの
ただひきつるだけで、まったく躍動感出ず。
というわけで、静かに箱に戻しましたとさ。
しょうがないんで、他人のフンドシでユニコーン動画でもご覧ください。