2015年11月23日

11月第4週 ショクチョー週報

俺があの世に行ったら、まず殺さなきゃいけない神が何人かいるんですが
その筆頭が大豆の神。

豆腐が大好きで、自分で作るほど、3食1丁ずつ食うほど、豆腐に対し
ビュンビュンに尻尾振ってたのに、大豆の神は俺を大豆アレルギーにしやがりまして。
過ぎたるはなお及ばざるがゴトシじゃねーんだよコノヤロウ。
おかげでモヤシも食えねーじゃねーか。
俺はまだ普通の人の人生の3倍しか豆腐食ってねーんだぞ!テメー神!

つーわけでまさかの豆アレルギーという最弱キャラ的特徴が付加された俺。
気管が腫れる大豆関係にはかなり敏感になってるわけですが、最近は大豆タンパクを
こっそり肉に混ぜたりしてるのが多い。発酵した大豆タンパクなら平気なんすが
そうじゃない粒状大豆なんたらみたいなのは、もうなんのセンサーが働くのかわかんないけど
飲み込む前に口に含んだだけで???っと来る。
で、飲み込んじゃうと喉が腫れるのでよくわかる。

市販のハンバーグなど肉系にはこの大豆エキスがバシバシ入ってきてるんですが
おかげで食えなくなったもんが多い。すっかり外食は命がけだし、なにげに高級志向ですよ。それはそれでいいんすけど。
で、客層が下品で店が薄汚いという以前に、同じ症状でマックでノドが腫れるようになり、
行かなくなったわけです。まあなんか混ざったんだべな、と。
基本的に「In-N-Out」に代表されるショボバーガー大好きだし、ダンボール食ってるみたいで
これはこれで受け入れてたマックも、そうなったらもう無理。
でも行かなくても全然困らないのでいいかと思ってたら、まさかのハッピーミールで

ペパーミントパティ。

23a1.jpg

変な映画は見に行かないけど、原画展で一番感動したのがペパーミントパティ。

で、実物見て出来が悪かったらいらん、と思ったけど、けっこうな具合でいい出来じゃねえか。
プルバックというのも憎い。チャーックと突っ込んで行くのを見守るマーシーが見えるぜ。

ダンバリーのコレが欲しかったけど、

23a2.jpg

もうこれでだいぶ満足。



さて
現在、バンプレストフィギュアコロシアムも投票大詰めですが
前回の参加作品、パウリーも今週から稼動の予定です。



ので、パウリー製作記。






最初に説明しておきますが、ここで俺が言う前回とは造形王頂上決戦3。
今回というのは造形王4を指します。俺が参加した当時の話です。

現在進行しているのは造形王5だけどこれは俺関係なしなので話に出てきません。


で、前回、錦えもんでだいぶ好き放題楽しませてもらいましたので
今回は、もっと好き放題やらせてもらおうと、最初に提示したのが「クローバー博士」
やはりコミックそのものがワンピース最大の財産であり、その存在に敬意を払おうと
並んでるコミックをオハラの全知の樹に見立てて、ここに全てがある、と指し示す博士を
作ろうと思いました。スカジャンのジイサマというのも魅力。
が、軽い気持ちで周囲に相談したところ、耳が煮えるほどの猛反対を受け
(どんだけ喜ぶ客がいると思ってるんだ、これは仕事でもあるんだぞ)あっさり中止。
確かにごもっとも。

それから、ギン、モーガン、ウルージ、若ジンベエ、と紆余曲折したあげく、武器表現が一番豊かで
少なくともセミレギュラークラスの人気があると思われるパウリーに決めました。
あと、山下さんへの対抗意識もでかかったですね。センゴクの表現は負けたと思ったし
エフェクトなしの条件であの海軍服表現は魅力的と思ったんで企画的に
それを推し進める方向としてもかなり意識してました。

造形王は商品であると同時に個人の作品でもあります。名前出ちゃってますから基本的に
すべての判断はその原型師のセンスそのものとなるわけです。
俺からするといわゆる人気キャラは人気というより手垢にまみれたキャラにしか見えず
解釈の余地がない気がするわけです。つまりまずもって燃えない。面白くなさそう。

さらに造形王という企画が、原型師側から発信される情熱を汲む企画であるという認識が
ありました。普段はスルーされるようなキャラや表現に挑めるチャンスの場としてです。
お客さんもそれを期待するだろうし、そこにも大きな企画の価値があると思ってました。

さらに、通常のコレクション性を意識したラインナップとは違う、ダイナミックな
アプローチに対する期待値の高さ。これらをすべて加味した上で、一番燃えるキャラを
選択したのがパウリーです。(一番完成形が見えてたのはギンなんすが)


で、いざ製作にあたって、問題なのはロープ。これが商品化できないのであれば最初から
挑んでも意味がない。ので、ここは詳細に素材や必要な太さなど、確認してからスタートしました。

そして次の問題はサイズ。武器表現ごと規定のボックスに収まらないといけないので、
その中で成立する表現を加味して、基本の方向性を決めます。

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これがおさまると確認出来てから、版元にデザインを提出し、OKを貰いますが
その段階で、便宜上地面についてますが、実際は浮きますということを伝えてあります。

で、作業開始。マケットを作ってポーズを詰めます。

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透明の規定ボックスを作って、スポスポと入れたり出したりしてギリギリをさぐる。
で、詰めたポーズから採寸し、嵌合部分を含んだ芯を作成、彫りやすい台に固定。

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概ね決まったところで、粘土を盛る。

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実物合わせで、再度ロープを調整。

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ロープとナイフのバランスを考える。

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ロープを製作、原型完成。

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錦えもんに続き、デコマスラボの広瀬さんに彩色していただく。文句ナシに仕上がる。

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つーわけで、俺はやられて落ちながらもパイプヒッチナイブスという感じに
したかったんですが、残念ながら錦えもんの時は、皆さん好んでダセー角度で
見たがるという謎現象が多かったので、ある種、バカ・・・いや子供でもわかるこちらの角度を
キービジュアルにしてもらいました。

15112310.JPG

でも作った方としては、この角度をオススメしますぜ。

1511239.jpg


実際、パウリーは写真撮りづらいなんつー話をよく聞きましたが

俺の造型表現を、簡単に写真ごときにおさめられるわけねーだろ!
とうそぶくバカ原型師は、3次元が簡単に一発で2次元におさまるようじゃ、
立体の魅力なんか全然出せてねーんだよワハハハ、とハナほじって語ってましたぜ。
あいつマジ困ったもんです。


錦えもんでは本体表現を詰め、パウリーでは空間表現を詰めたつもりですので
やりたいことをやらせていただけた大会には本当に心の底から感謝してます。
出場できたこと、納得行く作品が出来たことで、すげー自信がつきました。
結果に関係なく俺にはかけがえのない成功体験となりました。いや納得体験かな。
このチャンス、本気で原型で腕を磨こうとしている人になるべく多く
与えられるといいなと思ってます。

というわけでパウリー製作記でした。




ってなに、バッファ、ショウリンと比べてずいぶん軽い製作記じゃねえか、とな。

いや、これに関しては俺だけの問題じゃねーっつーか
そもそもの企画のことについて触れなきゃいけない。なに触れろ?
おう、俺もそう思って実はブワーっと書いたんですが・・・やっぱ全部消しました。
問題ありすぎる。大会は継続中だしな。

ただ空間ごと造型をとか、バンプレストの生産力をとか、造形王はここまでやるんだぜとか
イキがっちゃってたあの日の俺に声をかけたい。
おう、ごくろうさん、キミもういいよ、と。

投票してくれた皆様に感謝コメントも提出したはずですが、虚空に消えました。
すげーな、感謝って誰にも届かず消えちゃうもんなんだ・・・で、俺が引っ込むと思うなよ。

改めまして、パウリーを応援してくれて投票してくれた皆様、ありがとうございました。
俺の力不足で手ごたえのない結果となりましたが、パウリーが好きだ、ってファンが
喜んでくれたならば、かっこよさを再確認するキッカケになったならば、
それだけで甲斐があったってもんです。

あとはちょっとでも商品がよくなってますように!

最後の仕掛けがまだあるんで、それをご機嫌で披露できますように!
posted by サンダーロードスタイル at 00:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする