2015年10月05日

10月第2週 コモリジニ週報

日曜の夕方にメールで、本日中に参加費を入金しろと
海外マンガフェスタから連絡が来たんですが、タイムリミットは6時間。

ネット環境から離れたところで必死こいて仕事してる人間もいるっつーの。

当然メールに気付いた時にはその締め切りに間に合わーず。
結果、このグズの入金遅れ、失格!ということになったら、もうどうしょもねーです。

ま、日時指定を間違えてるだけだと思いますが、そういうわけで
次回参加イベントがWFになったら笑ってやっておくんなさい。


さて

粘土コネ狂ってまったく出かけず篭った今週、一度だけコンビニに出かける。
コンビニに足を運ぶ割合は、たぶん2ヶ月に1回くらいすが
たまに行くもんだからお菓子から雑誌までかなり刺激的。
すげーなコンビニ。毎日行きたいくらい。

そこで発見したのが、これ。

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この中に、赤塚不二夫本人の手によるトキワ荘物語が収録されてまして。
COMに掲載されたものの赤塚パートなんですが、70年の作。

実はこれ赤塚不二夫本人の性格を、一番端的かつ衒いなく物語っているんではないか
という名短編。今改めて読んで味わい深さが違う。

この短編で突出しているのは周囲への感謝。
トキワ荘という題材ゆえではなく、やっぱり人生の多感な時期にでかい存在と出会った
影響を素直に綴ったら、自然と感謝が出てきたんだと思う。
こういうところがフジオちゃんのステキなところです。根本的に朴訥で素直。
いくら破壊や非常識を装おうとも根底に流れるものが暖かすぎる。だから好き。



漫画が好きで好きで、夢をもって上京したものの、なかなか光が見えない。
生活に振り回されながら、なかなか夢に近づけない。パワーはあっても的確にそれを
使いこなす力量はまだない。突破口が掴めないまま、焦燥感だけが積み重なっていく。

わかる。

というか、本当に誰もが通る青春の門だと思う。

ちょい前、原型師同士でちょっと話す機会があり、勝ち負けの話になりました。
造形王みたいなトーナメント戦での勝ち負けを気にするかっつー話。

商業的、イベント的な結果はともかく、こういう勝負事の場合
本人としては最初に見せあった段階で、口に出さずとも心の中で勝負は決するわけです。
どんだけ仕掛けたか、どんだけ努力したか。他人の力量も自分の力量も本人が一番よくわかる。

おそらく誰もがまず自分の納得、自分の見える山の頂を目指して必死に登った結果を携えて
その場に挑むわけです。

しかし、だ。自分の美徳や努力が、他人に通じるとは限らないわけで
どんだけテメーがいいと思っても、それが商業的に正しいとは限らない。
しまった、登るべき山を間違えた、という事も少なくない。

でも基本、山はどうあれ登るしかない。頑張るしかない。
保証や未来が見えなくても頑張って作るしかない。
作ったモノでしか未来は切り開けない。
マンガ家目指すなら、マンガでしか答えは出せない。
自分が未熟と知りつつ、自分にとって正しい山ではないと知りつつ登らねばならない時もある。

だからトキワ荘に来てから2年も芽が出ないフジオちゃんの気苦労を思うにつけ
我が事のようにビシビシ響いてくる。


自分もマンガ原作修行の時、アイデア出せ出せ言われ、最初は出します。
10も20も。でも30となると、すでに前に出したネタとかぶってくる。
ボツになった20のアイデアの骨がダメなら、付随する肉も皮もボツ。
新人としては次はそれらも振り切ったアイデアを提示しようと足掻きますが
前のアイデアを消化しきれてないから、そこから派生したであろう未来ごと
ボツにされているので、20ボツのダメージは実質、倍以上のボツ。
になってるので、ますます次に挑める世界が狭まる。

その結果、ついに持ち弾を失い、そんなに思いいれのないアイデアを出すものの
当然より激しいボツが来る。そりゃそうでしょうよ。思いいれないんだもん。

どうやったってOKが出ないんじゃないかという、狂気のサイクルの中
新人は苦しむわけです。次第に信じてたものすら信じられなくなってくる。
面白いと思ってた事がまったく面白く思えなくなってくる。

キツイ、実にキツイ。

でもたぶん、真剣にモノ作ってる人は必ず通る道だと思うわけです。
越えねばならない社会の壁と言ってもいい。

全身全霊かけて、精魂込めて、心血注いで作ったものがポイってやられる。
それが世の中。それでも本当に作りたいなら諦めちゃいけない。やるしかない。



そんな時、ナニが救いとなるのかを、このささやかな短編には描かれてます。
サラっと、なにげに、でもとても大事な人生の1ページとして。


だからトキワ荘関係は、気になるんだよなー。

とかさんざかキイタフウな事を言いながら、俺、まんが道読んだ事なし。

Aの絵。 未だに踏み込めず。

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俺にトキワ荘語る資格なし。
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2015年09月28日

9月最終週 デカケタオス週報

珍しく出たり入ったり人と会ったりする週。

の前に

申し込みました海外マンガフェスタ。

マメギョAACも含めて、白レジン方向じゃないやりたい事もあるんで、
畑違いを知りつつもエントリーしてみたわけですが・・・まだいろいろ未定です。

で、基本的にアホサンダーなんか知らない方々を相手なわけですが
申し込みに必要なのがWFでのPRカードのような告知画像。

自己紹介的な何かをと思って改めて自分の画像をほじくってみたら
ふんどしおじさんの比率の高さにガックリ。立体好き相手だと全然気にならなかたけど
カタギの、しかも2次元のよく知らない人にご紹介しようと思ったら
配れる手札がずいぶんとふんどし寄りに偏ってるじゃねえか、泣けるぜ。

しかし自業自得ということで、どうにか画像をこしらえて申し込んでおきました。

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ふんどしはともかく、新作やってやんぞー!です。


で、お出かけ話ですが人と会って喋った話は書けない話ばっかなので、
無害な展覧会の話。


太田記念美術館の「線と色の超絶技巧展」へ行ってきましたぜ。

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これは浮世絵の技法を解説する展示でしたが、話を聞いて、手法を理解し、
拡大写真を見てから実物を見ても、さっぱり理解できないレベルの精緻さ。
どうなってんだ馬鹿竹(彫り師)。
現代に生きる者として、フンドシの紐を締め直しました(またか)。

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なんつーか、仕事でもなんでもですが、一手目で決まる。一手目が大きい。

要は地図を広げてどこに穴を掘るか決める、選択と決定、読みと覚悟が
仕事の大筋を決めるわけで、こう言っちゃなんですが、動き出したなら穴は誰でも掘れる。
他人の力が必要としても機械でも人でもとにかく掘ればいい。

こういう事言うと、すぐ「掘るにも技術がある」「掘る人も大切だ」とか
言い出す脳シワ2本の知恵足らずなご意見が出てきますが、
テメエそういう事言ってんじゃねえんだよ。
論点がわかんねえなら黙っとけ、脳がバカなんだから。とあしらうぜ。


穴がどこにあるかが問題であり、その穴でどうしたかったのかこそが問題なわけです。

こうであれ、こうであって欲しいと願う理想や希望、最初に見上げた目の高さで
仕事の本質は決まるんだ、っつー話です。

良い穴、優れた穴を掘る為の修練や技術の革新は当然不可欠ですが
到達する地点をイメージし、目の前の壁を突破しようという無茶な理想が
技術を革新させる原動力となりえる。

理想ってのがさ、必要だぜ。それがねえんじゃ話にならねえ、って話です。



で、他に近々で絶対行きたいというか行かねばならない展はこれ。

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最近手に入れたオモチャというと、これ。

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は、どうでもいいとして、話は理想に戻りますが、これは矜持と言い換えることも出来る。

きょうじ【矜持・矜恃】自分の能力を信じていだく誇り。プライド。

安っぽい無根拠な自尊心ではないですぜ。

どっちかつーと意気地に近い。自信を根拠の気構え、意地。見損なうな、という気概。

なくたって別に悪くはないす。能力や技術だけでも十分素晴らしい。

たださ、魅力に欠けるんだよ、意地や誇り、理想のないのは。

うすっぺれーなとしか思えない。安い刺激求めてごくろうさん、としか思えない。

先日見終えたドラマのフラッシュは、
「スウェットスーツでも変なコードネームでもない、彼はフラッシュになる」
という製作側の確固たる信念と矜持が結実した、実に見事なドラマ化でした。
いろいろ苦労はあったと思います。それでも最初に掲げた理想を投げ出さなかった。

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そういう必死な信念や理想に触れた時、俺らも誇らしいし、元気が出てくる。

創作とはそうあるべきだし、それこそが価値だと思っております。

世界はどうあれ、俺はそうあるべきと信じているわけです。

だからますます他人の顔色は伺わないで、カッコいいの作りたい。
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2015年09月21日

9月第4週 トリモドッス週報

どうにか仕事が区切れたので調整時間を利用し、懸案事項をいろいろこなす週。

まず映画。

ピクセルと恐竜見たんすが、恐竜のつまらなさに絶句。
最近思うけど、なに?みんなバカになってんの?
口開けっぱなしのウスノロのスマホ野郎が増えるのはともかくとして
大作映画の基本的な設定のハードルがどんどん低くなりすぎだろ。

設定がバカなのはいい。大嘘けっこう。どんとハッタリかまして欲しい。
ハイブリッド恐竜はいい。何の遺伝子使ってもいい。

実在する現行の科学者がこれなんだから。

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劇中の研究者はこれくらいやってなきゃ、不自然だし

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パークの従業員だってこんなんでいい。つーか、これ希望。

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たまに従業員同士で喧嘩してくれたら最高。


納得させられ、一瞬でも騙してくれる設定ならオカルトだって構わない。

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生まれてくる恐竜に福音も与えるし、宗教脳の恐竜ってのも生存本能を
制御して予測不能の行動したりして面白そう。
いずれにしても、ちゃんと振り切るのであればなんでもいい。
でっかいハッタリを成立させるだけの裏打ちさえあれば、ウソを楽しめる。


のに、だ。

過去にあんだけ惨劇を招いた設定を受け継いだ4作目っつーのに、だ。

ショッパナから改造恐竜脱走対策が、

塀を高くするかどうか飼育員に聞くってのは、ど・う・い・う・了見だ。

空き地裏のハゲオヤジの盆栽防衛計画じゃねーんだぞ。
1m高くすれば手塩にかけた盆栽が安全、となぜ思う。

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後手後手の尻拭い慌て話はもう、どうでもよろしい。

規定エリア越えたら内蔵してるGPSに連動して強制麻痺になるとか
防護ガラス割れたら、自動的に穴部分に電流網が出るとか、
追跡時フォーメーションが崩れた場合は、フェロモン噴射で一瞬ひるませ救助とか
そんだけ先読みして手を打ってるのにそれでも手に負えない!ってのが
4作目で必要なレベル。

しかし実際の映画の中は、普通に1枚ガラスのドームが割れたら
鳥恐竜、逃げ放題の飛び回り放題。外には無防備なエサ2万人。
しかもそのうち1万人が短パン。モモ肉2万本。
人間食い放題の阿鼻叫喚かと思いつつ、割と人間も逃げ放題。なんなんだ一体。
食うのか食わないのかどっちかにしろ。つーか食え。

あのさー、管理してたはずなのにそれでも連鎖崩壊した風桶の1作目の説得力、
ちっとは参考にしなかったの?見たのは俺らだけなんかな?

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4作目にもなって、ヒャクパーこうなるとわかってるのに手を打たない
ウスラ人間を見たいわけじゃねーの。いやもう、さんざか見たよ、そのうっかり。

人間が知恵を尽くしたのに、なおそれを凌駕する自然の脅威が見たいの。
ついでに言えばCGだって豪華に進化したのが見たいの。軽くて下手なのは見たくないの。
バカを描くにしたって、もっとピタゴラ的な方法とかあるだろ。

ジュラシックパーックったら、ジジイがアイス食い放題のアレでしょ、
とかふざけた事で喜んでるからこんなヘッポコが出来上がったんじゃねーのか?

だったら今回20年前のチョコバーを食いまくる餓えた兄弟と、
その後の悶絶腹痛シーンをなぜ入れん。

便所での攻防戦で8分はアドベンチャーできたはずだ。

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いまや子供服だって、コレくらい工夫してる時代に

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この4作目に対する精一杯の工夫はせいぜいこのベクトル

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だったらもうこっち重視のアサイラム式でいいっつの

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無駄な残虐描写は入れるのに、チャンネーのパイオツは入れない。おかしいだろ。
シリーズで忠実に受け継がれてるのは、可愛くないおばさんヒロインの系譜という闇。
ピンヒールで難局を全部乗り切れるって、そこだけ材料工学が発達しすぎ。

そんな丈夫なヒールなら、恐竜相手にコレ決められただろ。

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他にもなんでだよ、という点を上げたらキリなし。アクビの連発。
監督は映画、全然好きじゃねーんじゃねーの?と思いましたぜ。


つーわけでただただ2時間苦痛。提灯レビュー見るとホメてるのが多いけど
だからアテになんねーんだ他人。どんだけフシアナのハナチョウチン揃いだよ。
気付いてねーだろうけど、お前が目玉がついてると思ってるのは足の裏だよコノヤロウ。


一方、

ハナチョウチン連中に評判最悪だったピクセルは全然面白かったっす。
アダムサンドラーに対し、基本的な許容レベルが高いのを差し引いたとしても
映像的に思い切ってるのは全然こっち。タイミングというか間の取り方が格段に上手い。

俺はドンキーコング1回もやったことないし、ゲームはまったく興味なしで
不良のたまり場としてのインベーダーハウスに親の金盗んで通ったという
ゲーム部分以外の記憶しかないので、レトロゲームへの思いいれアドバンテージはないわけです。

しかしまあ80年代アドバンテージはあるので、ダンエイクロイドがトゥナイト!と
言っただけでちょっとジンときて、心のクラクションは鳴らしました。ええ鳴らしましたとも。

というのを差し引いても、全然こちらの方が映画として、映像として楽しめましたぜ。
爆発的じゃないけど、ニヤついて時間を損した気にならない、きちんとした娯楽。
特にセンチピード戦は気持ちいいくらいに都市怪物特撮バトル。
同じ内容がないにしても、これこそオリジナルの忠実なブラッシュアップです。
お見事。


というわけで、恐竜に怒るのに無駄にパワーを使ってしまったので
本当は書きたかった東山魁夷に関する話とか、買ったオモチャとか
次回参加イベントの話とか、教育と建築の見学話とかはもうパス。

でもさー、期待してたんだもん。無理して時間つくったのにコレなんだもん。
こんだけ文句タレても納得いかないぜ。
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2015年09月14日

9月第3週 メイキングー週報

今月入ってから先日まで篭りに篭って作業しており、外に出たのは朝のゴミ捨ての10mを
数回のみ。つーわけでアウトプットオンリー、ノーインプットウィークだったので
アタマの中の話。

漫勉がレギュラーになって、チョー楽しみにしてます。
マンガ描くわけではないので、技術的な点はさっぱりですが、作業に対する姿勢や
越えなければいけないハードルに対する発想などは、実に興味深いし共感します。
特に浦沢直樹の思考を言語化する能力の高さに感心させられます。

この面白さってなんだろうと思うに、メイキングの単純な裏事情的な面白さというよりは
表現方法を手探る人の「姿勢」の面白さと思うわけです。

そこ、たいして差はねーだろと思うでしょ。全然違うんだな。


これがメイキング的面白さ

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(車に皮かぶせて前を走る逃げる人に引っ張らせたという裏)



これが表現に悩む人の開き直りを見る的面白さで

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(コジレまくる撮影が辛すぎて、発狂寸前だった監督の姿)



これが製作時と完成画面のギャップを知る面白さ

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(世界で一番、満月に近い男、デニスミューレン)

まあこう見ると裏事情は全開おもしれーな、ミニチュアの向こうから
特撮オヤジが顔出すのばっか見て全然いいじゃねーか、と思うわけですが
それはやっぱり間違ってるわけで、そういうのをデリカシーなく爆笑するから
嫌がられるんだぞサンダーコノヤロウめ。です。
そういうハゲチラ話ではなく、表現方法を手探る人の姿勢の面白さっつー話です。

でも俺はさー、ハゲチラ話の方がカッコいいと思うんだよねー。

1作目のフィル。

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2作目のフィル。

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3作目のフィル。

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2作目のデニスとフィル。

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3作目のデニスとフィル。

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そして見事オスカー受賞の三羽烏。

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ちょっとした友情物語を見た気分。

あれ、書こうとした話はなんだったっけかな。まあいいか。



すべてのメイキングハゲチラ文化に愛を。でいいす。

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2015年09月07日

9月第2週 逆進化週報

まったくもって頑張っている作業が報われず、

普段はこれくらいジェントルな俺の脳が

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追い込まれ過ぎて現在、ここまで退化しております。

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でも来週は余裕が出るはず。そしたら映画4本見てやる。

なに、4本見る夢を見て終わりそうな気がするだと?言うなコノヤロウ。
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2015年08月31日

8月最終週 マジンゴー週報

えー毎度追い込まれており、お仕事関係でお待たせしている皆々様には
誤解ないようにご説明させていただきますが、マジメに仕事しております。チョー。

が、いろいろ前から予約していたものや、終わってしまうものなどが今週重なりまして
まるで仕事しないで遊び歩いているかのように思われるかもしれませんが、
決してそんなことはないので、あの、いや、ほんとすいません。

つーわけで展覧会やら食事会やらいろいろあった中から、先日のチュウメイコンサート。
これが実に素晴らしかったわけです。

最初、これはまずいパターンの演奏会に来ちゃったぞ、と思ったんすが
数十秒で杞憂に変わるどころか、もう感涙寸前。

生金管の攻め具合とティンパニの轟き具合、マリンバの醸し具合は現場ならでは。

それ見て育ってるわけですから、譜面がこっちもわかるくらい刷り込まれてる。
のを演奏している姿を見るだけでも製造系のドキュメンタリーを見るような面白さ。
あ、ここでピアノの低音とエレキのベースがリズムを支えつつ、トロンボーン!みたいな。
頭ではなんとなくだった合奏を分解してるみたいで実に楽しい。
それらを俯瞰で見つつ、観賞における感情移入度は過去ないレベルのもので
つくづくこれ聞いて育ってたんだなと、いろいろ去来するったらない。

そして当然、素材である楽曲が凄い。
単純な懐古感や個人的な思い入れを除いたとしても凄い。構成も発想も。

圧巻だったのは、マジンガーが終わった後の、弦楽器パートの退出。

あれ?いちいち全員こういう無駄な退出をやるの?と思ったら
そこから大鉄人17スタート。弦楽器ナシで巨大ロボットものをやる。
正直、ワンセブンなんか覚えてねーよと思ったんですが、だー!全部完璧に口ずさめる!
他の番組にも流用されているのもあり、まさに宙明巨大ロボ音楽。
その編成ってこんな貧しいものだったのか、という衝撃。

確かに劇伴に関しては、最初に予算が出てから編成をどこまで用意できるか
考えたりするという制約と、録音時に演奏者を拘束できる時間制限とかあって
完全な「仕事」なわけです。低予算、スケジュールなしは画面だけでなく、
音楽もこうむっている「条件」なわけですが、そんな場合にも打てる手はある。
リリカルな旋律や勇ましい旋律でシーンごと印象づける方法です。
キャッチーなメロディさえあれば、そのシーンを強く演出、印象付けできる。
でもそれはまさしく作曲者の才能と技術によるところがすべてなわけです。

弦楽器パートを失って、いわば片腕を失っても雄々しく勇ましい楽曲が
出来上がっているのを目の当たりにする衝撃は、ほとんど暗黒大将軍戦。
弦楽器奪われようとも巨大感まったく失われず。
パシフィックリムに足りなかったのは、完全に宙明なんじゃねえの?と
本気で思わされる、センスの爆発。

しかし後半、アンコールで流れたレーザーブレード3連発はまさに弦楽器の
魅力爆発で、聞くところではご本人が当時自腹で弦楽器パートを加えたそうですが
これまたいろいろ去来しすぎて泣きそうでしたぜ。

おそらく今回の演奏チームの編成や条件もあるだろうし、選出した趣味や
構成の目的もあるだろうしで、あの強烈な楽曲がないなーってのもあったんですが
そうだとしても、やはり圧倒的なのは変わらずで良かったっす。

歌手が来なかったのもよかった。アニメソングは別ジャンルですから
楽曲に専念できるスタイルで本当に正解。

ただ最後に宙明指揮の元、全員起立でマジンガーを歌うというサービスが。


いやいやいや、俺はアニメソングは歌わない。
し、歌う連中と一切つながりを持たない。持ちたくない。

馬鹿にしてるわけでなく、それどころか毎日そういうのを流してるわけですが
一般が歌うのは別。日常の中でそれが出てくる場合は、子供が歌うか

こういう場合にのみ、許される。 (貴重な動画が再生されます)

しかし御大の指揮、一生に一度のチャンスであれば、感謝の意味を込めて
参加するしかねえか。

立ち上がってみれば2階席から見下ろせる1階客席のハゲ散らかし度合いがすさまじく、
もうおじさんの群れ。明るさとかゼロの黒と茶色と肌色の地獄。いやーー!

会場に来る前に時間調整で入った茶店で、今回の客がどんどん入ってくるんすが
すでに興奮状態らしく、声がでかい、清潔感がない、話がつまらないの三拍子。

オタクでありマニアであるのは全然いいんす。俺もそうだし。
だが社会性がないのはいかん。
人に迷惑をかけていい、不快感を巻き散らかしていいという道理は、ない。

大きい声は出さない、歯はきちんと磨く、加齢臭は出るんだからちゃんと着替える。

そういう普通の事を出来ないで、昔の子供番組にウツツを抜かす連中が俺は
大ッッッッ嫌い。

違うよバカ、きちんと大人になってなお当時の子供番組を愛せないようだったら
それはただガキのまま成長しきれてないだけで、子供番組が現実逃避の対象でしかない。

厳しい条件と醜い癒着と激しい蔑視の中で、それでも子供たちの為に、と本気で
頑張った当時の本当の大人の仕事を、いつまでもネブってんじゃねえ。
そこから受け取ったもんを発展させられないなら、立派な大人に育てないのなら
その当時の大人の夢もバカにしていることになる、っつーのを俺は常に肝に銘じてるわけです。
ついでに言えば頭だっていつも2回洗ってんだ。おじさんと自覚してるからな。

特撮アニメソングを歌う人が全員がそうだとは思わないすが、
さほど外れてもねーはずだし、俺が感じる嫌悪感が消えない理由もそれだ。

というようなこともあって、マジンガーを歌うのは躊躇したんですが
いざ始まってみると、????なんだこの濁りの無さは?

そこには俺が嫌悪する非生産的なオタクの集団というより、大作曲家を
リスペクトしようという純粋な子供の群れみたいな感じがあって
ちょっと形容しがたい方向性が。


これはまだ志ん朝が頑張ってた時の、今回は当たりだ!と思った寄席の
感じに似てる。劇場がうねる感じ。人の喜びがまっすぐ前に向かってうねる感じ。

あの声がでかくて汚くて臭いおじさんの群れから、穢れのないアコガレと尊敬が
引き出されて、前に立つ90歳の指揮者に注がれている!


音楽にはその力があって、さらにこれは子供番組の劇伴だからこそ、
トップランナーだった渡辺宙明作だからこそ引き出せるんだ、と。



つまりこういうこと。

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いやもうかつてない経験でした。

そういや今回のお客はマナーもよかった。
最初に注意があったとしても咳払いもためらうくらい、きちんとしてた。
なんだアニメソングわめきたてる客層じゃなかったんだ。誤解してすいません。
一緒にマジンガー歌えてよかったぜ。


まあそんな感じで、最初はこうだった客は、

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純粋さを出し切っちゃって、




最後、こう

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始まる前はあんなに楽しそうだったのに

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終わったら、こう





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そんくらい放出した感あり。

というわけで、大満足の中終了したわけですが、ああキカイダー聞きたかったな
ゴレンジャー聞きたかったなと思ったら、3月、またあるそうです。5月も。

これは行くしかねえな。マジで。
posted by サンダーロードスタイル at 17:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月24日

8月第5週 イズニゴー週報

先日こないだ買ったスネークのTシャツ着てたら、前からジョーズのTシャツを着た
外人が来てお互い胸を観察しつつ、何か微妙に通じあうものを感じながらすれ違う。
ふふふ、お前もな。な感じ。こういうTシャツの無言会話、しばらくなかったな。
ちなみに夢でもいいから会いたい理想のジョーズT外人はこちら。

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さて、先週の続きですが、教育の効果というのは恐ろしいもので
すっかりキカイダーにはまったツレアイは、モモイロアルマジロの台詞を吐くだけでなく
浅間山の鬼の押し出しへ行きたいとか言い出したあげく(光明寺博士の秘密研究所がある)

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言うにことかいて暖香園にまで行きたい、と

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あげく、タイガーセブンの北川先輩が海坊主原人を素手で倒したのはこの
暖香園だったなどとえらそうに語る始末。コノヤロウ「伊豆半島 死の攻防戦」を
期待したところで、とっくにリニューアルしちゃってロケ当時の面影なんかあるわけがない。

つーか、旅行で特撮ロケ地をめぐりだしたらもう末期症状だ。
断固として俺が禁じる。長島スパーランドも行かないったら行かない。
高井戸研究所は解散したし、ダークも滅びたの。ショッカーの基地なんか絶対行かない。

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で、行く行かないといえば、先日機会をいただいて大河原邦男展に足を運ぶ。

ガンダム成分ゼロ以下の俺にはチンプンカンプンの部分も多かったんすが
タツノコ成分が血肉の4割は占めていると思うので、前半はなかなか衝撃的。

個人的には、80年代のロボブームで本来備えていたデザイン的な可能性や
楽しさを失ったって印象でしたが、ロボアニメが好きな人からすると逆の印象なんすかね。

しかし総じてタツノコ不足。本気のタツノコ展やって。もっと凄いのを。
つーかほんとに中村光毅展やって。日本のアニメデザインうんぬん抜かすなら
絶対避けて通れないでしょうが。ついでにハッチの絵本原画も見たいからやっぱタツノコ展しか・・・

で、延々と続くガンダム系はなんともなーと思ってたら、おお?見た事あるデザインが。
そうか、俺も大河原メカを作ったことあったんだ、完全に忘れてた!

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つーわけで、新ヤッターマンのゾロメカをちょっとやったことあったんですな。
一気にテンションアップですよ。親近感。やったぜタツノコつながり。



テメー、全然造型の話しねーじゃねーかとお怒りの御貴兄方。

待てコノヤロウ。

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スカルピーミディアムを仕入れたので、その検証レビューをいずれ、と
思っておりますが、よく考えるまでもなくそんな時間が俺には全然ございません。
ので、いきなり実戦投入を試みておりますが、次週にはその感想も出るかと。
ま、使った感じはパッケの説明通りですけどね。

つーわけで股来襲。
posted by サンダーロードスタイル at 00:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月17日

8月第4週 ゴーゴゴーゴー週報

教育というものはヒジョーに難しく、俺なんかには絶対に出来ないジャンルであります。

前にも書いたと思いますが、もし俺が造型教室をやるとなれば、まず説教1時間。
その後、校庭10週の後、座禅を線香2本分。
それからやっと、バカヤロウその足りない頭をたまには少し絞ってみろ、という
アドバイスを一言与えるのが精一杯です。
じゃなきゃカボチャも同然だぞ、とトドメの一言も与えるか。

という俺が、現在教育せねばならない状況になっておりまして、詰め込み教育実行中。

今月末にあるチュウメイソツジュコンサートの為、宙明サウンドを知らないツレアイに
菊池俊輔との違いなどをガンガンに叩き込んで、宙明漬けにしておるのであります。

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教育開始の日、なにか妙なチャンバラ映画を見てビービーに泣いてたツレアイでしたが、
そういう事には一切関知せず、宙明モノを流しまくる。

158172.jpgマジンガー
158173.jpgゴレンジャー&ジャッカー
158174.jpgスパイダーマン
158175.jpgバトルフィーバー
158176.jpgデンジマン
158177.jpgサンバルカン
158178.jpgゴーグルV
158179.jpgワンセブン
1581710.jpgキカイダー
1581711.jpgギャバン

するとアタマがおかしくなりそうだなどと利いた風な事を抜かすので

俺の心のエゴスの金太郎怪人が大暴れ

1581712.jpg

軽く殺しかかったものの、どうにかなだめすかして事なきを得る。
何が不満かまったく理解できん。これから組曲スパイダーマンを聴こうという人間が
そんな及び腰でどうする。食い気味で聴けコノヤロウ。

だいたい作業場はずっとこんなのが流れてるんだぞ。というかこれらは完全にマシな方で
B級C級のホラー映画なんか、悲鳴と銃声と罵り合いしか聞こえてこないんだからな。

話がいちおう起承転結あって、まともな劇伴が流れてるだけで贅沢すぎるわ。

ちなみに最近期待しているB級映画はこれ。

1581713.jpg

ハービンジャーダウン。

物体Xのリメイクで造型魂を発揮できなかった特撮屋ADIが
キックスターターかなんかで金を集めて、アナログテクで怪物を
作りまくって造型リベンジしたがったクダラナ映画。
特にファンにホメられてないのがアレだけど、気概は買う。
怪物はクマムシらしいすが、全然ピンとこないイモっぷりに期待。
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2015年08月10日

8月第3週 モロモロ週報 



最近の話を箇条書き

●柄T

先日、mpcのエイリアン取説Tシャツを初めて見て
いいなあ、俺もこういうの欲しいなと思って探してみたら発見。
マクラウドさんで取り扱ってるものだった。


そういやWFで移動する道すがらなんかいい柄Tでもねーかなと
探しているところで見つけたディーラーさんがここだった。

最近マッドマックスに関して完全に耳を塞いでたもんでその場では思わずスルーしたけど
通販見たら面白そうなのばっかし。というわけで、夏向けにいろいろ買う。

真っ先に選んだのがこれ。

158101.JPG

俺の心のターンテーブルに、ジムスタインマンが乗らないことはないぜ。
でも映画は全然好きじゃなく、ロックンロールがどうこう言うならこの映画好きでしょ?
と見せられたら、オカマの魚屋のおじさんがトンカチで殴りあうズッコケコメディで
盛大に後ろに倒れました。が、曲だけは素晴らしいからまだ聞いてます。



この80年代マルダシのイモとんがってる感じがいい。
ブサ可愛いみたいな。

で、肝心のエイリアン取説Tはというと、確かにmpcの買ったりしてたけど
よく考えたら俺別にそんなにエイリアンに特別な思い入れねーなと、買わず。

どっちかっつーと思い入れはこっちにあり。

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さあ来い夏!
いやもうあっち行け夏、完全に鬱陶しい。


●サソリ発見

実はしばらく探してまったく見かけなかった昆虫の森の新シリーズのサソリ。
もう手に入るまいと思って金の力で単品購入してたんですが
先日スーパーで2個発見。節足動物大嫌いなのに、買っちゃうんだよなー。

158103.JPG

こんな虫ばっかのジオラマ作りたい。都市部を襲撃してるの。人食ってるの。
ウチには3匹いるからな、いいの作れそうだぜ。


●初雅子様

杉並アニメミュージアムで行われたトークショーに行ってくる。

158104.JPG

ミーハーとは思いつつ、どうしても行きたかったもんで。
進行が厳しかったけど、話自体はとても面白かったです。
ただ年配の不潔なアニメファンおじさんの興奮姿とか、マジできつい。
飲食禁止だっつーのに平気で水分補給したり。だから汗かいてんじゃねーの?
つーか風呂入れクソがよ。手を振るな、お前臭がまき散らかされてるだろが!
ああ鬼のように怒りたい。でも近くにいる無害な女の子とか脅かしたくないし、
と息止めて足早に離れるのみ。ぬー。

面白い話はあったんですが、くれぐれもツイッターやブログでは
話を漏らさないように、という事だったんで、我慢しときます。

自分の印象では本物の雅子様が一番近いキャラは、がんこちゃんのケロちゃん。

いちおう、食っちゃいけない実を食ってキメキメのケロちゃんが

こちら

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靴かたっぽ脱げてるしで、これならキッズも怖くて薬物依存しない。

ケロちゃんはよくソッチ系で扱われますが、その意味じゃなく世話好きで
甘えんぼな女の子っぽい感じのおばあちゃんって感じ。
悟空に対して、シッポ生えてて可愛いんですよーとか言ってるあたり
無印の頃の印象のままなんだなと微笑ましかったです。
最後はカーメーハーメー、部屋ーでした。


●クロスワークスさん

あちらのブログでも取り上げていただいてますが、先日WFで
一緒の卓にいた原型師さんに、どっかオススメのとこありますか、と聞かれ
ちょっとツール買いに行きたいとこあるんですけどオススメですよと
紹介したのがクロスワークスさん。その方が行ったらサンダーさんとこの?とか
言われましたというので、後ほど自分も伺って、そこで初めてご挨拶。
少しお話して名刺交換し、その後今度の東京出張あったらメシでもどうすかという話に。

基本的に非常に社交性の薄いワタクシですが、道具には興味があるしで
ご一緒させていただいたんですが、しきりにサンダーさんはコワモテで怖い
印象があるみたいな事をおっしゃいますぞ。ナニー!

そりゃ確かにすぐ、バカ、コロス、本気でやってんのか、テメ死にてえか、とは言いますが、
すぐ老人子供と動物と仲良くなり、アタマに蝶が止まる(塩?)優しいワタクシ。
こないだはオデコに蚊まで止まってましたぞ。なので全然怖いわけがない。

よーし、取り上げていただいたものの、あまりの破顔ぶりに自分が情けないので
ご紹介できませんでしたが、この際、見ろ。
WF夏09「この方達は・・・(笑)」: YATA-LOG
無駄に笑顔で完全無害なヤサシスおじさんでしょうが。


で、道具の話ですが、良い道具では上達はしないけど作業効率を上げます。
効率が上がると、トライ&エラーも加速し、結果、腕も上がるんじゃないでしょうか。
いい道具の判断ってのは難しいです。人それぞれ使い方にクセありますし、
同じスカルピー使用者でもつくり方は千差万別。ええー?って道具の使い方する人も多い。
そんな中、リュータービットに関してはもう理屈抜きで使い心地が出るんじゃ
ないすかね。目が詰まらず、削り続けられるかどうか。

俺も調べ性なもんで、いろいろすぐ比較しますけど、そういうわけでクロスワークス製の
8mm径かな?のデカ玉ビットなんか今日も現役で使わせてもらってます。

で、ここが重要なとこですが俺は提灯記事を書く人間ではないので、
なんかもらって癒着でホメてるとかじゃないすよ。
正直に効率いいぜ、ってだけだぜ。ナメんなよ。
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2015年08月03日

8月第2週 ノーブラー週報

現在、豆魚雷高円寺店様様にて、ショウリンカウボーイのデコマス展示中です。

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いつまでの展示かわからないですが、ご興味のある方は是非この機会に。
暑さでダブルチェーンソウの棹が曲がりきるその前に。


さて、WF終わってもう1週間かコノヤロウです。

WF前、調子こいて、映画見るためだとコンタクトの度を2コ上げたら
手元が全然見えなくなる病(老眼です)にかかってしまったワタクシ。
よく考えたら最近は全然映画見ない。
どっちかっつーと手元をちゃんと見なきゃいけない機会の方が
1000倍多いくせに、メシを食おうとすると見えてる映像はこんな感じ。

58032.jpg

こりゃ虫がタカっててもわかんねーな。けどまあいいや食っちゃえ、と
食ってましたがやっぱこれではスーパー困るので、先日泣きながら眼科行って
俺の読みが甘すぎました、どうか度を戻してください、と土下座する。

58033.jpg

誠意ってのは通じるもんで、ちゃんと交換してくれましたぜ。


映画見るためにとか思ってたけど、一番俺が見て騒ぎそうな
新作マッドマックスは見ておりません。
あれ、なんだか世紀末ガソリン争奪ハリボテ選手権っつーよりも
ダークナイトやパシフィックリム見て喜ぶ連中が大騒ぎしてねーか?

俺の嗅覚は、40点くらいだったらやだなと思ってたウルトロンが
ぴったし40点くらいだったので、その嗅覚を信じてまだ未見のまま。
まあすぐ改造恐竜映画が来るからいいか。その後アリ人間来るし。

もうこの夏、こなさなければならない案件はというと



これ背負って海に飛び込むだけ。

58034.jpg

重い方が下で浮かぶならなかなか危険なアイテム。
いやシュノーケリング向きか。



さて、通販の話ですが
その後、追加量産する余力がありませんでしたので

抹茶ラテ陸、2500円
味噌ツボ陸、3000円
ダニーシルコ2500円

がそれぞれ数個ある分だけしか対応できません。

ダニー首やオテショをご期待の皆様申し訳ないす。
メールで事前に取り置きをお願いされてる分は確保してます。

つーわけで、上記の品をご希望されている方がおりましたら
左上のリンクにあるトップページのメールより、ご連絡いただければ。

なんつー感じで股来週。
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2015年07月29日

WF2015夏雑感つづき

今回は2回だけ卓を離れて、他のブースを訪問してきました。
1回目は目の前の島にあった、リアルフィギュア応援団。
鳴弦屋のタカヒロックさんにご挨拶がてら、現行のスケールフィギュアの
レベルを体感すべく気軽に訪れてみたものの、恐るべし。

フェイスブックで結成されたチームだそうで、俺も戻ってすぐ
仲間に入れてもらいましたが、いまだフェイスブックの使い方全然わからず。
ツイッターもただの会話したいのに、公開発言になったりもう
なにがなんだかわかんない。クソッター。いや俺がバカッターか。
ま、それはともかく日本トップレベルのスケールモデルに戦慄。
団長に紹介しますよと言われたものの、めっそうもない俺ごときが、と
またも引き下がってきました。上手い人にとことん弱い男。

その時、我がブースでは珍しく女性ファンが来てたそうですが
俺に運がないのか、神のいたずらかまんまと逃げられる。
ちょっと出ただけなのに、このタイミングの悪さ。
その後はまたオッサンばっかだぜ。寄り集まってくるぜ。疲れるぜ。
可愛いもの作ったのにどーしてオッサンが寄ってくんのかな。


その後、閉会前にもう一度出かけてすっかり買いそびれ続けた
これをロズウェルさんで購入。

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俺の夢はこの雑誌に載ることです。
これほど成長度が低く、完成度が高いバカ作品群を見られるのは
もはやこの雑誌だけ。な気がする。毎回刺激の元です。




そして、それ以外で唯一のお買い物がこれ

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クロスワークスさんのリュータービット。


知り合いの原型師に、俺ここの使ってますけどいいすよ、と
オススメしてたんですが、行ったら売り切れ。
そしたら最後の展示品を売ってもらえました。

早速使ってみましたが、予想通り、円筒のタテ押しで
モリモリ進み、ヨコなぎで減りすぎずちょうどいい削り具合。

使ってみてダメだったら紹介しないでおこうと思ってましたが
完全に即戦力ツールになりご紹介決定。

スパチュラヤスリとかはまだ使ってないんでわかんないすが
ダイヤモンド系リュータービットは、いまんとこハズレなしす。

今回はヨソサマのキットとか全然買えなかったんすが
次回こそ、絶対マジメに他のブースを回ろうと思いました。

告知してこの時間はいません時間を決める。絶対。
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2015年07月28日

WF2015夏雑感

さて、どうにか一段落しましたが、写真をちゃんと見せてなかったんで
抹茶ラテ陸ちゃんと、味噌ツボ陸ちゃんとダニーシルコを。

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パーツ構成はこんな感じ。陸ちゃんは置くだけで陶器のカップに
ラテ台座が組み込んであります。

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サイズはこれくらい。

味噌ツボの方も同じサイズの陸ちゃんからお察しください。

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フタは髷にハマります。ツボとフタ、本体の構成。

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ダニーは外れません。小豆部分は彩色済み。

これらはそのまますぐ通販できるんですが、ダニーヤッコ(チョンマゲ首)や
ダニーオテショ、雁首5は売り切れてしまいましてノー在庫。

ので、近々の通販告知は上の3つだけになると思います。
今、量産しているパワーはございませんで、すいません。

さて、

もうこういう悪ふざけはすまい、と固く心に誓っておりますが
今日、ちょっとメシ食いに出てファンシー雑貨を見かけたら
おお、これはなんか使えるんじゃねえか?とすぐ思うあたり、自分が信用ならんす。

しかし

WF当日に引き続き、その翌日も造型トークをする機会があり
俺のやる気はますますリミッター解除の頑張りモード。
もうカッコいいものしかやらねえ。KAWAIIくそくらえ。

俺のダイアルは、彫モードに

157277.jpg


今までは完全にロブシュナイダーの立ち位置に甘んじてたがな

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もう面白日報のバカ原型師は終わりだ。

次に会うときは造型ミーンマシーンになってるはずだ。

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頭突きで突っ込むし、話かけられても「ウウ」とか「ヴィシャス!」しか喋らない。
コミニュケーションなんかもう全然とれないからな。


つーわけで全然雑感じゃないですが、また来週月曜の週報で通販の
ご案内なんか出来ればと思っております。


しかしなんつーか、捨てがたいんだよなー、可愛い系。

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posted by サンダーロードスタイル at 21:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

7月第最終週 WF2015夏

卓代27,000円払って、蒸し風呂につれて来られちゃったのかな
っつーくらいのクーラー無力の過去最強、猛烈な熱気の中、
WF2015夏、無事終了。


ウチの展示はこんな感じ。

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157262.JPG

本物の茶屋と見まごうばかりのセンスとクオリティ。
しかし、かかった予算はなんと1000円前後。
俺はワクワクさんを余裕で超えちゃったのか?えぇ?ゴロリさんよう。

いやー、こんな事言うのもなんですが、造型するのと同じくらい
こういう余計なモノを工作するっての、楽しいんすよね。
アイデアや工夫が湧き出る無駄な知恵の泉。
造形力とディスプレイとんち能力が五分五分の割合で発揮されました。
粘土いじって工作して喜んでるのは小学生だけだっつー分析は、しなくていいぜ。

つーわけで、ご来卓の皆様、お買い上げの皆様、ありがとうございました。

いんちきダニーサインを見て、文書偽造だ!と憤激するか
茶屋を訪問した芸能人の色紙あるあるだ、と感じられるか、
俺のおふざけの度合いが量られる悪戯となりましたが、笑い声が聞こえてよかったぜ。
古田織部じゃないすが、ここでニヤっとさせられなかったら作る意味がない。
ちなみに色紙には「オイシカッタデス」とか片言コメントを入れようか
文字の大きさはどれくらいが事務的か、けっこうマジメに考えました。


それにしても今回のWFはいろいろ刺激を受けました。

まず、いつにも増してファンです、と言って来られる方が多く、ブログや
ツイッター見てます、という話。
タイミングが悪かったり、話が出来なかった方もおりましたが、
やっぱりそういうストレートなアプローチはとても嬉しいもんです。

名前は知ってても初めて出会った人が、作風からは想像できない意外な衝撃とか
話の流れで出た自分のKINスグルが意外なところで役立ってる嬉しい衝撃とか
なかなかパンチのある展開が続きました。

そして最大のというか、なかなかの波状攻撃だったのが
大阪勢の底力。

美少女ばっかでとりつくシマのなかったGILLGILLから久々の訪問で
ギアの上がった塚田造型に刺激を受け、これまた久々の鳴弦屋造型に
加速する老眼を吹き飛ばす刺激を受け、さらにたまにはこちらから
挨拶行かねばとひさびさに向かった矢竹赤尾卓だったものの、
奮起と撃沈を繰り返し、アタマが軍艦になりながらフクザツな心境で戻ってきました。

いやー皆さんほんと素晴らしく手強い。俺はまだまだ練りが甘いなと
痛感しつつ、上等だよコノヤロウ俺も頑張るぜと再着火。スーパーやる気出ました。



それにしたってこのところ、お前は以前あったような命を削ったモリモリの
気合爆発造型をやってねーじゃねーか、とお嘆きの御貴兄。

まったくだ。

面白クソ雑貨みたいなもんこしらえてふざけてばっかで、ナメてんのか
と、俺も思います。はい。

大型キットをやらなくなった理由は2つ。
ひとつは仕事造型が充実してきてて、以前のような我慢造型仕事でのストレスが
たまらなくなってること。
ディズニーやポケモンなんかで糊口をしのいでいた時は、大きいもの作りたい、
もっと筋肉彫りたい、オヤジ彫りたい!とウズウズしてたもんですが、今はもう
おじさんと筋肉ばっか彫ってる気がするので、そのへんの発散要素が減りました。
WF合わせで納品や展示ってのも増えたし、さほど大声で自分の存在をアピールする
焦燥感がなくなったってのはあると思います。そしてオリジナルと同等の燃焼を
要求される燃える仕事が増え、燃えてる状態が長いんで落ち着いてるのかもしれないす。

もうひとつは作ったって売れないという興ざめ感。
結局オリジナルでどうのこうの言ったところで、まー受け入れられない。
時流に合わせればいいのかもしんないすが、どうにもそのへんは俺には無理なもんで
そんな真似が出来るくらいなら最初っから他人のキャラでヘーコラしてるっつー話。

じゃあお前どうすんの、というところで次の挑戦場所は決めてあります。

海外マンガフェスタ。

このイベント、イマイチまだよく調べてないすが、ゲストはウィルスポータシオ。
いやいやいや凄すぎるだろ。あのスコットサマーズの叫び、メガオプティックブラストを
放ったのはウイルスですかんね。マイスーパーヒーロー。Xfactor引っ張り出して
サインもらいたい。

じゃなくて、世界観込みでアプローチしてみるにはまずここに焦点を当てれば
おのずと豆ギョAACでも、WFでもそれを展開できるという話。

他にはない、面白くてクソみたいにカッコいいオリジナル造形物、やるぜ。

でも今日は寝るぜ。寝ないと死ぬぜ。

あと、通販は後でするぜ。1週間くらい、ちょっと仕事させてくだちい。
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2015年07月25日

WF直前告知日報

写真でアップしている余裕がないですが
一応今回のWFの販売物としては


ダニー・シルコ(椀) 完成品 2500円

ダニー・オテショ(皿) 完成品 1500円

ダニー・ヤッコ(首) 完成品 1500円

ダニー・ボウズ(首) キット 1000円

抹茶ラテ陸ちゃん(カップ) 完成品 2500円

味噌つぼ陸ちゃん(ツボ) 完成品 3000円

雁首陸ちゃん(コアヘッド) キット 1500円

雁首街道四ノ宿 キット 3000円

雁首街道五ノ宿 キット 3000円

雁首街道単品各種 キット 1000円

チョコバナナ 完成品 2000円


一品モノ

ダニー・ブショー 完成品 15000円

ガクブチ・フクロクジュ 完成品 25000円

という感じで、少ないもので3個、多いもので12個程度の
ご用意です。完成品関係はギリギリまで作業してるんで
現場判断でご覧いただくしかないす。

で、基本的に出先ではインターネットと無縁になるので
メールやツイッターでのコミニュケーションは無理ですので悪しからず。

あと差し入れ不要。これくれぐれもお気遣いなく。

あとここ数回あったトイズアップの販売はありません。
ネンドドウケイの連載は終了しております。

あと現行の商業仕事的な展示情報は知らないので聞かれてもわからんす。
なんか飾られてたら教えてください。

では、皆様楽しく来ていただこうじゃないすか。
ひさびさに展示に無駄な労力をかけて茶屋を生み出す予定。

コンタクトの度を上げたらいろいろ見えづらくなり、直しに行ってる
ヒマがないんで「あぁー?」みたいな目をしたとしても、それは俺の性根ではなく
コンタクトのせいです。なかなかよく見えねーんだな、世界が。

という眼力などに怖じず、気軽に声をかけてください。
最近は外出すると、なぜか老婆から必ず声をかけられる俺なので
相変わらず動物と赤ん坊とジジババには愛される優しさが
(よく見れば)にじみ出ているはずです。
半年に一度の俺の社交性が火を噴くぜ。

では会場で。

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2015年07月20日

7月第4週 ダニダニ週報

俺なんかほら非常に信心深いというか、信仰心厚く生きてるもんですから
もう、神?おおスゲエ、仏?えマジ?ご先祖?くー泣ける、くらいの気持ちでおります。

そんな信心深さからダニーで遊ぼうと思った時、手塩皿の存在に思い至りまして。

手塩皿とはなにかっつーと、こんなの。

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盛り塩用というか、そんなサイズのミニ皿で、通称オテショ。

決して名前の響きでダニー・オテショと思いついたわけではなく、なんつーかその、
玄関に塩を盛って置いといたらまず安心っつーなら、ゼッテー、ヘッポコ精製塩よか
二液混合性ウレタン樹脂を盛っておいたほうが威力あるんじゃねーの?
皿を見たら盛り上がってるのは塩じゃなくて、おじさんの顔面が全然理想だし、
鰯の頭も信心なら、鰯よかすぐ人殺すメキシコ親父の方が全開いいだろ、なんて思うわけです。

なに、お前は何を言ってるんだだと?
バカヤロウ、疲れてねえと思ってんのか。


男は時に本能だけで動き、作る。
そしてWF前になると、自分の首を絞めているのが自分の手だったと気付くもんなんだよ。


つーわけで今回の売り物

ダニー・オテショ

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白レジン。

コラー!と叫んで投げつければ犬でも不良でも霊でも親戚でも。たいていはビビる。間違いない。
部屋の前、ドアの外に置いておけば、女子が寄り付かないことも請け合いです。



そしてそもそもの発端。

ダニーを作ったらまずこうしようと思ってたメインアイテムが


ダニー・シルコ。

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一体、なに考えてんだ、

じゃねーんだよ。別になんも考えてねーよ。俺が常に賢いと思うなよ。
これも決して響きで閃いたわけではなく、純粋に白玉として浮かべてみたいなと
思いついちゃったら、まず実行に移してみるぜって話です。

ちなみに一応これはタメシ抜きなので、ちゃんと色塗って完成品で売る予定。

あと別売りの雁首

ダニー・ヤッコ

157205.JPG

を組み込んでも


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そこそこ絵になる感じがするのは俺だけか。
パカッと開けたら、褒美をとらす、的な感じがいいじゃんか。
普段はフタ閉めて上にスマホでも置いておけ。たまに褒美を受け取るがよい。


つーわけで、オテショで力尽きたのでちゃんとした髪型のダニー首はございません。
毛を盛ってないハゲ頭状態のダニー・ボーズをいくつか用意しときます。
毛が欲しけりゃ自分で盛ってみるのも楽しかろうぜ。
そうすりゃ俺がなんでこういうことするか、少しわかるかもだぜ。
あー、こりゃ似せて作るよりはチョンマゲ乗せちゃうわ、サンダー正しい、って思うかもだぜ。


あと現在量産というか少し抜いてるのが、リクエストありました雁首の5。これを数セット。

今回はリクちゃんとダニーちゃんで、そんな感じですかね。

余力があれば、マジメな完成品を用意してみようと思ってます。

WF直前、価格と通販のご案内もしようかと思っております。
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2015年07月13日

7月第3週 リクリク週報

やっとこ最終案内が届き、WFの卓番号が判明。

今回は 5−16−11

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THUNDERROAD STYLE名義ではありますが、いつもどおり
グレイクレイホビーホースモデルズ、そして今回初参戦の
デコマスラボの4者合同卓となっております。


で、ウチの話ですが
そもそも今回、本気の新作を作る予定でしたが、
それは次回参加予定のイベントに繰り越し。

というのはかなり早い段階で決めてたので
WFではなんかまた、サボテン系のやつでもやろうかなと考えてまして。

最近よく見かけて立体的に見直してみたい顔はなにかなと考えた時
まずしょんないTVの瀧さーんの、バーベキュー下唇焼き顔はどうだと。
去年の夜中、一番笑ったのそれだかんね。
その顔がコーヒーの中に浮いてるしょんないコーヒーでいいだろ



思ったんですが、我が家ではしょんないと城下町でしか見かけないと思ってた
瀧さんだったものの、最近はメジャーすぎる人物と判明。中止。

で、次に気になった顔がブレイキングバッドのダニートレホ。
改めてこの亀首は楽しそう。ということで、ダニーをお茶に沈めて、汁粉に沈めて
ダニー茶屋を開こうと考えたのがたぶん、4月くらい。

そんでダニーコーヒーもよさそうだな、とカップをまとめて注文しといたら
雁首サイズではとてもじゃないけど間がもたない大きめのカップが到着。
そうか、カップの上下で内径が全然違うのか・・・どうしよう・・・

と思ってたところで、そうだ少し大きめの頭があるじゃんか、と
陸ちゃんをはめ込んだらちょうどいい。
じゃあ陸コーヒーでいいや、アタマにホイップのせて、茶屋用に
抹茶ラテで成立するんじゃねーの?という感じでこしらえたのが

こちら


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抹茶ラテ陸ちゃん。

なに、前回の写真と全然違うって?

前回のは事故で中止。髪型ごとホイップはどうだとスパっと頭部を切り落としたら
大怪我して入院中みたいになってしまい、可愛さの前に可哀相が出てきたので中止。
なので当初の予定通り、ツルっとアタマにホイップにもどしました。
毛の処理はトムとジェリーへのオマージュです。


さらに、カップを探している時に見つけてしまったのを使って


もう1種こしらえたのが



こちら

157133.JPG

みそツボ陸ちゃん。妖怪味噌坊主。

いいサイズの壷があったもんでつい。
フタがちょうどはまるよう芥子アタマにしました。


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ダニー以外、陸ちゃん関係はこの2品となると思われます。

ちなみに本物の新田陸太郎は型が壊れてしまっているため、今回再販はございません。


ダニーと他の雁首関係のご紹介は来週のダニダニ週報にて。
posted by サンダーロードスタイル at 00:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月06日

7月第2週 フカフカ週報

今週の9から12日はサンディエゴのコミコンですよコノヤロウ。

いろいろ冷静にシミュレーションすると、いまはもうそんなに欲しいコミックがないので
コミックイベントとして強烈に憧れてた往時の輝きはないんですが、
問題は限定品。


そもそもだ、

俺はもうこれを注文している。

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なぜかと言えば、ただただサメに人形を食わせたい衝動が突き上げてくるのが
オモチャ業界人の性だからだ。

健全な少年時代を過ごしたのであれば

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このゴムザメにミクロマンを食わせた記憶がございましょう。
オモチャ業界にいる人間は全員この体験をもとに、現在仕事をしております。
間違いない。


ひさびさにそれをやりてーなと思ってたので注文したら、コミコン限定品でこれ。

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なにー、いいなー、血!

しかしパッケの都合があるとはいえ、クイント上手(カミテ)で
血を出すのがスジちゃうんかいワーレー。

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結局コミコン限定品なんか日本で買ったら高くなってんだし、
俺の手元にはもう予約済み普通のサメとクイントしか届かない。


チェッ、もう遊ぶ気、萎えたよね。



もうこれ着て俺が直接クイント人形食うとか

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サメの口の中に、こないだ買ったこれ仕込んで

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ウオノエ・ザ・ベイ遊びをするとか

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この靴下履いて我慢するとか

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寝袋に突っ込んで人形握ったままむせび泣くとか

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しかないね。



あとは酔っ払いながら、これでクイント人形ガジガジやる

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そんくらいしか遊びようがねえぜ、実際。

俺酒飲めないけど。



ちなみに遊び甲斐の高さにおいて俺がチェックしているオモチャは

これ

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これは

中学生の俺を狂ったように遊ばせた、この商品の進化系

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欲しい。ポンポン飛ばすあの感覚。
たぶんドラッグ並みに脳内麻薬出てます。

そしてリスつながりでこんなカップも。

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飲んでた液体の中から、雑菌爆発げっ歯類。感染源汁。





インスパイアされたのを、俺もWFで出す予定です。


今回も悪ふざけ優先で、茶屋を開こうと目論んでおり

現段階で企てているラインナップは

お汁粉、抹茶ラテ、味噌壷、手塩皿、雁首。

狂気のラインナップ第1弾原型がこれ。


抹茶ラテ陸ちゃん。

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狙い済ましたこの造型は、決して発注したカップが大きくて
当初の予定と全然違ったから急遽少し大きめの陸ちゃんを組み込んで
テキトーにデッチアップしたのではございません。すべて計算通りです。

完成品として何個か売る予定。

あと、雁首で、


ダニーヤッコ

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武将とも呼べるこの風格。

なんでこんなのをとお思いでしょうが、要はただダニー首を亀に乗せたかったのを
どうせやるなら和風で、と思った結果、原型を留めなくなったっつー
脱線、墜落、激突パターンです。

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茶筅髷は別パー。

無駄造型ここにあり。
そしてもう割と気が済んでる俺ここにあり。
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2015年06月29日

6月最終週 アスグニー週報

以前書いたことがあるかもな話ですが

ガキの頃、友達と公園に生ってた青梅を食い、ちょっとした問題になったことがありまして。

親は騒ぐわけです。バカ、青梅は毒だ。いつ食った、誰と食った、何個食った。尋問の家。

昭和の田舎のガキなんか、実がなってたらまず食うわけです。
何の実かわからなくても食っちゃう。ダメそうだったらペッペってやればいい。
柿やみかんはもちろん、桑やユスラウメ、サルビアの花の蜜を吸い笹の新芽も食った。

しかし青梅の時はこっちが引くくらいの大騒ぎ。今これ書くので調べてみたら
子供なら100個くらい食わないと毒が効かないんだとか。
マジーとか言いながらカリカリ食ったとしても1個か2個だったと思う。

それからしばらくして、アンズだかスモモだかの実が大量に生ってたので、登って食いまして。

これはさすがに美味く、だいぶ食った。友達何人かと。

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その成果を家で親に自慢したら、いきなりこう。

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そのスモモは農薬まいたばっかりのだぞ、いつ食った、誰と食った、何個食った。尋問の家2。

またかよ、と思ったら電話連絡網とか使ってザ・大騒ぎ2。
しかも完全にこっちがビビるくらいで胃を洗浄するとか怖いワードも聞こえてくる。

だがちょっと待ってよ。

友達は全員バカだったけど、俺はバカじゃない。

俺は農薬のついた皮を歯で剥いてから、実だけ食ったぜ、と。

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親の反応はこうでしたよ。

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罵詈雑言っつーんですか。未来ある子供によくそんな事を言うな、くらいの
罵倒叱責を浴びせてくれましたよ。ひどいもんです。一応工夫したんだぜ。

その後、病院に連れていかれたような記憶があります。


それ以来、


木に美味そうな実がなってるのを見つけたって

俺はもうこんな感じ。

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つーわけで、そんな少年時代を思い出す映画トゥモローランド。

興行的には大コケだったようですが、俺はアイアンジャイアント並に堪能してきました。




SFに憧憬を抱いたオッサンが、自分を育ててくれた場所へ

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しかし荒んで汚れきってしまった場所へのアンサームービー。

単純なキャラ物しか受け取らない現代と、フォーマットに従わないクリエイターに
罰を与えるがごとく商業的なバックアップを拒否する現代のトゥモローランド。

今ディズニーで金になる記号に背を向けた映画を作る意味、
しかし全力で正論を謳おうという時代錯誤ともいえる信念はどう理解すべきか。

簡単。ブラッドバードはやっぱ男だった。
インクレディブルズ2に期待?二番煎じでいいような仕事は才能と気概の足りないヤツに
任せておきゃーいいんだ。こういう荒野に踏み入ることが出来る鉄の意志を備えた開拓者には
そんな事やらせちゃもったいない。でもそれもすべて含めて今回振り切ったんだろうな。

ロケットが一直線に未来を切り開く道具として輝きを放っているように、
大空を人が飛ぶという夢にも、困難を乗り越え、限界を突き破ろうとする
可能性の輝きがある。

少年は空を飛んで少女に出会い、物語は始まる。
ボーイミーツガールの図式もまた、永遠の輝きと純粋さを備えている。
再び少年が意志をもって空を飛ぶとき、それは大人になる時だ。

物語を通して監督が伝えていることは
人はなりたいものになれる。その可能性を見失うな、ということ。
彼も以前、そう大人に教わった。だからそんな作品を作った。しかし受け入れられなかった。
アイアンジャイアントにおける興行的な敗北は、膝を屈して然るべきものだったにも関わらず
またしても同じアプローチを仕掛ける。より危険でより責任ある立場として。
だからこそさらに監督の主張が際立ってくる。
未来を夢見る想像力と、可能性を信じて努力する人生を送ることには意味がある、と
実践している本人が語りかけてくるからだ。

監督の経緯を正しく理解するならば、これは幼少時に受け取ったセンスオブワンダーを、
もっとも正しい形で恩返しした稀有な少年の成長記録。

少年少女の物語として理解するならば、これは夢見る少年が少女と出会うことで
時間をかけて大人になる物語。

SFとして理解するならば、実は記号とオマージュに満ちたSF、科学知識を試してくる
手ごわい先輩からのプレゼント。

ディズニー映画として理解するならば商業主義への反逆と反論に満ちた裏切り行為。
ただこれに賛同する人が社内にいる限り、まだまだ捨てたもんじゃないと思う。

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頑張れブラッドバード。夢見がちな間抜けの正統な後継者。
作品の外にまで溢れたその諦めず媚びない姿勢に、俺たちは勇気まで分けてもらえる。


俺もドリーマーのままでいるぜ。

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2015年06月22日

6月第4週 クルミニコブン脳週報

ジュラシックワールドがけっこうなヒットだそうですが、
1作目で老人がアイス食い放題という魔法のシーンで大ヒットしたものの

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シリーズが続いてアゴが上がりかけた3作目、最強兵器ティラノ尿&鬼煎餅スピノサウルスで
盛り上げようとしたが大失敗。そんな前作の反省を活かし、今回編み出したキモこそが
ハイブリッド恐竜。その圧倒的な魅力で盛り上げたい4作目、ワールド。

中でも期待の超新星がシロスケことインドミナスレックス

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ですが

すでに本国ではイロモノ恐竜といえばまず、アカスケこと
デビルの魅力がこの世にあるわけで

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よほどの事でもない限り、恐竜ファン(主に俺)は二番煎じに納得しない。


いちおうデビルの魅力を説明しとくと、デビルはハルク集団に飼われてる
巨大番恐竜で


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お気に入り過ぎるレッドハルクを寝てる時にこっそり砂漠に運び
穴掘って大事な骨みたいに埋め、尻尾でバンバン地ならしする。

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毎度の暴挙に怒ったレッドハルクが、遊んでやるから、と
騙してジェットに乗せて、ヨーロッパの山奥まで連れ出す。

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そこで大木を投げて、そうら取って来い!と取りに行かせた隙に
ジェットで逃げ、結果、山奥置き去りで捨てられるデビル。

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ちなみにその後レッドハルクのジェットはラトベリアの領空侵犯で即撃墜。
吉本新喜劇か。


つーわけで新参のシロスケはよっぽどじゃないと立ち行かない。

アルビノ、トゲ、凶暴、くらいでどこまで憎めるか、俺は自信ねーぜ。

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しかし凶暴恐竜もいいけど、今回のハイブリッド恐竜で気になるのは


ステゴケラトプス。

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いいね。混ぜるんだったらそうこなくちゃな。

俺もすぐ、俺ブリッド恐竜作った。

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どっちから殴っても強い、パキケファンキロサウルス。ぜひ本編に出して欲しい

と、乗っておいてアレですが、そういうハイブリッドじゃねーんだ
俺らが未来に望むのは。


男が恐竜を進化させるならこういう方向しかないし

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ゴリラを進化させるならこうだし、

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そもそも最終的に人類が目指す進化の姿はこうで

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こういう連中がカンカンに怒って襲ってくるのが映画の理想。

考えただけで猛烈に逃げたいし戦いたい。
そんな感覚にこそ金を払いたい。

さらに言えばみんなが見たい本当のジュラシック系ワールドはこうだ。

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一応映画化の話もあった武装恐竜ダイノス。原題ダイノライダース。

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まさしく理想。

しかし、先週に続いて俺の脳の中では縄文人が走り回っているので

もっと理想なのは、この時代。

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頑張れジョウモンライダー。更新世を突っ走れ。
生意気なヤツには黒曜石を散りばめた棍棒をお見舞いだ。
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2015年06月15日

6月第3週 アザナイヤス週報

ちょっと体感したい事があって、今週のおでかけ、江戸東京博物館へ。

ほんとスーパーどうでもいい事ですが、歴史ってのは権力者や時代の趨勢によって
真実が伝わってるなどとは到底言えないっつー現実があるわけです。
誰かの都合なんかどうでもいいすが、俺は単純にどうやって人類が進化して
文化を得て日々生活したのかという事実、論理的かつ冷静な視点での事実を知りたい。
それだけで十二分に面白いし興味深い。

しかし教科書や一般的な歴史書の多くは、前述の理由で間違いというか、
誤謬があるのが前提なわけです。まーそれも含めて歴史とはいえ、浅知恵で
適当にいじくられた史実の出来がイマイチで興ざめさせられるのもまた事実。
たとえば暦の来歴にしたって、中国から5世紀に伝わるまで日本にはなかった?アホ言え
そりゃ中国式の暦の話だろ。日本の原住民はもっとずっと前から米作ってたってのに、
暦がねーまま適当に何千年も農業してるわけねーだろ、農民がどんだけ季節や日々に敏感だと
思ってんだ。そこで星を読み、種蒔き時期を決め、情報を伝播した方法が知りてーんだ。
それがねーわけねーだろお百姓ナメんな。渡来文化があるまで原始人ってことで
どうにか溜飲を下げたいケチな根性もわからんではないすが、まークダラネーぜ。

とにかく教科書様のご丁寧な正しい歴史に全然興味が出ない低学歴の俺にさえ、
そもそもそんないい加減なククリがあるもんかと思う大ククリ、
縄文と呼ばれる時代での文化形成には心惹かれるものがあるわけです。


平たく言えば、どう見たってこれ作った連中と

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これ作った連中が文化的な基盤を共有しているとは思えない。

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祭礼が稼業として成立して葬式屋みたいなのが豪族に雇われ、テキトー仕事で
手抜き量産しまくったとしてもだ。根本的な創造性が違いすぎる。
しかもハニワの方が2000年後ってのはどういうことだ。
このアタマのおかしい火焔式土器をこしらえた連中は、どんな事でふざけてたのか。


歴史や情報を得る場合に限らず、直感的な疑問が浮かんだ時は
(当然思い込みや誤解を考慮して判断したとしても)やはりその疑問に意味があるわけです。
これはたぶん本能が嗅ぎ取る黄金比なんかとは違う、まだ論理にさえ出来ないけど
おそらくは人為的な不均衡を察知しているんだと思います。
パターン認識のなんたらとか名前ありそうすが、よくわからんす。とにかく聴覚みたいなもの。
異音を察知して、それをデータベースと照合したり正確な位置や距離を推定したりする前に
警告として感じるみたいなもん。


よほどの異文化であっても創作物というのは、作った人がどんな事を考えているのか
おおよそ見当はつくもんじゃないでしょうか。自分が同じジャンルを扱っている場合
なおさら言語としての立体表現ってのをだいぶ理解できるようになってきた気がする。


たとえば

この創作物はどうやって作られたのか。

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間違いなく、こう。

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こんな投げやり造型、やっつけ仕事にヘラなんか使ってるわけがない。
だがそこに歴史の謎がある。やっつけるにしてもなんでこんな鼻の穴にした。

だってデザインはこれだぜ。

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だが、忠実なファン、熱心な信奉者はこれを見て出自はどうあれ
この形状を崇拝し、きちんと再現し、次世代に伝えようと試みる。
この場合はヘラも使うだろう。価値を見出すという点においては、これが
すなわち宗教の発生と言えるかもしれない。

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しかしそうした熱情が支配出来るのはごく少数。

あの創作物を民草に行き届かせるためには大量に生産する必要があるし
大量生産するのは簡略化が不可欠。

後の時代に発掘される可能性が高いのは、こっちとなる。

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マジメな未来の人は考える。

なんで目が白いの?
手が長くて足短いけど?

結果的に創造においての一番キモだったであろう
モブ宇宙人のゴムマスクの原型なんか2時間で片付けろ、今日中に4体だ!
とハッパをかけるスチュアートフリーボーン親方に圧倒された
若手造型屋の瑞々しい映画への夢なんか、どこにも残ってないわけです。
俺なんか映画に自分の造形物が映るなら死んだっていいとか思ってましたけどね18歳。

そんな熱いハートは闇の彼方に。

歴史は残酷だな。


でもさー、その親方の無理難題とか、死んでもいいとかそういうとこ
知りたいんだよなー。過去のエピソードってのはさー。

だから俺の曲がった目は、常にノーアカデミック。
より期待値の高いカッコいい歴史しか見えてこない。

この人たちのルーツは、

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こっちの海洋民族臭くねーか。

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だって、これがこの人たちの祭りだけど

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日本で思い当たる場所と言えば、縄文遺物の宝庫

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とにかく俺はこのエミシだかエビスだかにくくられた
縄文連中のバトルヒストリーを知りたい。

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そんな夢を求めて俺は博物館に足を運ぶのです。

俺もモリっと面白がって作るぜ。原始人には負けられねえ。
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