2017年02月13日

2月第3週 マイドノ週報

毎度毎度のこの追い込まれぶり。学習能力ないんか。
って、ほんとに今回もなかなかのもんです。

何に追い込まれているかというと、クリエイターズ×クトゥルフの原型なわけですが
デザインされた大畑監督にも言いましたが、気軽に触手を何本も描きやがって
何本作っても終わんねーす!という感じなわけです。

とはいえ、せっかくの触手なんで、いろいろ表情つけるべく楽しく造形してますし
久々の大畑デザイン造形、存分に楽しませていただいているんですが
まーー時間がかかる。予定の3倍かかってまして、まんまと追い込まれている始末です。

いずれご説明する機会もあるかと思いますが、今回の大畑デザインがここに至った経緯とか
クトゥルフ好きにはけっこう面白い話なんすよ。オーガストダーレスの功罪を問う風潮が
長年ありましたが、そうした解釈にも堂々たる1手を打った、って感じでしょうか。

ただラブクラフトの名前におんぶにだっこの表現ではなく、彼が考えた世界を
出来るだけ上手に、しかし斬新に解釈し、最大限の敬意を払いつつ、全力で破壊
そして再構築する。そう思ってやってますんで、WFでは

2-21-01:アークライトモデルズ

にて、たぶん出来ている展示をぜひご覧下さい。

その前にダンウィッチの怪、ダニッチの怪を読み直してもいいですぜ。
それに耐え得る内容のモノに上がってると(出来ていれば)自負します。

ちなみに、WFでのサンダー動向はこちら

goyotei.jpg

こんな調子で動いてますんで、話がある方は上手く見つけてください。

クトゥルフ話、キン肉話、ゾンビ話、仕事話、なんでも来いです。

ちなみにもしかするとですが、サンダーロードスタイル卓のゾンビ展示は
撤収にどれだけかかるかわからないので、あまりに並べるのに時間がかかった場合
16時半くらいからWF投票を終え、片付け始めるかもしれないので
なるべく16時前までに来ていただけると確実です。


さて、というわけで合間を見て泣きながら進めている
プロビデンスはこんな感じ。

バストは複製テストできましたが、全身はまだ。
ギリギリまでやってますね。たぶん。

p1.JPG

p2.JPG

抜きもそれに応じる量かな、と。
WF前にもう一度情報アップすると思います。

さあ、戻るぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 19:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月06日

2月第2週 パイパー週報

まず告知ですが

来たる2月19日のWF2017冬 


8-21-02:サンダーロードスタイル卓では
ゾンビプラモコンペ参加作品の展示を行います

正直な話、コンペやったところで1個も集まらなかったら
どうしようと思ってました。

マジでこんな気持ち。

170260.jpg



んが

先日ラルーンドエストさんで行われたお披露目会によれば
その数、60以上となるそうで、もはや心配は展示スペースが足りるかどうか。

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ラルーンさん、One-Stepさんはじめ、各模型工房さんのご尽力もあって
展示に困るくらいの集まってもう嬉しい悲鳴の最中で、関係者冥利に尽きております。
改めて参加者の皆様、御礼申し上げまする。
ちょっとキツキツの展示になるかもですが、情報量多めでいいんじゃないか、と。

で、当日は会場での一般投票である「WF賞」の投票も行う予定です。
その場で、お気に入りの作品投票していただき後日決定します。
投票していただいた方にはささやかながら御礼として
「地獄のゾンビ黙示録チビロゴステッカー」をプレゼント。
投票するだけで、はい1枚。まーステキ。

そしてサンダー卓にて併設するはゾンビプラモのパッケージを手掛け
一部で絶大な信頼を勝ち得ている特殊デザイナー、
ミヤジー・スコリモフモスキ氏の手による
地獄のゾンビ黙示録オリジナルグッズも販売予定。
まだ詳細は届いてませんが、いろいろあるそうです。
箱なんか持って行ったらサインくらいしてくれるかもですぜ。


というわけで、
8-21-02:サンダーロードスタイル卓で、作例展示しきれなかった場合は
8-19-11:ランラーローロスタイルに展示ということになります。
まあすぐそばだし、案内版も作りますんで、ついでにランラーにも寄ってね。

位置関係はこんな感じ。

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サンダー卓ではゾンビプラモを
ランラー卓では、オリジナルGKを販売する予定で
ショゴ寿司3種のほかいろいろです。

6-12-01:リアルフィギュア応援団にて販売予定なのが

まだ途中ですが、

1:16新作「プロビデンス」を全身とバストの2種作ってます。




そのうちのバストがこんな感じ。

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全身像は、コート来て帽子持つか被って佇んでいるものになります。

見ての通りのモチーフですが、今回は細かい造形をナシにして
スミ入れ一発で成立する方向性で仕上げるつもりです。

ま、最終的にはスケジュールとの兼ね合いなので、
数は未定。ほんと誰か複製して・・・


で、それはそれとして先日、新文芸坐でのジョン・カーペンターナイトに
行ってきました。この非常時にそんなことやってる場合か、ヒャクパー後で泣くぞと
重々知りつつ、ダークスターを逃げられない状態で見たら、少しは印象が
変わるんじゃねーかと。だってこないだ狂い咲きサンダーロードを劇場で見たら
印象が全然違って、もう魂に染み入ったわけです。
やっぱ劇場で見ると違うな。拾える情報が違いすぎる。
だったら、カーペンターとダンオバノンの青春の1P、何か読み取れるに
違いないと期待してたわけですが、結果印象はビデオ時と変わらぬ、
完全なるクソオタクの悪ふざけ。でも青春っちゃ青春だったな。

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早めに劇場について、一応チケットを買っておいたものの当日券で35番。
ちょっと時間潰して戻って見ると、まさかの長蛇の列?

230席のうち、200枚用意した入場者プレゼントが全員に
行きわたらなかったってことで、まさかのほぼ満席状態?
後で見たら当日券だと30番台までしか配れなかったそうで
アブネーアブネー。

で、寝るかと思ってた内容も普通に面白すぎて全然寝ることなく
4本完走。いやー、面白かった。ひさびさに映画を、劇場を堪能した。
新文芸坐素晴らしい。またオールナイト行こう。
4か月に1回見にいっても毎月見てることになるもんな。


にしてもまさかのこの大人気、ジョンカペもさぞ喜んでるに違いありません。

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違った、こっち。

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メジャー作品でのジョンカペナイトも期待してます。

要塞警察、物体X、1997、ヴァンパイアーズがいいなー。
posted by サンダーロードスタイル at 19:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

1月最終週 キビオ週報

まず告知。

CCPより、オメガマン予約開始だそうです。

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毎度のことながら、まーーーーーーーーー
予約期間が短いと思うので、悩んでる人はお早目にどうぞ。


今年に入って、ダイナマイト延藤、天下一稲坂、チンプラサンダーで
きっちり今年というか今後の打ち合わせしてきましたが、いよいよ
やっとどうにか動き出す企画もあり、29年の肉イヤーにふさわしい
仕掛けはガッチリ用意してあります。

俺らはいろんな角度から、しかし正攻法で攻めますんで
あとはみなさん、ダイナマイトに振り回されないよう腰を据えて
攻撃を見切ってください。俺らもかなり食らいつつ、どうにか土俵に
押し戻すという戦いを繰り返してますが、基本的には現在、意思統一は
しっかり取れてるんで、ファンと先生に喜んでもらえるような立体物を
用意したいと思ってます。
そもそもキン肉マンは読者も密接に絡んで成立する稀有な作品と思うので、
そうした方向性にも敬意を払って展開する新企画にご期待いただいて
大丈夫ですぜ。


さて、それはそれとして
今年もう一か月終わったですよ時間テメーコノヤロウ。
スゲー早さだな毎度毎度。いつも時間が同じわけねーだろっつーくらいの
体感です。なら体感がいい加減すぎるのか、じゃ、俺コノヤロウ。

そういうわけで2週間あった貴重な一人暮らしも
そんな時間ホントにあったのかな、っつーくらい一瞬で過ぎ去りましたが
帰ってきたツレアイが俺のアタマを見て、おかゆネコの・・・と言う。

ああ、おかゆネコのキャラで似たような髪型のがいたから、

こいつだな、と言うと

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違う。なに?俺の軍艦頭はこれだろ。



いや、そうじゃなくて前衛芸術家で、名前がたしか・・・

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桃井きび夫。


とコミックを引っ張り出して見せてきたのが

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テメー、俺がそんなわけねーだろ!

一生テディボーイだっつってるだろ!と大否定するも、

鏡を突きつけられればそこに映ってたのは


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ちなみに腰を痛めた桃井のイベント告知がこれ。

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ネットでの評判がこれ。

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その結果、ずーんと落ち込むわけですが

結構マジで他人事じゃねーぞ、っつー話です。

俺はさ、一生、テディボーイギャング団みたいでいたかったんだよ。

テディボーイギャング団ってのはさ、と
画像で検索かけたら最初に出てきたのはこの地獄日報。

その2014年9月の週報で、えっらそうにテッペンハゲには
縁がねえくらいの事、息巻いてる俺に教えてやりてーよ。

2年後、そのテッペンはもう嵐が丘だぞって。

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完全に波平じゃねーか。

言っとくがヒースの丘には人が住めねんだぜ。
嵐が丘はペンペン草も生えない不毛の土地なんだからな。
やることねえバカはチンポコばっかいじくってるっつー話に
一直線たあ因果なもんだなー。
(本当は世界十大小説と呼び名も高い作品が嵐が丘です)
posted by サンダーロードスタイル at 00:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月23日

1月第4週 イヨイヨ週報

まず、WF卓番号決定しました。

今回の参加は3カ所になります。

サンダーロードスタイル 8-21-02

(ゾンビコンペ展示他、地獄のゾンビ黙示録関係はここで。
ミヤジー・スコリモフモフスキコーナーもこちらの予定。)


ランラーローロスタイル 8-19-11

(Sculbornsさんと共同出展。ショゴ系など個人作品販売など。)


リアルフィギュア応援団 6-12-01

(言わずと知れたスケールフィギュアの鬼集団、1/16新作売る予定。)

地図上ではこんな感じ

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8の奥のー

まさしく狙ったかのような端の端


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でもブース同士が近くてカンペキ。

以上の三ヶ所と、原型師としてはメインバトルとなるクトゥルフ展示と
CCPブースでの展示もあると思います。
このへんは追々アナウンスさせていただきます。



さて、先週は一歩も出なけりゃ1日声も出さない一週間でしたが
今週は、食料も底をついて来たので久々に外出。

目指すは近所の最高に美味しいごひいきのパン屋。

1週間ぶりの外出なんで、かなりソワソワしつつ店に入ると
馴染みのパン屋のおかみさんが「あれ今日は奥さんは?」
「いや、今実家に帰ってて2週間一人暮らしなんですよ。
ちょっとちゃんとしたもの食いたいと思って総菜パンを買いに」

「へー、で、そのベルトはどうしたの?」


ん?

と見ると、ベルトがベルト通しに入っておらずビローンと半分引きずった状態おじさん。

あれ、俺いま10分くらい自転車漕いできたんですけど・・・

ひっさびさの外出で、よーし出かけるぞ!とこんな気持ちだったが

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実際は


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こんな状態だったってことか!

なんだ!パートのおばさんまで笑うな!
いやこれは普段、ベルトに資料をブックホルダーでつけてるのを
今はさすがにいらねーだろと気づいて急いで外したという知的な理由が

「チテキなリユウ!?プッ!」

まさしく鼻で笑うおかみさんに、ぐうの音も出ませんでしたぜ。

というわけで悔しくて泣きながらも、しこたまパンを買い込んで
帰ってきた他には、本日ガイドビーコンさんにも行ってきました。

普段色を塗らない俺にはかなり目からウロコな講習内容で非常に
タメになったと思います。
驚いたのは繁盛してるし、若い子も来てること。
その活気には未来が少し見えました。近所の方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。


さて、先週ギリギリ作り損ねた海ショゴ。仕事の合間みてジリジリと
タイマーかけて進めてましたぜ。

ショゴスは海の中でも使われているというような描写がありますが
とにかく不定形であるのは、目的を持たすためにデフォルト状態なわけで
本来ショゴスは、目的に特化した状態になってしかるべきなわけです。

巨大な不定形状態で運搬とか以外に、建造物に任意の象嵌や
細かい作業をするパターンが考えられます。
軟体動物(遊泳)と棘皮動物(加工)のいいとこどりな能力を備え
プラットホームとなる本体の大ショゴスから、必要な場所に
ドローンのように送り出されて、作業をするミニロボ的ショゴスが
今回の海ショゴ。

こんな感じ。

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スイー

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スイー

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クルッ

あれ、今回はキモとなる目玉はないのかよ、とお嘆きの御貴兄


えっへん

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見よ、この無駄な棘皮感。
古のもの基準な場合、そっち方面の特化が自然と思われます。

そんなにグリグリ見る必要ないから(指示は脳波で来てるし)
メインカメラは1個。補助カメラが4個。

それが本体から打ち出され、ピルピルピルーっと泳いで現場に到着するわけですが

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実はセパレート。

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グイグイ押す遊泳ユニットと、手の多い作業ユニットのコンビで1体。

作業ユニットの方は、どうやって石などの形状を削り出すかというと

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カラス口あり。

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実は無駄に3パーツ構成になったんですが、、カラス口いらねーかな。
別にそんなプレイバリューいらねーしな。
でも、高度な建造物まで作るにはこうしたアリっつーか
特化ドローンみたいな存在が不可欠だったんじゃないですかね。
原作である狂気山脈の魅力は、予測とは完全に違う文化体系や生物体系みたいな
一端に触れる人類の混乱って部分と思うので、一歩解釈を進めてみたという次第です。

というわけで脳ショゴと比べるとこんな感じ。

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3体揃い踏み

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この3種にてショゴ寿司として無駄に販売する予定。
自分で自分の首、絞めてます。

よく絞まるんだ、これが。
posted by サンダーロードスタイル at 01:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

1月第4週 ヒエジニ週報



先週からツレアイが実家に帰省し、2週間の一人暮らし。
独身を満喫するぞ!という楽しみとかはもはや一切なし。
もうソファで仮眠しても怒られないくらいの喜びしかなく
ひたすらに追い込まれて粘土いじくりでございます。

だいたい一人になると、電気をつけなくなる。
暗い中でもぞもぞ動き回ってて平気。
そして暖房もつけなくなる。
作業場も暖房入れず、キンキンに冷えつつ作業してるので
とにかく手がかじかむ。家の中なのに。
細かい作業に差し支えあるくらい。

普段はリビングが暖かく、そこでリカバリー出来るんですが
現在リビングは冷え込むのみなのでリカバリーのしようがない。
ちょっとファンヒーターつけたくらいじゃ焼け石に水。

そこで直接冷え切った手先を救おうと考えたのが、

テブロ。

手風呂。

基本はこういう事。

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冷えた手をお湯に突っ込んで温めればいい。

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ほかほかにあったまる。

しかしそんなにカッコいい毒手鍛え用大杯はないので

キッチンにあるこれに

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ポットのお湯を入れてー



ダブルで、



こう

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グッパ、グッパ、わははは!

と思ったら、ウチにはこれがありました。

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ハンドウォーマー。手用湯たんぽ。ポルトガル製。

なんだ、これで全然事足りたじゃねーか。
何がテブロだ。頭おかしいのか。
ジェントルな俺にはこっちが似合うっつの。


そんな俺のもとに、ゴリラエイリアンとカマキリエイリアンが
届きましたが、そんなので遊んでるヒマはございません。

いろいろ必死こいて作り倒しておりますが
今日は海ショゴが完成するはずだったんですが、
小さくそれぞれが遅れつつあり、まだ未完成。

なので出来ている脳ショゴをご紹介。

ショゴスは古のものの思念から指示を受けてお仕事する
不定形生物ですが、状況に応じて体内に器官を生成して
対応するオールマイティな多目的人工生命体なわけです。

で、あんまり指示を与えているうちに、少しづつ学習したのか
賢くなっちゃって反乱を起こすわけですが、その反乱のきっかけは
何かと考えると、脳ショゴの存在が必須になってくる。

緻密な思念プログラミングで複雑な現場の造成を任せて
どっかいっちゃった古のものは、現場の管理を思考維持できて
事故などに対応できる現場監督的な存在を置いておくでしょう。
点在する管理ポイントみたいなもんだったと思います。
しかし長い事現場を任せっきりだと、それなりに知恵や感情を
持ってしまうのは現代でもいっしょ。
待遇がよければそんなことはなかったんでしょうけどショゴスの場合は
発注元コロス!ってとこまで行ったんだから相当劣悪な現場だったと
想像されます。

というわけで最初は可愛かったけど、だんだん悪くなる前の
指示に忠実だった頃をイメージした(あと回転寿司の皿の上をイメージした)
脳ショゴです。

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WFで無駄に販売予定。

さあ仕事に戻るぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 18:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月09日

1月第3週 オメンガ週報

ちょっとしたお知らせとなりますが

東京におけるプラモデル製作レンタル工房の雄
【ガイド・ビーコン】さんで
行われる予定の

☆ ツキイチ講習会 「ゾンビを塗ろう!」1月22日(日)13:00〜

に、遊びに行こうと思ってます。俺の分も塗っちゃおうかな、と。
基本的に自分は色をまったく塗れないので、俺が教えるのではなく
俺が教わりに行くんですぜ。
ちゃんと教えてもらう機会は初めてなんでちょっと普通に楽しみ。
近隣の方、ご興味ある関東方面の方はぜひどうぞ。




さて、



本日はスーフェスでCCPよりオメガマン発表されてました。

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原型師稼業では、こうした発表段階ってのはなかなかに
一段落というか、一区切り気分となりますね。

オメガマンは、原作ではかなりの長期間戦ったファンの多い
超人ではありますが、とはいえマイナー超人なわけです。

本当にキン肉マンが好きじゃないと買わない、なんとなくは絶対に買わない
決して売れ筋ではないキャラクターなのであります。
でも出したい!知性チームをコンプリートしたいというダイナマイト延藤社長と、
もはや天下一稲坂オメガマン大好き君の期待に応じて
どうにかこうにか原型を作ったわけですが、まー大変でした。

まず、自分が得意の表現が入り込む余地が一切ない。
さらにインジェクションではなく今回普通のソフビ成型となるので
どうすれば形状に影響なく成型できるか、綿密に検討し、
途中チェックで形状変更したりと、なかなかにハードルが多く厄介。

通常Ver(頭を小さい手が掴んでる)と

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オメガカタストロフ発動前Ver(背中の手が巨大化)と

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亡霊頭Verの3種を成立させるのが条件。

(画像はすべてツイッターで拾ってきたもので、原型師自身はまったく
写真を残しておりませんでした、すいません。ツイッターに上げていただいた皆様
ありがとうございます!)

加えて、その背中の巨大手の重量でまず自立が難しいため
ギリギリで安定するバランス探しも厄介。

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楽しいけど一撃でビシっと当てねばならない亡霊首達も
厄介でしたが、どうにかクリアレベルになってるんじゃないでしょうか。

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特に個人的には、スクリュー首が可愛かったすね。

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発売を熱望されながら、なかなか実現しないネジケンコンビ待ちの
ファンの期待にせめて応えるべく、ちゃんとネジはきちんと螺旋を
描いてますぜ。ただのスジ彫りじゃないですかんね。
なんかすっごくキン肉マン世界を作ってる感じがして満足。

毎度のことながら通常版はギリギリ価格を抑える方向を
選んでいると思うので、予約になったらよろしくお願いします。



で、話はすっかり変わりますが
先日、この後だいぶ余裕がなくなりそうなので、せめて早めにと
立川でやってた川瀬巴水展に行ってきました。

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デパートの催事場での展覧会なんてのはかなり久々だったんですが
さすが立川。もう驚くほどひどい。

もともと版画なんて大量生産品ですし、気軽に見られて全然いいんですが
暖房の温風で絵がカタカタ動いてたり、突如大音響でエグザイルみたいな
クルクルパー度MAXの音楽が鳴り響いたり、キャンイチ(犬)が吠えたりと
完全に物産展状態。そんで客層ももちろんマナーのマの字もないですから
大声でしゃべり続けるわけで集中できないったらない。
しばらく絵が目から入って来なかったっす。


これが銀座や日本橋だとそれなりの遮蔽だったんで、別にデパート催事場でも
大丈夫かと思ったんすが、なかなか立川手強い。忘れてた。
フロアの音が全部響いてくる。パーテーション上がガラ空きなので仕方なし。

加えて物販の頭の悪さがすごい。久々に商魂たくましいというか
バカすぎるというか、なんかもう目が点になるクルパーぶりで
ほとんどインチキ見世物小屋レベルで、ある意味斬新。

だってクリアファイルを額装して5000円で売ってる。それも何十点も。
クリアファイルも売ってんですが、わざわざそれ額装するなら
透過性を活かした半透明で後ろからライトとかやればいいのに、全部ベタ額。
つまり印刷の悪いダルダルのテカテカが入ってる。版画の魅力ゼロ。

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加えてなぜか手拭も額装。
手拭は広げて額とか、張って飾ってという文化はあるので
それは全然いいんですが、手拭として広げず絵の印刷部分だけを
額に入れて見せてるから、単純にものすごく汚い印刷の布の
ダメな部分を額装しているわけです。わけがわからない。
いやそこ、手拭というとこ隠したら粋でもなんでもないっしょっつー。

だったら精細な印刷商品を用意すれば額装は売れそうなのに、それはない。
ちゃんと刷った版画50000円コースもしくは、クリアファイルか絵葉書。

美術で商売しようというのは全然いいし、巡回展で着実に物販で利益出せて
こういう機会が増えるのであれば文句ナシなんですが、美術展である限り
色合いの再現がとかはせめて気にしないもんかな。

大味な価格帯による商品割り振りしか考えないインチキ臭がまーーーー、
すごかったっす。

肝心の展示は、点数も多く決して悪いわけではなく、本当はそれを
きっちり見たい水彩画も数点あったり、興味ある人は十分に満足行く
内容ではありました。でもそこは画家本人の残したものの凄さであって
展示順とかメチャクチャで、愛情があるわけではなかったっす。
そこで絶筆入れるなや、っつー。

という立川地獄でしたが、まだ1週間やってるのでハートが強くて
耳の中に毛がびっしり詰まってあんまし雑音が聞こえない方
ぜひ足を運んでみてはいかが?
posted by サンダーロードスタイル at 00:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月02日

1月第2週 オネンガ週報

やっと明けましたぜ。というのも干支造形の年賀状作業が終わったので
ほんとに明けてくれたということです。マジふざけんな俺グズコノヤロウ。
作業が終わったという事実が、超めでてーす。オメデテーな。


さて、今年は何こしらえたかというと鳥年ですので鳥なんですが
このところすっかり頭に宿って消えてくれないマヤインカアステカ文明方面の
(どんだけHDDにマチュピチュの文字が転がってんだっつー)
鳥というか蛇というかの神様、ケツアルコアトルを作ろうと思い立ちまして。

というのも最初は軽くバストで、ゾンビプラモのヒロインを脅かしているくらいが
いいんじゃないかと思ったもんで、ほぼ迷わずモチーフ決定。

しかし要するに1/16サイズの巨大な化け物になるわけで、思ったよりも大きく
なって驚くのは後になってのことでしたが、この段階では疑いなし。バカなり。

ちなみにケツアルコアトルは南米の古代文明において様々な呼び名で
崇められていた神。羽毛のある蛇という事だそうですが、解釈はいろいろ。
クトゥルフ神話におけるイグは、この神と同義という話もありますが
イグは完全に蛇神で、羽根よりも鱗なんですよね。
そうは言ってもこちとら干支造形ですから、鳥度優先で作りました。

さらにちなみにゴジラザシリーズで出てきたケツアルはこれ。

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知性のなさがあふれだすデザインでカッコいい。さすが最高スタッフ。

年末の原型師忘年会ではシンゴジラの10万ソフビ買ってる人が3人もいたが
誰もゴジラザシリーズの事なんか言わないもんな。
コングのスカルアイランドがゴジラザシリーズっぽいって誰も言わねえんだから
全く信用ならねえな。


で、作業の進行はこんな感じで。

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芯を派手に作ったのはどうにもならない固くなっちゃった
スカルピーがあったんで焼いて刻んで芯にしたってだけで
作業上の意味はありません。MOTTAINAIってだけ。


で、洞窟の奥にいるのでアルビノに塗りました。
最初は派手な南米鳥っぽくしようと思ってたんですが
そうするとニワトリ感がら遠くなり過ぎちゃうのもあって、白に。


というわけで完成。

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1701027.JPGクエー!



楽しい合成

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洞窟最高!
自分は死んでも入りたくないけど、他人が入って追いかけまわされる分には最高の場所。



楽しい照明

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初めてクソの役にたった、アルティメットルミナスのイモ電球。


で、楽しい年賀状

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今回はタブロイド新聞風。目撃者の証言がギリギリ干支と証明する感じで。

さすがにバカみたいなんで複製はしないすが、WFで展示くらいはするつもり。

では本年もよろしくどうぞ。
posted by サンダーロードスタイル at 00:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月26日

12月最終週 ネンマツ週報

今年最後の週報です。コノヤロウ。

現在すっかりこれのせいで俺の頭がおかしくなってるのはともかくとして

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さっき今年の週報のログをざっと見てみましたが、猿からゾンビで始まり
キン肉に追われクトゥルフで締めるという感じの1年だったようです。
なんだ、テメーほんとに社会人かっつー遊びぶりいや仕事っぷりでした。
テキトーこいててよく死ななかったな。ほんと。

ただ目下の問題

まだ干支造形が完成していない点で、マジ焦り中。
軽い気持ちで始めたものの、けっこうなパワーを使う巨大クリーチャーに育ってしまい


こんな完成予想をしてたのに

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現在、こう。

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もう殺して食うしかねー。

豚シャブ。


妥協して小さいモノに変更することも頭をよぎりましたが
いや、一歩も退くまい。もう退かない人生を生きてんだ俺は。

というわけで今年を総括して振り返ろうにも、干支造形が終わってない限り
総括はおろか振り返ってるヒマあったらシワの1本でも彫れ、てなもんで
頑張るのであります。

でもそれはそれとして、今年1年懲りずにお付き合いいただいた皆様、
ありがとうございました。結果で御礼をさせていただきます!

まずは年賀状待っとけい!
posted by サンダーロードスタイル at 13:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

12月第4週 ティバナガス男週報

まず
いよいよ発売となりました。
地獄のゾンビ黙示録第2弾 Day 1, 午後1時27分 ダイナー

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好きな死に様選べる、充実のコンパチ仕様。

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今回の紅一点、ウェイトレスはスカートの破れをカスタム可能。

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なかなか遊び甲斐ありそうなプラモとなっております。

買ってね!



で、さらにこちらが開催となります。

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地獄のゾンビ黙示録コンペ 合同イベントサイト


細かいルールはこちらの参加一覧ページにて
各店舗の条件を確認してください。


そして、
コンペで勝てば、希望者のゾンビ頭を俺が作るという狂気の企画。

思いついたヤツは誰だ!と問われれば、俺じゃねーですぜ。
先行したOne−Stepさんでのコンペ
アトリエイットコンペでの林さんのサービスに安易に追従したもので
原型師自ら沼地に踏み込むという暴挙の先頭は林さんです。
たぶん今後、我々の後に続く原型師も出てきましょう。


基本、審査は関係者によって急遽組織される狂信的思想集団
「ゾンビ状態特別審査委員会」が殴り合いの末に選ぶ予定。

自分に関して言えば審査基準は、ゾンビプラモとして技術や発想というより
「あ、この人死にてえんだな」と思わせてくれるような
ゾンビへの憧れと愛を評価したいと考えてます。

基本、ゾンビですからね。いい具合で死なせてやるのがいいんすよ。
箱のまんま置いといて組み立てるキッカケを失いがちな昨今
一発作ってみるにはいい機会じゃないでしょうか。

とにかく楽しく死にてえ作品、お待ちしております。



さて、

先週はというとまずこれに足を運ぶ。

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以前も書きましたが昔はバカにしてたのに、いろいろ知ったら
まったく見方が変わった作家の一人。ゴッホ。いまさらその生涯は
言うまでもないですが・・・キツかった。
ゴーギャンも少しはマトモかと思ったら、この人も十分病んでた…。
展示の最後に、2人の人生の交錯を象徴するかのような作品が
あったんですが、しばらく固まっちゃったくらいヘビーでした。

こういう意味で創作について考える、命削るタイプの作る人は、
原型師には、いや現代にはあんまいないかもすね。肉体的、技術的にはあっても。
人生の、己が存在のあるべき場所について真剣に悩む。
まさしく小手先に走る我々には、まぶしく辛い、長い青春の物語でした。

俺の周りは生きたくても生きられない人が多かったんで、
自ら死ぬ野郎には怒りしか感じず、命ナメやがってこの野郎!
そんなに死にたきゃ俺が引導を渡してやる!としか思えなかったんですが、
いまはそういう選択に追い込まれる脳があるというのはよくわかります。
救えない事が多いのもよくわかる。
そう考えるとどうにも割り切れない感情が沸き上がってきますが、
この処理は簡単です。人間社会も自然の一部と考える。淘汰もやむなし。
優しさもあれば厳しさもある。不公平も。それでも自分のやりたいように
生きられた人は、自分で選択して道を進めた人は幸福と思うわけです。
それもまた人生。目をそらさずに知ってやるのが後続の義務す。


で、実は時間的に応挙は今回無理と思ってたんですが、
あまりにヘビーで心がうずくまってしまったので、強引にネジ変えるべく
その足で応挙展へ。

いやーこちらはまったく別の圧倒ぶりで、違う意味でやられました。

不世出の天才でもありますが、実に先進的な分析とたゆまぬ努力で
多角的な才能を発揮した応挙の一端が垣間見えるだけでしたが
それでも圧倒的。

構図すごい。モチーフの捉え方すごい。観察すごい。描写すごい。
技術の習得と発揮がすごい。おふざけすごい。可愛いもすごい。
これほど才能を感じさせる絵師もおりますまいって感じ。

ちょうど先日牧野富太郎の写生を見た後だったので、
(ちなみにこちらは学術的にポイントを押さえ、印刷での劣化を
見越して的確に描写することを旨としているので、無駄が一切ない)
ますます対象を正確に描写する能力と努力に驚嘆でした。

おかげでヘナチョコマイハートもシャッキリ立ち上がり、
よっしゃこーい!という感じで復活。アブネーアブネー。
喜びは伝染しづらいけど、痛みと苦しみはすぐ伝染するからな。
だが生きて走ってる限り、絶対メソメソしないぜ。
マイナスは乗り越える。食らっても気合で必ず乗り越える。
それが先人の人生から学んだ事です。


で、先日

珍しくトレフェスに行ってきました。
客としてイベントに行くのは、相当久しぶりでガイドブックを
買うという行為は実に新鮮。なるほど、こんな感じなのか。
って、入場料高い!軽く1500円っつーけど、結構なもんだぜ。

ゲットしたのは我が家ではイワイワカネカネ呼ばわりの岩金優輝さんの

マグネット2種。

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千円札と天才。
千円札の黄色成型を引き受ける俺の気概を見よ。いろいろ考えちゃうぞ。

きちんと印刷の線も造形したりしてなかなか見ごたえある造形です。
今回、だいぶゆっくり話が出来ましたが、イベントはなるべく
出展されるそうなので、いろいろ話かけてみるといいですぜ。

そして

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HEADLONG赤尾さんの新作と、欲しかった旧作2種もゲット。

いやー、すごい。やっぱし手にとるとよくわかる。
量感もさることながら、存在感がいいす。

なんで存在感が出るのか、ってのは実は口で言うと簡単なんですが
それを短時間で本能的に繰り出してまとめるのがすごい。

話を聞けば、サラっとまたヤタケさんのアドバイスが効いてたり
いい具合で力が入ってないのが造形に出てるのがなんとも。
いずれ通販もありそうですが一人でやるのは厄介なので、それは
他に任せるかもだそうなので、次の確実なねらい目はWFですね。

しばらく赤尾ブースで話をさせてもらってたんすが
秘密を教えてもらいました。

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このテクスチャーは冷蔵庫の中から出てきたしなびたニンジンを
おお!と思ってブルーミックスで型取ったんだとか。
ってニンジン、しなびさすの結構な時間だぞ!?

その後絶滅屋の佐藤さんと豆魚雷高円寺訪問。
ゾンビコンペのチラシを置いてきたので、高円寺店訪問の方は
ぜひどうぞ。展示もありますしね。

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バサロ米山さんと本田カルリジアンさんとSW話を少々。
まったく見る気が出なかったローグワン、ちょっとだけ
見てみようかと思いました。あと東京コミコン、いったい
なんなのかわかんなかったイベントの謎を聞いてきましたが
来年は規模拡大らしく、新たなイベントとして定着する予感。

なるほどねー、ととにかく人に会って話した1日でした。俺ご苦労さん。
posted by サンダーロードスタイル at 09:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月12日

12月第3週 フィードブルース週報

先週は、別次元の超凄腕原型師と同席できる機会があったんですが
書いていいのかわからないので、割愛。でもいい話が聞けました。


というわけで別話。

先週は
大泉学園にある牧野(富太郎)記念庭園に行ってくる。

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目当てはこちら。

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先日、再放送もあったのでご覧になった方も多かろうと思いますが
埴沙萠(はにしゃぼう)氏の写真展。


まず、俺はいまいち牧野富太郎という人物を理解しておらず
ちょっとしたエピソードから感じる印象が、割と粗野であったり
傲慢であったりするような、どっちかっつーとマイナスのイメージが
強かったわけです。それを確かめる意味でも期待して訪れたわけで
まず牧野記念展示を見たわけですが、これがいちいち素晴らしい。

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まさしくは本物の中の本物で、真に学問する人。
俺が感じた印象は、学問ががあまりに身近ゆえの振る舞いを横柄と
勘違いしていたと判明。若い頃から晩年まで厳しく本気の人でした。
もろもろの展示は、初見ながら泣けてくるくらい素晴らしく
庭園そのものもかなりの愛情を持って運営されていると実感。

ペチャクチャ喋り続けるうるっせーババーがいなくなったっぽいので、
再び埴沙萠写真展の方に入ってじっくり堪能。

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この展覧会企画中に、埴さんは亡くなっちゃったそうですが
展示されている写真はなかなかのファインプリントで、お見事。
その後買ったポストカードセットは同じネガを使っているのに
爆発的な出来の悪さだったんで、現場の展示は素晴らしかったですよ。

そして何よりも語ってきたのがご本人の道具。

まあ道具を見れば使ってる人の人柄がわかります。
ジャイロキャプテンそっくりのテニスのヤツとか、すぐチン腹立てて
道具に八つ当たりするじゃないすか。ああいう野郎は死んでよろしい。
ギターを焼くヤツも死んでいいし、とにかく道具を大事にしないヤツは
完全に脳がバカで道徳観を共有することはできないのは自明の理。
逆に一つの小さな道具でも工夫次第で可能性を広げられるわけで
その有用性を引き出せる人であれば、いかな道具であろうと
愛情込めて丁寧かつ巧みに使いこなしているのがよくわかる。

その意味で見ると、実に人柄を感じさせる道具の使い込みと工夫ぶりで
そこに牧野富太郎にも感じられた、知性のほとばしりを感じられグっとくる。

晩年の牧野富太郎は高齢で自宅にいながらも大変に忙しく
サボテンの事について聞きたくてアポを取ったハニシャボ青年は
間違った(であろう)解釈に一言もの申してやろう、と食ってかかる気マンマンで
面会の順番を待ってたら、質問に来たと知った牧野は記者達との面会を遮って
彼は学問を志して訪ねてきたんだから、仕事で来ている人よりも優先で
お通ししなさい、と指示したとか。ハニ青年はいたくそれに感動し
気になる点を正直にしゃべると、確かにそうかもしれない、それは
あなたが研究して確かめてくださいと背中を押してもらったとか。

自分の1/3にも満たない年齢の若者を同等に扱える学問上の
上下を持たない牧野富太郎も素晴らしいし、その感動をそのままに
シャボテン研究に没頭したハニ青年もいい。

彼は後に日本が世界に誇るショッカー基地、じゃなかったシャボテン施設、
伊豆シャボテン公園の企画設計に携わったというのも力強い。


これがそのシャボテン公園です。




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違った、これはサイクロンに轢かれるゲバコンドルの写真だった。




じゃなくてこれが




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違った、これは全開楽しそうにサイクロンに乗るおやっさんだった。




じゃなくてこれが



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違った、これこそ全然関係ない、舌鼓を打つ小松方正の写真だ。
この顔面作りてーなと思って保存しといた画像だった。



そうじゃなくて、これがそのシャボテン公園だ。

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って、いい年こいて何がライダーだ。いい加減卒業しろ。

俺がしたいのは知性にあふれた植物学者の話です。

植物学。ボタニー。

ボタニーベイ。

S.S.ボタニーベイ。


カーンの逆襲で、エンタープライズを強襲した宇宙船だな

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って、バカなのかなキミは。卒業したんだろスタートレック。

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いつまでも同じ事言ってるとブットバスぞ。




でも、ゴーン届いたので、早速食わせました。

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大満足。ようやくウチのサメも成仏。年が越せるぜ。




話は戻りますが
NHKで放送された番組では老人になったハニ青年は老いた身を屈めて、
拡大レンズを通してでなければ見えない世界ながら、
実に雄大な自然の営みに美しさや愛らしさを見出し、たった一つの胞子の動きにさえ、
この子はよく動く、などと喜ぶ優しさを輝かせてました。

その構造を理解するだけの知識と、目を落としてわざわざそれを
観察しようという好奇心がなければ、その活動に気づく事さえない
足元に埋もれる微細な出来事の中に、大宇宙を観察して得られる驚異と
全く同等の驚異を感じられるのは、まさしく知性のたまものです。

与えられたものにギャーギャー騒ぐんじゃなく、自分の目で
価値を見出し意味を学ぶ。これぞ人生。カッコいいぜ。

俺の理想は、どんな小さなものを見てもその価値を見出し
感動できること。石ころでもショウジョウバエでも、きちんと
知恵を巡らせて見るならば、それはとても興味深いものになる。
小さなそこから、自然の法則から宇宙の理まで見てとれるはずなのに
俺がバカってだけでスルーしてしまうのは悲しいし悔しい。
そういう意味では、ツクシの胞子で一喜一憂するハニ氏の感性が
本当に豊かで輝いてて、うらやましく見える。

ここで初めて気づいたのは、そのペンネーム、ハニシャボウは
シャボテン大好きでシャボテンを植え、萌芽を見守るという
意味だったんすね。

小さい規模ながら、本当に素晴らしい写真展でしたぜ。
posted by サンダーロードスタイル at 00:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする